雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

人間宇宙生命社会 33 過去記録 22 哲学の学習15 量 その2 分離と連続、外延と内包 20210430

2021年04月30日 14時14分58秒 | 人間宇宙生命社会
人間宇宙生命社会 33 過去記録 22 哲学の学習15 量 その2 分離と連続、外延と内包 20210430


「哲学の学習15 量 その2 分離と連続、外延と内包
2010年03月23日 04時14分13秒 | 人間・生命・宇宙

 遠山啓さんの本の続きです。


 遠山さんは、量を、まず分離量と連続量に分けます。
 そして連続量を、外延量と内包量に分けます。


 「物体もしくは物質に対するもっとも基本的な操作は合併である。
 たとえば、2つのバケツのなかにはいっている水をあわせて1つにするような操作が、この合併という操作である。
 この合併に対して加法的なのが外延量であり、そうでないのが内包量である。
 たとえば、2つのバケツのなかにはいっている水の体積がそれぞれ3リットルと5リットルだとすれば、あわせた水の体積は3リットル+5リットル=8リットルになる」
 「体積・重さ・値段などは問題なく加法的である。」(p107)
 
 「これに対して、合併が加法を意味しないような量も存在する。密度・濃度・温度・速度・単価などがそうである。20度の水と30度の水をあわせてかきまぜても50度にはならないで、20度と30度とのあいだのある値をとるだろう。つまり合併から加法がでてこないのである。」(p107~108)


 「べつのいい方でいえば外延量は“大きさ”もしくは“広がり”の量であり、内包量は“強さ”の量である」(p108)
 
 遠山さんは言います「このような内包量をくらべるのには計算という手段を必要とせず、感覚の助けによって判定することができる」


 つまり「熱い」「冷たい」「暑い」「涼しい」などの感覚で判定することができるということです。
 これは量?質?
 どっちなんでしょうか。



人間宇宙生命社会 32 過去記録 21 哲学の学習14 量について その1 20210430

2021年04月30日 14時14分22秒 | 人間宇宙生命社会
人間宇宙生命社会 32 過去記録 21 哲学の学習14  量について その1 20210430


「哲学の学習14 量について その1
2010年03月22日 23時23分22秒 | 雨宮日誌


 数学から学ぶということですが、量とは何でしょうか。


 たとえば「お皿のなかに果物がいくつありますか」という場合で、「7個あります」というのは量です。


 数学的にいうと「お皿」の中に果物の「集合」があり、たとえばミカン3個とリンゴ4個の「集合」があります。
 
 量というのは、遠山啓さんによれば「3メートルの棒、高さ3メートルの家は、物体もしくは物質として存在するが、3メートルそのものは存在しない。つまり、量の背後にはじゃばらず物体もしくは物質が存在しているのである。」
 (『遠山啓著作集 数学教育論シリーズ5 量とは何かⅠ』太郎次郎社、1984年新装版、p107)


 そして量とは、集合の要素が等質であるときに量となる。つまり、ミカン3個の集合、リンゴ4個の集合、あるいは果物7個の集合。


 そして、量よりさらに抽象的なものが数となります。たとえばミカン3個とリンゴ3個は量としては異なったものですが、数としては同じものです。


 つまり、集合 → 量 → 数、という概念の発展系列が考えられます。(遠山さんの同書、p82~83)
 
 量についての学習は次回に続きます。


 この遠山さんの本は、25年前に買ったので、今はどういう形で出ているのかは調べてありませんが、「水道教育」の著者として著名なので何らかの形で出版されているだろうと思います。」



ことばと詩 53 平林久「「星の進化」というおかしな言葉」 20210429

2021年04月29日 17時37分41秒 | ことばと詩
ことばと詩 53 平林久「「星の進化」というおかしな言葉」 20210429


 「天文では、星の一生に対して「星の進化」というおかしな言葉が使われます。1世代の中で星が核反応で変わっていくのは、あえて生物用語で言うなら「成長」「老化」です。 天文で国際的には evolution と言ってますが、これからして変なのですね。しかし、今さら「星の老化」ともいえないでしょうね。」
 ( 平林久『星と生き物たちの宇宙 ー 電波天文学/宇宙生物学の世界 ー』集英社新書、2000年、270ページ、p183~184 )


 宇宙ステーションにアマガエルたちを送った生物学者と宇宙電波天文台を作った電波天文学者の、あっちへ飛びこっちへ飛ぶ、おもしろおかしいメール対談集。


 実際に会って対談したわけではない。10ヶ月間のメール交信を本にした。


 20年もたつと2人はそれぞれどうしているだろうか。野辺山電波天文台は、いまや予算不足で閉鎖寸前になっているようだ。


 天文学のことも少しは追ってみたい。





雨宮日記 2021年4月28日(水) 父のワクチン接種表が届きました

2021年04月28日 21時21分56秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2021年4月28日(水) 父のワクチン接種表が届きました


 施設に入っている父へ、コロナウイルスワクチン接種表が浜松市役所から郵送で届きました。たぶん施設で接種することになると思いますが、施設と相談しないと何もわかりません。


 夕方から弱い雨。


 則子さんの津和野ふき自由律俳句集を作る準備をし始める。津和野ふきさんの俳句をぜんぶ一太郎でファイルに打ち込むつもり。それをしてから則子さんに選択して並び替えて、体裁を整える。



人間宇宙生命社会 31 自分と世界ーストレスをどう発散しうるか? 20210427

2021年04月27日 19時50分04秒 | 人間宇宙生命社会
人間宇宙生命社会 31 自分と世界ーストレスをどう発散しうるか? 20210427


 自分も含めて人間はみんな「他世界=自分以外の他の個人と世界」との軋轢をストレスとして抱えている。


 ボクはほぼ10~12年ぐらい前後ごとに自分の精神が狂うというふうに自覚している。そのころは気をつけないといけないということです。今はたぶんその中間の好調期。


 ボクはふつうには自分のなかに深く沈潜してしまう。洋上は嵐でも深海に潜ってしまえば、静かです。


 もうひとつストレスを発散するのには、宇宙と世界全体に自分を分散・散らばってしまう方法もあると思う。するとストレスもたぶん発散してしまう。


 まあ自分が弱いのか強いのかは、さっぱりわからない。たぶん弱いのを自覚しているから強いのかも。保障しないないけどね。


 簡単に「逃げる」のがボクだから。



雨宮日記 2021年4月26日(月) 3月の浜松総がかり行動動画をアップ

2021年04月26日 19時42分32秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2021年4月26日(月) 3月の浜松総がかり行動動画をアップ


 3月の浜松総がかり行動動画を完成し、アップした。2月の浜松総がかり行動動画もアップするのを忘れていたのでアップ。


 朝から1日、家の周りで鳥の声がうるさい。則子さんの話ではムクドリが4羽。たぶん大きい群れから離れて、2羽のつがいが巣を作ろうとして縄張り争いをしている。夕方、暗くなるころにいなくなった。


 明日もうるさいかなあ。



雨宮日記 2021年4月25日(日) ボクの介護度が下がった

2021年04月26日 10時18分52秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2021年4月25日(日) ボクの介護度が下がった


 昨日はパソコン打つのが忙しくて、雨宮ブログを書くのを忘れた。


 3年ごとに「介護度」は自治体から診断に来て、数日前通知が来た。ボクは5年前に脳出血になった。退院してから3回目。


 ① 要支援 ② 介護1 ③ また要支援 と病状は変わりないのに等級は上下する。どうなっているの、というか不正確だと感じる。介護不要なんて、とんでもない。これは別途詳述する。行政に不服申し立てもしようかな。


 きのうは衆議院3選挙区の投票日。北海道・長野・広島の3つとも野党勝利。広島も勝ってよかったね。ちょっと危なかったかな。候補者の個人的事情が報道されて。


 


本と映像の森(第3) 20 蘇暁康・羅時叙・陳政『廬山会議 ー 中国の運命を定めた日 ー』毎日新聞社、1992年 20210424

2021年04月24日 10時14分34秒 | 本と映像の森


本と映像の森(第3) 20 蘇暁康・羅時叙・陳政『廬山会議 ー 中国の運命を定めた日 ー』毎日新聞社、1992年 20210424


 監修:辻誠吾、495ページ、定価2500円。中国語原題「ユートピア祭」


 習近平の現代中国を「理解」しようとするなら毛沢東の過去中国を「理解」しなければならないと思う。


 この本は1959年の7月から8月まで中国・江西省廬山で開かれた中国共産党中央委員会の諸会議を扱っている。時間空間で言うと局時局部の現象である。


 だが、ある意味で戦後中国の歴史の転換点となった。なぜなら政策をめぐる意見の相違がついに「反党分派」とされたから。


 彭徳懐・張聞天・黄克誠・周小舟らが「右傾」とされ失職した。ある意味、この事件は1950年代の路線闘争を総括し、1960年代の2000万人以上が餓死した悲惨な「大躍進」と1966年以後の悲惨な「文革」への転換点となっったと感じる。

 著者たちは細かく日と時間とひとり1人の個人を追って、事実を再組み立てしていく。それがどの程度真実に近いかわからないが、現時点ではかなりの確度がありそうだ。別の可能性が出てくるまでは。


 著者たちは、もちろんこの「右傾分子」たちが実際は正しい人々だったという立場に立っている。ボクも1970年代の昔から興味があっていろいろ読んできたけど、ボクもそう思うが、さらに考えていきたい。


 立場は正しいが、戦略・戦術は正しかったのか?


 この本を通読すると、中国共産党中央委員会の正式会議なのだが、その会議の何週間かにもわたる長さにびっくりさせられる。


 さらに彭徳懐が「反党分子」とされ、さらに張聞天・黄克誠・周小舟らも「彭徳懐を頭とする反党集団」とされたのは毛沢東がまず断定しただけだということにビックリする。


 3番目に驚かされるのは「廬山会議」というけれど、ボクたちの考える「会議」の形すらなしていないことです。とくに毛沢東の「判定」が出てからは「廬山つるしあげ」「廬山ハラスメント」の感がある。


 のちに文革で失脚する劉少奇ら幹部も先頭に立ってこの「つるしあげ」「ハラスメント」に生き生きと(それとも、いやいや?)参加している。


 おかしな話は「反党集団」で行政職を失職したのに、1人ほとりの党籍は除名もされたとは書いてない。毛沢東が指示しなかったということか。迫害する対象として残しておいたということか。


   ◇


 最後に、今の中国は局部局部で同じような「つるしあげ」「ハラスメント」の感がある。とくに新疆や香港でひどいが、それが国外へも漏れ出てきたと思う。これは別稿で書くつもりです。



雨宮日記 2021年4月23日(金) 定期的な診療所行き

2021年04月23日 20時41分44秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2021年4月23日(金) 定期的な診療所行き


 いい天気。庭をアゲハ蝶が舞っている。ピンクの大きなバラが2つ咲いている。もうじき5月。綠(みどり)が明るくて、花よりもいい感じ。


 定期的に医者へ行って、血圧を下げるクスリを毎朝1回分もらっている。今日も無事、終了。


 世の中はいよいよ緊急事態宣言。コロナウイルス感染と政治危機がどう進むかですね。


 浜松まつりでは浜松市は東京や大阪からまつりへの参加は禁止と言っているそうだ。どうやって証明するんだろう。まつりの場所は海岸で閉鎖しようがない場所だと思うけど。


 どうも政府も自治体も頭が働かないのか、科学的ではないと思う。科学的な政府というのが可能とも考えてはいないけど。










本と映像の森(第3) 19 内藤了『スマイル・ハンター ー 憑依作家雨宮縁(えにし) ー』祥伝社文庫、2020年

2021年04月22日 14時11分16秒 | 本と映像の森
本と映像の森(第3) 19 内藤了『スマイル・ハンター ー 憑依作家雨宮縁(えにし) ー』祥伝社文庫、2020年


 内藤了さんは「新・本と映像の森 92 内藤了『MIX 猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子』角川ホラー文庫 2017年10月25日 14時45分56秒」や「新・本と映像の森96 内藤了『AID 猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子』ホラー文庫、角川書店、2016年、2017年11月12日 13時50分24秒」で取り上げた。


 その内藤さんの新シリーズ第1作。次が期待できる連作。


 語り手は、元出版社のカメラが趣味の装丁マン・蒲田宏和(かまたひろかず)と黄金社の編集者真壁(まかべ)の2人。


 2人が取材し出会う相手は「憑依作家」の雨宮縁(えにし)。蒲田が最初に雨宮縁に会ったとき、雨宮は初老の男性だった。


 ところがあうたびに雨宮は美女や若い青年や女子高校生になりきっている。本当の雨宮縁は何者なのか。


 雨宮は犯罪を暴くために、巧妙な罠をしかける。・・・・・・。


 連作で、雨宮の異常な生い立ちと雨宮が追っている謎がすこしづつ明らかになっていく。



人間宇宙生命社会 30 不破哲三さんの年譜 第1稿 20210421

2021年04月21日 20時52分11秒 | 人間宇宙生命社会
人間宇宙生命社会 30 不破哲三さんの年譜 第1稿 20210421

年譜 不破哲三 Ver1 20210421

 ☆まだきわめて不十分ですが、詳しい年譜が世間にはないためアップしておきます。
 ☆各項目の最後尾の小数字は月日(06は6月、0611は6月11日)を示す。
 ☆著書は明示されたもの以外は新日本出版社から刊行。




1930年 東京府豊多摩郡中野町(現・東京都中野区)に生まれる。本名・上田建二郎。兄         は上田耕一郎


1947年 日本共産党に入党


1952年 共産党東大細胞内でスパイ疑惑で長期の査問を受ける 2~4


1953年 東京大学理学部物理学科卒業
      鉄鋼労連に就職 


1956年 兄・上田耕一郎と共著で『戦後革命論争史(上)』(大月書店)を出版 12
     
1957年 『戦後革命論争史(下)』(大月書店)出版 01


1963年 「ユーゴスラビア修正主義批判」を『前衛11月号』『12月号』に発表 10~11


1964年 「現代修正主義とグラムシの理論」を『文化評論5月号』に発表 04
      日本共産党中央委員会に勤務する
      上田耕一郎とともに『戦後革命論争史』を絶版にする


1965年 『マルクス主義と現代修正主義』(大月書店、330ページ)出版 0415


1966年 ベトナム・中国・北朝鮮3国への日本共産党代表団団員


1968年 北朝鮮への日本共産党代表団団員 08


1969年 東京六区(江東・墨田・荒川)から衆議院議員に当選 12


1970年 第11回党大会で規約改訂による新ポスト・書記局長に選出される


1975年 日本共産党中央委員会社会科学研究所主催「理論・政策問題についての会議」で         「理論戦線の到達点と課題について」報告 09
雑誌『前衛11月号』に「理論戦線の到達点と課題について」掲載 10


1976年 「レーニンの「執権」論について、「生産手段の社会化」について」を雑誌『前         衛9月号』に掲載


1978年 「科学的社会主義か「多元主義」か」を雑誌『前衛1月号』に掲載 12


1979年 『続・科学的社会主義研究』(292ページ)出版 05


1981年 「宮本百合子没後三十周年記念の夕べ」で記念講演


1982年 書記局長を志位和夫に譲り、宮本顕治委員長の後任委員長に選出


1983年 雑誌『前衛8月号』に「民主集中制の原則問題をめぐってー党史の教訓と私の反         省ー」を掲載(p229~234) 07


1984年 キューバのハバナでフィデル・カストロと3時間20分にわたる会談 1120


1986年 『宮本百合子と十二年』出版 0920


1987年 心臓病(虚血性心疾患)の手術で委員長代行に仕事をゆだねて療養をはじめる 04
      第18回党大会で委員長を辞任し副議長に就任 11


1988年 『『自然の弁証法』ーエンゲルスの足跡をたどる』出版 0625


1989年 18大会5中総(第5回中央委員会総会)で副議長から委員長に復帰 06
パンフ『現代の世界をどう見るか ー 社会主義・資本主義の今日と未来 ー』   (日本共産党中央委員会出版局、45ページ)発行 1015


1990年 『科学的社会主義における民主主義の探求 ー マルクス、エンゲルス、レーニ         ンの活動から ー』(227ページ)出版 1005


1992年 『現代史のなかの日本共産党』(新日本新書、204ページ)出版 0420


1994年 『史的唯物論研究』出版 0220


1995年 雑誌『経済』に「エンゲルスと『資本論』」連載開始(15回) 09


1997年 『エンゲルスと『資本論』(上・下)』出版 0410


1998年 『レーニンと『資本論』①ー市場理論とロシア資本主義ー』出版 1025


1999年 日本共産党の東南アジア訪問団長として3国と香港を訪問


2000年 『日米核密約』(190ページ、定価本体950円)出版 0805
 委員長を志位和夫に譲り宮本顕治議長の後任議長に選出 1124


2003年 『マルクスと『資本論』ー再生産論と恐慌ー(全3巻)』出版 01~03
      衆院議員を退任(1969年より11回連続当選)
      第7回中央委員会で綱領改訂案を報告 07
      党本部の学習会で「「ゴータ綱領批判」の読み方 ー マルクス・エンゲルスの         未来社会論 ー」報告 0818
『前衛10月号』に「「「ゴータ綱領批判」の読み方 ー マルクス・エンゲル   スの未来社会論 ー」報告」掲載(p13~90) 09
      『「資本論」全三部を読む(全7冊)』出版(2004年まで)


2004年 第23回党大会で綱領改訂報告・討論の結語をおこなう 01
      『古典研究 マルクス未来社会論』出版 0720


2005年 『私の戦後六〇年 ー日本共産党議長の詳言ー』(新潮社、355ページ)出版


2006年 党大会で議長を退任し、常任幹部会委員として残留 0114
      雑誌『月刊学習 5月号』から「古典への招待」を連載 04


2007年 『日本共産党史を語る(上・下)』出版 0225


2008年 日本共産党本部有志で「資本論草稿輪読会」(2011年10月まで)
      『古典への招待(全3冊)』出版(2009年まで)
2006年1月の党大会で高齢などを理由に議長職を退任し、党中央委員会付属社会科学研究所の所長に就任した。
2010年 パンフ『「マルクスは生きている」公開セミナー講演録』(84ページ)発行 02


2012年 『『資本論』はどのようにして形成されたか』出版 0110
      妻・上田七加子『道ひとすじ ー 不破哲三とともに生きる ー』(中央公論新         社、236ページ、2980円)出版 0424


2020年 『マルクス 弁証法観の進化を探るー『資本論』と諸草稿からー』出版 0120
妻・上田七加子さん(91才) 0517
      『『資本論』完成の道程を探る』出版 1015



雨宮日記 2021年4月21日(水) モーツァルトのピアノはとてもいい

2021年04月21日 11時50分55秒 | 雨宮日誌


雨宮日記 2021年4月21日(水) モーツァルトのピアノはとてもいい


 いろいろネットのクラッシック音楽を聴いている。いまいちばん聴いているのはラフマニノフやブラームスやショパンそしてモーツァルトかな。


 ネットのユーチューブで動画も見れる。まあこの点に関しては、いい時代だなあと思う。


 いまモーツァルトのピアノ協奏曲第24番を聴いている。やはりモーツァルトはメロディーがいいです。ベートーヴェンはどっちかというとリズムだけど。





 うちの庭のサクランボはもう鳥が食べにきているみたいと則子さんが言っていた。たぶんヒヨドリ。まだ熟していない実があるけど。



雨宮日記 2021年4月20日(火) 「青い地球 390号」を創る

2021年04月20日 20時33分07秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2021年4月20日(火) 「青い地球 390号」を創る


 浜松市平和委員会の機関紙「青い地球 390号=4月25日号」を創る。現状では月1回で1ページがやっとという感じ。でも月1ページは必ず作っている。


 ニュースは作っているけど、雑誌と同じような作りのところもある。1ページの記事本数が少なすぎると思う。1ページの記事は少なくとも十数本は欲しい。


 2階の寝る部屋でなぜかアリンコが来ていた。前にお昼ご飯をそこで食べていたときの夏にはあったけど、最近はなかったこと。



本と映像の森(第3) 18 石森章太郎『少年のためのマンガ家入門』秋田書店、1965年 20210419

2021年04月19日 13時14分07秒 | 本と映像の森
本と映像の森(第3) 18 石森章太郎『少年のためのマンガ家入門』秋田書店、1965年 20210419


 A5版、172ページ、定価320円、NDC724。


 この本に1972年~1973年の新聞切り抜きがはさげてあるので、20代のその頃までには買っている。読んだ記憶もある。


 マンガ家になるつもりなどはぜんぜん無くて、映像・美術の勉強のつもりだったと思う。


 「第1部 入門編」は「第1章 おさらい(道具、書き方、発表)」と「第2章 自己紹介(マンガ家への道)」に別れている。中心は石森さんの半自叙伝と思います。この部分だけでも読む価値はあるでしょうね。


 「第2部 テクニック編」は、この本の中心だと思う。


 モチーフ、テーマ、プロット、コンストラクション、コンテ、シノプシス、プロローグ、タイトル、イントロ、サスペンス・・・・・・こういう用語もこの本で覚えたような気がする。


 とくに「第2部第2章 ストーリーマンガ」で自己の傑作、48ページの作品「龍神沼」を紹介し解説している部分は、すごくリアルで面白い。


 著者が書いているように、「龍神沼」ではかなり最初の話しをそぎ落としている。物語がスッキリして作品が抜群によくなったんじゃないかとボクは思います。


 今年、マンガ家の山本おさむさんが『赤旗日曜版』に連載している「新ペンだこパラダイス」で、この『少年のためのマンガ家入門』がバイブルとして出てくるので、あー、山本おさむさんは同世代なんだなあと思って嬉しくなります。


 いま「活字=左脳」の仕事を主にしながら、「動画=右脳」の仕事もしているので、いま読み返しても自分に役に立っています。


 図書館で借りるか、古書店・アマゾンなどで手に入れてお読みください。