雨宮日記 2019年6月29日(土)の2 花火を聞く
夜8時過ぎ、雨のなか、南の方で花火の音を聞いた。最初、カミナリかと思った。方向からすると船越(ふなこし)の花火かな。最後までやれたかどうか不明。
台風が去ってもまだ梅雨前線で大雨。
雨宮日記 2019年6月29日(土)の2 花火を聞く
夜8時過ぎ、雨のなか、南の方で花火の音を聞いた。最初、カミナリかと思った。方向からすると船越(ふなこし)の花火かな。最後までやれたかどうか不明。
台風が去ってもまだ梅雨前線で大雨。
新・本と映像の森 275 桑村哲生『性転換する魚たち』岩波新書、2004年
205ページ、定価本体780円。
著者は魚類生態学者。フィールドは和歌山県白浜と沖縄県瀬底島。
さかなのオスメスの決め方はおもしろい。かならずしも遺伝決定ではない。
著者は、和歌山県白浜にいる掃除魚ホンソエワケベラは1つの岩礁に大きなオスが1匹しかいず、一夫多妻の社会で有ることを発見する。
では「あぶれオス」はどこにいる?いないのだ。
著者はその大きなオスを取り除くと、残されたメスのうち最大のメスがオスに性転換することをつきとめる。
アニメ映画「ファインディング・ニモ」(2003年)で有名になったカクレクマノミも実はそうだ。
映画は実際のカクレクマノミとは違う。映画ではお母さんがいなくなってお父さんが探しにいくが、実際はお母さんがいなくなればお父さんが性転換してお母さんになる。
生まれた子どものニモは潮流に流されて他のイソギンチャクに定着するので、このイソギンチャクに来た「ニモ」は他の子どもである。
出会った「お父さんかお母さん」と「ニモと思われている個体」は大きい方がオスになってめでたく夫婦となるはずだ。
映画のストーリイと違うが。
「硬骨魚類の400あまりの科のうち約1割の科から性転換する種が報告されている。」(p90)
そして「子孫を残すことが目的であれば、実は性は必ずしも必要ない。」(p26)
おもしろいですね。
「種にとっての利益」と「個体にとっての利益」もおもしろいが別の理論なので別の機会に。
雨宮日記 2019年6月29日(土) 「青い地球」を創る
浜松市平和委員会の機関紙「青い地球」の紙面をパソコン上で書く。いま作っているのは「7月5日号=第363号」。
いつもだいたいA4版の1ページ。則子さんや仲閒の協力でできてるものです。
火曜日までに完成させる。最大で月3回出す。これも昨年1年前に再開したものだが、どれくらい続けられるかな。
雨宮日記 2019年6月28日(金) 朝から快晴
朝、眼が覚めたら快晴。台風一過でした。
シャクちゃん(庭のシャクトリムシ)は定位置にもどって枝になっていました。則子さんが発見したんだけど、雨になるとシャクトリムシは細くなって枝に密着しちゃうんですね。生物の不思議か。おもしろいです。
暑いので昨日から短パンにしました。上はいま丸首シャツ1枚。3年前以前にはこういう服装はボクは絶対なかったので、則子さんが心配して「肩を出してるとカゼひくわよ」と言ってくれました。
雨宮日記 2019年6月27日(木) 台風接近中
いま午後9時まえ。浜松は小雨、風ちょっとあり。台風になった熱帯低気圧が四国沖を接近中。今夜から明日朝までひどい予定。
懐中電灯がつくかどうか確認する。
大阪はサミットの直前で「無人都市」現象。警察の戒厳都市。
新・本と映像の森 274 星新一「天使考」(『ようこそ地球さん』所収)
新潮文庫、1972年~2018年90刷。438ページ。定価本体670円。
p80~95。
ショートショートSF作家の故・星新一さんの『ようこそ地球さん』に載った作品のひとつ。
「天国はずっと独占事業だったので、天使たちは役人臭をおびてきた。」(p80)から始まる。
だらけた天使たちに、ついにある日、神さまは自分が創造した世界をやりなおすと言い出す。
自分たちが失業してしまうのに慌てた天使たちが神さまを必死にとめると、神さまはそれなら天使を2チームに分けて働きの悪い方は左遷すると言い出す。
天使たちは大天使ガブリエル組と大天使ミカエル組に分けられ、死者を天国へ運ぶ人数を競い始める。
いわば天国の民営化である。
死者争奪戦なのだが。
作品には地獄へ魂を運ぶ方は書いてないので、誰か地獄も含めて書いてくれたらおもしろいと思う。
この本のほかの作品も、かなり傑作があるので、機会があれば紹介したい。
役に立つ豆知識と役に立たない豆知識 (12) 29度を越えるとメスになる 20190626
夏になってムンムン暑いです。近所のノドの悪い犬がぎゃん、ぎゃん、ぎゃんとしつこく鳴いています。
浜松の中田島海岸にも夏、アカウミガメが海中で交尾して海岸に産卵をしにやってきます。
そのタマゴは、土温が29度以上だとメスになり、29度以下だとオスになるのだそうです。(『中日新聞 2018年1月12日』「中日春秋」による)。
名古屋港水族館ではウミガメの孵化のため土の中に電気マットを敷いて常時29度に保っているそうです。
カメやトカゲやワニも同じだそうです。生き物っておもしろいですね。
人間も冬になると男ばっかり生まれて、夏になると女ばっかり生まれるとか。
雨宮日記 2019年6月25日(火) 6月の総がかり行動の動画を創る
6月19日(水)、つまり先週の浜松総がかり行動の動画を創る。完成してYouTubeと「ピース浜松 市民の平和ブログ サイトA Peace Hamamatu」「ピース浜松 市民の平和ブログ サイトB」にアップする。
17分22秒。1時間の短い集会だが、発言者・演奏者はできるだけみんな掲載するという方針を実行してきた。かなりつらいときもある。明白な間違いはカットする。
濃縮していい動画になると思う。理想的には10分ぐらいまでがいいが。
今回は、いい発言やいい歌が多かったので時間が増えてしまった。
7月は参院選でお休み。次は8月19日。
新・本と映像の森 273 小路幸也『札幌アンダーソング』角川文庫、2017年
しょうじゆきや。角川書店。302ページ。定価本体600円。
冬の札幌で事件は起きる。なぜか札幌では真冬に事件は起こるんだね。
雪の道路でみつかった全裸男性の死体。新米刑事の仲野久ことキュウは先輩の根来と捜査を始める。
2人は専門家に捜査協力を依頼する。北大の学生で天才少年の志村春。彼はあらゆる情報や映像を記憶できる。
というと森博嗣さんの描く天才四季と同じだ。ただし四季のような科学技術への野望は春少年にはない。
同じような天才、ただしこちらは「無性愛者」という設定らしい。
探偵小説というかライト警察小説。本格的な推理小説やSF小説ではない。ジュブナイル的な思春期の探求があまり見えないのは残念。
設定としてはおもしろそうなので新展開を2巻に期待したい。
この後の巻を期待します。
雨宮日記 2019年6月23日(日) 水道ネットの第2回総会撮影
「浜松市の水道民営化を考える市民ネットワーク」の第2回総会が曳馬協働センターであり、N夫妻と3人でビデオ撮影に行った。
机の上に「オクトパス三脚」を置いて撮影したが、割合快適。ちょっと微調整はたいへん。とくに動く人は。
内容が有って、いい総会でした。編集はすこし後で。
雨宮日記 2019年6月22日(土)の2 シンポぎふのビデオを作る
「浜松ふくろうネット」でブログ「浜松市の水道民営化を考える市民ネットワーク」に「水道民営化を考えるシンポジウム ぎふ 浜松関連の発言 2019.6.1 動画 浜松ふくろうネット≫」をアップした。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=123&v=6fkXURlVnmQ
浜松から発言したIさんの発言など浜松関連の発言だけを浜松から行ったNくん撮影のフィルムでまとめたもの。43分08秒。
長いわりに容量は小さいので処理は早く済んだ。 201906230630
雨宮日記 2019年6月22日(土)の1 バラとシャクトリムシ
台所に則子さんが庭から切ってきたバラに小さいシャクトリムシがいた。
則子さんが庭に戻しにいった。
則子さんは母性本能からか「シャクトリムシは雨になったらどうするのかしら」などと言っている。
父性本能のボクは「シャクトリムシは傘を持ってないからね」などと冷徹に返事をした。
雨宮日記 2019年6月21日(金)の2 診療所へ行った
定期検診で遠鉄助信駅のところにある七草クリニックに則子さんと行った。ボクは車椅子で往復ともタクシー。異常はないでいつものクスリをもらって帰る。
写真は七草クリニックのキッズルームのおもちゃ。
行きのタクシーの運転手は「物部(ものべ)さん」と言った。則子さんが「いつごろの名前?」とボクに聞くので「7世紀かな」と答えておきました。
雨宮家のモノ 40 小さい三脚
足がクネクネ自由に曲がる、机のうえ用の小さい三脚。
100円ショップで友だちが買ったものを譲ってもらった。
則子さんは「これ智彦くんの読書するときのページはさむのにいいわね」と言う。これは三脚だって。
雨宮日記 2019年6月21日(金) 夢
ここ何日間、夢を見たのを憶えている。
雪の湖を誰かとドライブする夢。札幌に居る旧友とどこか飲み会にいる夢。
最近、読んだ本が影響しているらしい。
☆
暑いんで風鈴をつけた。チリンチリンとかわいい音が鳴る。
右手が不自由で、部屋の風通しを調節するのがむずかしい。
☆
週に1日ぐらい帰ってくる娘の部屋に、また野鳥が巣を作っているらしい。4年前、ボクが入院していたときはボクの部屋に巣を作っていた。無事、子どもが旅立ちできるといいんだけど。