雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮智彦日記 7月31日(土)の2 1回目のコロナウイルスワクチンを打って来ました

2021年07月31日 16時34分45秒 | 雨宮日誌
雨宮智彦日記 7月31日(土)の2 1回目のコロナウイルスワクチンを打って来ました


 午後、1回目のコロナウイルスワクチンを打って来ました。いきつけのクリニックでタクシーを降りると、駐車場がいっぱいで、なんと赤い棒を持った整理係までいました。


 このクリニックは土曜の午後は休診なので、たぶん全部コロナウイルスワクチンを打つ人です。このクリニックで会ったことっがなかった車椅子の人も2人いました。

 日常的に使わない右腕に注射してもらいました。注射は一瞬で終わったけど、それまでの待ち時間と、注射からの15分が長かったですね。午後1時10分に家を出て、午後3時50分戻りました。2回目は8月21日です。


 印象的だったのは、看護婦さんが歩いてるんじゃなくて、「走って」「飛んで」いた感じだったことと、いつもより看護婦さんの発言速度が3割くらいは早いように思った。


 念のため鎮痛剤を100円で買ってきました。いま4時半ですが、右腕も全身もいつもと変わりありません。則子さんは1回目、翌日が腕がすこし変だったそうです。


 イスラエルでは3回目の接種を始めたそうです。河野大臣は、来年に3回目の接種が必要かもと言っているようです。つまりコロナ危機は、来年も続くってことでしょうか。



雨宮智彦日記 7月31日(土)の1 JR東海道線・焼津~用宗間で人身事故発生

2021年07月31日 10時07分16秒 | 雨宮日誌
雨宮智彦日記 7月31日(土)の1 JR東海道線・焼津~用宗間で人身事故発生


 いま「雨宮智彦日記 3996回」のようです。カテゴリーを正確には記入しなかったため増減がありそうです。


 セミの声にクマゼミだけでなく、アブラゼミも混じっているようです。ジーーーーーー、という声。


 ニュースで、午前9時40分にJR東海道線・焼津~用宗間で人身事故発生、静岡~島田駅間の運転を見合わせだそうです。ネットで見ると、いろいろこういう鉄道事故はあるみたいです。



ことばと詩 68 江藤淳『昭和の文人』(新潮文庫、平成12年)より 20210730

2021年07月30日 10時38分21秒 | ことばと詩
ことばと詩 68 江藤淳『昭和の文人』(新潮文庫、平成12年)より 20210730


 江藤淳さんは文学評論家です。1999年没。有名な保守評論家であり、ボクのようなマルクス主義者が取り上げるのは、たぶん珍しいことなんだろうと思う。

 しかしボクの基本姿勢は「フラットに何でも読む。敵のものでも全部目を通して、自分で直接、敵の力量・生き方・感覚を細部まで確かめる」ということです。風聞にたよるなということです。

 江藤淳さん『昭和の文人』を読んでみた結果、きわめて興味深い人だと思った。中野重治さんへの辛い感覚に、ボクも共感するものがある。


     ◇


 「まことに、『甲乙丙丁』の時空間とは、死の充満した時空間である。言葉の死骸と都市の死骸、そして人々のさまざまな死。作者は、果してこの長大な小説でなにをいおうとしているのだろうか?」


 ( 江藤淳『昭和の文人』、「「甲乙丙丁」の時空間 Ⅱ」、p170 )


     ◇

 もちろん、「共感」するのは、江藤淳さんの全ワークのことではない。

 ボクは、もう少し江藤淳さんの本を読み進めたい。





雨宮智彦日記 7月29日(木)の1 早朝、大雨。いまはいい天気

2021年07月29日 08時50分25秒 | 雨宮日誌
雨宮智彦日記 7月29日(木)の1 早朝、大雨。いまはいい天気


 昨日は東京でコロナウイルス感染者は3000人を超え3177人、日本全体でも9000人を超え9583人。


 今日は早朝、すごい大雨。いま午前9時前はいい天気でクマゼミがシャーシャー鳴いている。


 『銀河英雄伝説 外伝 2巻』を気にいって読んでいる。『銀河英雄伝説』では珍しく戦闘のない幕間劇的な巻。いちばん好きかもしれない。



雨宮智彦日記 7月28日(水) 未来年表「東京2848」

2021年07月28日 10時58分59秒 | 雨宮日誌
雨宮智彦日記 7月28日(水) 未来年表「東京2848」


まだ7月です。きのう、「今日の新たなコロナ感染人数は2848人」と書きました。書いたときには、ネットで「東京2848」という言葉は見ていましたけど、きのうは自分のアンテナには引っかかりませんでした。


 けさになって「未来年表・東京2848」という言葉を思いついた。いま現在は2021年、727年も未来へ吹っ飛んでしまった。正月頃には2500越えまでいったけど。


 まだまだ先へ行くかも知れない。明日は「東京3×××年」かも知れません。


 SF作家・光瀬龍さんの未来小説シリーズ「AAA××××年」だ。


 でも「オリンピックで今日までの日本の金メダル数8個」というニュースと東京の「今日の新たなコロナ感染人数は2848人」というニュースが平然と並行的に併存するのは、ボクたちはとんでもない世界に生きていると思います。


 戦前も戦後も、この世界でまともな精神を保持するのはとてもむずかしい人生だという意味では、やりがいがあります。


 狂っているのは日本だけでも、政府だけでもありません。みなさん、この世界でなんとかふつうに生きぬいていきましょうね。


    ☆


 朝はいつも鼻がグシュグシュいって、鼻水が出る。


 則子さんが「鼻かんでください」というので、ボクは「これはアレルギーで花粉症だからね。コロナじゃないからね」という。「……」。
 



雨宮智彦日記 7月27日(火) やっと5月の平和スタンディング・平和行進のビデオ完成

2021年07月27日 21時01分50秒 | 雨宮日誌
雨宮智彦日記 7月27日(火) やっと5月の平和スタンディング・平和行進のビデオ完成


 5月のビデオを今ごろやっているのは「遅い」だろうけど、これは、どこかの組織の決定あるいは依頼ではなく、自主独立製作なので誰にも文句は言われない。


 これまでに4本製作して、これが5本目。17分11秒。「ピース浜松 市民の平和ブログ サイトB」にアップしました。これで、やっとビデオ製作も6~7月に入ります。


 今日の新たなコロナ感染人数は2848人。増え方がすごい。それに若い年代が多い。このことを直視した政治行動をボクたちもしなければと思います。

 外は暑いけど、ボクは1日、冷房の効いた部屋にいれるので、今年はアセモもできません。ただ外の空気を体験できない。


 則子さんが持ってきてくれる「庭」の草花が憩いのひとつです。



本と映像の森(第3) 30 萩尾望都『私の少女マンガ講義』新潮文庫、2021年 20210726

2021年07月26日 15時26分42秒 | 本と映像の森
本と映像の森(第3) 30 萩尾望都『私の少女マンガ講義』新潮文庫、2021年 20210726




 7月1日発行、298ページ、定価本体590円、原著2018年(平成30年)。


 ボクの大好きなマンガ家・萩尾望都さんのすてきな少女マンガ史講義と聞き書き集。したがって、客観的評価はできませんので念のため。


 「日本の少女マンガ」が世界のどこにもない独特なジャンルだとは初めて知りました。それだと戦後日本という時空の独特さに納得します。この幸せな時空ができるだけ長く続きますように。


 ボクは前半の少女マンガ史講義よりも、後半の萩尾望都さんの自作作品論が面白かった。実際には、最近の作品はあまり読んでいなかったので、読もうという気になりました。


 ひとつは具体的な画面分析で、コマ割りの大事さを強調していたのが印象的でした。


 東日本大震災と原発危機以後の作品、「なのはな」「プルート夫人」「雨の夜」「サロメ20××」「なのはなー幻想「銀河鉄道の夜」」などの紹介はよかった。


 萩尾望都さんの作品は、最近では「ポーの一族」の新シリーズを読んだだけでしたが、他の作品も見て見たいと思いました。



人間宇宙生命社会 44 井村喜代子『恐慌・産業循環の理論』(有斐閣、1973年)の紹介 2021072

2021年07月25日 14時43分34秒 | 人間宇宙生命社会
人間宇宙生命社会 44 井村喜代子『恐慌・産業循環の理論』(有斐閣、1973年)の紹介 20210725


 井村喜代子さん『恐慌・産業循環の理論』(有斐閣、1973年)の紹介をするのですが、実はまだ読んでいっません。


 ボクが見たのは『学習の友 2021年8月号』p64~67、萩原(はぎわら)伸次郎さんの論文「不破哲三『『資本論』完成の道程を探る』をめぐって」です。


 萩原さんは不破さんの著書を紹介し、プラスの紹介だけに終わっているように見えます。


 しかし、その最後、小見出し「井村喜代子氏の業績」のあと13行が萩原さんが言いたかったことだと感じました。こう書いています。


「ところで、不破氏がここで指摘した事実を、すでに50年も前に発見し、そのマルクスの残した課題にとりくんだ研究者がいたことを私たちは忘れてはなりません。


 慶應義塾大学名誉教授・井村喜代子は、著書『恐慌・産業循環の理論』(有斐閣、1973年)において、これを『資本論』において残された問題と理解し、マルクスのやり残したこの問題に果敢に挑戦し、『資本論』第2部第3編拡大再生産表式分析において解明されなかた、拡大再生産における生産と消費の関連について、詳細に論じたからです。


 井村氏のこの著作は、不破氏のいう「マルクスの新しい恐慌の考え方」にもとづく見事な作品といっていいでしょう。」(p67)

 以上、蛇足はつけません。みんなで、このことの意味を考えましょう。



本と映像の森(第3) 29 長山靖生『日本SF精神史 完全版』河出書房新社、2018年

2021年07月24日 14時30分29秒 | 本と映像の森
本と映像の森(第3) 29 長山靖生『日本SF精神史 完全版』河出書房新社、2018年 


 オリンピック批判だけしていられなので、通常番組をちゃんとやろう。


 453ページ、定価本体3000円。2009年の本の最新版。


 こういう大部な、しかも重要な本は読むには時間がかかる。たぶん、何度も何度も反芻して読まないと読んだことにはなりません。よって今日は第1回の紹介にとどめます。


 「序章 近代日本SF史」と「第1章 幕末・維新SF事始」から「」まで、200年におよぶ日本SFを詳細にたどっている。


 ボクの大好きな小松左京さん、平井和正さんはもちろん、たとえば安部公房さんの作品を詳しくたどっていて共感できる。


 戦争前・戦争中の空想戦記や探偵小説との関係もおもしろい。

 21世紀に入って、宮崎アニメや「君の名は」「シン・ゴジラ」なども取り上げる。


 ボクにとって個々の論点、ひとつひとつの事件の細部がとても大事で、「あれはこういうことだったのではないか」という論点も興味深かった。


 全体的な見通しには欠けているかもしれないはが、ボクには歴史をとらえなおすための参考書として最適の本でした。


 さいしょは、浜松市立城北図書館で長山靖生さんの『戦後SF事件史』河出書房新社、2012年)を書棚に見つけて借りたことから始まった。


 城北図書館さん、ありがとう。


雨宮智彦日記 7月23日(金) 早朝からクマゼミが鳴いて

2021年07月23日 08時13分18秒 | 雨宮日誌
雨宮智彦日記 7月23日(金) 早朝からクマゼミが鳴いて


 早朝からクマゼミが鳴いて「朝だなあ」と思って眼が覚めたら、5時半。則子さんは朝食の支度で起きたけど、ボクは「もうすこし寝かせてよ」とセミに言った……けど聞いてくれない。


 今日は無謀な「開戦日」。きのうは南アフリカ対日本サッカーを見ました。見たというよりパソコンを打ちながら、パソコンでクラシックを聞きながら、パソコンの画面の横に遠くにテレビ画面があるという感じ。


 オリンピック反対人間がなぜオリンピックを見るのか?ボクはスポーツはほとんど見ないけど、サッカーだけは、はるか昔から好きで見ている。最近は、あまり見なくなったけど。


 今夜は開会式。どうしようかな。


 このごろ、ネットでタレントのデーブ・スペクターさんが絶好調。オリンピックについての辛口の発言が「大喜利状態」だそうです。同感。


 いちばん心に残ったのは、「あんまりオリンピックがいろいろ起きるんで、開会式で神主を呼んで「悪霊退散!」とやってもらったら、みんな退散して誰もいなくなっちゃった」。


 なお念のため、「デーブ・スペクター」さんです。「ディープ・スペクター」は「変身した仮面ライダースペクターの強化形態」ですから違います。



人間宇宙生命社会 43 個人ひとりひとりで仲閒の範囲は違う 20210722

2021年07月22日 13時45分25秒 | 人間宇宙生命社会
人間宇宙生命社会 43 個人ひとりひとりで仲閒の範囲は違う 20210722


 「仲閒」という言葉・概念がある。


 たとえばぼくは20年くらい前、ある平和運動上の上司からある会合の別れ際、「仲閒なら仲良くしてくれよ」と言われたことがある。


 すでにぼくはそのころ、「一人ひとりにとって仲閒の範囲は違う」という結論に到達していたので、「同じ平和組織の役員だって、ぼくにとって仲閒とは限らない。平和運動は組織のなかで仲良くするのが目的なんですか」と瞬間的に思ったが、いいかえす時間はなく、けっきょくいいそびれた。


 いまでも、いや今こそ、ぼくはそう思っている。


 たとえば、ぼくのほんとうの「仲閒」は、たとえばぼくの妻・雨宮則子さんの「仲閒」とは微妙にちがうと思います。


 ぼくらはそれでいいのですが、問題は、ふつうの平和活動家が「平和活動家はみんな仲閒」と思っているかもしれないということです。そういう誤った認識を大声で訂正してあげる気は全然ないのですが、ふつうに交流のできる人となら対話してみたい気はあります。


 「レッテルを無批判に信じるな」


 「平和運動は宗教ではない」


雨宮智彦日記 7月21日(水) ビデオ編集やりました

2021年07月21日 21時03分20秒 | 雨宮日誌
雨宮智彦日記 7月21日(水) ビデオ編集やりました


 明日は臨時祝日のため、今日に訪問リハビリを移し、さらにビデオ編集を今日に移し、さらに浜松市平和委員会事務局会議をやったので、1日に3連ちゃんとなった。


 ビデオ編集も5月31日の続きが完成せず、次回待ちとなった。早く7月19日のオリンピック総がかり行動をやりたいのだけど。


 疲れたので、ブログ更新は手抜きとし、あとは明日にします。


 おやすみなさい。


人間宇宙生命社会 42 階級社会の成立とともに人間は王・皇帝・貴族の存在を必要とした 20210720

2021年07月20日 10時14分08秒 | 人間宇宙生命社会
人間宇宙生命社会 42 階級社会の成立とともに人間は王・皇帝・貴族の存在を必要とした 20210720


 日本社会には古くから「天皇家」という「神聖な」人たちがいる。その人たち「天皇家」のトップが天皇になる。


 もちろん、むかしは日本列島にも「王」はたくさんいた。


 ここは「日本」でさえなかった。この列島の一部を「倭」といい「倭国女王卑弥呼」や「倭の五王」がいた。沖縄は琉球といい、「王」がいた。


 そういう「王たち」を淘汰して、最終的に明治維新で今の「天皇家」が最終レースを勝ち抜いて「大日本帝国」のトップになった。


 いまの天皇家は「象徴天皇制」として残っている。他の世界の「王家」と同じことだと思う。


 まだ世の中は、どこも階級社会、人間は王・皇帝・貴族の存在を必要とする。だから階級社会が終われば、誰も王・皇帝・貴族の存在を必要としなくなる。


 気にしなくなるといっていい。自分が王・皇帝・貴族の末裔であると名乗っても、歴史的興味はもたれても、誰もそれによって「区別」「差別」「尊重」「ちやほや」はしなくなると思います。


 どうして階級社会では人間たちは王・皇帝・貴族の存在を必要とする必要とするのか、その心理的・社会的メカニズムについては別項目で考えます。


 現在の天皇家にかんしても別項で書くつもりです。期日未定。



雨宮智彦日記 7月19日(月) お昼はお寿司

2021年07月19日 15時52分33秒 | 雨宮日誌
雨宮智彦日記 7月19日(月) お昼はお寿司


 則子さんはお休みだけど、午前10時すぎに孫の子守に電車で浜北へ行きました。


 お昼は珍しく近くのお店(早出町店)で買ってきてくれた390円のお寿司。3食いつも則子さんの作ってくれる食事を食べ慣れていると、逆にこういう買ったものがおいしく感じるのは不思議だ。


 ときどきなら、いいですね。


 あと数日で五輪開会。1964年の東京オリンピックのころのルポや、さらにさかのぼって戦前の幻の東京五輪のころの本を読むと、あきらかに3回とも支配層には「祝い終わった!さあ働こう!」という下級国民向けの祝祭=アトラクション的な意味があるのがよくわかる。


 今回のバッハ会長の言動は、あきらかにどうみても主催者のものではない。オリンピック貴族。元弁護士だそうだけど。老衰ではないと思う。


 では、ほんとうの主催者は誰だろう?オリンピック・ファミリー?いや、やはり各国資本こそ、ほんとうの無責任主催者だろうと思う。もうかればいいんだ。責任は追わない。


 もうからなければ、やめようか、となるんじゃないかな。


 本来なら責任は国家が追うべき。そうなってはいない。


 もっと詳細に、正確に分析したい。