羊飼いな日々

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手作りフェルトバックに挑戦!

2007-07-19 19:32:19 | 作り方・羊毛小物

本日は、N市にてHさん主催の手仕事サークルの講師に行ってきました。本日のお題「フImg_4015 ェルトのグラデーションバック」です。前回は、フェルトのボールポーチを作りましたが、第2弾となります。今回は中級以上のコースですが、初めての方もお子さん連れで参加し、和やかな雰囲気で作業ができました。

今回作るバックは、芯にエアパッキンを卵型に2枚重ねてセロテープで作ったものを使用です。工房作品にあるバックが、この型を使って作っています。

フェルトのグラデーションバックの作り方です。

1.まず、100グラムの羊毛(ロムニー原色)を、全色半分に分けます。それをさらに3っつに分けておきます。

Img_4017  2.型の上に、薄くちぎった羊毛をきれいに並べていきます。縦横ななめ、何層かに乗せます。この時に、バックの底になるほうが薄すぎないように気をつけてください。型よりも1センチくらい外にはみ出して乗せています。きれいなグラデーションができました。

Img_4018 3.ここに、水に近いぬるま湯をかけ、ビニール袋をした手をかるく押さえます。それから羊毛と型を持って、ひっくり返します。

4.外にはみ出している羊毛にぬるま湯をかけて、内側に折りたたみます。この時に引っ張ったり、整えたりしないで下さい。

Img_4020 5.その上に、裏と同じ配色に羊毛を重ねていきます。これも1センチくらいはみ出します。それからぬるま湯に食器洗剤を1、2滴たらした湯をかけて、ビニールの手袋をはめて押さえます。そして、また芯ごと羊毛をひっくり返します。

Img_4025 6.穴のあいたビニール袋をかぶせて、少し熱い湯をかけながら、まずは表面だけを軽くこする程度です。

Img_4027 7.両面こすったら、だんだん熱い湯をかけて力を入れながらこすります。あまり泡が立ちすぎていてもフェルト化しないので、たまにしぼったりしておきます。また、フェルトが冷えたら、熱い湯をかけなおしてこすります。

Img_4026 8.両面をしっかりこすっていきます。外側に羊毛が広がらないよう、外から中にこする気持ちで。水分が多いときは、しぼります。

Img_4028 9.しっかりしたフェルトになったら、ゆすいで、上の方をはさみで切り込みを入れ、中の芯を取り出します。それから裏返して、またお湯をかけて切り口と裏側をフェルト化さImg_4031 せていきます。そして、底を形作り、好みの形に成型して いきます。Img_4029

10.よくゆすいで、しっかり脱水したら完成です。

その後、アイロンで底の部分など、しっかりと成型してください。

Img_4030_1 同じ配色で、同じ型で作っても、それぞれの味わいが違って楽しいですね。仕上げがとても楽しみです。

このフェルトバックの基礎をモトに、あとはそれぞれに取っ手をつけたり完成してください。

さて、前回のボールポーチ、仕上げた方が持ってきてくれました。それぞれに工夫が楽しいです。素敵に仕上がっています。中にも物が入って、普段便利に活用してくださっている様子。うれしいですね。今回のバックも、仕上げたら見せていただけるとうれしいです。

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