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浜松ごみエコロジー環境ブログ 

 ゴミ環境ネット(静岡県西部ゴミ環境問題ネットワーク)が開設しました。エコロジー(生態学)に基づく循環社会をめざします

環境日記 9月 国民大運動実行委の質問に回答がきました

2012年10月09日 | 環境日記
環境日記 9月 国民大運動実行委の質問に回答がきました

 ごみ環境ネットの質問と浜松市の回答を紹介します。今年は、質問と回答だけで、10月の懇談はおこないません。環境部さん、残念ですね(ホッとしていたりして)。

 環境部 資源廃棄物政策課

【50001-91】
24時間あるいは営業時に自由に紙ごみの持ち込みができる民間ステーションの普及に協力し、市民に場所を紹介する案内等をおこない、紙ごみを少なくしてください。   (ごみ環境ネット)

【回答】
市としましては、資源物(紙類、古着類、アルミ缶、リターナブルびん)の回収は、資源物集団回収による回収を基本と考えています。なお、民間事業者による回収場所の案内については、今後、資源物回収業者と意見調整し、承認が得られれば市のホームページに掲載してまいります。

【50001-92】
家庭からごみ集積場まで距離が遠い場合があり、車も無いと、ごみの運搬が大変な場合があります。家から集積場までの距離の基準をつくってください。(ごみ環境ネット)

【回答】
現在、ごみ集積所設置基準については原則15戸から50戸に1か所を目安にお願いしておりますが、現状、この基準に関わらず地域の実情に合わせて柔軟な対応をさせていただいております。

【50001-93】
障害者や高齢者など身体が不自由な方の家へ直接ごみ(可燃ごみ・不燃ごみ)を無料で収集する「ふれあい収集(仮称)」制度を早期に具体化してください    (ごみ環境ネット)

【回答】
高齢者世帯等へのごみ出し支援につきましては、現在の本市域におけるごみ出し状況を踏まえた上で、他都市の状況も参考に検討してまいります。

【50001-94】
家庭ごみの収集時間が、民間委託によって遅くなっていて、カラスがつついてごみを散乱させる原因にもなっています。一部では午後になってしまっていますが、午前中に収集を終えるように改善してください。
(ごみ環境ネット)

【回答】
市内約1万ヶ所の集積所がある中、午前中に収集を終えるには現在の収集車両、作業員を少なくとも倍は増やさなければなりません。しかし、午後の時間に収集車両と作業員が稼動しないことも想定され、収集経費との費用対効果は期待できないと思われます。

【50001-95】
ごみ収集時に蛍光管・水銀体温計が割れて人体に有害な水銀が周囲に流出しないような有効な対策を取ってください。  (ごみ環境ネット)

【回答】
蛍光管については購入時の箱、または紙等に包んで出していただきます。また、水銀体温計についてもケース等に入れ、割れないように出していただくようお願いしております。

【50001-96】
蛍光管・水銀体温計の水銀は再利用するのかどうか、再利用するならその売却費は浜松市に有償で収入となるのか教えてください。 (ごみ環境ネット)

【回答】
再利用になりますが、有償ではなく処理料として委託費を支払っております。

【50001-97】
連絡ごみ(旧・粗大ごみ)の有料化が、家庭での収集と持ち込みが同じ値段となっていますが、経済的に不合理です。持ち込みの値段は安くしてください
  (ごみ環境ネット)

【回答】
手数料につきましては、処分にかかる経費の一部を負担していただくことになります。収集も持ち込みも同じ処理工程になりますので同額に設定いたしました。


土木部 南土木整備事務所
【50001-98】
中心街でのムクドリの深夜のねぐらが常盤町信号付近の街路樹に移動していますが、対策を取ってください。           (ごみ環境ネット)

【回答】
ご指摘いただきました常盤町信号付近に飛来したムクドリによる被害(糞害、鳴き声による騒音)の対策としましては、ねぐらの原因である街路樹の剪定が効果的です。今回被害の出ていた常盤町信号付近を含む市役所前交差点(元城町)から早馬町交差点(早馬町)の約600mの区間において7月25日~30日の期間で街路樹の剪定を行い、その後、糞害により汚れた歩道の清掃を実施しました。対策実施後はムクドリの飛来及び被害は確認されていません。
今後も当該箇所及び飛来があると思われる路線に対し道路パトロールを行い、適切な維持管理を実施してまいりますのでご理解の程よろしくお願いします。


土木部 道路課

【50001-8】
市内の崩壊危険のある橋のリスト及びマップを、津波被害想定地域以外でも作成して市民に配布してください。         (ごみ環境ネット)

【回答】
市で管理している橋は約6,000橋ありますが、高度経済成長時に建設された橋が建設後50年を経過するなど、老朽化橋の増加が見込まれています。このため、健全性の把握を目的とした橋の点検を順次実施し、その点検結果を市ホームページに掲載しております。
また、橋の点検や道路パトロール、市民からの通報等で異常が発見された橋については、緊急の修復工事を行うとともに、必要に応じて交通規制等を行うなど、常に、道路を安全に安心して利用していただけるよう努めております。
なお、耐震補強の実施状況を公表しました暫定津波対策範囲内の橋のリストは、崩壊の危険性を示したものではありません。


環境日記 5月5日 ごみ環境ネットで県知事・経産大臣などに浜岡原発廃炉決断を要請

2012年06月19日 | 環境日記
環境日記 5月5日 ごみ環境ネットで県知事・経産大臣などに浜岡原発廃炉決断を要請



  中部電力浜岡原子力発電所の永久停止・廃炉を中電に求めてください


静岡県知事 川勝 平太 様

                             2012年5月5日
                     静岡県西部ゴミ環境問題ネットワーク


 今日、2012年5月5日の子どもの日の深夜、北海道電力泊原子力発電所号機が停止し、日本の全原発50基がすべて停止します。
 今日は、42年ぶりの日本の「原発ゼロ」の日です。
 浜松市からわずか40km前後で直近の中電浜岡原発は、巨大地震震源域の真上にあり、構内に地震断層も存在し、放射能事故が浜松はもちろん、首都圏や名古屋圏にも及ぶ危険性は測り知れません。
 しかも中部電力の発電量に占める浜岡原発の割合は17%と日本の電力会社のうち最低で、浜岡を廃炉にしても中部電力の電気供給には何の問題もありません。
 私たちは、改めて原子炉と浜岡原発の危険性にかんがみ、静岡県が、国と中部電力に対して浜岡原発を永久停止・廃炉とするよう要請することを求めます。
  
 この間集めた「中部電力浜岡原子力発電所の即時停止・廃炉を求める署名」360人分と、静岡県西部ゴミ環境問題ネットワーク編集発行『「浜松市内放射線量測定報告」と「地震・津浪・原発災害など防災問題についてのての当面の提言」』を添えて要請いたします。


☆☆☆☆☆



  中部電力浜岡原子力発電所を永久停止・廃炉にしてください


経済産業大臣 枝野 幸男 様

                             2012年5月5日
                     静岡県西部ゴミ環境問題ネットワーク



 今日、2012年5月5日の子どもの日の深夜、北海道電力泊原子力発電所号機が停止し、日本の全原発50基がすべて停止します。
 今日は、42年ぶりの日本の「原発ゼロ」の日です。
 浜松市からわずか40km前後で直近の中電浜岡原発は、巨大地震震源域の真上にあり、構内に地震断層も存在し、放射能事故が浜松はもちろん、首都圏や名古屋圏にも及ぶ危険性は測り知れません。
 しかも中部電力の発電量に占める浜岡原発の割合は17%と日本の電力会社のうち最低で、浜岡原発を廃炉にしても中部電力の電気供給には何の問題もありません。
 私たちは、国と中部電力に対して、浜岡原発を永久停止・廃炉とするよう強く求めます。
  
 静岡県西部ゴミ環境問題ネットワーク編集発行『「浜松市内放射線量測定報告」と「地震・津浪・原発災害など防災問題についてのての当面の提言」』を添えて要請いたします。


 ☆原発・放射能関係の記事は、主に「雨宮智彦のブログ」に掲載しています。そちらを見に来てください

浜岡原発情報 1月15日(日) 浜岡原発訴訟の第4次原告団と支援組織の結成集会

2012年01月07日 | 原発と浜岡原発
浜岡原発情報 1月15日(日) 浜岡原発訴訟の第4次原告団と支援組織の結成集会

 昨年5月27日に、静岡地方裁判所浜松支部に、まず地元御前崎町などの人々が中心に原告になり、中部電力を被告に、浜岡原発の永久停止を求めて提訴しました。

 その後、静岡県中部の人たちが第2次、磐田・掛川など東遠地方の人たちが第3次提訴をして、第3次までで129名の原告団になっていました。

 浜松市・湖西市からも原告を募ることになり、いま50人を目標に、各階・各分野に原告をお願いしています。

 1月15日(日)午後に、「浜岡原発永久停止訴訟第4次原告団」と支援組織の「浜岡原発裁判を支える浜松・湖西の会」の結成のつどいをおこないます。

 時間:午後1時30分開会
 会場:浜松地域情状センターホール(定員160人)
    場所は遠鉄電車遠州病院駅下車、東へ徒歩数分です
 

 総会後、東芝で福島第1原発や浜岡原発の基本設計を担当した渡辺敦雄さん(東京大学工学部卒業、東芝原子力事業部に所属、現在は沼津高専特任教授)の記念講演があります。
 
 どなたでも参加できます。

 講演会だけの参加でもけっこうです。

 会場で講演のカラー資料(A4版で5枚、裏表印刷)の募金をお願いする予定です(任意です)。

 なお、雨宮智彦(静岡県西部ゴミ環境問題ネットワーク代表として)と雨宮則子(原水爆禁止浜松市協議会事務局長として)の2人も原告になります。

 原告は、裁判所への訴訟費用1万円を負担する約束で原告になるので、何回か、典子さんと夫婦の真剣な話し合いをしました。

 なにしろ1万円ですからね。

 結論としては、すこし財政のあるごみ環境ネットからは団体として1万円支出する、財政の余裕のない浜松市原水協からは出さず、これは則子さんが個人的に負担をする、ということになりました。

 浜岡原発をとめるために、できることは何でもしたいです。

 やるぞー!

 (宮崎駿さんのアニメ「天空の城ラピュタ」で、主人公のひとりの男の子・バズーが、主人公のひとりの女の子のシータの前で、飛行石の坑道を出て「やるぞー」と決意をシータにいう場面がありますが、そういう気分です。アニメではそのあと、天敵のムスカ大佐に二人ともつかまっちゃいますから、空決意に終わったんですが…)。

 (雨宮智彦)
 


環境日記 12月 浜松市のパブコメ「家庭ごみの出し方に関するルールの統一について(案)」

2011年12月20日 | 環境日記
環境日記 12月 浜松市のパブコメ「家庭ごみの出し方に関するルールの統一について(案)」へ意見を出しましょう

 すみません。久々のアップです。

 浜松市はごみ収集制度の全市統一についての案をパブリックコメントにかけています。期間は,12月26日(月)までです。

 詳しくは浜松市の公式ホームページをご覧下さい。


環境日記 10月31日(月) ゴミ環境ネットの防災問題での当面の提言

2011年11月05日 | 環境日記
環境日記 10月31日(月) ゴミ環境ネットの防災問題での当面の提言

 ゴミ環境ネットは、浜松市に以下の提言を提出しました。


 浜松市長 鈴木康友 様

地震・津波・原発災害など防災問題についての当面の提言

2011年10月31日


静岡県西部ゴミ環境問題ネットワーク
(略称:ゴミ環境ネット)


 浜松市の地震・津波や原発事故などから市民の命と健康を守る防災対策、ごくろうさまです。
 浜松市の津波対策などこの間、前進したと思いますが、9月の台風15号の際の避難勧告の問題点や原発事故の対策など、さらに改善できると思われる点について、当面の提言を致しますので、可能なところで浜松市の施策に生かしていただきたいと思います。

 1、 洪水などにたいする現在の避難勧告は、台風15号の大雨による場合に馬込川・安間川・芳川流域の8万6382世帯、人口で21万3321人に出されたように、勧告区域が広すぎて、避難は実際上できないと考えられます。
 避難勧告の出し方をもっと精密な小地域ごとに出すことが実際的ではないでしょうか。

 2、 洪水などの避難勧告の内容がテレビでどの地域で避難勧告が出ていることが報道されるだけで、なぜ避難勧告なのか、どこへ逃げたらいいのか、内容がわかりませんでした。
 詳しい内容がテレビ・ラジオなどで報道されるよう、テレビ局・ラジオ局と協議をして報道内容を改善してください。少なくとも、地域と避難先がわかるように市民に伝えてください。

 3、 今回の馬込川・安間川・芳川流域への避難勧告は出されたのが、午後2時ちょうどで、台風による大雨がいちばんひどくなった時間帯で、避難は危険でした。
 避難勧告を出す時刻が遅くなかったか、避難勧告ではなく避難準備情報にすべきてなかったか、事後の検討をすることが大事だと思います。

 4、 避難勧告を街で伝えていた消防車のアナウンス(男声)がしゃべっている内容が、近くでも聞き取れませんでした。
 きちんと日頃からモニターをしたり、聞こえやすい女性職員の声にするなど改善して、内容が届くようにしていただきたいと思います。

 5、 洪水・地震・津波などの場合に、市民に必要な情報を必要な瞬間に届けるための多角的な情報手段を構築する必要があると思います。
 災害時に即時に電源が入る「緊急告知FMラジオ」を市民に有償・無償で配布し、緊急FMラジオ放送を運用することなどを検討してください。

 6、 東日本大震災の場合は震源域が海岸から遠いので地震から津波までの時間がかなり長く30分以上ありましたが、東海大震災等の場合には震源域は足元の地下なので、地震から津波到達まで5分から10分とされています。
 地震と津波が同時に来るという感覚が正しいと思います。揺れが収まってから逃げるのでは間に合わないのではないでしょうか。揺れている間でも、歩けたり車で運転できるときはすぐに逃げるよう徹底すべきではないか、検討してください。

 7、 浜松の海岸部での津波被害は、そこに住んでいる住民だけではなく、その地域の職場に勤務する労働者、国道1号線バイパスなど、その地域で車を運転している運転手など多くの市民が被害を受けることになります。職場の労働者・自動車の運転手などへの危険性と避難方法の周知徹底もおこなってください。

 8、 津波で被害を受ける可能性の高い西部清掃工場・南部清掃工場の津波対策を周囲に防護壁をつくるなどでおこなって、地震災害時にごみ焼却が長期に停止する事態を防止しましょう。

 9、 浜岡や福井などからの原発事故・放射能災害が実際に起きた時には、広い浜松市全般の対策だけではなく、実際に計測した放射線量に基づいて対策を立てることがどうしても必要になります。
 少なくとも7つの区別に、可能なら学区・地域別に放射線量を計測することが必要になります。そのため、浜松市としても必要数の放射線量測定器を購入して、配備してください。

 10、 浜松市民や浜松市の子供たち、浜松市の職員などへの放射線の知識・対応をきちんと普及することが大事だと思います。そのために、
 ① 市民に配布する放射線対策のパンフをつくること
 ② 小中学校で放射線教育をおこなうこと
 ③ 浜松市の職員が放射能の対応ができる能力を身につけること、出前講座に「放射能の対策」を新設すること、などをおこなってください。

 11、 10の放射線学習・教育を紙の上だけのものとせず、実体験のできるものにするために、小中学校に必要数の放射線量測定器を配備して、子供たちの教育を実効性のあるものにしたら、いかがでしょうか。

 12、 国は素案として新たに原発から50km圏を設定し、ヨウ素剤を準備することを提唱しましたが、浜松市としても子供たちの健康と安全のための、ヨウ素剤の備蓄と使用マニュアルの作成を検討してください。

 付記

 なおこの提言への直接の回答はいりません。浜松市政の具体的な施策に生かしてください。


環境日記 10月31日(月) ゴミ環境ネットの放射線量測定を公表

2011年11月05日 | 環境日記
環境日記 10月31日(月) ゴミ環境ネットの放射線量測定を公表

 代表の雨宮による「雨宮智彦ブログ」で詳しくは報告しています。

 ゴミ環境ネットで9月初めから10月末まで測っていた浜松市内の放射線量測定結果を以下、公表します。10月31日に浜松市危機管理課と懇談し、詳しく報告、約1時間懇談しました。以下、公表したまとめです。数値的報告は、作った表の罫線が外れたらここに掲載します。

   浜松市内の放射線量測定データ(第1次)のまとめ

     2011年10月31日
静岡県西部ゴミ環境問題ネットワーク
(略称:ゴミ環境ネット)
1 はじめに

 ゴミ環境ネットは、9月初めから10月末まで約1ヶ月半(9月8日~10月28日)で浜松市内を2kmメッシュに割り、2kmごとのメッシュポイント92カ所と、その他の地点6カ所、計98カ所などを測定した結果(A)と「公園・草地と路上との比較測定(B)」、「役所・駅など建物の内外での計測値(C)」をまとめて、浜松や興味のある市民の皆さんに結果を公開いたします。

 放射線量測定器は、堀場製作所のシンチレーションカウンター「環境放射線モニター PA-1000 Radi」でガンマ線だけを測定しています。
 測定範囲は0.000~9.999マイクロシーベルト/毎時。
 エネルギー範囲は150keV以上。公称計測誤差は±10%。
 測定器は、60秒ごとの平均値を10秒ごとに表示していくので、測定はこの10秒ごとの測定値を10回観測して、その平均値を算出しています。
 特記のない限り、地上1mで、道路などコンクリート舗装の上で測定しています。

2 結果のまとめ

 ① 計測値を「A 路上のメッシュポイント他」、「B 公園・草地と路上との比較測定」、「C 役所・駅など建物の内外での計測値」に分けて表示してあります。

 ② 浜松市内の路上の計測値「A 路上のメッシュポイント他」は、0.053(以下特記ない限り μSv/h)から0.023の範囲内にあります。
 別紙地図にあるように、0.040を超える地域が面的に広がっているようです。

 ③ 計った限りでは「ホットスポット」的な高濃度の汚染地点は見つかっていません。

 ④ 「B 公園・草地と路上との比較測定」では、コンクリなど舗装した地点とその横の公園や草地など、土壌や植物のあるところを比較しています。測定した全ての地点で、土や草地は高くなり、土壌や草に吸着していることをしめしています。

 ⑤ 「C 役所など建物の内外での計測値」は、測定したすべての建物で屋外より高い値が観測されました。この高い理由は今のところ不明です。

 ⑥ 「A」「B」「C」で測定した放射線量のうち、3月11日以後の福島原発の放射能の影響がどれくらいかは、たとえば半年後とか1年後に同じ地点で測定しその減少量を確かめないと、確認できません。半年後に第2次の測定をする予定です。

  3 データの扱いなどについて

 ここに公表した放射線量は、それぞれの団体・個人などで自由にお使いください。ただし、出典「静岡県ゴミ環境問題ネットワーク測定」を明示してください。

 この「まとめ」「表」「地図」も自由に増刷・コピーして、市民の命と安全を守るために役立ててください。

 なお、放射線量の最新の測定などその後の経過は、代表の個人ブログ「雨宮智彦のブログ」に掲載していますのでご覧ください。

環境日記 9月5日 「浜松市のゴミ行政についての質問書」を送付

2011年09月08日 | 環境日記
環境日記 9月5日 「浜松市のゴミ行政についての質問書」を送付


浜松市長 鈴木康友 様

浜松市のゴミ行政についての質問書

2011年9月5日

                ごみ削減をめざし、ごみ処理有料化に反対する                   浜松市民会議(ごみ有料化反対会議)

 
 行政として、いつもごみ問題について苦労をされていると思いますが、浜松市のごみ問題を前進させ解決するために、私たちも市民団体として協力しながら、意見も述べていきたいと思います。
 以下、ゴミ問題の解決のために、事実を調査して回答をしてくださるよう、よろしくお願いします。


1 粗大ごみなど「連絡ごみ」の有料化によって、有料化前から重量比で何%減少するかの予測と、浜松市の予測収入を教えてください。

2 自治会で管理しているごみ集積所が家から遠くて、車で運ぶ家もあり、住民が苦労しています。どのような基準で集積所が設置され、自治会ごとに何カ所設置されているのか明らかにしてください。

3 家庭ごみの集積所で問題になっているカラス対策を浜松市としてどのようにおこなっているか、教えてください。

4 一般家庭ごみ回収が民間委託されて、回収が遅くなっています。浜松市が直営でやっていた時は、それほど遅くなかったのです。具体例では午後1時10分にもなり、困っているという声を聴きましたが、朝何時までに、という回収時間の指定などをしていますか。

5 一般家庭ごみ回収を民間委託されている企業名と、委託条件、企業別の契約額・収集地域とごみ収集量を公表してください

6 スーパーなどに開店時に併設されている「古紙ステーション」(名抄はいろいろです)の設置数と全取扱量を把握して市民に公表してください。

7 電気器具や自転車など金属をふくむ家庭製品を空き地などで無料で回収している業者の数や法的根拠、金属の回収先などを教えてください。

なお、ご回答は9月  日までにいただけますよう、よろしくお願いいたします。
回答はファックスで上記に、いただければと思います。

*回答は当局との電話で9月30日までとなりました。

環境日記 9月5日(月) 浜松の放射線量測定開始

2011年09月07日 | 環境日記
環境日記 9月5日(月) 浜松の放射線量測定開始

 ごみ環境ネットで6月末に注文した日本のメーカー堀場の放射線量測定器(12万円)が、ようやく到着したので、浜松市内での放射線測定を始めます。
 
 毎日の速報は「雨宮智彦のブログ」に掲載していますので、そちらを閲覧してください。

 希望があれば、ボランテイアですので、無料で希望の場所の放射線量を計測しますので、ご連絡ください。

 

環境日記 7月15日(金) 環境審議会ゴミ減量推進部会を傍聴

2011年07月16日 | 環境日記
環境日記 7月15日(金) 環境審議会ゴミ減量推進部会を傍聴

 7月14日にO市議から電話があり「明日、ごみ減量推進部会があるよ」と教えてくれたので、傍聴に行ってきました。
 
 暑い日でした。鴨江の保健所3階の多目的相談室で午後2時から4時まで開かれました。

 参加者は、傍聴は私とO市議の2人、審議委員は5人、説明をする浜松市環境部の職員は9人でした。

 議題は、平成25年度から実施予定の浜松市の新しい家庭ごみ収集制度の報告です。環境部では、10月頃にはパブリック・コメントをおこない、再来年からの実施を確定したいようです。

 報告文書の表題は「家庭ごみの出し方に関するルールの統一について(案)」です。

 内容は要旨、以下の通りです。
 1、これまで合併前のごみ収集区分だったのを全市で10品目に統一し,収集の頻度も統一する。
 2、ただし山間部などでその種類のごみが少ない場合は収集頻度を減らす地域もありうる。
 3、ごみ袋を指定ごみ袋をお店で買ってもらう精度に統一する(現在、浜北区・天竜区の各旧自治体で以前から実施)
 4、粗大ごみなどの「連絡ごみ」を1つ300円~1200円に有料化して、戸別収集する。
 5、高齢者や障害者だけの世帯で申し出た人を対象に戸別収集「ふれあい収集」を実施する。
 6、平成24年度から各自治体から「環境美化推進委員」を選出してもらう
 7,家庭ごみの業務を再編して、各区に窓口を集約する。

 以上は,傍聴した雨宮のまとめです。

 

7月19日に「東日本大震災現地支援報告会」をおこないます

2011年07月16日 | お知らせ・情報など
7月19日に「東日本大震災現地支援報告会」をおこないます。
みなさん、ぜひおいでください。

 7月19日(火)午後6時15分開場、6時45分開会
 浜松市男女共同参画推進センター会議室にて
 
「静岡県西部ゴミ環境問題ネットワーク」主催
 
 東日本大震災現地支援報告会です
 岩手県と宮城県に救援に入ったお二人の現地レポートです
 写真で現地の映像も見てもらいます。

 プログラムは以下の通りです

 地震の基礎知識  15分 ゴミ環境ネットから
 岩手県のレポート 30分 長坂輝夫(西部地区労連)
 宮城県のレポート 30分 小黒啓子(浜松市会議員)
 質疑応答     40分

 入場無料ですが
 放射線量測定器購入募金の訴えがあります(募金は自由です)

 誰でも参加できますが、定員30人のため、
 先着順で、人数に達し次第締め切りますので
 このブログにメッセージ又はコメントで申し込んでください

場所はクリエート浜松の東南です
交通は以下の通りです

•鉄道
JR浜松駅から徒歩8分
遠州鉄道「遠州病院駅」 下車 徒歩2分
•バス
遠州鉄道「県総合庁舎」 下車 徒歩1分
(バスターミナル 10、11番のりば)
•く・る・る
まちなか西ループ
「県総合庁舎」 下車 徒歩1分
※施設に駐車場がありませんので、近隣の有料駐車場または公共の交通機関をご利用ください。

 

環境日記 3月31日 ごみ戸別収集についての浜松市の回答です

2011年04月27日 | 環境日記
環境日記 3月31日 ごみ戸別収集についての浜松市の回答です

 3月9日の環境部への申し入れと、3月24日の高齢者福祉課への申し入れに付いての浜松市の回答をいただきました。
 文書回答、ありがとうございます。
 

「平成23年3月31日

ごみ削減をめざし、ごみ処理有料化に反対する浜松市民会議                             
(ごみ有料化反対会議) 代表 中谷信和 様

浜松市長 鈴木 康友

                           (資源廃棄物政策課)

高齢者・障害者などの家庭ごみの無料戸別収集を求める要望書について(回答)


 ご要望の件につきましては、いくつかの地方公共団体で行われていることは承知しており、これも含め市では現在進めているごみ処理制度の見直しの中のひとつとして調査・研究をしているところです。
 この制度はごみの処理制度であると同時に福祉に係わる制度でもあるために、福祉サイドのニーズを踏まえ、いかに連携がとれる仕組みが構築できるかが課題であると考えています。
 そのため、そうした課題を解決しながら進めてまいります。
 そして、調査研究が進めば市民のみなさんにお示しして参りたいと考えています。
 よろしくお願いいたします。」

 大事なことは、文書の最後尾のこの部分でしょうか。
 
「そのため、そうした課題を解決しながら進めてまいります。
 そして、調査研究が進めば市民のみなさんにお示しして参りたいと考えています。
 よろしくお願いいたします。」

 ① 行政が市民に対しても,抱えている困難な課題を明示したこと
 ② 市民とともに解決をしていく姿勢が、一定見えてきたこと

 以上2点において、画期的な文書と対応であると思います。
 今後も、会議などで検討していきたいと思います。

環境日記 3月25日(金) ゴミ環で放射能・浜岡原発問題、要請しました

2011年04月27日 | 環境日記
環境日記 3月25日(金) ゴミ環で放射能・浜岡原発問題、要請しました

 ゴミ環境ネットとして、小黒啓子市議に危機管理対策室とセットしていただき実現しました。市民生活課長さんも同席しました。

 要請文は以下の通りです。
 

「浜松市長 鈴木康友 様

    東日本大震災の放射能対策と浜岡原発についての要請書

                      2011年3月25日(金)
                      静岡県西部ゴミ環境問題ネットワーク

 
東日本大震災について、浜松市の行政としての支援行動に心から敬意を表します。
 浜松市民・日本国民の健康と安全を守るために、さらに必要と考える事項を市民として考えましたので、以下、要請いたします。

(1) 緊急に解決を求められる放射能の問題

 東日本では福島原発からの放射能汚染が広がりを見せる中、浜松市民にも放射能の不安が広 がっています。

① 浜松市として、市内で定期的に又は常時、大気の放射能測定と水道の放射能測定をおこなってください。

② 市内で生産する農産物と土壌の放射能測定をおこなってください。

③ 浜松市が測定した放射能データと静岡県が4カ所で、国が浜岡原発で測定しているデータを浜松市のホームページに常時掲載してください。

④ 浜松市に行政として放射能測定値についての窓口をつくり、市民の電話や問い合わせに対応してください。


(2) 安全性が不安な浜岡原子力発電所による危機を予防するために

 今回の東日本大震災の重大事態によって、浜松市民にも、浜岡原発は大丈夫なのか、という不安が広がっています。東海大震災の推定Mは8.0で対策を立てるとされていますが、今回の東日本大震災はM9.0であり、東海・東南海・南海も3地震連動となればM8.7となり、8.0を大幅に上回ります。
 東海大震災単独でのM8.0と津波5mの想定など、全面的に見直す必要が出ているのではないでしょうか。

① 当面、安全性が保障されていないことがわかった浜岡原発をとりあえず停止し、今後どうするかは静岡県民の全県民の議論にゆだねるよう、浜松市として国と静岡県に要請してください。

② 危険な原発は段階的に停止し、太陽電池・マイクロ風力・マイクロ水力などの自然エネルギー社会に転換していけるよう、浜松市としても市内の自然エネルギー政策を立てると共に、国にも要望してください。

③ 浜松市にも影響が出ると想定される浜岡原発による放射能災害の対策を、浜松市として立ててください。

④ 浜松市の「地域防災計画」を東日本大震災の教訓も調査し、浜松市民の声も聴いて、全面的に見直し、市民が安心できる防災計画を市民とともに造りあげてください。」

 懇談の中で、浜松市が放射能測定器を持っていないこと、浜岡原発から40キロの浜松市は「地元自治体」に入れてもらえず何の相談もないことなどが明らかになりました。、

 ゴミ環境ネットとして、行政の正しい方向は支援していくので、要請項目は是非実現してくださいと激励し、市民の安全を最優先にという点で、行政と市民団体の共同をしていきましょうと訴えました。

環境日記 3月9日 ゴミ戸別収集で浜松市に要請しました

2011年04月23日 | 環境日記
環境日記 3月9日 ゴミ戸別収集で浜松市に要請しました

 ゴミ環境ネットも加盟している「ごみ削減をめざし、ごみ処理有料化に反対する浜松市民会議(ごみ有料化反対会議)は、3月9日(水)に、環境部と鴨江の浜松市別館で懇談し、「浜松市長 鈴木康友 様」宛の「高齢者・障害者などの家庭ごみの無料戸別収集を求める要望書」を提出しました。

 要望書の全文は以下の通りです。
   ☆
 「浜松市の行政としてのごみ削減への努力に、心から敬意を表します。
 市民や企業・行政が対等平等の立場で、真の循環型社会の形成を目指し、ごみ削減が具体化していくことを願っています。
 さて、高齢者や障害者など、家庭からのごみ出しも困難な家庭も増えています。
 そのようななか、個別のごみ出し困難家庭に配慮し、家庭ごみの戸別収集をおこなう自治体も増えています。
 埼玉県川口市では、昨年6月から独居の高齢者や障害者のお宅のごみを玄関で収集する「ふれあい収集」制度をスタートさせました。川口市では、希望者を市に登録し、週に1回、決まった曜日に玄関先までごみを取りにきます。
 希望者には安否確認もおこなっています。
 川口市は、新たな予算措置をせずに、既存の車と職員の配置を調整して実現させました。
 同様な事業は、埼玉県内でさいたま市など17自治体・事務組合、神奈川県秦野市、栃木県佐野市など、全国の自治体で実施あるいは予定されています。
 浜松市北区細江町でも、合併前からの「浜松市細江再資源化物等回収事業における高齢者等世帯への支援事業」が存続しています。
 浜松市におかれましても、このような家庭ごみの無料戸別収集および安否確認の制度を創設し、生活の困難さを少しでも軽減して頂けるよう、早期の実現を強く要望いたします。
 なお、3月末までに文書回答をいただけるよう、よろしくお願いします。」
   ☆
 懇談では、対等平等の立場で親しく対話し、要望は「重く受け止めている」「環境部以外とも連携が必要なので」とのことなので、「市民団体としても、自分たちでやれることはやる。自治体の賛同できる施策はその実現のために応援していきたい」と語り合いました。
 他の部局との連携も必要とのことなので、3月24日(木)に市民団体として浜松市高齢者福祉課とも懇談し、同じような懇談を親しくおこないました。

ミダック奥山産廃処分場について その1 その概要

2011年03月01日 | 浜松市の産業廃棄物問題
ミダック奥山産廃処分場について その1 その概要

 ミダック社は、北区引佐町奥山(1397番地195 他35筆)に大規模な産廃処分場を計画し、浜松市に「廃棄物処理施設設置等事業計画書」を提出しました。

 この奥山処分予定地は「環境日記 12月13日 奥山の採石場(ミダック処分場予定地)を見学」で簡潔にレポートしましたが、書きたいことはいっぱいありますので、ここで少しづつ紹介していきます。

 現場は、輝岩などを採掘して道路工事用の砕石にして売っている「採石場」で現在も稼働しています。

 稼働が終わった跡地の窪地に最終処分場と破砕施設を作る計画です。
 産廃と一般廃棄物の両方を扱います。

 管理型最終処分場 面積    22万8241平方m
          埋立面積  10万4458平方m
          埋立容量 312万5591立方m

 最終処分場で処理する廃棄物の種類 
 
  産廃 燃え殻、汚泥、廃油(タールピッチ類)、廃プラスチック類
     紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残さ、ゴムくず、金属くず
     ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず、鉱さい、がれき類
     ばいじん、13号  以上15品目
  
  特別管理産業廃棄物 特定有害廃石渡等 以上1品目

  一般廃棄物(予定 市と協議して) 燃え殻、粗大ごみ等

 浜松市の一般廃棄物最終処分場で最大の「平和処分場」は以下の通りです
   埋立面積  12万平方m
   埋立容量 131万立法m

 いかにミダック奥山処分場が巨大か、実感したい方は、西区の「平和処分場」を見にいってください。

 


  

古紙はここへ(古紙マップ) その1 西区湖東町の「こしのえき」 

2011年03月01日 | ごみ・廃棄物は、ここへ!
古紙はここへ(古紙マップ) その1 西区湖東町の「こしのえき24」(松岡紙業・浜松西営業所)

 家庭の古紙を無料で受け入れてくれる場所を紹介していきます。

 ここは、航空自衛隊浜松基地の西、パソコンショップ「OAナガシマ」の西側にあります。

 24時間、無休で古紙を受け入れています。
 昼間は、営業所の中の敷地内に車で入って区分ごとにコンテナに入れていきます。
 夜間や休日には、入り口にコンテナがあって、車で乗り付けて搬入します。

 区分は
  新聞・チラシ
  雑誌・雑ガミ・その他の紙
  段ボール
  牛乳パック
 です。

 白い紙ひもで縛って出しましょう。

 出してはいけないものは、松岡紙業のホームページに掲載されていますので
 確認してください。

 〒431-1103
 静岡県浜松市西区湖東町3280
 TEL 053-486-4050 松岡紙業・浜松西営業所

 松岡紙業さんは、浜松市内では、雄踏・東区篠ヶ瀬町・浜北区でも「こしのえき」を開いています。