上海阿姐のgooブログ

FC2ブログ「全民娯楽時代の到来~上海からアジア娯楽日記」の続きのブログです。

今週の土曜日は2PM上海コンサート~ アジアツアー「What Time Is It」 

2012年11月15日 | エンタメの日記
11月17日(土)に2PM上海コンサートが開催されます。2回目のアジアツアーとなる「What Time Is It」の皮切りとなるのが今週末の上海公演です。



中国は反日デモの報道などで「危ない」というイメージを持たれているかもしれませんが、今は別に普通です。11月8日に開幕した「十八大」(中国共産党第18回全国代表大会)という中央政府の政治的大イベントに報道が集中することもあり、尖閣問題も一時期ほどは取り上げられなくなっています。日本が関係するイベントが軒並み中止になりましたが、他のイベントは通常どおりに活発に開催されています。

2009年以降(金融危機の影響を脱して以降)、中国のコンサート市場は良好と言われています。しかし、アーティストによってチケットの売れ行きが大幅に異なります。これは当たり前のことなのですが、中華圏、特に中国大陸では音楽CD自体が壊滅状態で「CDの売上げ」という方法で人気を計ることは数年前から不可能になっており、中国大陸向けの公式ファンクラブが機能していないことも多いため、ファンの規模が測りにくいところがあります。
7月から8月にかけて中国三都市でBIGBANGの「ALIVE GALAXY TOUR」コンサートがありましたが、いずれもチケットは入手難でした。公演日の約3週間前にコンサート日程が正式発表になったほどで、大した宣伝もしていないし、BIGBANG自体中国にはほぼ来ていないのに、驚くほどの売れ行きでした。それと比較すると、2PMの上海公演のチケットはBIGBANGほどは売れ行きが良くないです。BIGBANGと2PMは同じ会場(メルセデスベンツアリーナ)でコンサートを開きます。
いま中国で韓国芸能が流行っているかというと、すごく流行っている時期とはいえないと思います。中国に「韓流ブーム」が到来したのは1990年代の末尾で、音楽はH.O.T、ドラマはアン・ジェウクとチェ・ジンシルの「星に願いを」が中国における「韓ドラブームの始まり」と言われます。2001年前後「秋の童話」が放送された頃に一つのピークが訪れ、韓国芸能ブームを表す「韓流」という言葉が広まります。「韓流」という言葉が最初に生まれたのは中国語圏(台湾・香港)で、中国大陸、日本、韓国でも使われるようになりました。
10年以上に及ぶ「韓流ブーム」全体からみると、今は韓国芸能が盛り上がっている時期とはいえないです。むしろ女優・俳優の容貌も含め、「韓国的な美しさ」に観衆の目が疲れてきているので、ヒット作やスターを生み出すのはこれまで以上に大変なことと思います。PSYの「江南Style」は確かに流行っていますが、2009年頃に流行ったWonderGirlsの「Nobody」やSuperJuniorの「SorrySorry」と同じように、パロディダンスがお茶の間に浸透したというかんじです。

K-POPに関していうと、中国をはじめアジア市場に向けられるのは韓国語曲なので、「アジアツアー」や「ワールドツアー」は基本的に韓国語の曲のみで構成されます。中国語や英語の曲が混じることはあっても、日本語の曲はセットリストに入らないのが通常です。
2PMはここ1年くらい日本語曲ばかりリリースしていますが「What Time Is It」ツアーはアルバム「Hands Up」以前の曲で構成されるのでしょうか。
2PMの日本活動は全く見ていません・・・「青の祓魔師」のエンディング曲しか知らないです。あれも言われなかったら2PMが歌っていると気付かなかったと思います・・。
でも2PMは好きです。2PMが7人だった頃の韓国バラエティ番組(アイドル軍団)がものすごく好きでした。特にどのメンバーが好きということはないですが、曲が好きです。

2PMが日本進出してからはほぼ全く活動を把握していませんが、ブログを通じてお友達になった方から「上海で2PMコンサートがあるけど行きますか?」とメールをもらいました。その方は上海に住んでいましたが、既に上海を離れて遠く離れた国に行ってしまい、会うことはなかなかできないです。でも、上海の芸能情報を通じて自分のことを思い出してもらえたのが嬉しいです。そんなこともあって、11月17日(土)の上海コンサートも観に行く予定です。同行してくれる方がいませんので、誰か観に行かれる方がいらっしゃったら声をかけてください。よろしければ会場にご一緒しましょう~「自己紹介」の下のメールアドレスにご連絡ください~! 上海阿姐
コメント (6)
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