雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

震災・くらし情報 放射能についての基礎知識はこのブログへ

2011年03月31日 14時57分13秒 | 地震・原発・津波・防災情報
震災・くらし情報 放射能についての基礎知識はこのブログへ

 放射能とその影響について、いいブログがありましたので、紹介します。
 
 東大病院放射線治療チーム「team nakagawa」

 参考にしてください。

 とくに「確率的影響」と「確定的影響」については、知っておくべきことだなあと思います。

震災・くらし情報 3月31日(木) 浜松市HP「放射能Q&A」再掲載

2011年03月31日 14時38分24秒 | 地震・原発・津波・防災情報
震災・くらし情報 3月31日(木) 浜松市HP「放射能Q&A」再掲載

 3月31日(木)午後2時半現在で、浜松市公式ホームページ内に「放射能Q&A」が再掲されたことを確認しました。
 以前の物と内容は、ほぼ同じなようです。
 今は時間が無くて、細かい点は不明です。
 とりあえずお知らせします。

震災・くらし情報 過去の地震 2 貞観東日本大地震と西日本の火山

2011年03月31日 14時28分34秒 | 地震・原発・津波・防災情報
震災・くらし情報 過去の地震 2 貞観東日本大地震と西日本の火山

 東日本ブロックと西日本ブロックの関連ですが、今話題になっている東北地方での貞観(じょうがん)大地震は、貞観11年(869年)におこりました。

 ところが、その直前の、貞観6年に富士山が青木ヶ原溶岩をつくった大噴火、貞観9年には阿蘇山も噴火して、最後に東北大地震でした。

 ですから、東日本と西日本が関係ないと言うことは過去の地史からも言えません。
 
 むしろ注目すべきは、3月11日の後、日本列島全国の火山が少し活発化しているという点でしょうか。
 
 焼岳・富士山・箱根山・阿蘇山など、全国の13火山です。

 今後も、注視していきたいと思います。

雨宮日記 3月30日(水) 水漏れがしてきたので長靴を買いました

2011年03月30日 06時01分35秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 3月30日(水) 水漏れがしてきたので長靴を買いました

 永年使ってきた、里山用の長靴の右足が、水漏れがしてきました。
 
 原発じゃあるまいし、靴下も足首も濡れて、気持ち悪いので、ついに、カーマに行って、新しい黒い長靴を買いました。

 「買いました」というのは,真っ黒な,あるいは真っ赤なウソです。

 「則子さん、カーマにちょっと行く?」と誘って、買ったのは、則子さんの財布からです。 

 ちょっと高さが低いので、里山の泥沼作業用に、もっと丈の高いのを別に買おうかな?


震災・くらし情報 3月29日(火) 浜松市HP「放射能に関するQ&A」が消えました

2011年03月30日 05時41分35秒 | 地震・原発・津波・防災情報
震災・くらし情報 3月29日(火) 浜松市HP「放射能に関するQ&A」が消えました

 「震災・くらし情報 3月25日(金) 浜松市HPが「放射能に関するQ&A」掲載」をアップしましたが、今日になって見直したら、その記事が消えていました。

 掲載されていたのは、以下の文章です。
 最後の「【参考】放射能に関するQ&A」をクリックしても、記事はありません。
 
 「浜松市の水道水について
 このたびの東北関東大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故による水道水への影響について、これまでに実施されている種々の測定結果から、浜松市の水道水は心配ないものと思われます。
 現在、近傍の放射能測定ができる検査機関では、県等からの依頼検査により新たな検査は受け入れられない状況と聞いていますので、静岡県や他都市等との連絡を密にし、情報収集や対応に万全を期してまいります。
 なお、静岡県のホームページでは、県内の測定結果を公表していますので、参考にしてください。

 【参考】放射能に関するQ&A」

 公式の行政なのですから、いったん掲載した記事を消すなら、消す理由をきちんと書いて消した方がいいのではないでしょうか?

 「現在、県外の民間の分析機関に浜松市の水道水の検査を依頼したところです」というのが、違っていたんでしょうか。

 「厚生労働省の資料によると、放射性物質は、通常の浄水処理(凝集沈澱、砂ろ過)や活性炭処理に除去効果が確かめられています」というのも、どうなんでしょうか?

 たしか昨夜かの、テレビ番組で、活性炭処理による放射能除去の論文は、チェルノブイリの時に研究者が小規模実験をして効果がありそうだというだで、浄水場での実際十軒はしていないと指摘していました。

震災・くらし情報 過去の地震 1 霊亀元年(715年)「遠江国地震」

2011年03月30日 05時20分39秒 | 地震・原発・津波・防災情報
震災・くらし情報 過去の地震 1 霊亀元年(715年)「遠江国地震」

 過去の地震について調べ始めました。
 
 日本国の正史の2番目である『続日本紀』によれば、西暦715年(霊亀元年)の5月25日に「遠江国地震」とあります。

 原文は漢文ですが、以下のように書いています。

 「遠江国地震。山崩壅麁玉河。水為之不流。経数十日。潰、没敷智。長下。石田三郡民家百七十余区。并損苗。」

 訳してみると「遠江国で地震。山香崩れ、あら玉川をふさいだ。数十日を経て、決壊して、敷地郡・長下郡・石田郡の三郡の民家170余区が水没し、苗をだめにした。」

 「170余区」の「区」とはどれくらいの単位なのか、今のところ、分かりません。

 同じ霊亀元年、翌日の五月丙午(廿六)、つまり26日に「参河国地震。壊正倉二七。又百姓庵舎往々陥没」とあります。

 参河国とは、今の三河=愛知県東部のことです。

 これは同じ地震が日を違えて記録されたものか、それとも実際に翌日に余震としておこったものか、不明です。

雨宮日記 3月28日(月) 明日、日本の終わりが来ようとも…

2011年03月29日 05時22分11秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 3月28日(月) 明日、日本の終わりが来ようとも…

 放射能は、さらに悪化しています。
 やはり、「過酷事故」からさらに悪化して、もう「破局事態」と断定してもいいのではないでしょうか。

 ぼくのいう「破局事態」とは、日本列島のうち、一部分が濃い濃度の放射能で汚染される事態です。
 それは、もう実現しています。

 ①

 福島原発内の管理区域外で放射能に汚染された水が発見されました。放射能は、毎時1シーベルト以上です。
 つまり、7時間浴びれば、全致死量、全員死ぬ放射能です。
 作業していい時間は15分だけだと開設していました。

 ②

 福島原発の敷地内の2カ所で、プルトニウムが発見されました。まだ微量ですが。NHKのニュースでは半減期が「長い」としか言わなかったですが、正確に半減期が何年か、報道すべきです。

 ③

 福島県飯館村の、原発から北西40キロ地点で、26日に採取した雑草1キログラムから、放射性セシウムが287万ベクレル検出されました。


 「明日、世界の終わりが来ようとも、今日、私はリンゴの木を植える」という言葉を思い出しました。
 正確な引用ではないかもしれません、うろ覚えなので。
 それで、検索してみたら、どうも、この言葉は、16世紀ドイツの宗教改革者、マルチン・ルターさんの言葉のようです。
 知らなかった!

 「リンゴの木を植える」ような行動の具体的中身は、こう思います。

 ① 自分たちのくらしや行動の日常的なことを続ける。ぼくの場合には、仕事をして、里山に行き、このブログや里山ブログを書いていく。
 
 ② 東日本大震災・福島原発事故を追いながら、自分や自分たちでやれることをやっていく。思考・報道・支援。

 ③ 福島原発からの放射能「破局」や、もしかしたら早まる「西日本大地震」に備えて、対応プランを「参謀」としてつくっておく。

 
 
 

 
 

震災・くらし情報 3月25日(金) 浜松市HPが「放射能に関するQ&A」掲載

2011年03月28日 06時28分40秒 | 地震・原発・津波・防災情報
震災・くらし情報 3月25日(金) 浜松市HPが「放射能に関するQ&A」掲載

 「平成23年3月25日午後0時現在」で、浜松市公式ホームページに「放射能に関するQ&A」が掲載されました。

 内容は,以下の通りです。

「Q1:福島第一原発による放射性物質が水道水へ与える影響はどうか?

A1: このたびの東北関東大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故による水道水への影響について、国や県が行っている環境や水道水及び降下物の放射能測定結果から、浜松市の水道水への影響は心配ないものと考えられます。
なお、現在、近傍の放射能測定ができる検査機関では、県等からの依頼検査により新たな検査は受け入れられない状況につき、県外の民間の分析機関へ浜松市の水道水を送り検査を依頼したところです。
今後とも、静岡県や他都市等との連絡を密にし、情報収集や対応に万全を期してまいります。

Q2:浜松の水道水には放射性物質は含まれていないか?

A2: 浜松の水道水は放射能測定を依頼したところで不明ですが、文部科学省が行っている神奈川、長野、愛知、静岡各県の環境中の放射能測定結果(3/24:0.039~0.095μSv/h)や静岡市内(ヨウ素131について3/22:0.14Bq/Kg ※参考1、3/23,24:検出されず)及び県が監視体制を強化するため3月24日から新たに追加した三島・島田・磐田各市内(3/24:3測定点とも検出されず)の水道水の測定結果を参考に類推すると、同程度と考えられます。
静岡県のホームページでは、県内の測定結果を公表していますので、参考にして下さい。

Q3:浜松市の水道水は、放射能の測定をしないのか?

A3: 現在、県外の民間の分析機関に浜松市の水道水の検査を依頼したところです。

Q4:水道水や原水の放射能は把握しているか?

A4:現在、水道水に関する水質基準に放射能は該当していないことから、把握していません。
このため、今回の件につきましては、文部科学省が行っている神奈川、長野、愛知、静岡各県の環境中の放射能測定結果(3/23:0.048~0.101μSv/h)や静岡市内(ヨウ素131について3/22:0.14Bq/Kg ※参考1、3/23,24:検出されず)及び県が監視体制を強化するため3月24日から新たに追加した三島・島田・磐田各市内(3/24:3測定点とも検出されず)の水道水の測定結果を参考にして、影響度合いを判断しています。

Q5:放射性物質に関する飲料水の水質基準はありますか?

A5: わが国では、水道水についての水質基準は定められていません。
しかし、原子力安全委員会が作成した「原子力施設等の防災対策について」のなかで、「飲食物の摂取制限に関する指標」(※参考2)が示されており、放射性ヨウ素が300Bq/Kg以上、放射性セシウムが200Bq/Kg以上の場合に、摂取を制限するか否かを検討することとされています。

Q6:浜松の水道水は、飲んで安全ですか?

A6: 浜松の水道水は放射能測定を依頼しているところですが、文部科学省が行っている神奈川、長野、愛知、静岡各県の環境中の放射能測定結果(3/23:0.048~0.101μSv/h)や静岡市内(ヨウ素131について3/22:0.14Bq/Kg ※参考1、3/23,24:検出されず)及び県が監視体制を強化するため3月24日から新たに追加した三島・島田・磐田各市内(3/24:3測定点とも検出されず)の水道水の測定結果を参考に類推すると、現段階では安全と考えられます。
静岡県のホームページでは、県内の測定結果を公表していますので、参考にして下さい。

Q7:水道水に影響が出たときに消費者として自衛手段はありますか?

A7: 一定の指標値を超える時、又は、超えるおそれがある時は、使用方法の制限をすることとなりますので、通常は心配することなくご利用下さい。
今回の東京都の事例のように、指標値以内であってもミルクの調整など特定な用途に利用される場合の留意点は、国等において指導があるものと思われますので、これに従ってください。

Q8:指標を超過した水を摂取してしまった場合はどうすればよいですか

A8: 厚生労働省は、「指標値を超過した水を一時的に摂取した場合において、直ちに健康に影響は生じない」としています。
また、代替となる飲料水が無い場合には、飲用しても差し支えないとしています。

Q9:水道水に影響が出る恐れがあるときには、どのように対応するのか?

A9: 指標値を超える恐れがある場合には、使用方法の制限をすることになります。
指標値以内であっても少しでも影響が考えられる場合には、浄水工程の管理を強化すると共に、広報により適時情報を提供していきます。

Q10:放射性物質は、浄水処理で除去できるのか。

A10: 厚生労働省の資料によると、放射性物質は、通常の浄水処理(凝集沈澱、砂ろ過)や活性炭処理に除去効果が確かめられています。

Q11:水源地や河川に雨が降っても問題ないか

A11: 降雨時に、放射性物質の粒子が雨水とともに降下し、河川などに流入する場合に備えて、大原浄水場では、浄水薬品の注入量を増やしたりして、浄水効果を強化しています。


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参考1(測定結果)
静岡県のHPによると、静岡市内の水道水から福島第一原発の影響と思われる極微量(3/22、0.14Bq/Kg)の放射性のヨウ素131が検出されましたが、この値は飲食物摂取制限に関する指標値(300Bq/Kg)の約2000分の1以下であり、健康にはまったく影響がない値です。
また、この濃度の水道水を1年間飲み続けた場合の被ばく線量は、0.002mSv(2μSv)程度であり、1年間の被ばく線量限度1mSvと比較しても500分の1程度です。セシウム137は検出されていません。
なお、3月23・24日には検出されませんでした。
参考2
今回の事態にあわせ、厚生労働省健康局水道課はモニタリング強化等の通知を発しています。水道水を含む「飲食物からの摂取制限の指標」と厚生労働省の見解も示されました。(下記の通り)

摂取制限の指標 放射性ヨウ素(131) 放射性セシウム
飲料水
牛乳
乳製品 300Bq/Kg以上 200Bq/Kg以上

厚生労働省の見解(健水発第0321第1号 平成23年3月21日水道課長通知等)
指標を超えるものは飲用を控えること(広報すること)
生活用水としての利用には問題がないこと(飲食摂取よりリスク相当低い)
代替となる飲用水がない場合には、飲用しても差し支えないこと
乳児用製粉乳及び直接飲用には、放射性ヨウ素(131)が100Bq/Kgを超える場合には使用しない。
浄水処理では、活性炭処理による除去効果を示す知見がある。

お問い合わせ先
浜松市上下水道部浄水課
〒433-8102 浜松市北区大原町50
Tel:053-436-1307・Fax:053-437-7928
E-Mail:josuika@city.hamamatsu.shizuoka.jp


雨宮日記 3月27日(日) 破局の始まりなのか?破局を食い止めるか?

2011年03月28日 05時37分33秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 3月27日(日) 破局の始まりなのか?破局を食い止めるか?

 今日は,夜、忙しい則子さんと、いっしょに行動して、いっしょに、いろいろ話しをしました。

 原発という魔法のような未完成技術を過信して、解き放ってしまった日本人は、闇の世界から解き放たれた毒といっしょに生きていかないといけない運命に至ったのでしょうか。

 たぶん、1号炉・2号炉・3号炉とも、炉心溶融がおきているでしょうね。
 問題は、弁や水蒸気放出以外に、格納炉のどこかから、放射能が漏れているかどうかです。

 それが、もしかしたら格納炉から漏れている可能性・あるいは現実性を示したのが、今回のタービン建屋に溜まった放射能水です。

 川の流れに流されて、目の前にナイアガラの滝の大崩壊が迫っているのに、何も出来ないような、いやな気分です。

 あるいは、最悪の場合、燃料が溶けてグジャグジャになっている部分で「再臨界」がおきることもありえます。

 いまのところ、人間が制御できないような事態が進行しています。
 これが制御下にもどるのか、もどらないのか、微妙でしょうね。

 ぼく「則子さん、これって、ゲド戦記で警告していたよね」
 則子「そうね、小説が、ほんとうに現実になるなんて…」

 今朝は、疲れて、もう寝ます。
 ゲド戦記については、続きを書きますね。
 (前にゲド戦記しりーずについて書いた「本と映像の森」も参照してください)。
 

 

 

雨宮日記 3月26日(土) 次女のIさんといっしょに「雑草」を見に里山へ

2011年03月26日 20時45分17秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 3月26日(土) 次女のIさんといっしょに「雑草」を見に里山へ

 まだ寒いですが、天気はよかったです。

 次女のIさんが中公新書で「雑草…」の本を読んでいたので「写真で見てるより、実物を見に行こうよ」と誘って(則子さんは忙しいので)、2人で里山へ行きました。

 (「雑草」という表現には異議があります。「野草」と言ってください。)

 ぼくは、則子さんが言う「里山中毒」なので、2日も里山に行かないと、禁断症状が出てきます。

 里の家に行って、いつもの3人の仲間に「娘のIさんです」と挨拶して、里山の谷(田んぼビオトープ)と草地と裏山を、2人でぐるっと巡りました。

 ショウジョウバカマ、ニホンアカガエルのおたまじゃくし、ひきがえるのおたまじゃくし、ハルリンドウ、ニオイタチツボスミレ、オオイヌノフグリ、ホトケノザ、シロバナタンポポ、カキドオシなどなど…。

 1年半前に、Iさんの飼いウサギのミントが亡くなりました。
 今の豆子は茶色ウサギですが、ミントはシロウサギでした。

 「中沢で火葬にしたくない」というので、則子さんが電話してオーナーの特別許可をもらって、里の家の裏山に手厚く葬りました。土葬です。

 今日は、Iさんと野の花を摘んで、手向けて、手を合わせました。

 帰り、ツクシを少し摘んで帰りました。
 Iさんが言うには「家の近くの馬込川の土手と違って、都会の大気や犬のおしっこで汚染されていないから、いいね」
 孵って、料理して、夕食のおかずでおいしくいただきました。
 ごちそうさまでした。

 
 
 
 

震災・くらし情報 3月26日(土) いまのところ浜松市の放射能は白…

2011年03月26日 20時18分38秒 | 地震・原発・津波・防災情報
震災・くらし情報 3月26日(土) いまのところ浜松市の放射能は白…

 今までのところ、浜松市まで福島原発による放射能汚染が来ているというデータはありません。

 3月23日から、静岡県がこれまでの静岡市葵区1カ所に加えて、県内で下田市・沼津市・磐田市でのデータを測り始めました。

 毎日、午前9時から午後5時まで1時間ごとのデータです。
 
 静岡県公式ホームページを見てください。

 表紙のトップにある「平成23年3月26日 午後5時00分現在 東京電力福島第一原子力発電所の緊急事態に伴う静岡県内の環境放射線等測定結果」に入ります。

 4カ所のデータは、たとえば26日の午前9時から午後5時までの1時間ごとのデータが掲載されています。
 
 単位は、ナノグレイ/時 です。

 静岡市 最低値 42.8  最大値 46.3
 下田市 最低値 48.2  最大値 59.3
 沼津市 最低値 41.8  最大値 43.8
 磐田市 最低値 49.0  最大値 53.3

 たぶん「平常値」の範囲内だろうと思います。 
 
 静岡市の過去の変動値は、最低 28.1 最大 76.5 だそうです。
 
 ナノグレイという単位は 1ナノシーベルトに同等です。
 1ナノシーベルト=0.001マイクロシーベルト です。

 (注:「シーベルト」です。「シューベルト」ではありませんので)

 よって 50ナノグレイ=0.05マイクロシーベルトです。
 
 なお、1000マイクロシーベルト=1ミリシーベルト、
 1000ミリシーベルト=1シーベルト です。

 あるいは、1マイクロシーベルト=0.001ミリシーベルト、
 1ミリシーベルト=0.001シーベルト です。

 ナノ,マイクロ、ミリ、と3段階で1000づつ桁が上がっていきます。
 日本人は、万、億、兆と10000づつ上がっていきますが、
 西洋人は1000づつで、感覚が違うんですね。

 4シーベルトは、広島原爆の爆心地から1km付近の放射能量で、ほぼ半数致死量です。

 7シーベルトになると、全数致死量になります。

 
   

雨宮日記 3月23日(水)の記憶 ハイタカとカラスノエンドウに出会って

2011年03月26日 07時00分22秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 3月23日(水)の記憶 ハイタカとカラスノエンドウに出会って

 書いていないことに気づいたので、過去ログですが、書き留めておきます。

 里山へ行って、Kさん・ぼく・K子さん・NMさんの4人で里の家に居たとき。

 向こうから、タカ類がこっちへ飛翔してきました。
 「あ!あれは?」
 NMさん「ハイタカですね。しかも何か食って、のどが膨らんでますね」

 ハイタカは、悠々とぼくたちの上空を滑空して裏山に消えていきました。

 そのあと、裏山へ登ったとき
 NMさん「これは、なんですかね」
 Kさん「たぶん、カラスノエンドウですね。スズメのエンドウではないですね」

 ローカルな話題でごめんなさい。
 「ゲド戦記 1 影とのたたかい」を読んだ人しかわかりませんね。
 
 
 「ゲド戦記 1 影とのたたかい」の主人公が,若い魔法使いハイタカ(まことの名前はゲド)と同じ学園で学んだ若い魔法使いカラスノエンドウなんですね。

 こういう偶然の一致に、うれしくなりました。

  

雨宮日記 3月25日(金)夜 悪夢のような現実とストレスで血が…

2011年03月26日 06時17分37秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 3月25日(金)夜 悪夢のような現実とストレスで血が…

 3月11日から2週間、悪夢のような映像や報道から、逃げたくなる気持ちは、よくわかります。

 まるで「風の谷のナウシカ」の世界のような、毒で汚染された世界で、生きていくのでしょうか。

 心がくじけそうになるのは、当然です。
 
 でも、ぼくは、妻の則子さんや、2人の娘や、だいじな友だちがいるから、くじけてはいられません。
 何かしないと、ということで、浜松市へ要請をしました。

 これは、いろんなことの始まりにしたいなと思います。

 甲子園で選抜高校野球が始まったころから、急に、テレビが通常編成に戻ってしまい、なんとも緊張感のないテレビになりました。
 
 特別報道自体も、なんだ、この教授や評論家は、という感じでしたが、この通常編成は、さらにおかしいです。

 ① おとなしく政府の指示に従うか、② パニックになるか、しか選択肢がないかのようなマスコミ指示はやめて欲しいです。

 ぼくたちは、家畜もいやだし、レミングの集団自殺もいやです。

 優しさ・冷静さ・理性・勇気を保ちながら、みんなで話し合いながら,最良の道を探りたいと思います。

 夜、仕事をしていて、なんか、お尻がぬるぬるする感じで、アッと思って、指を下着の下に入れてみたら、やっぱり。

 Gの出血でした。
 「尻圧」が高くなったんですね。
 
 真っ赤な血は、すこしショック。
 でも、我慢して、生きていかないと。

 この記事を読んだ、知り合いのみなさん。
 妻の則子さんが心配して、うるさいので、則子さんには内緒にお願いします。



震災・くらし情報 3月25日(金) 浜松市に放射能と浜岡問題で要請しました

2011年03月26日 05時22分44秒 | 雨宮日誌
震災・くらし情報 3月25日(金) 浜松市に放射能と浜岡問題で要請しました

 今日は,午後3時から、浜松市役所で、私の所属する「ごみ環境ネット」(静岡県西部ゴミ環境問題ネットワーク)という団体で、4人で、浜松市危機管理課さんに、要請をしました。
 
 被災地支援などでお忙しい中j、前日に電話してもらって訪問したのですが、時間をとっていただき、懇談できました。

 要請文は以下の通りです。


 「浜松市長 鈴木康友 様

    東日本大震災の放射能対策と浜岡原発についての要請書

                        2011年3月25日(金)
                     静岡県西部ゴミ環境問題ネットワーク

 東日本大震災はについて、浜松市の行政としての支援行動に心から敬意を表します。
 浜松市民・日本国民の健康と安全を守るために、さらに必要と考える事項を市民として考えましたので、以下、要請いたします。

(1) 緊急に解決を求められる放射能の問題

 東日本では福島原発からの放射能汚染が広がりを見せる中、浜松市民にも放射能の不安が広がっています。

① 浜松市として、市内で定期的に又は常時、大気の放射能測定と水道の放射能測定をおこなってください。

② 市内で生産する農産物と土壌の放射能測定をおこなってください。

③ 浜松市が測定した放射能データと静岡県が4カ所で、国が浜岡原発で測定しているデータを浜松市のホームページに常時掲載してください。

④ 浜松市に行政として放射能測定値についての窓口をつくり、市民の電話や問い合わせに対応してください。


(2) 安全性が不安な浜岡原子力発電所による危機を予防するために

 今回の東日本大震災の重大事態によって、浜松市民にも、浜岡原発は大丈夫なのか、という不安が広がっています。東海大震災の推定Mは8.0で対策を立てるとされていますが、今回の東日本大震災はM9.0であり、東海・東南海・南海も3地震連動となればM8.7となり、8.0を大幅に上回ります。
 東海大震災単独でのM8.0と津波5mの想定など、全面的に見直す必要が出ているのではないでしょうか。

① 当面、安全性が保障されていないことがわかった浜岡原発をとりあえず停止し、今後どうするかは静岡県民の全県民の議論にゆだねるよう、浜松市として国と静岡県に要請してください。

② 危険な原発は段階的に停止し、太陽電池・マイクロ風力・マイクロ水力などの自然エネルギー社会に転換していけるよう、浜松市としても市内の自然エネルギー政策を立てると共に、国にも要望してください。

③ 浜松市にも影響が出ると想定される浜岡原発による放射能災害の対策を、浜松市として立ててください。

④ 浜松市の「地域防災計画」を東日本大震災の教訓も調査し、浜松市民の声も聴いて、全面的に見直し、市民が安心できる防災計画を市民とともに造りあげてください。」

 
 危機管理課長さんと約1時間も親しく懇談しました(市民生活課長さんも同席)が、浜松市は放射能測定器を持っていないこと、浜松市の「地域防災計画」に静大のことが出ているのは当時、そういう研究をしていた教授がいたからで今はいない、中電が測定器を持っているかどうかなど、でした。
 
 浜岡原発については、浜松市は「地元自治体」という扱いではなくて、増設などの時もいっさい知らせはないという「はぶせ」状態だそうです。
 地元とされるのは磐田市まで、だそうです。
 それはひどいですね、と浜松市といっしょに憤慨しました。

 要請事項については実現する事項があったら連絡してください、私たちも市民の命と安全を守るためなら市政を応援します、と言いました。

 お互いに有意義だったと思います。

 
 

雨宮日記 3月24日(木)の3 被災地は食料・燃料危機、日本は…

2011年03月25日 05時58分27秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 3月24日(木)の3 被災地は食料・燃料危機、日本は…

 ここ数日、福島県で土壌汚染が発見されるなど事態は更に深刻です。
 しかも半減期30年のセシウムです。

 というのは、広島原爆でも、土壌に残留放射能があって、汚染地域に家族を捜しに入った人たちや軍人が被曝したのですが、9月に広島を台風が襲って、広島は水の都で低地ですから、大雨でかなり放射能が海へ流されたのです。

 しかも原爆は1回きりの爆発ですが、原発は、漏れがあるかぎり、放射能が原発の外へ漏れ続けます。

 この、放射能が漏れている箇所をなんとしても修理するのが先決で、核燃料を冷やすだけでは解決しないと思うのですが、マスコミも何も言いません。
 どうなっているんでしょうか?
 今だに、どこから漏れているかすら、報道されません。
 
 「漏れをふさぐのは無理で、漏れ続けます」ということなら、そう発表すべきでは、ないでしょうか。
 
 昨夜は,被災地での食糧危機(=飢餓)や、燃料危機のことが報道されていました。  原発周辺「屋内待避」区域での食料や日常品の供給も深刻です。

 ① 物(食料・水・衣料…)がない
 ② エネルギー(電気・ガス・燃料)がない
 ③ 情報がない

 そういう3重の危機です。
 
 被災地だけではなくて、日本列島全体で、情報がない、情報飢餓の状態ではないでしょうか。

 昨日くらいから、ラジオ番組・テレビ番組が、全局でいっせいに、急に通常番組に切り替わって、いまだに深刻なのに、震災情報が少なくなりました。
 NHKテレビも高校選抜野球です。

 この危機に、日本人を娯楽情報漬けの「家畜」に戻したいんでしょうか。
 ぼくは、日本人は、自分の頭の中をマスコミに選挙された「家畜」状態から、野生の動物に戻らなければ、救われないと思います。