雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

お知らせ 8月26日(木) 「雨宮智彦のブログ」を引っ越します

2021年08月26日 09時05分28秒 | お知らせ
お知らせ 8月26日(木) 「雨宮智彦のブログ」を引っ越します


 明日から70才です。突然ですが、いろいろ考えた結果、フレッシュに「雨宮智彦のブログ 2」を移転します。


 ここは可能なかぎり長く残しておきます。


 新しいブログに重要な部分はそのまま受け継ぎます。


    ☆


 明日から「雨宮智彦のブログ 3」になります。こんごも「雨宮智彦のブログ 3」をご愛読ください。


 URL  https://amamiyatonohiko.blog.jp/



雨宮日記 8月25日(水曜日) 接種発熱は治った

2021年08月25日 15時12分46秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 8月25日(水曜日) 接種発熱は治った


 接種発熱は完全に治ったので、安心していろいろなデータ収集と整理に入っている。


 コロナ危機のなかで秋と来年の運動の準備が必要です。


 もしかしたら9月は会議ができない可能性もある?


   ☆


 きのう夜、右足の小指がかゆくなって、則子さんに水虫のクスリを夜と朝、つけてもらった。すぐに治った。


 依然、コロナは波のピークが見えない。


 あと2日で、ボクは70才。よく70年ももったなあと思う。則子さんに深く感謝します。


   


雨宮日記 8月24日(火曜日) きのう3日目に発熱

2021年08月24日 12時59分30秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 8月24日(火曜日) きのう3日目に発熱


 きのうは、なんだか午前中から両足が痛かった。右脚だけでなく左脚も前に痛くなった骨の部分が痛い感じ。座っていても、なんだか不安定。


 夕食を食べてから午後7時半ごろ、ついにギブアップして「もう寝ます」と2階へ寝にいった。しばらくして則子さんが上がってきたので「体温計貸して、測るから」といって測ったら「37.9度」。


 則子さんも慌てて服を着替えたり、診療所であらかじめ買っておいた解熱剤を飲ませたりしてくれた。


 今日は、朝35.4度に下がった。でも安全度を優先して、診療所に行くのをやめたり、ビデオ編集の予定をやめた。


本と映像の森 34 海野十三「第五氷河期」 20210823

2021年08月23日 18時55分42秒 | 本と映像の森
本と映像の森 34 海野十三「第五氷河期」 20210823

 戦前からのSF作家・海野十三さんの短編SF小説。


 ハヤカワ文庫の『十八時の音楽浴』に入っている。p47~75。


このあいだから浜松市立図書館で借りて読んでいる。ネットで青空文庫でも読める。


 ぼくはコンセプトは傑作と思うけど、短編では展開ができていない。


 科学者を主人公にしている点も、小松左京さんの『日本沈没』を思わせる。


 なぜ氷河期に突然なるかというと、全世界的な大地震と火山の活発化で火山灰のために全地球的な気温の急降下がおきるためだ。


 だれか現代のSF作家が、これをリライトして長編にすればいいと思う。マンガ化もいいんじゃないかと思う。


雨宮日記 8月22日(日曜日) 発熱もない、右腕も痛くならない

2021年08月22日 21時04分29秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 8月22日(日曜日) 発熱もない、右腕も痛くならない


 きのう、コロナワクチンの第2回接種をしたのだけれど、今日は2日目なのに発熱もない、右腕も痛くならない。


 要するに、ぼくが鈍感なのか。きのうは、いつも通常からしびれている右腕がすこし変調があったが、今日はなんともない。


 これから出るのかな。


   ☆


 体に異常がないので予定どおり、ともだちとの作業をやる。浜松市平和委員会のニュースレター「青い地球 8月25日号=2021年11号」を編集は完成。


 これから校正に回して、印刷へ行く。まえは1人で編集・校正・印刷をやっていたので、精神的にたいへんだった。


 複数体制というのは、他の人が文句を言ってくれるので、すごく楽だ。


雨宮日記 8月21日(土) 2回目のワクチン注射

2021年08月21日 16時29分15秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 8月21日(土) 2回目のワクチン注射


 7月31日の1回目に引き続いて、2回目のワクチン注射に行きました。今日も自分以外に車椅子の人に2人会う。


 いま家に帰って2時間だが、すこし注射した右腕が張ってきた感じ。ほとんどひどくはない。則子さんは2日目に調子が悪くなったと言っていた。


 看護婦さんは「今日は安静にしてくださいね」と言っていたので、安静にして、このパソコンを打っている。



本と映像の森 33 『三体 Ⅱ 黒暗森林 (上)(下)』(早川書房、2020年) 20210820

2021年08月20日 17時27分46秒 | 雨宮日誌
本と映像の森 33 『三体 Ⅱ 黒暗森林 (上)(下)』(早川書房、2020年) 20210820


『三体 Ⅱ 黒暗森林 (上)』早川書房、2020年


 「宇宙社会学の公理その1、生存は、文明の第1欲求である。その2、文明はたえず成長し拡張するが、宇宙における物質の総量はつねに一定である」
    ( 「プロローグ」、p14 )


 「それと、もう1点。このふたつの公理から宇宙社会学の基本的な青写真を描くためには、あとふたつ、重要な概念がある。猜疑連鎖と技術爆発」
    ( 「プロローグ」、p16 )


『三体 Ⅱ 黒暗森林 (下)』早川書房、2020年


 「宇宙はたしかに大きいけど、生命はもっと大きい!それが第2の公理の意味だ。宇宙の物質の総量は基本的に一定だが、生命は指数関数的に増大する!指数関数は数字の悪魔だ。」
  ( p292 )


     ☆


この3カ所の叙述には、『三体 Ⅱ 黒暗森林 (上)(下)』(早川書房、2020年)を成り立たせている原理が濃縮して表現されています。おおまかに言って、4つ。


 それが正しいとは思わないのですが,空想世界の描写としてはきわめてリアルでおもしろいです。人物もみんな個性的で好きです。
 
 とくに問題的なのは、「文明はたえず成長し拡張するが」というところや「生命は指数関数的に増大する」というところです。マルサス主義で、資本主義の現実を人類史全体に不当に拡張してしまっている。


 まあ、中国の200年代0~2010年代の現実を未来にそのまま延長すると、そうならざるをえないということはボクでも理解できます。


 たぶん、また第3部で触れることになると思います。


 第3部は、さらに激動して、さらにおもしろいです。


雨宮日記 8月19日(木) 沈黙の夏

2021年08月19日 19時42分13秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 8月19日(木) 沈黙の夏


 雨が続くので最近、蝉も鳴かない。


 沈黙の夏。この言葉を思い付いたので、レイチェル・カーソンさんの名著『沈黙の春』を思い出した。


 雨宮ブログのアイデアは、いっぱいあるんだけど、なかなか具体化しない。


 医療危機・医療災害が気になって。日本は、静岡県はどうなるんだろう。


 アフガンは?




ことばと詩 71 佐々木隆治『マルクスの物象化論』より、「所有、自由、平等」 20210818

2021年08月18日 20時16分08秒 | ことばと詩
ことばと詩 71  佐々木隆治『マルクスの物象化論』より、「所有、自由、平等」  20210818


 「マルクスはむしろ、この近代的な「所有、自由、平等」そのものの内在的な諸矛盾をつかもうとする。この内在的な矛盾ゆえに、「所有、自由、平等」がその度ごとに反対物に転化せざるをえあいのである」


 ( 佐々木隆治『マルクスの物象化論』社会評論社、2011年、p288~289 )



雨宮智彦日記 8月16日(月) ずっと雨です

2021年08月16日 19時03分02秒 | 雨宮日誌
雨宮智彦日記 8月16日(月) ずっと雨です


 アフガン陥落、1975年の南ベトナム陥落以来のアメリカの敗北です。しかし、あっけなかった。感想、波及効果はいろいろ。


 コロナウイルス危機はどんどんひどくなる。


 夏はアイスコーヒー。名古屋(関西?)では冷コーという。




本と映像の森(第3) 32 小松左京さん『首都消失』徳間文庫、1986年 20210815

2021年08月15日 16時21分45秒 | 雨宮日誌
本と映像の森(第3) 32 小松左京さん『首都消失』徳間文庫、1986年 20210815


 小松左京さんの長編SFのひとつ。徳間文庫版では上下2冊。


 S重工業企画総務課長・浅倉を主人公に物語は進行し始める。名古屋に出張していた浅倉は朝一の新幹線で東京本社へ向かう。

 ところが、新幹線がと浜松で止まってしまい、あらゆる東京からの放送もストップしてしまう。


 浜松駅で旧友の自衛隊員・佐久間に再会した浅倉は、佐久間の車に同乗して東へ向かう。


 そこで浅倉が遭遇したのは東京を周囲半径30k、高さ1000mで包む謎の雲だった。


 全体としては悪くはないのだが、どうみても中断していて、解決というより解明はできていないと思う。


 以下は、目次。


 上巻


  第1章 霧の朝
  第2章 ブラックアウト
  第3章 白い壁
  第4章 熱い空白
  第5章 危機の分水嶺
  第6章 大いなる混沌
  第7章 暗い渦


 下巻


  第8章 臨時政府
  第9章 “雲”と風
  第10章 黒い冬
  第11章 惨禍と再建



ことばと詩 70 灰谷健次郎『大陽の子』より 20210814

2021年08月14日 19時00分16秒 | ことばと詩
ことばと詩 70 灰谷健次郎『大陽の子』より 20210814


 これは1980年の小説のタイトルです。「てだのふあ」と読みます。最近、封切りの映画のことでは、ありません。


 主人公の少女「ふうちゃん」のお母さんがやっている沖縄料理屋の名前です。


 そのなかで「てだのふあ」の常連は、こう言って議論します。


 「かわいそうなんてことば使うな」………
 「沖縄には、かわいそうなんていうことばはないんじゃ」
 「肝苦りさ(ちむぐりさ、胸が痛む)か」………
 「口先だけでかわいそうやなんてうてるやつほど、痛いこともかゆいこともなんにも感じてない奴や。痛いこともかゆいこともないことをいうてるから、痛いめにあう人間がちっとも減らへんのや。この女(ひと)は病気で死んだんとちがうねんで。餓死したんともちがうねんで。痛いこともかゆいこともないことをいうてる奴に、寄ってたかって殺されたんやでえ」
  (p190)


 1980年から40年経っても、この列島では「この女(ひと)は病気で死んだんとちがうねんで。餓死したんともちがうねんで。痛いこともかゆいこともないことをいうてる奴に、寄ってたかって殺されたんやでえ」ということが蔓延してるようです。


 名古屋の入管のことを聞いてボクは、アウシュビッツの看守がまだまだ、この国にはたくさん残っていると思いました。


 ふうちゃんは、いま50代の成熟したおとなに育っているでしょうか。



雨宮智彦日記 8月13日(金) ずっと雨です

2021年08月13日 20時24分39秒 | 雨宮日誌
雨宮智彦日記 8月13日(金) ずっと雨です


 ずっと雨です。いや訂正、ずっと雨のようです。外へ出ないので、推測と雨音でしかわからない。


 雨の詩を探してみようかな。


 九州~中国地方は大雨の危険。やはり異常地球が日本の亜熱帯化・全世界の異常気候・ウイルス危機をもたらしている。


 それはもちろん資本主義の自由放任・無統制の金儲けがもたらしている。それを統制・管理できるかどうかが気候危機・ウイルス危機を解決するただ1つの道だと思う。


 すでに多くの人がそれを言っていると思う。



雨宮智彦日記 8月12日(木) 萩尾望都さん『一度きりの大泉の話』を夢中で読んでいます

2021年08月12日 21時59分24秒 | 雨宮日誌
雨宮智彦日記 8月12日(木) 萩尾望都さん『一度きりの大泉の話』を夢中で読んでいます


 萩尾望都さん『一度きりの大泉の話』を夢中で読んでいます。萩尾望都さんが1970年代のある限定した時空でのことを書いたものですが、凍結したつらい記憶をよみがえらせて書いたものです。


 萩尾望都さんはボクの大好きなマンガ家ですが、むかし封印してしまったことを今語るのは、すごい勇気あるなという思いです。いつか「本と映像の森」で扱おうと思います。