ドルフィンベルベット

高齢馬のケアと徒然日記

『てふてふ荘へようこそ』

2013年03月25日 19時49分22秒 | 読書日記
『てふてふ荘へようこそ』(乾ルカ著)

本当は『五瓣の椿』を探しに行ったのですが、いつものブックオフでは見つけられず・・・断念
その代わりに、面白そうな小説を探していたら、この本が目にとまりました
裏表紙の「ほっこり心が温まる」という文字を見て決めました

バストイレ共同の格安アパート。
そこには各部屋に地縛霊となった幽霊がいて、部屋ごとに様々なドラマを繰り広げます。

新しい入居者は一度寝て目覚めると彼らに気づきます。
が、一人見えない人物も。

幽霊が見えない「カエルの目
カエルは動いているものしか見えないのだそうです。
でも、実際には止まっているものも沢山ある・・・
私の目もきっとカエルのような気がしました

さて、一見明るく元気な幽霊も本当は成仏したい・・・
幽霊は同居人が幽霊としてでなく、ひとりの人間として触れられると成仏できるのです。
でも、それは心が通じあう時でもあります。

成仏すると彼らは消えてしまいます。
ほっこりするけれど、切ない物語でもあります
でもとっても良い小説でした 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
つい最近まで (シャル君)
2013-03-27 08:09:33
本当に幽霊の存在を信じていました。でもやっとそれはいないことに気づきました。遅すぎますね!怖がった分損したかな!
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私は逆に (alohadream)
2013-03-27 12:02:25
 ☆シャル君さん
幽霊が本当にいるとは思っていませんでしたが、以前住んでいた場所に、小さな黒い人がいたと旦那に聞いてから、いるのかも?と思うようになりました。本当はどうなんでしょうね。
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小さいおじさん (plummama)
2013-03-27 23:02:45
よくテレビのトーク番組で見たっていうタレントの話を聞いたりしますが、小さい黒い人はおじさんじゃなかったのかな?
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顔はなくて (alohadream)
2013-03-28 12:13:42
 ☆plummamaさん
おじさんなのかおばさんなのか、子供なのか大人なのかもわからなかったそうです。
でも、チョロチョロ動いていたんだそうです。
住んでいる時に言うと私が怖がると思って、引っ越してからそういわれました。
後で良かったデス・・・。
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