基本的に羊飼いママは、男女平等主義・というか、男も女も同じ人間という主義。たまたま生んだ子どもが女、男であったのですが、どちらも人間としてすべきことはさせる、という方針。しかし、親の思惑を超え、二人はしっかり性差を表してきました。
誰も教えないのに、興味の対象が全く違うのですね。本当に。娘は、ちまちました可愛いものが好きでやせたい、息子はかっこよいもの、戦いモノが好き。身体を鍛えたい
ま、このあたりはみなさん、経験のあることと思うのですが。
今日、決定的に男と女の違いを実感してきました。
それは、巷ではやっているカードゲーム機においてです。二人ともそれぞれ、ラブベリー、恐竜キング&ドラゴンボール、のカードを集め、せっせとゲーム機に向かう日々なのですが、もう、並んでいるスタンスが男女で違うのですね。
息子がドラゴンボールをしていると、後ろから横から、男の子が輪に集まり、あたかも既知の友人のごとく、話し合いをしているわけです。お互いに出すカードについて意見を述べ合い、カードを見せ合いながら検討している。ゲームをする息子も何の違和感もなく、まわりに相談しながらゲームをする。当然、みんな並んでいないわけです。しかし、息子が終わるとちゃんと順番どうりに入れ替わっていく。女には真似できない芸当です。
一方娘。ラブベリーに夢中ですが、こちらの列は整然とならんでいます。後ろの子が前の子を覗き込むのは、自分の持っていないカードを密かに確認したり、早く終わらないかと待っているわけですね。自分の手持ちのカードが全て。まわり、それも他人と話し合って、「いけてるど」が高い組み合わせを考えるなんて、全く考えられない状態です。もちろん、娘も、他の子がプレイしているときに、「あー、あのカードいいなぁ・・」なんて、私に耳打ちしますが、その子にそれいいねぇ。なんて言いません。プレイしている子が、組み合わせが変でもおかまいなし。誰もいいませんが、自分が一番!!と思っているに違いない。
もう、これは、人がいい・悪いとか、フレンドリーとか親切とかを超えた、男と女の違いなのでしょう。男は小さくても社会的な生き物。女は利己的な生き物。
女はそうでなくては、いい子孫が残せないのでしょうか。つくづく学んでしまいました。
羊飼いママとしては、息子の行動は非常に新鮮なので、ゲーム時には、つい息子にくっついてしまいます。おもしろいんだもんね。
着せ替えに全く興味ないですし。どっちかというと、恐竜のほうが好みです。
以上、ゲーム機における男女の生態研究でした。