雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

人間・生命・宇宙 新3 トランプ右派路線

2017年02月28日 21時58分47秒 | 人間・生命・宇宙

 人間・生命・宇宙 新3 トランプ右派路線

 トランプアメリカ大統領の右派保守・白人人種主義・一国主義などは、よくいわれます。

 ボクは、トランプはむしろ「遅れてきた潮流」であって、ロシア・プーチン、中国・習近平、北朝鮮、フィリピン、そして日本・安倍首相の路線の「後追い」ではないのか。

 広い世界に位置を定めることなしには、適切な分析はできないのではないか、一国帝国主義といえども。

 後発だから焦るという傾向もあるだろう。

 さらにいうなら16年前にブッシュが始めたアフガンからイラクへの「16年侵略戦争(まだまだ続きそうだが)」路線の「老舗」として焦るということもあるのではないか。

 そういう角度から、たとえば「シリア戦争」を分析してみると面白いと思う。

 そして、8年間のオバマ路線の分析が不可避だと思う。単純にオバマ路線賛美ではなく、そのプラス、マイナスということですね。

 国連および国連安保理事会の評価は、機会があれば、別に述べるつもりである。

雨宮日記 2月28日(火) おいしい

2017年02月28日 17時13分24秒 | 雨宮日誌

 雨宮日記 2月28日(火) おいしい

 以前は、自分ひとりで勝手に飲んでいた麦茶も、毎日、則子さんに朝と夜、2回、ちいさいペットボトルに入れてもらう。

 他人に生かされていろんだよね。

 で、浮かんだ自由律の俳句。

 「飲むもの 食べるもの 何もかも おいしいと思う日々」



 今日は則子さんの3日ぶりの休みの日。久々に、まんなかの部屋の本を、片付ける、とうより捨てる。1%くらいかな、いや0.5%くらいか。

 なかなか「まだこれから読むかも知れない」と思うと、捨てれないもおのだ。。


新・本と映像の森 7(推理1) エラリー・クイーン『Xの悲劇』創元推理文庫

2017年02月28日 06時40分02秒 | 本と映像の森
 新・本と映像の森 7(推理1) エラリー・クイーン『Xの悲劇』創元推理文庫、東京創元社

 1960年2月12日初版~2014年3月14日107版、429ページ、定価本体720円+税

 アメリカの推理小説作家エラリー・クイーンの俳優探偵ドルリー・レーンの第1作。

 1932年作。4部連作の第1作です。

 ボクははるか昔に読んだだけなので、今回、再購入して読みました。

 ニュー・ヨークの中心街の電車のなかで白昼、殺人事件が起きる。雨のなか、満員電車でコートのポケットに毒針の玉を入れられた男性が中毒死したのだ。

 殺されたのは、婚約披露をすませたばかりの株式仲買人ハリー・ロングストリートだった。

 サム警部とブルーノ検事は、名探偵と評判の髙いシェイクスピア俳優ドルリー・レーン宅に事件解決の依頼に行く。

 レーンは2人に言う。
 「犯罪とはですな、激情からおこる凶悪犯罪のことですが、人間の悲劇の極致ですよ。殺人は、その特別最高のものです。」
 
 犯人はだれか?

 被害者が残した指の印・X(えっくす)は、なにか? 

   ☆

 面白いのは、ドルリー・レーンがサム警部に変装して捜査するシーン。

 謎の「X」は、4分の3くらいのところで出てきて、最終ページで解決されます。



雨宮日記 2月27日(月) お弁当

2017年02月27日 20時10分47秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2月27日(月) お弁当

 毎日、朝食と夕食は1階へ降りていって台所で食事にするのだけれど、昼食だけは、お弁当にして、仕事から昼休みだけ帰ってくる則子さんと2人で食べる。

 考えてみれば結婚して38年になるけど、2人だけで食事をするまは初めてだ。

 だから、この時間がボクは楽しい。ご飯や、おかずがこぼれないか、気を配ってくれるし。

 まだ口の右側のマヒもあって、どうしても汚れるので。

 則子さんが楽しいか、さだかではない。


 
 今日のおんがく 4 ショパン「ノクターン(夜想曲) 第20番 嬰ハ短調 遺作」

 お昼に、ちょうどこれを聞いていたら、則子さんが「これ、ショパンでしょ。遊んでるみたいで、いいわねえ」と、言った。

 せめて「水が流れるみたい」とか、もう少し、美しい表現にして欲しい。
 
 ボクも最愛好曲のひとうです。


新・本と映像の森 6(映画1) アニメ映画「龍の歯医者」

2017年02月27日 14時30分05秒 | 本と映像の森
 新・本と映像の森 6(映画1) アニメ映画「龍の歯医者」

 2月にNHKBSプレミアムで2回に分けて上映した日本のアニメ映画。上映時間90汾。

 庵野秀明制作統括、鶴巻和哉監督。


 生と死のあいだに生きている不思議な生き物“龍”

 その龍の「歯」を世話する「龍の歯医者」に加入する少女・野ノ子と少年ベル。

 龍との毎日は、ヨナキ虫・アブク虫・ヒカリ虫・ニョロリ虫などと苦闘する日々。


 この世界は、二次大戦ごろの技術レベルで隣国と交戦状態にある。

 野ノ子とベルは、どうなるのか?



 「予告編」は、見られます。


 物語とは全く無関係だが、野ノ子の声優・清水富美加さん(22)が「幸福の科学」への出家を宣言した。

 いいアニメなので、こんなことがあっても、見れるようにしてほしい、と切に望む。


 


雨宮日記 2月26日(日) 右手指は

2017年02月26日 21時50分18秒 | 雨宮日誌
 雨宮日記 2月26日(日) 右手指は

 今日の夜、ふとんの上で、右手の指を動かしていたら、則子さんが見て「5本ともまっすぐにできるの」と驚いたのです。

 「まだ。1本1本の指はちゃんと動かないんだよ」「ちょっとだけ、人差し指が動くだけ」と答えました。

 でも、何ヶ月か前よりは、わずかにでも良くなっているような気がします。

 暖かくなってきたので、また腕や足の運藤、リハビリをチャンと始めようと思います。

 どれくらい回復するかは、わからないけど。

 則子さんにも「マッサージして」とお願いしようと思います。

 こういう病状を書いてゆけるのも「日記」の効果です。


新・本と映像の森 5(SF 1) 小川一水『天冥の標 Ⅱ 救世群』

2017年02月26日 10時39分19秒 | 本と映像の森
 新・本と映像の森 5(SF 1) 小川一水『天冥の標 Ⅱ 救世群』

 小川一水(いっすい)『天冥(てんめい)の標(しるべ) Ⅱ 救世群』ハヤカワ文庫、早川書房、2010年3月15日発行、446ページ、定価本体760円

 SF作家小川一水さんの未来史シリーズ「天冥の標」の第2作。

 近未来の201X年、太平洋・ミクロネシアのパラオ諸島で突然、謎の伝染病が発生する。

 3月16日、東京から国立感染症研究所の医師・児玉圭伍と矢来華奈子は政府に派遣されパラオに向かい、リゾート客たちの無残な姿に直面する。

 世界的なパンデミックと、それに立ち向かう人類、翻弄される医学者たちと患者たちの苦闘を描く。

 そう、それともう2人ほど、重要な主人公を上げておかねば、ならない。

   ☆☆

 なお、タイトルの「救世群」は「救世軍」とは関係ないと思う。念のため

 < 目次 >
 
序章、第一章 南海の邂逅、第二章 冥王斑、断章 二、第三章 ネクター、第四章 エンクロージャー



新・本と映像の森 4 松岡正剛「千夜千冊」

2017年02月25日 14時07分00秒 | 本と映像の森
 新・本と映像の森 4 松岡正剛「千夜千冊」

 松岡正剛(せいごう)『千夜千冊』

 ボクはネット上で読ませてもらっています。

 高く、ぶ厚い本もあります。書籍版『千夜千冊』求龍堂、全8冊、定価6万6千円。ボクは手が出ないので、ネットで我慢しています。

 編集専門家の編んだ、膨大な「読書ノート」集成。あらゆるジャンルを包括するオール分野の読書録。

 1冊目の第1夜、中谷宇吉郎『雪』に始まって。現在「千夜」を軽く超えて第1630冊、アモス・エロン『エルサレム』まで。

 それでも「この分野がたりない」「あの本がない」「取り上げていても、取り上げ方がおかしい」ていう意見は出てきますよね。でも、これは松岡正剛さんの「千夜千冊」ですからね。

 不満の人は、「雨宮智彦の千夜千冊」を自分で作れ。

 これはこれで尊重して、それぞれが批判的に読むべきです。

 いいブログの一つとして、雨宮は推奨します。




雨宮日記 2月24日(金) ドタバタの毎日。今日も‥‥。

2017年02月24日 14時56分36秒 | 雨宮日誌


 雨宮日記 2月24日(金) ドタバタの毎日。今日も‥‥。

 洗濯をしたらテイッシュが入っていて、白い小さな紙が服について、もう一度、洗濯し直しました。これはボクの仕業か、則子さんか。
 
 お風呂が、雨になると点かなくなったり、いまひとつ不調です。直すには、お金がかかるねで、すぐ決断できません。むずかしい決断です。
 

 ☆今日のおんがく 3  ヨハン・シュトラウス「美しく靑きドナウ」

 ヨハン・シュトラウスの有名なワルツ。中部ヨーロッパを東西に流れるドナウ川がウイーンの当たりを流れるのを歌っていると思います。

 メロデイ自体、傑作ワルツだと思いますが、ぼくたちSFファンにとっては、映画「2001年宇宙の旅」で冒頭近く、200万年前(?)の猿人が空に投げ上げた骨器が2001年想定の宇宙船に化けてからのシーンで流されます。

 それ以来、「美しく青きドナウ」が流れると、このシーンが心にありありと浮かびます。


新・本と映像の森 3 恩田陸『蜜蜂と遠雷』

2017年02月23日 15時42分38秒 | 本と映像の森

新・本と映像の森 3 恩田陸『蜜蜂と遠雷』

 恩田陸/著『蜜蜂と遠雷』幻冬舎、2016年9月20日第1刷発行、507ページ、定価1800円+税

 3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクールを舞台に、4人の16才から28才までの新進ピアニスト・コンテスタントたちの演奏と挑戦を描く。

 「芳ヶ江国際ピアノコンクール」というのは、実在します。というより「浜松国際ピアノコンクール」のことで、当然、会場は浜松のアクトシテイです。

 まあ、会場は、どこでもいいんですけど。

 この小説の主人公たち、ピアニスト・コンテスタントたちだけはなく、その周囲の撮影者、審査員、調律師などを含めて、音楽とは何か、音楽は人間とどのような関係を結ぶのか、演奏面での探求・切磋琢磨を描いています。

 それがメロデイまで聞こえそうなリアルさで描かれています。クラシックは大好きで、いつも聞いているので、それだけで最高です。

 第一次予選から第二次予選、第三次予選と本選、4回の審査を描いてゆきます。




 題名の「蜜蜂と遠雷」、「蜜蜂」は養蜂家の父についてフランスの自然のなかで育った日本人の少年・風間塵(じん)のことですよね。

 では「遠雷」は?

 物語のなかで明示されていないように思いますが、 ボクは、たぶん主人公のひとり,13才で母の死に直面しピアノを絶った、いま20才の女性・栄伝亜夜のような気がします。この物語のなかで、いちばん好きな主人公です。


雨宮日記 2月23日(木) 雨後晴れ

2017年02月23日 15時38分53秒 | 雨宮日誌

 雨宮日記 2月23日(木) 雨後晴れ

 朝は雨。毎月,来てくれるケア・マネージャーさんが午前9時に来てくれて、30分くらい、いました。

 そして10時から平和新聞の仕分け。則子さんは、平和新聞の配達に。

 午後は、日が差してきたので、則子さんは洗濯物を外へ出す。午後3時から、則子さんはおじいちゃんを病院へ連れて行く。いそがしい。


雨宮日記 2月22日(水) お風呂に入る日

2017年02月22日 17時08分22秒 | 雨宮日誌

 雨宮日記 2月22日(水) お風呂に入る日

今日は「222」で、ぞろ目。

 昨晩は、2日ぶりのお風呂。則子さんに手伝ってもらいます。脱ぐのは、いちおう自分で脱げますが、準備するのができません。

 そしてお風呂に入って、まず体を洗うのに、右手が動かないので、左腕が洗えません。頭も洗いにくいので洗ってもらいます。

 湯舟につかるのは、まあいいとして、出てから体をふくのと、洋服かパジャマを着るのが簡単ではありません。則子さんに支援してもらい、なんとかお風呂を終えます。

 則子さんが、いなかったらどうしようと、ゾッとします。

 則子さま、ありがとうございます。


新・本と映像の森 2(旧319) テレビドラマ「精霊の守り人」

2017年02月22日 16時46分04秒 | 本と映像の森
 
 新・本と映像の森 2(旧319) テレビドラマ「精霊の守り人」

 現在、NHKテレビで「精霊の守り人 Ⅱ」を上映中。昨年に「Ⅰ」を放映し、来年に「Ⅲ」を放映して完結します。

 上橋菜穂子さん原作。テレビドラマは、新ヨゴ国の王宮近くの谷にかかる橋で始まる.橋から落ちる王子チャグム、それを救うバルサ。

 いま一番、質のいいドラマでしょう。しかも「実写」です。実写とは言っても、当然,魔物や呪術の出てくるファンタジーである以上、特撮いわゆるFSXはあるのですが、あまり気になりません。

 主人公のひとりバルサを演じるのが綾瀬はるかさんで、彼女がからむ殺陣(たて)ほ格好よくて、すごいです。そりゃあ「スター・ウォーズ」の殺陣とは比較にならない、と思う。

 一種、剣の『舞』のようなすごみさえ、ある。

 豊かな自然描写も、いいですね。森や水や食べ物も。

 主人公群像が、すてきですね。それと敵役(かたきやく)も。

 主人公集団は、チャグム、タンダ、シュガ、トリガイ・・・・。

 第2部は今からがクライマックスへ近づくところ。まだの方は、ぜひ見てください。来年に完結。


雨宮日記 2月21日(火) 明るい冬の陽

2017年02月21日 20時07分06秒 | 雨宮日誌
 雨宮日記 2月21日(火) 明るい冬の陽

 雨があがって、冬の陽が差し込みました。まだ冬の日差しです。

 ブログが1万位を超えて9212位になりました。全gooブログの267万6467ブログの中でです。

 1日に、117人で355回、累計137万6629PVです。

 見に来てくださった皆さん、ありがとうございます。


 < おことわり > 以前に載せていた写真は、まだ写せません。早く写真も使えるようになりたいな。
 

新・本と映像の森 1(旧318) 『万葉集』

2017年02月21日 17時32分24秒 | 本と映像の森
 新・本と映像の森 1(旧318) 『万葉集』

 「本と映像の森」は317回まで行きましたが、こころ新たに「新・本と映像の森」として再出発します。今までに扱ったモノも含めます。


 ぼくのお勧め『万葉集』は、中西進編の講談社文庫で4巻本。これは、原文がついて読み下し文、現代訳と注釈の4つがついている優れもの。1巻が本体640円だから4冊で2560円。
 4冊で4516首です。
 第1冊目の半分くらいを入院中に左手で「読み下し文」をノートに書き写しました。リハビリも兼ねて。言語聴覚士さんに見てもらいました。
 また続きを再開したいですね。



アニメ「靑の6号」のラスト近くで獣人(亜人)の少女が本を読んで「万葉集」を暗記している印象的なシーンを覚えています。

 「万葉集」は「古事記」「日本書紀」以上に日本の古典と言えるでしょう。間違えないでくださいね。「日本の古典」です。「日本人の古典」では、ないでしょう。

できたら、今後、「万葉集」のなかのうたも紹介して行きたいと思います。


 ☆以下、雨宮ブログで扱った「万葉集」の記事

  日本古代史 10月17日 「万葉集」皇族・貴族の称号の訳語の感想
   2011年10月18日 05時25分46秒 | 日本と世界の古代史・遺跡・遺物
  http://blog.goo.ne.jp/amamiyatomohiko/e/cbd09bc7230e1421d4cf2c353a85538f

遠州の遺跡・寺社 48 万葉集「麁玉郡若倭部身麿」の歌と若倭神社
   2011年02月17日 11時44分58秒 | 遠州古代史
http://blog.goo.ne.jp/amamiyatomohiko/e/cf784a81d35accbc37e2803d721ab18e