昨日、フジTVで、昨年大ヒットした『私の頭の中の消しゴム』を放映していた。これは、私の昨年NO.1号泣した作品であったので、非常に興味を持って、TV視聴及びHDD録画と、万全の体制で望んだ。2004年韓国製作映画、イ・ジェハン監督、チョン・ウソン(声:谷原章介)、ソン・イェジン(声:小西真奈美)主演の感動ラブストーリーなのです。若くしてのアルツハイマー病を発症してしまうことで、最愛の人さえ忘れる恐ろしい病気にかかってしまう女性、しかし、一生懸命支えていこうとする男性や家族たち。こんな切ない物語があろうか?愛とは、そんな病気を超越して存在するものだと思いたかったが・・・。現実は、違うのです。「死よりも切ない別れがありますか?」本当に当事者なら、つら過ぎる話である。しかし、今回のTV放映は、いまいちでした。声優に問題があったのか、それとも、TVコマーシャルによる断続的なことで映画の中に入りきれない消化不良なのか?は、良く分からないが、兎に角、あまり感動しなかった。何故か、寂しい!昨年、初めて試写会で観た時のように、感動したかった。非常に、残念である。
しょうがないので、口直しに過去のTVドラマ等のナレーションをいくつか、確認して、よどんだ気持ちを回復させたいと思う。
スクールウォーズ:
「この物語はある学園の荒廃に戦いを挑んだ熱血教師たちの記録である。高校ラグビー界において、まったく無名の弱体チームが、荒廃の中から健全な精神を培い、わずか数年で全国優勝を成し遂げた奇跡を通じ、その原動力となった信頼と愛を、余すところなくドラマ化したものである。」
必殺仕置人:
「のさばる悪をなんとする。天の裁きは待ってはおれぬ。この世の正義もあてにはならぬ。闇に裁いて仕置する。
南無阿弥陀仏。
(EDナレーション)
仕置き、法によって処刑することを江戸時代こう呼んだ。しかし、ここにいう仕置人とは、法の網をくぐってはびこる悪を裁く、闇の処刑人のことである。ただし、この存在を証明する、記録、古文書の類は一切残っていない。」
必殺必中仕事屋稼業:
「金に生きるは下品にすぎる。
恋に生きるは切なすぎる。
出世に生きるはくたびれる。
とかくこの世は一天地六、命ぎりぎり勝負を賭ける。
仕事はよろず引き受けましょう。大小、遠近、男女は問わず、委細面談、仕事屋 稼業。」
大江戸捜査網:
「隠密同心-それは旗本寄合席内藤勘解由に命を預け、人知れず人生の裏道を歩かねばならぬ宿命を、自らに求めた者たちである。極悪非道の悪に虐げられ、過酷な法の冷たさに泣く大江戸八百八町の人々を、ある時は助け、励まし、またある時は影のように支える彼ら。だが、身をやつし姿を変えて敢然と悪に挑む隠密同心に、明日という日はない。」
鬼平犯科帳:
「いつの世にも、悪は絶えない。その頃、徳川幕府は、火付盗賊改方という特別警察を設けていた。凶悪な、賊の群れを容赦なく取り締まるためである。独自の機動性を与えられたこの火付盗賊改方の長官こそが、長谷川平蔵、人呼んで鬼の平蔵である。」
仮面の忍者「赤影」:
「豊臣秀吉がまだ木下藤吉郎だった頃、琵琶湖の南に金目教という怪しい宗教が流行っていた。それを信じない者は恐ろしい祟りに見舞われるという。その正体は何か。藤吉郎は金目教の秘密を探るため、飛騨の国から仮面の忍者を呼んだ。その名は、「赤影参上!」」
仮面ライダー:
「仮面ライダー本郷猛(一文字隼人)は改造人間である。彼を改造したショッカーは、世界制覇(征服)を企む悪の秘密結社である。仮面ライダーは人間の自由の為にショッカーと戦うのだ。」
西遊記:
「昔々、この世に人間が現れるはるか前、世界は天も地も一つになって、ドロドロと溶岩のように漂い流れておりました。やがてそれが少しずつ固まり、四つの大陸ができました。その中の一つ、東勝神州の一部に山がありました。その名を花果山といいます。その後何万年経ったことでしょう、この花果山に不思議な石が生まれました。石から生まれたこの卵は、まるで霊魂でも宿っているかのようでした。そして、ある嵐の夜… 」
サスケ:
「光あるところに影がある。まこと栄光の陰に数知れぬ忍者の姿があった。命を賭けて歴史を作った影の男たち。だが人よ、名を問うなかれ。闇に生まれ闇に消える、それが忍者のさだめなのだ。
「サスケ、お前を斬る!」」
妖怪人間ベム:
「それは、いつ生まれたのか誰も知らない。暗い、音のない世界で一つの細胞が分かれて増えていき、三つの生き物が生まれた。彼らはもちろん人間ではない。また、動物でもない。だが、その醜い体の中には、正義の血が隠されているのだ。その生き物、それは、人間になれなかった妖怪人間である。」
忍風カムイ外伝:
「今日もまた太陽は昇り、川は流れる。忍の世界には、何人も犯すことの出来ない掟がある。その掟を破る者には、ただ、死、あるのみ。だが、ここに一人の男があった。太陽のきらめきも、月光の奏鳴も、一瞬、死の伴奏と変わるそのさだめを、自ら選び、貫いていく者。カムイ。忍者、カムイ。」
おんぶおばけ:
「キラキラと輝く美しいヒスイ。稲妻で命を吹き込まれた緑の石は、小さなかわいい男の子になりました。おんぶーおんぶーと自分をおんぶしてくれる人をさがして飛び出していきました。やがておじいと知り合い、一緒に暮らすことになりました。」
ミュンヘンへの道:
「これは、バレーボールに青春を賭けた男たちの、血と、汗と、涙と、そして、心の記録である。」
笑ゥせえるすまん:
「私の名は喪黒福造、人呼んで笑ゥせえるすまん。ただのセールスマンじゃございません、私の取り扱う品物は心、人間の心でございます」
ハーハッハッハッ…
「この世は老いも若きも男も女も、心のさみしい人ばかりそんなみなさんの心のスキマをお埋め致しますいいえお金は一銭もいただきません。お客様が満足されたらそれが何よりの報酬でございます。さて今日のお客様は…
ホーホッホッホ…」
いやあ!ドラマって、本当にいいもんですね!!