雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

遠州の遺跡・寺社・地名 82 中区元魚町の松尾神社の「茅の輪くぐり」「夏越大祓」

2012年06月30日 20時55分24秒 | 遠州古代史
遠州の遺跡・寺社・地名 82 中区元魚町の松尾神社の「茅の輪くぐり」「夏越大祓」

 今日、6月30日(土)は1年の半分の日。明日から夏です。夏を前にして中区元魚町の松尾神社の「茅(ち)の輪くぐり」「夏越大祓(なごしのおおはらえ」に則子さんと行ってきました。

 遠鉄電車に乗って第1通り駅で降り、中心街を歩いて元魚町へ。ザザシティの西側です。「杉浦レコード店」の信号を西へ曲がってすぐです。

 「茅の輪くぐり」=「夏越大祓」は、半年間の罪や汚れを清浄に清める行事です、

 松尾神社に行くと、鳥居の下にチガヤ(茅・茅草)で創られた大きな草の輪がつくられていました。この輪を神社の外からなか卯に向かって入り、1回目は左にループを描いて戻り、2回目は右にループを描いて戻り、3回目は左にループを描いて戻ると、横の説明に書いてあります。

 疑問?!それじゃあ、これをくぐるだけで、松尾神社にはお参りしなくてもいいのでしょうか??そこがわかりませんでした。

 元々は『備後風土来 逸文』に、スサノオさんが旅をしていたときに、「蘇民」という村で歓待されたので、村人に「茅の輪」で家を囲めば疫病を防げるとおしえたという「蘇民将来」伝説から来ているようです。

 この「茅の輪」信仰は、出雲系の信仰と書いてあるネットもありました。たぶん、そうでしょうね。

 この「茅の輪」は、どうも蛇を見立てているようです。つまり蛇の口がシッポを食べている「ウロロボスの蛇」ですね。蛇信仰の変形だと思います。
 
 この「大祓」と、神道の「大祓祝詞(おおはらえのりと)」とは、たぶん同根ですが、どういう関係にあるのかは、今はわかりません。民間バージョンと、古代日本国家の公式バージョンの違いでしょうか。

 罪や汚れを神の霊力で消しちゃうのは、同じだろうと思います。

 使わなかった茅が「茅の輪」の横にいっぱい置いてあって、参拝に来た人が1束づつ持って行ったのは「御利益」を願ってのことでしょうか。

  ☆

 松尾神社を訪ねたのは午後3時頃で、行事は午後6時からとあったので、早すぎました。来年は、夕方来ましょう。

 『浜松市神社名鑑』(昭和57年発行)のp10には、この「松尾神社」が掲載されています。ふりがなは「まつのおじんじゃ」です。

 祭られている神は、「白髭の神」さん(『浜松市神社名鑑』ではサルタヒコ神さん)、「大山昨神(おおやまくいのかみ)」(「醸造・土木・延命の守護神)さん、「厳島姫神」さん(弁天様と)の3神です。

 3神さんにはスサノオさんは入っていないのに、なぜ「茅の輪」なのでしょうか。

 ☆

 神社の立て札でも、この『浜松市神社名鑑』でも、元々この神社は、浜松城内にあったのが移転されたようです。詳しい経過は不明です。

 浜松市内には「松尾神社」は、もうひとつ、倉松町にあります。まだ行ってません。



雨宮日記 6月30日(土)朝 新聞各紙で官邸前「20万人」原発デモやっと報道

2012年06月30日 05時36分22秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 6月30日(土)朝 新聞各紙で官邸前「20万人」原発デモやっと報道

 個人有史の「首都圏反原発連合」は毎週金曜日夕方に官邸デモをおこなっています。最初は100人だったかな、それが1千人になり、1万5千になり、先週は4万5千人だったそうです(主催者発表、正確な記憶ではないです)。

 これって組織動員ではなくて、やむにやまれず行動するという「60年安保闘争」なみの自主参加だなあと思っていたら、今朝の新聞では「20万人」という参加者の発表でした。

 家で購読している日刊紙4紙ののうち、ローカルな「静岡新聞」以外の「にっかん赤旗」「中日新聞」「朝日新聞」は①面で報道していました。

 「赤旗」は見出しが「空前」ですので、当然「絶後ではありません」という意味で、もっと参加者が増えることを予測しています。

 これって、何か新しい時代の始まりかも知れません。

 全国の原発反対の人たちの心の中で、何か、泡がはじけるような、最初の化学反応が起きるような気分です。

 「ぼくも何かやろうか」「私も何かできるかも」

 これから、こういう行動が全国に広がるでしょうね。いや、訂正、拡げたいです。浜松でも、こういう行動を企画したいです。

 「原発をなくす熱い夏」です。
 
  ☆

 なお「警察発表ではその10分の1以下の1万数千人」だそうですが、なぜ「警察」が市民運動の参加者数を勝手に発表するんでしょうか?市民運動から正式の抗議をすべきではないでしょうか?

 戦後、ずっと昔からそうなんですが。それに警察発表が主催者発表よりずっと少ないのも、いつものことで。足して2で割るわけにはいかないくらい少ない人数です。

  ☆

 今日で「6月」「水無月」「JUNE」は終わり、明日から7月です。ということは今日が、1年の真ん中で、明日から1年の後半になります。今日は、浜松でも何カ所かの神社で「茅の輪くぐり」の行事があります。これは出雲神話の主神「スサノオ」さんがおしえた行事で、茅でつくった輪をくぐると1年間不幸無しに暮らせるという行事です。

 これが「6月30日」というのが面白い話で、日本人は昔、今の1年間を2倍して数えていて、1年間に2才「年をとる」という「2倍年暦」説にもなっています。

 『古事記』や『日本書紀』の天皇さんたちの没年令を見て行くと、やたらと長寿すぎて、それが半分に割ると、ちょうど古代人の寿命くらいになるという説です。真偽は、みなさんが、自分で「記紀」を読んで、自分で判断してください。

 今日は、元魚町の松尾神社か高林の白山神社に行ってみようと思います。


 

 

浜松・放射線量測定情報 岩手県の木材チップ焼却の放射能データが公表されました

2012年06月28日 23時33分12秒 | 地震・原発・津波・防災情報
浜松・放射線量測定情報 岩手県の木材チップ焼却の放射能データが公表されました

 浜松市の公式HPに6月28日付けで「岩手県災害廃棄物試験焼却の放射性物質濃度他測定結果一覧」が掲載されています。みなさん、直接、見てください

 ただし、全データではありません。南部清掃と西部清掃で焼却しているのですが、西部清掃の方が「分析中」が多いです。この「全データ」が出れば、いちおう放射性物質の循環のおおよそはわかると思います。

 全データが出たら考えます。

雨宮日記 6月26日(火) 民主党の終わりの日です。野田ブタさん、わけわからない

2012年06月27日 06時12分01秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 6月26日(火) 民主党の終わりの日です。野田ブタさん、わけわからない

 いよいよ今日が、消費税値上げ法案と、社会保障改悪法案の衆議院採決の日です。

 なんか、小沢一郎さんを応援したくなるのが、自分でもおかしいですね。それくらい野田ブタさんが変なんですね。だから、その変な人に反対する人は、まともなように見えてしまうんです。

 ぼくは「敵の敵は味方じゃないよ」理論ですが、世間にはそう見えるでしょうね。

 これだけ民主党・自民党・公明党がおかしい、めちゃくちゃな三党の「野合」なので、大阪の橋下さんの「維新」がまともなように見えちゃうんですね。日本の「勘違い」悲劇です。いや、喜劇ですね。

 日本は悲しい国です。いや笑うべき国ですか?

 名古屋の演劇者の兄へ。やはり、この政治の「喜劇」と原発の「悲劇」は表裏一体ですね。こういうのをシェイクスピアさんみたいに演劇にシテ欲しいです。

 大飯原発の再稼働でもそうですが、野田ブタさんは「事故が起きたら責任を取る」と言いながら「安全が確認された」と言って、わけわかりません。日本語に訳すと「事故が起きるまでは安全です」ということでしょうか。

 一度、毒をまきちらしたら、オウム真理教の麻原さんのように逮捕して裁判に掛ける意外に「責任を取る」方法はないのですが、野田ブタさんや前原番長さんは、わかっているのでしょうか?
 
 

浜松・放射線量測定情報 6月24日(日) 雨宮自宅定点 A地点 0.048μSv/h

2012年06月27日 06時07分53秒 | 地震・原発・津波・防災情報
浜松・放射線量測定情報 6月24日(日) 雨宮自宅定点 A地点 0.048μSv/h

  2012年6月24日(日)17時35分、くもり、微風

 11回目から20回目、10回測定
  平均値 0.049 μSv/h 
  最大値 0.052 μSv/h 
  最小値 0.046 μSv/h 

 21回目から30回目、10回測定
  平均値 0.047 μSv/h 
  最大値 0.052 μSv/h 
  最小値 0.041 μSv/h 

 11回目から30回目、20回合計 
  平均値 0.048 μSv/h 
  最大値 0.052 μSv/h 
  最小値 0.041 μSv/h 

 測定器 :堀場製作所「RadI PA-1000」
 単位  :μSv/h (マイクロシーベルト/時)
 測定精度:±10%
 測定回数:スイッチオン後10回(1分40秒)パスして、
      10秒ごとに60秒積算値を自動表示、20回観測
      11~20回と21~30回に分けて結果を表示します
 (注:昨年は10回パスして10回観測でしたが、今年1月5日(木)から20回観測に切り替えました。)
 測定高さ:地上1m
 測定位置:雨宮夫妻自宅の駐車場(コンクリ舗装)のA地点
 測定者及び記録者:雨宮

原発と放射能の本 10 小野周監修・天笠啓祐文『原発はなぜこわいか』高文研

2012年06月27日 05時49分03秒 | 原発を考える1
原発と放射能の本 10 小野周さん監修・勝又進さん絵・天笠啓祐さん文『原発はなぜこわいか』高文研、1980年12月5日第1刷、220ページ、定価1000円、

 増補版が1986年に発行されています。今現在で、ネットで見たら、在庫があるようなので、紹介します。

 今から32年前ですから、ぼくが結婚した直後に買った本です。なぜ買ったのは今となっては記憶の外です。でも、原子力と放射能の本としては、わかりやすい本です。帯に「絵と文章で立体的に説く万人のための入門書」とありますが、的確だと思います。

 目次は以下の通りです。

 1 原子の世界へ
 2 原子力の発見
 3 原爆から水爆へ
 4 原子力発電の歩み
 5 原子力発電の宿命
 6 見えない恐怖・放射能
 7 破局への予感

 目次でわかるでしょうか?できあがった完成形として原発を描くことが多い本と比べても、原発をその発生から展開へとプロセスで描くという点は、非常にすぐれている点だと思います。

 高速増殖炉が挫折して現在の軽水炉に移行していくことも、リアルに事故も含めて叙述されています。

 原発労働者が作業中に「生理的要求」(つまり「オシッコをしたくなったら」)というマンガは傑作です。

 巻末の「参考図書」も参考になります。まあ、「全部読むべし」ですね。

 同じような原子炉開発のプロセスをリアルに描いた本としては、高木仁三郎さんの『プルトーンの火』教養文庫、がお勧めでですが、単行本としては出ていないようなので、高木さんの著作集(1巻5000円と高いので、図書館で借りてください)で読んでください。

 

 

雨宮日記 6月25日(月) わが家の「庭」の木の葉が台風の「塩害」で茶色や黒になって

2012年06月26日 05時55分40秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 6月25日(月) わが家の「庭」の木の葉が台風の「塩害」で茶色や黒になって

 雨宮家は中区の曳馬中学校区で、海岸からはかなり遠いです。ところが猫の額の狭い庭に生えている小さな木々が、葉っぱの周囲が変色して、茶色や黒になって、あきらかに枯れています。

 台風の塩害のようで、気をつけて見ると、かなり広範囲に塩害は及んでいるようです。

 農家の人は、すごくきついですね。何か、行政的な援助ができないでしょうか。

 

雨宮日記 6月24日(日) 新婦人神無月班「いのちと原発」小組の講師をしました

2012年06月26日 05時29分49秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 6月24日(日) 新婦人神無月班「いのちと原発」小組の講師をしました

 「原発を考える 6」にレジュメを載せましたが「いのちと原発」連続学習会(いまのところ4回かな)の講師をしました。なにしろ原発問題は初めてなので、かなり綿密に要項を打って、内容を何遍も変更して、準備しました。

 単純に「原発」問題だけの角度ではなくて「いのちと原発」問題なので、つまり技術学・政治学・経済学だけではなくて、生物学・地球科学・宇宙科学も駆使しないと、本質に触れる内容にはならないので、たいへんです。

 まだ改良しますので、どっかでやらせて欲しいです。

 ① 宇宙の放射線からいのちを守るオアシス・地球
   水(海)と磁場と大気が「いのちと生態系」を保護してきた
 ② いのちを守る分子の火・炎と、いのちを殺す原子の火・炎の違い
 ③ 広島・長崎の核戦争、核実験、核施設周辺の汚染、原発事故と「いのちと生態系」を死の放射能で汚染してきた
 ④ 核兵器材料をつくるための軍事技術「原子炉」を転用した原発は、使ってはいけなかった死の技術

 夜、則子さんは、近所のお通夜に行きました。

 則子さんは『死の灰とたたかう科学者』岩波新書、復刊をノートを取りながら読んでいます。63才で、意欲的に学習をしている姿、とても素敵です。

 いちばん嬉しいのは、お互いに対等平等の立場で、「これ、どういう意味?」「こういう意味かな?」(あるいは率直に「知らない」)と、話し合えることでしょうか。

 これからも、対等平等、50=50(ふぃふてい、ふぃふてい)の「夫婦活動家」でありたいと思います。つまり森村誠一さんが昔、『悪魔の飽食』執筆の時に言っていた「ペアズ・ワーク」です。

 実際的には、行動的な則子さんと、思索派のぼくとでは同等ではないのですが、今のところ、バランスはいいです。二人とも、行動が先だったり、思索が先だったりすれば、かなり面倒な事態になると思いますね。
 
 

原発を考える 6 「いのちと原発」学習会第1回 原子核と放射線の基礎知識

2012年06月25日 06時06分37秒 | 原発を考える2
原発を考える 6 「いのちと原発」学習会第1回 原子核と放射線の基礎知識

 6月24日(日)に、「いのちと原発」連続学習会(4回予定)の第1回「原子核と放射線の基礎知識」を終えました。則子さんが辛口批評ではなかったので、まあ良かったのかな?

 他の団体・場所でもオファーがあれば「出前」講義に行きます。講師料は不要。浜松市内なら交通費も不要。資料代として1人100円いただきます。

 以下は、当日のレジュメ(目次)です。

1 原子が世界を形作る ー原子と原子核の基礎知識ー

 ○原子とは アトム 5つの特徴
 ○原子の大きさ
 ○原子は
 ○原子核は
 ○原子と90種類の自然元素、他の人工元素
 ○元素は原子番号と質量数で決まる


2 原子が変わる ー放射線の基礎知識ー

 ○原子核が変化して放射線が発生する 電磁波と粒子線
 ○化学反応と原子核反応の違い
 ○「放射線」「放射性物質」「放射能」
 ○電離放射線と非電離放射線
 ○アルファ線・ベータ線・ガンマ線・中性子線
 ○距離が倍で4分の1になる
 ○時間は半減期で半分になる
 ○ベクレルとグレイとシーベルト


3 放射能の危険性 ー広島・長崎、ビキニ、福島の経験ー

A)高線量被曝。個人への確定的影響の場合
 ○広島原爆の影響 1kmで4シーベルト(半数致死量)、原発との違い
          問題は2km以上の遠距離被ばく・2週間後以後の入所被ばく
          白血病・ガンなどが増える
 ○外部被曝の致死量 東海村JCO事故、大内さんと篠原さん
 ○核実験の死の灰の影響 ビキニ水爆実験と第五福竜丸 3シーベルト

B)「許容量」とは?「安全量」?「がまん量」? 武谷三男さんの指摘

C)低線量被曝と内部被曝、集団への確率的影響の場合
 ○環境放射能=自然放射能+人工放射能(核実験+3/11以後の福島原発事故由来)
現在のここの環境放射能     マイクロシーベルト/毎時
この値に365日×24時=8760をかけて1000で割ると年間のミリSv
 ○ミリ、マイクロの単位
 ○確率的影響 1mシーベルトで0.005%がガン死する(ICRPの推計)
つまり130万人が毎年1mSvを受けると毎年65人がガン死する、

 1,確定的影響と確率的影響、しきい値
 2、大人と子どもの放射線感受性     
 3,内部被曝は細胞や遺伝子を長期に破壊するー外部被曝との違い
  最大の問題は呼吸や食事で取り込んだ内部被曝
 
 ○自然放射能 カリウム40 体内に4000ベクレル程度、毎日50ベクレル吸収
        炭素14 体内に2500ベクレル程度
 ○核実験の影響 『放射線と健康』p63 体内のセシウム
  1964年 600Bq、1968年 70Bq、1986年 22Bq
 ○福島原発事故 母乳がセシウム汚染 2~13ベクレル/リットル 児玉さん著参照
 ○チェルノブイリで 同程度の汚染で 子どもの甲状腺ガン、膀胱炎が発生確定
 ○世界各地の放射線障害 核施設と核実験場

  
4、46億年、放射能から守られている地球といのち
 ○宇宙の自然放射線の危険性
 ○水と大気と太陽・地球磁場で宇宙線から守られているいのち
 ○この地球といのちを汚染からまもる私たちの責任

 

遠州の遺跡・寺社・地名 82 北区都田町の豊都稲荷

2012年06月23日 06時06分15秒 | 遠州古代史
遠州の遺跡・寺社・地名 82 北区都田町の豊都稲荷

 この豊都稲荷は、平八稲荷とは違って地図にも載っています。

 都田川にかかる「362号線」の「藤渕橋」の東にある遠鉄のバス車庫の、すぐ西に「豊都稲荷」、Googleのネット地図では「豊都稲荷大明神」と出ています。

 則子さんと二人で訪ねてみると、鳥居は北向き、神さまは南向き、南北方向の神社です。

 お狐さまは石でかなり新しくて、左側は何か巻物を口にくわえていて、右側のおきつねさまは、何かわからないもの、もしかして「おいなりさん」?、をくわえています。

 目の前が、広い谷間の田んぼなので、青々した田植えをしたばかりの稲の緑が鮮烈です。

 お稲荷さんの立地場所としては、最適な感じです。

 以下、則子さんとボクの会話です。

 智彦「でも、豊都稲荷、とは大きく出たよね」
 則子「え?なにが?」
 智彦「だって、たぶん「豊都」の「豊」は豊川市の豊川稲荷の「豊」でしょ?つまり「豊の国」ってこと」
 則子「うん、それで?」
 智彦「ご本尊だって「豊川稲荷」なのに、この小さいお稲荷さまで「豊都稲荷」つまり「豊」の国の「都」とは、でかい名前でしょ?」
 則子「そうなの?「都」って、たんにこの地名の「都田」の「都」ではないの?」
 智彦「??もし、そうなら「都田」の国にある「豊川稲荷」ですから「都豊」でしょ?」
 則子「うーん、どうかなあ。でも、田んぼに風が吹いていいところねえ」
 智彦「もう一つ謎があるんだ」
 則子「ん、名探偵は、謎を解いたんでしょ?」
 智彦「…(則子さんの意地悪!)まだだけど、豊都稲荷と、平八稲荷と、沢上稲荷は、地図上で、ほぼ一直線なんだよね。何か関連があるんだと思うけど…」
 則子「謎が解ける楽しみを待ってるわ!」

 ごめんなさい、まだ謎は解けません。たぶん、豊川稲荷さまとその周辺の現地調査や、インドから渡ってきたというダキニテンさまなどの調査研究も必要でしょうね。

 さらに大本の伏見稲荷様などの調査も必用でしょうねえ?

雨宮日記 6月23日(土)朝5時47分 今日は良い天気!1日がんばろうと…

2012年06月23日 05時46分28秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 6月23日(土)朝5時47分 今日は良い天気!1日がんばろうと…

 仕事から帰ってきました。

 早朝、仕事中に、浜松市役所前の信号で、軽自動車と新聞配達のバイクの衝突事故の少し後に通りかかりました。新聞が散乱していました。

 今年の夏至の日を調べたら、なんと「6月21日」で、2日前に、とっくに過ぎていました。「夏至」は1年でいちばん太陽が北から出て、1年でいちばん昼間が長い日です。

 「夏至の日」に「重要な地点」からお日様が出る、あるいは「重要な地点」にお日様が沈む、そういうピンポイントを、だいじな施設、つまり神社や古墳や中心都市の位置に選ぶ、そういう例は古代にたくさん、ありそうです。

 たとえば、この浜松の地からは今の「夏至」の季節に、どうも富士山のあたりから太陽が昇りそうです。「遠州の古代」で詳述しますが、そういう観点からも古代を調べたいと想います。

 ☆
 
 昨夜、やっと則子さんに、日曜日の講義レジュメ(2p)と資料(8p)を渡しました。則子さんが「何枚、コピーしようか?」というので「ぼくは主催者じゃないので、わかりませんよお」と答えました。則子さんは、苦笑いして「○人かな?○○人かな?」と独り言を言ってました。

 ☆
 
 則子さんが、日本史のカラーの「何時間でわかる日本史」みたいな、ちょっと通俗本をまじめに読んでいたので、ボクの部屋の中を探しました。加藤文三さんの『歴史のあゆみ 日本史入門』地歴社、が出てきましたので、これを則子さんに貸したいと思います。1983年に発行された本です。内容は古くありません。

 

雨宮日記 6月22日(金)朝 前線と台風5号崩れの温帯低気圧で大雨に

2012年06月23日 05時38分37秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 6月22日(金)朝 前線と台風5号崩れの温帯低気圧で大雨に

 浜松は深夜から朝まで大雨でした。直前の台風4号の時は、自分の仕事時間には雨は上がっていたので、今朝は、久し振りに
ずぶ濡れになりました。

 帰って来て、全部、着替えました。

  ☆

 原発問題を追っていると、いろいろやること、やれること、やりたいことが出てきます。当面は、日曜日の「いのちと原発」連続学習会の講義原稿(60分)を練り上げることです。

 「原子力帝国」は「日米安保帝国」で「大企業優先帝国」で「国民は支配にガマンすべき下僕である橋下帝国」であることも、よくわかります。

 
 
 

遠州の遺跡・寺社・地名 81 北区都田町の「平八稲荷」と豊川稲荷の謎

2012年06月21日 06時20分34秒 | 遠州古代史
遠州の遺跡・寺社・地名 81 北区都田町の「平八稲荷」と豊川稲荷の謎

 北区都田町に「平八稲荷」というお稲荷さんがあります。

 都田川の横にあるのですが、なぜかお稲荷さんは南向きなのに、お稲荷さんの赤い鳥居は東向きに曲がっている、変なお稲荷さんです。

 すぐ北側は水田ですので、お稲荷さんとしては納得のいく場所です。

 そして「平八」さんですが、こういう伝説があるのだそうです。

 平八さんは狐でしたが、大雨で大洪水がくるときに、みんなに警告して、南の山に避難させました。平八さんは、どうなったかというと、大洪水の上を白い狐がピョンピョン西へはねていくのが、この都田町でみんなが「平八さん」を見た最後だったそうです。

 伝説では、その「平八狐」さんは、遠州から東三河に移住して、今の「豊川稲荷」になったのだそうです。

 それで、ボクが「平八稲荷」の位置と、「豊川稲荷」の位置を地図に落としてみると、なんと同じ緯度です!

 つまり「豊川稲荷」さんと、浜松市北区都田町の「平八稲荷」さんは、東西の同一線上にあります。
 
 豊川稲荷さんのことも調べて、ここにアップして行きます。



 謎なのは、手元にある『浜松市神社名鑑』(昭和57年(1982年)5月1日発行、)には「平八稲荷」は掲載されていません。「沢上稲荷」さんは、掲載されています。なぜ?

 <追記>

 平八稲荷は、一筋縄ではいかない謎に満ちているようです。ネットで探すと、どうも外国生まれの方のようで、もっと研究します。

 Yahoo!の地図とGoogleの地図には、影も形もありません。なぜでしょうか?
 



雨宮日記 6月20日(水) 眠れないのに午後は浜岡裁判の役員会に則子さんと

2012年06月21日 06時03分14秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 6月20日(水) 眠れないのに午後は浜岡裁判の役員会に則子さんと

 午後の早めに何かある日は、早朝帰ってきても眠る前に、飲む量を抑えるのです。すると、てきめんに眠れません。則子さんの寝ているお布団に入って、転転と横になったり、仰向けになったり、則子さんに抱きついたり(迷惑がられて)、いろいろしても眠れなくて、そのうちに眠っても「夢見」が悪くて、だいたい、則子さんとはぐれて、携帯電話で則子さんと連絡を取ろうとするけど、なぜか電話がなかなか通じなくてイライラして…という夢です。

 ぼくの夢は、ほとんどオールカラーでセリフ付きで、なぜか設定はリアルなものはなくて想像上の、というか仮想の舞台のような設定です。

 ☆

 お昼前、夢から目が覚めると、現実の則子さんがいました。

 「お昼、食べる?」「いらない、(夢の中で)食べた」
 「お風呂入る?」「うん(昨夜のお風呂を)沸かして」

 ☆

 午後2時の領家での浜岡裁判役員会に間に合うように家を、則子さんと2人で車で出ました。レジュメと資料をコピーしようと曳馬のコンビニに寄ったら、なんと、まだ停電中でした。

 しかたなく、文芸大の辺まで行って文芸大のすぐ東のコンビニでコピーしました。

 ☆

 いま、21日(木)午前6時14分ですが、昨夜から、背中の右側下の方で、時々、痛みます。というより、痛みの火花が、急に飛ぶ!という感じです。何かの兆候でしょうか。

 台風4号は去ったのに、台風5号がまた西から接近しているので、前線が活発化していて、今も、ときどき雨粒が落ちてくる曇り空です。

 もうじき雨になって明日まで雨でしょうね。

 昨夜、則子さんと話したら、日曜日の(ボクの)講義は、厳密に60分、というので、詳しい講義要項をつくり始めました。今日は、もっと深く点検して、準備をします。

 「ここまでやればいい」という限界や制限はないですね。そう実感します。


浜松・放射線量測定情報 文科省の10分ごとの浜松市データを見る

2012年06月20日 06時32分09秒 | 地震・原発・津波・防災情報

浜松・放射線量測定情報 文科省の10分ごとの浜松市データを見る

 文部科学省のサイトを見ると、全国各地で24時間、10分ごとに測っているデータを掲載しています。

 浜松市では中区中央の静岡県庁舎内の北西隅で測っています。

 そのデータの1ヶ月分をグラフにしたものを掲載します。

 浜松はほとんど、0.03μSv/hの値なのですが、ときどき0.04くらいに上昇します。その上昇の日は、各地のデータにかなり一致しているので、日本列島全体に共通の原因によるものではないでしょうか。
  
 東日本では、そういう波が見えないのは、東日本の汚染データが高いので、「日本列島に共通の原因」の数値は目立たなくなるのだと思いますが、どうでしょうか?

 浜松のグラフに書き込んだ文字は、同じ日に増加が見られる地名です。

 詳しくは皆さんが自分の目で調べてください。