雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

ことばと詩 41 かわぐちかいじ『沈黙の艦隊 31』講談社、1996年 20201031

2020年10月31日 08時06分54秒 | ことばと詩
ことばと詩 41 かわぐちかいじ『沈黙の艦隊 31』講談社、1996年 20201031




 マンガ『沈黙の艦隊』の長い長い航海の最終章。最終巻ではない。


 マンガ『沈黙の艦隊』の原潜ヤマトの戦闘はうそっぽいというより、公海でミサイル一発くらえばマンガそのものが第1巻でおわりだろうと素朴に思う。


 アメリカ軍はそれほど甘ちゃんではないのではないか。


 ヤマト艦長海江田四郎さんの核兵器への考えにもボクは反対です。


 ここで引用するのは海江田四郎さんのニューヨーク・国連総会での演説より、ボクが賛成できる部分です。(賛成する部分ではありません、念のため。)




 「個人とか
  市民とか
  国家という
  名ではなく


  “人類”という名においてのみ
  歴史は とぎれなく存在し
  
  われわれは
  人類という名においてのみ
  未来を語ることができるのです!」(p123)


・・・(中略)・・・


 「有史以来
  人類が手に入れた
 最も偉大な資産は
 民主主義です!


 そして民主主義の核となる
 多数の意思は


 有史以来
 変わることなく
 すでに確定しています!


・・・(中略)・・・


 われわれ
 人類の大多数は


 有史以来
 戦争に反対しているのです!」(p161~164)




 このあともっと重要なフレーズもあるが長くなりすぎるので割愛します。興味ある方は自分で読んでください。



雨宮日記 2020年10月30日(金) 久しぶりの散歩

2020年10月30日 16時50分24秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2020年10月30日(金) 久しぶりの散歩


 数ヶ月ぶりの久しぶりの2人で馬込川散歩でした。


 出会えたのは、モンシロチョウ、シジミチョウ、カラス、モズ、キジバト、アオサギ・・・・・・。それからたくさんの植物たち。


 まだ北からの渡り鳥は来ていない。


 ひとつひとうの家でも変化がある。草が生い茂ってたり、家がたてかえられたり。




 偶然、NHKFMの特別番組「汚れちまった悲しみに」を聞いた。亡くなった加藤のりひろさんの「歴史のねじれ」ついて。いい番組でした。


 加藤のりひろさんの考えはぼくに近いかも。こんど探して読んで見よう。


 番組のなかで語られた「歴史の経路依存性」という言葉もおもしとい。

















雨宮日記 2020年10月29日(木) 腕時計のベルトが切れた

2020年10月29日 20時31分24秒 | 雨宮日誌


雨宮日記 2020年10月29日(木) 腕時計のベルトが切れた


 ボクの腕時計の皮ベルトが、かなり弱くなっていたけど、今日ついに切れた。今はずしてポケットに入れて使っている。


 これでもいいかなと思うけど。腕時計が皮ベルト無しでは、かわいそうかなと思う。


 ここのところ、いい天気。雨はなし。


 部屋の片付けで忙しい。というか左腕と腰が疲れる。


 上も下も、少し片付いて見通しは良くなった。本の位置がかなり即座につかめて探し安くなった。



青い銀河とオレンジの花 断片 11 映画「2001年宇宙の旅」を見に行く 20201028

2020年10月28日 21時54分08秒 | 青い銀河とオレンジの花
 青い銀河とオレンジの花 断片 11 映画「2001年宇宙の旅」を見に行く 20201028 


 映画「2001年宇宙の旅」が公開されたのは1968年(昭和43年)のことだ。ボクが高校生の頃だった。17才頃だと思う。


 SF小説が好きで映画原作者が好きなアーサー・C・クラークだったので、初めてひとりで東京まで行って見た。


 日帰りで帰っても良かったが、東京にいた父の弟、菊男おじさん一家がいとこがいて幼い頃から親しかったので、田端の家に泊めてもらったのを覚えている。


 映画「2001年」の年、2001年はとうに過ぎ去ったが、技術進歩はクラークさんの楽観的予測よりかなり遅いようだ。


 いま手元に17cmのオリジナル・サウンド・トラックがある。その頃買った物だと思う。



 3つの音楽が入っている。冒頭シーンでのリヒヤルト・シュトラウス「ツァラトストラはかく語りき」、地球から宇宙ステーションへの細いロケットの飛行のシーンで流れるヨハン・シュトラウスの「美しぅ青きドナウ」。


 そして謎のモノリス(石柱)のシーンで流れる音楽、リゲッテイ作曲「ソプラノ、メゾ・ソプラノ、2つの混声合唱と管弦楽のためのレクイエム」が一番印象的だった。


 今でも、この3つの音楽が流れると映画の映像が脳内に出てきてしまう。


 映画「2001年宇宙の旅」のことは「本と映像の森」で書いた。以下、「本と映像の森 27 クラークさん他映画『2001年宇宙の旅』」の再掲。





「本と映像の森 27 クラークさん他映画『2001年宇宙の旅』
2010年04月07日 05時37分07秒 | 本と映像の森


 「本と映像の森13 A・C・クラークさん『2010年宇宙の旅』ハヤカワ文庫、早川書房」の続きです。


 クラークさんの『2010年宇宙の旅』を娘のIさんに「読む?」と聞いたら「読む」と言うので貸したら、「お父さん、この前編の「2001年宇宙の旅」というのを読まないと、わかりにくいので、ない?」と言われました。
 「本はどっかにあるけど(たぶん,押し入れの中かどこか)、てっとり早いのは、たぶん映画のDVDが出ているので、借りてきて観るのがいちばん早いと思う」と答えました。


 Iさんは、さっそく高林のゲオで映画「2001年宇宙の旅」を借りてきて見たようです。
 Iさんが言うには「セリフが少なくて、説明不足でわかりにくい!」と。
 それはまあ、1968年に映画が完成したときに、言われたことですけどね。


 「本と映像の森13」には書きませんでしたが、1968年の当時、浜松ではすぐ見れそうにないので、ぼくは当時、高校生でしたが、親に交通費をねだって(たぶん)、東京まで見に行って、たぶん東京の叔父さんの家に泊まったことを思い出しました。


 なぜ、わざわざ見に行ったかというと、当時、宇宙や天文学が大好きな「天文少年」だったので、たぶん、今も発行されている月刊雑誌『天文ガイド』か何かで見たのかもしれません。


 Iさんから借りて、何年ぶりでしょうか、41年ぶりではないと思いますが(たぶんどこかで、再視聴しています)、明日までにどうしても書かないといけない原稿を、パソコンの左半分で「一太郎」で打ちながら、右半分で「2001年宇宙の旅」をみました。
 
 やはり「映像詩」なんですね。人類が月へ実際に行ったのは、映画公開の翌年の1969年で、よくこれだけの映像を特撮でつくりあげたものだと思います。
  
 ここで論じるより「論より証拠」で、もし、この映画を見ていない「人類」の方がいたら、まず見て下さい。


 高校生の時に、この映画を見たので,あれ以来、ヨハン・シュトラウスのワルツ「美しき青きドナウ」を聞くと、絶対に、頭のなかに、たくさんの星がまたたく宇宙に、白いすてきな宇宙船が、地球衛星軌道のステーションに接近して、ドッキングするシーンが浮かんでしまいます。


 監督は、スタンリー・キューブリックさんで、原作小説を書いたアーサー・C・クラークさんとは、もしかして異質の人間なのかな?クラークさんは、たいへんだったみたいですね。


 「2001年宇宙の旅」のラストシーンの印象的な、地球を宇宙空間から見下ろしている「スターチャイルド」(映画ではたぶん、モノリスに吸い込まれて宇宙旅行をさせられたデビッド・ボーマン船長の生まれ変わり)は、「2010年」では、影も形もありません。
 
 もう一つ、モノリスに吸い込まれたボーマンさんの幻想的な旅で、一度、「高速回路」から出たような印象のシーンで、球状星団のような映像の後に、絵の具を流したような幻想的な映像が出てきます。


 そのあと、惑星の上を高速で動くような映像の前です。


 これは、クラークさんの傑作「地球幼年期の終わり」に出てくるような、肉体をもった生命体が進化して、物質から解放された純粋の精神体を描いているのではないかと思います。「幼年期の終わり」を参照してください。


 同じような考え・表現が、マンガ「日本沈没」全15巻の最終部分に出てきます。


 それの現実性はともかく、ポーランドのSF作家、スタニスワフ・レムさん著『ソラリス』の映画化「そらりす」とともに、SF映画の代表作といっても異論は、わたしはありません。」





雨宮日記 2020年10月26日(月) 障害者手帳の申請に医師の診断を受けにいく

2020年10月26日 19時19分45秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2020年10月26日(月) 障害者手帳の申請に医師の診断を受けにいく


 お昼12時に「予約」をしてS診療所へ則子さんとタクシーで行く。ずっと待って実際に診察されたのは午後2時過ぎ。


 すべて終わって診療所を出たのは2時半過ぎ。


 時間かかりすぎ。「予約システム」が破綻している。これをなんとかしないなら、組織のシステムそのものが破綻している。


 S診療所の誰も声をあげないなら。



雨宮日記 2020年10月25日(日)の2 ついに核兵器禁止条約が発効に

2020年10月25日 21時15分20秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2020年10月25日(日)の2 ついに核兵器禁止条約が発効に


 今日お昼12時のNHKFMのトップニュースで「核兵器禁止条約批准国が50国に、来年1月22日に発効」と言っていた。


 無条件にうれしい。則子さんと祝杯を挙げたいくらい。


 ボクの国連と核兵器禁止条約についての質問は2つ。1つは国連は加盟国が160何カ国(170?)あるのに何故発効条件がわずか50国か。


 2つ目は、批准50国で総人口は何億人なのか。賛同83国でもいいけど。せめて賛成人口地球人の半数とか。


 重要事項は常任理事国ではなく、全地球人全員投票で決めようというのが、ボクの重要提案です。



本と映像の森(第3) 4 アニメ『A(ターンA)ガンダム ①②③』1999年~2000年

2020年10月25日 14時00分20秒 | 本と映像の森


本と映像の森(第3) 4 アニメ『A(ターンA)ガンダム ①②③』1999年~2000年

 フジテレビ・サンライズ制作。


 先進的機械文明の月から敵対する再建途上の地球世界にロラン少年など3人は潜入し、別々に入り込んだ。


 主人公のロランは川で溺れ、2人の姉妹に救われる。2人の姉妹の父、鉱山主のハイム家に住み込みで働くようになる


 ガンダム世界らしくもなく、宇宙での戦闘は登場しない。すべて地球上で物語は進行する。


 ロランの恋する可能性があるのは3人の若い女性、姉ティエルと妹ソシエそして月世界の姫ディアナとの物語。


 月と地球の出合いと衝突、戦闘と軋轢の物語と二重に進行する。


 地球と月の対立と交渉だけではなく、それぞれの軍隊(ミリシャ)のなかの好戦派と慎重派の対立、軍と民間人の対立も描かれる。


 おもしろいのはロラン少年を女装させてパーティーに出したり、姉ティエルと似ているディアナが役割交換したりすること。


 主人公のロランが好きなブリキの金魚や「メリーさんの羊」の歌も効果的に使われる。


 民俗的なまつり「成人式」が過去に埋められて忘却されたガンダム発見のきっかけになる。


 地球人たちは月との戦争に直面して、地下に埋まっているかもしれない文明の遺産を探し始める。


 4巻以降の展開が楽しみです。



雨宮日記 2020年10月25日(日) 日が当たって暖かい

2020年10月25日 11時51分29秒 | 雨宮日誌


雨宮日記 2020年10月25日(日) 日が当たって暖かい


 今日は1日晴れの予報。1階のパソコンを置いた部屋も日が当たって、暖かい。


 日曜日でも則子さんも娘も仕事なので、ボクもあんまり土日の感覚がない。


    ☆


 携帯電話というより携帯スマホの1ヶ月の使用期間が10月25日からなので、今日午前11時33分に「モバイルデータ使用量」を見たら「1.8MB」だった。


 ほとんど使ってないんだけどな。電話もメールもしっていない。ちょっとネットを見ただけかな?


 ちなみに「データ使用量警告」が「2.15GB」で出ます。先月は「1.6GB」でした。


    ☆


 おとつい則子さんが銀行のATMへ「いちご募金」の小銭(主に1円玉)を預けにいったら、硬貨500枚以上は1100円(ちょっと記憶おぼろ)だか手数料をいただきますだって。


 セコいなあって思う。


 則子さんは「何回かに分けて、預けにいくわ」と言ってました。





雨宮日記 2020年10月24日(土) 4個目の棚を降ろしてもらう

2020年10月24日 21時23分01秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2020年10月24日(土) 4個目の棚を降ろしてもらう


 2階から本を降ろすために、1階へ4個目の棚を則子さんに降ろしてもらった。


 まだ2個目と3個目は空白がある。4個目はまったく空白。


 本の全体の組み替えをしているので、すぐには運べない。


 娘がレンタルショップで借りてくれた「ターンAガンダム」の①から③巻を見る。おもしろい。もしかたら今年テレビでやった『銀河英雄伝説』より、こっちの方がプロットはいいし現代性は高いかも。


 まだ続刊があるので期待。



雨宮日記 2020年10月23日(金) 雨宮智彦のブログ「4001日」

2020年10月23日 22時05分29秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 2020年10月23日(金) 雨宮智彦のブログ「4001日」

 今日で「雨宮智彦のブログ」を「2009年11月9日」に開始してから「4001日」となりました。


 あと10年続けられると365日/1年×10年=3650日で、11年で3650+365=4015日です。正確にはうるう年があるので、少し違いますね。


 「雨宮智彦のブログ 8000日」を迎えられると、いいな。たんなる願望です。


    ☆


 今日は「青い地球 10月25日号」を完成させました。月に2回発行するのはひさしぶりです。


 


雨宮家の物 55 止まった柱時計 20201022

2020年10月22日 19時42分15秒 | 雨宮家の物
雨宮家の物 55 止まった柱時計 20201022


 松城の家で父母の部屋で動いていた柱時計。


 時計のうしろを見ると、松城の家を建てて新町から転居したとき、母の東京の実家から贈られたものらしい。


 父が『落葉松』の「Ⅱー43 閉店」で「「おや、今朝の時計はいやに響くな」普段は、チン、チンと、澄んだ音で鳴るぜんまい巻きの柱時計である。」(p137)と書かれている。





 この柱時計を十軒へ引っ越したとき、持ってきたらしいが、いつか壊れて父の部屋のすみに転がっていた。




 


雨宮日記 2020年10月21日(水) 今日は「10・21」です

2020年10月21日 21時42分10秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2020年10月21日(水) 今日は「10・21」です


 今日は「10・21」で昔は浜松でも安保廃棄集会が毎年おこなわれましたが、無くなったのはいつからでしょうか。


 夜、2階の奥の部屋から高い棚をまず1個、則子さんに降ろしてもらいました。最初、娘が仕事から帰ってくるのを待とうかと言っていたのですが、エエイ降ろしちゃえと、則子さんがひとりで降ろしました。


 ボクは「すごい!力持ちー!」と賞賛するだけでした。拍手しようと思ったけど、左手だけでは拍手できません。


 2階から不破哲三さんの本と平井和正さんの本を1階へ降ろしました。





雨宮日記 2020年10月20日(火) クリニックへ行き、新聞を切る

2020年10月20日 20時11分16秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2020年10月20日(火) クリニックへ行き、新聞を切る


 午前中、則子さんはボクの父の居る中央中島へバイクで行く。


 午後、ボクと則子さんはタクシーで七草クリニックへ行く。


 夜、則子さんにボクが切り抜きしにくい紙面を切り抜いてもらった。


 FMラジオでドボルザークの弦楽四重奏曲「アメリカ」を聞く。ドボルザークのメロディはすごくいい感じで、心に沁みる。