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演歌の世界に癒される「八代亜紀コンサート」

2012年05月29日 22時03分10秒 | Weblog

 久しぶりに、コンサートに参加した。無料券が手に入ったので、「八代亜紀コンサート」を聞きに渋谷公会堂まで家内と出かけた。今回の無料招待券は、当日券との交換で座席指定となるため、仕事終了時間では当然に遅くなるので、座席チケットとの交換が難しいから、仕事が休日の家内に座席チケットの交換をお願いしていたのである。家内曰く、「16:00近かったので、最後のチケットとの交換となったのよ」とのこと。この招待券は、人数が多かったら当然に座席チケットとの交換は出来ない券なのである。座席は、2Fの一番奥の座席となったが、舞台の状況はよく見える位置であったので、ラッキーだった。
 18:00開演の「八代亜紀コンサート」、八代亜紀の登壇までは、前座のダンス等のパフォーマンスが繰り広げられていた。18:15、いよいよ八代亜紀の登場である。八代亜紀は、演歌の大御所歌手。歌のうまさは、突出しているし、天然の明るさからファンも多い。東京ガスのエネファームのCMを見ても、八代亜紀の天然のおとぼけ振りが分かる。
 八代亜紀コンサートの出だしの歌は、「雨の慕情」から。♪雨あめ降れふれ、もっと降れ♪のフレーズで有名な曲である。この歌は、「舟唄」と並んで八代亜紀の代表曲であり、私も一番好きな歌である。

 八代亜紀のコンサートは、非常に面白い。歌の合間のおしゃべりが非常にほのぼのしてて、心地よい。本人は、データでは62歳が本当の年齢であるが、舞台では42歳とサバをよんでいた。25年間も続けていることがある。それは、女子刑務所の慰問である。女子と言えども、刑務所に入っているのだから極悪人というイメージであるが、本当は心の優しい人が多いということを知って、八代は慰問を開始したらしい。歌は、「愛の終着駅」「愛ひとすじ」「女の夢」「おんな港町」等の歌が披露される。
 しかし、八代の演歌は、本当に心が癒される。今回はCDではなく、生歌なので、最高に感銘を受けてしまうのである。
 今回の特別ゲストは、シンガーソングライターのミレアである。彼女は八代亜紀事務所の専属歌手である。高音の響きのある歌声で、「あなたらしく」「Be Myself」を熱唱。これは、自分自身で制作した歌である。そして、「見上げえごらん 夜の星を」を八代とジュエットして終了した。

 明日から始まる小林旭との「二人のビックショー」についても紹介があった。小林旭とのジュエット曲「クレオパトラの夢」が歌われるとのことである。
 八代は、10代で歌手生活をスタートさせた。とはいっても、その当時は歌も売れないので、クラブで歌うことが多かった。このクラブでの歌を歌うことでの稼ぎは、事業を始めたがうまくいかなかった父の手助けをするためのものだったが、父には内緒にしていた。父は、クラブで歌う娘を見て、「不良娘」と叱ったそうである。その父も、その後亡くなったが、八代の本心を父に告げないままになっていた。これが、八代にとっての一番の辛い思い出であるということだ。その父のために、「もう一度会いたい」という歌をCDに吹き込んだという。父への償いの気持ちの歌なのである。
 八代亜紀を支えるバンドの紹介があった。サックス、ドラム、ギター等。この中でも、目を見張ったのがバックコーラスをする川島という女性。この人のコーラスの歌声の美しさはびっくり。「宇宙戦艦ヤマト」のコーラスもやっていたのだそうだ。
 そして最後は、最も好きな歌「舟唄」で締めくくられた。コンサート時間2時間が終了した。


ゴミ捨て場からのロボットを通した父子の成長が感動!『リアル・スティール』

2012年05月29日 00時44分41秒 | Weblog

 近未来のロボットによるボクシングが世界では大流行している。最強のロボットが、「リアル・スティール」の栄冠に輝く。そんな世紀の大会に、ゴミ捨て場で発掘された第2世代のスパーリングロボット゜アトム゜が出場。そして、チャンピオンロボット゜ゼウス゜に挑むのである。ボクシングをやって名声を得ていたが、今では落ちぶれた父親に息子が立ち直るきっかけを、この゜アトム゜によって与える感動の物語。ロボットたちの動きが実にリアルで、素晴らしい。
 スティーヴン・スピルバーグとロバート・ゼメキスが製作総指揮を手がけ、『ナイト・ミュージアム』のショーン・レヴィが監督を務める本作。2020年という近未来を舞台に、ロボット・ボクシングを通して心を通わせていく父と息子、少年とロボットの物語。ヒュー・ジャックマン演じるダメ親父と、ダコタ・ゴヨ演じる生意気な息子が、一つの目的に向って進むうちに親子の絆を強くしていく過程は、なんとも心を打つ。しかし、ただの感動物語だけではなく、『トランスフォーマー』のようなロボット同士の対決の迫力と面白さや、場末の賭けボクシングの世界の怪しさ、自分より強い選手に戦いを挑むスポーツ映画としての魅力といった様々な楽しみ方がある作品。
 チャーリー・ケントン(ヒュー・ジャックマン)はかつて将来を嘱望された期待のボクサーだった。チャンピオンを目指してトレーニングに打ち込んできたものの、時代は高性能のロボットたちが死闘を繰り広げる“ロボット格闘技”の時代に突入。もはや人間のボクサーは生きる場所を失い、チャーリーは人生の敗残者も同然だった。辛うじてロボット格闘技のプロモーターとして生計を立てているものの、乏しい資金力で手に入れられるロボットは、リングの上であっという間にスクラップ状態。人生のどん底にも関わらず、さらなる災難がチャーリーに舞い込んでくる。赤ん坊の時に別れたきりの息子マックス(ダコタ・ゴヨ)が最愛の母を亡くして、11歳になった今、初めて彼の前に現れたのだ。だが、マックスは、そう簡単にチャーリーに心を開くはずもなく、親子関係は最悪の状態。そんなある日、2人はゴミ捨て場でスクラップ同然の旧式ロボット“ATOM”を発見する。それが、彼らの人生に奇跡を巻き起こす“運命の出会い”であることに、チャーリーもマックスもまだ気づいていなかった……。
 この感動の作品が、『リアル・スティール』(2011年アメリカ制作)である。

            リアル・スティール


祝!日本女子バレーボールチーム、ロンドン五輪出場決定!

2012年05月27日 20時53分32秒 | Weblog

 やったあ、日本女子バレーボール・チームが、ついにロンドン五輪の切符を手にした。このセルビア戦も苦しい戦いが続く。1セットを先取しながら、2セット目はセルビアの高さに翻弄され、自滅してセットを奪われた。どうしても、2セットを獲得しないとロンドン五輪の出場権を手にできない日本に、危機感が増す。そして、運命の第3セット。セルビアのミスにも助けられ、日本は第3セットを獲得し、ロンドン五輪の出場が決定した。北京五輪以来、苦しい戦いを4年間してきた日本女子バレーボール・チームだが、最後はその執念が実ったのである。本当によく頑張った!!

【記事】
バレーボール・ロンドン五輪世界最終予選兼アジア予選女子大会最終日(27日、全日本-セルビア、東京体育館)全日本女子はセルビア戦で2セットを取り、セット率で3大会連続の五輪出場を決めた。
 全日本は第1セットを25-18で取り、幸先の良いスタートを切ったが、第2セットは21-25で取り返された。
 第3セットはサーブでセルビアの守備を崩し16-6で10点差。セットポイントから3連続でポイントを取られたが、最後は新鍋がライトから決め25-19で取った。
 第1試合でタイが3-1でキューバを下し、勝ち点を12に伸ばしたが、日本はこのままセルビアに敗れてもフルセットまで戦えば勝ち点1を得るため12で並ぶ。日本が4位以内が得られるロンドン五輪への切符を獲得した。


オリンピックの切符を掴みとれ!頑張れ 女子バレーチーム

2012年05月27日 10時16分06秒 | Weblog

 悔しい、本当に悔しい。昨日の女子バレーボール日本代表は、強敵ロシアにストレート負けしてしまった。流石に世界最高峰のロシアだけあって、そうそう日本を勝たせてもくれない。昨日の戦いでは、ロシアに得点で追いついたのは一瞬であり、大半はリードされながら終了するという流れであった。このオリンピック最終戦に日本が勝利しないと、間近に控えているロンドン・オリンピックに出場出来ないのである。ここで踏ん張らねばならない。最後の試合は、セルビア戦のみ。ここでの戦いの結果で、全てが決まってしまう。
 現在の女子バレーボール日本代表は、東洋の魔女と言われた東京オリンピックの代表チーム以来の最強のチームだろうと思う。しかし、その最強チームでさえも、行く手を阻む世界の壁がある。オリンピック目指して、頑張れ!ニッポン!!

【記事】
勝てば五輪出場が決まる日本の前に、立ちはだかった世界の壁。バレーボール女子のロンドン五輪世界最終予選(5月19日~27日)第6日が26日、東京体育館で行われ、全日本女子はロシアにストレート負けを喫した。
 3セットで喫した被ブロックは15本。2メートルを超える長身エースのエカテリーナ・ガモワを筆頭に、平均身長の高さばかりに目がいくが、全選手の安定感はこれまで最終予選で対戦してきたチームとは比にならない。ここまで全勝で、すでに五輪出場権を手にしたロシアが、サーブ、ブロック、スパイク、すべてのプレーで日本を上回った。
 その強さを象徴したのが、対応力だ。
 日本は第1セットの立ち上がりから、今大会初スタメンの平井香菜子(久光製薬)を積極的に使う。期待に応え、ライト側へ走り込むブロードだけでなく、Bクイックも絡めた攻撃で平井が得点を重ねる。さらに木村沙織(東レ)が打つ瞬間に狙う位置を変える絶妙な連続サービスエースで9-9と互角の戦いを繰り広げるが、徐々にロシアが牙(きば)を剥く。
 1本目にはノーマークで打てた江畑幸子(日立)のバックアタックに対しても、2本目にはきっちり2枚のブロックがそろい、セット序盤に決まった平井のクイックにもブロック、レシーブできっちりと対応する。つないだボールは高い打点からガモワが決め、ジワジワと点差が広がっていく。
 佐野優子(イトゥサチ/アゼルバイジャン)が強打をレシーブしてボールをつなぐも、ブロックを避けようと消極的な攻撃も目立ち、あと一歩が追いつけない。思うように攻め切れず、江畑も試行錯誤を繰り返したが、ロシアのブロックが執拗についてくる。
「(コースが)空いていると思って打っても、後から手が出てくる。高さがある分、打つコースが限られて攻め切れなかった」
 2セットを連取され、第3セットから江畑に代えて迫田さおり(東レ)を投入。25日のキューバ戦では20得点と驚異的な決定力を発揮した迫田に対しても、ロシアはブロック&レシーブで対応し、常に日本の一歩先をいく。
 第3セットも平井のサービスエースで20-21と1点差まで迫ったが、ここでロシアはまたもエースのガモワが決めてくる。何とか捕えようと最後まで必死で食い下がるも、「ちょっとのタイミングも逃さず、手が伸びてきた」と言うように、最後は迫田が2本連続してロシアのブロックに止められ、遂にマッチポイントへ。ガモワをマークする日本の裏をかくように、センターからのクイックが決まり、一度もリードを得られぬまま、0-3で敗れた。


宇宙を素粒子物理学で解明する面白さ

2012年05月26日 21時11分54秒 | Weblog

 「宇宙は何で出来ているのか?」「宇宙はどのように始まったか?」「宇宙に終わりはあるのか?」「宇宙の果てはあるのか?」「宇宙の外の世界はあるのか?」と言った疑問を多く持つ私たち。宇宙については、多くの謎があるのも確かである。宇宙ステーションに長期滞在した若田光一、イトカワという小惑星に接触し構成物を持ち帰ってきた「はやぶさ」、宇宙空間をはるか遠くまで見ることができるハッブル宇宙望遠鏡やきぼう宇宙望遠鏡、アメリカ・サンディエゴにあるパロマ電波望遠鏡等、宇宙を観測する手段が多くなってきている。
 宇宙は本当は何で出来ていて、どんな状態であり、今後どうなっていくのであろうかと言った疑問に、明快に答えてくれる本がある。この本が、村山斉著「宇宙は何でできているのかー素粒子物理学で解く宇宙の謎ー」(幻冬舎新書)である。村山斉は、東京大学数物連携宇宙研究機構(IPMU)に在籍するリーダー的な研究者であり、宇宙を天文学ではなく素粒子物理学と数学を応用して解き明かそうとする人物なのである。この本を読み終えて、感動した。なるほど、従来、宇宙につては天文学が解明の役割を担う学問分野だと思っていたが、宇宙の構成物をミクロの世界から解き明かす素粒子物理学の素晴らしさを実感した。かつて、ガリレオが「宇宙という書物は数学の言葉で書かれている」と言った。惑星や恒星の世界が数学で書かれているという奇妙な話は、凡人では理解できない。しかし、色んな現象は、数学的な理論や物理学の理論で説明され得るのである。ニュートンが万有引力を発見した契機は、「どうして月は地上に落ちてこないのに、りんごは落ちるのだろう?」という疑問解明がスタートだった。今世紀になって、宇宙の始まりは「ビッグバン」という強大な爆発によってできたことも分かっている。その時から、宇宙は既に137億年の歴史を刻んでいる。しかも、まだ宇宙は膨張し続けているのである。しかも、加速度を増して・・・。
 さて、宇宙の話なのに、何故素粒子の話が出てくるのか、という部分から話は始まる。主にそれは、ビッグバンが関係している。COBEという衛星によって観測された、マイクロ波宇宙背景放射の異方性によって、宇宙がビッグバンから始まったことはほぼ証明された。そしてビッグバンが起こった頃というのは、宇宙は極小のサイズ、つまり素粒子のレベルだったわけです。著者も元々は素粒子物理学で学位を取ったようですが、今は宇宙論の研究をしている。また本書では、相対性理論や量子論なんかについても、本書の流れに必要な部分だけを抜き出して、その概略を随時説明している。本書の主眼は相対性理論や量子論にはないので、あくまでも補足的な部分の説明になりますが、それらについてごく入り口を大雑把にイメージしたい、ということであれば、なかなか分かりやすい説明になっていると思う。
 そして話は第一の命題、「宇宙はどんな物質で出来ているのか」という話になる。ここで説明されるのが、20世紀物理学の金字塔と言ってもいい、「標準模型」と呼ばれる理論である。これは、物質の最小単位が原子ではなく実はクォークと呼ばれるものであり、それらクォークの様々な性質を分類、あるいは組み合わせることによって、様々な事柄に説明がつく、というもの。トップクォーク、ダウンクォーク、ニュートリノといった物質、スピンや色と言った性質を持つものがある。
 第二の命題である「物質にどんな力が働いているのか」という部分。ここでは四つの力(重力・電磁気力・強い力・弱い力)について説明される。その説明の基本となっているのが標準模型である。それぞれの力は、物質間でそれぞれの力に対応した粒子がキャッチボールされることで説明される。その後で、ノーベル賞を受賞した小林・益川理論と南部理論について話が進んでいく。弱い力はパリティ保存則を破る、という、とんでもない現象が見つかり、これをどう説明すべきか物理学者は頭を悩ませました。その中で小林・益川理論は、クォークは第二世代までではなく、第三世代以上あるはずだ、そうだとすればパリティ保存則の破れを説明できる可能性がある、と説明した。そして実際それが実験で証明されたため、小林・益川理論はノーベル賞を受賞することになった。また、ノーベル賞を受賞した南部理論の南部陽一郎は、独創的なアイデアを相当昔から思いついていた凄い人であることも説明された。
 現在、宇宙空間にある天体を全て集めても、宇宙エネルギーの0.5%にしかならない。そして、ニュートリノという物質を合わせても、1%程度。それ以外の99%は、何で出来ているのか?その1つが「暗黒物質(ダークマター)」といわれる物質であり、23%を構成する。その残りの76%は、何で出来ているのかというと「暗黒エネルギー(ダークエネルギー)」と呼ばれているものなのです。ここで゜暗黒の゜と言っている意味は、それらがなんの物質(物質ではないかも知れない)で構成されているのかがわからないのです。しかし、この暗黒物質やエネルギーは、アイシュタインの相対性理論の中で解明された、光が重い重力を持つもののそばを通過するとき屈折するという理論で測定できるのです。何が構成物質であるかはわからないが、膨大なエネルギーを持つ何かが存在することが、時空の歪みの測定で観測できるのである。今後の科学の進歩で、この暗黒物質が何で出来ているかを解明していけるのだろうと思うのです。
 

<内容>

序章 ものすごく小さくて大きな世界
宇宙という書物は数学の言葉で書かれている
10の27乗、10のマイナス19乗の世界
世界は「ウロボロスの蛇」
第1章 宇宙は何でできているのか
リンゴと惑星は同じ法則で動いている
リンゴの皮の部分に浮かぶ国際宇宙ステーション
「4光時」の冥王星まで20年かかったボイジャー
太陽光を分析すると太陽の組成がわかる
「発見できないが存在する」と予言されたニュートリノ
ニュートリノは毎秒何十兆個も私たちの体を通り抜ける
すべての星を集めても宇宙全体の重さの0・5%
宇宙全体の23%を占める「暗黒物質」
宇宙の大部分を占めるお化けエネルギーとは
ビッグバンの証拠になった太古の残り火
宇宙は加速しながら膨張し続けている
こんなにわからないことがあるとわかった21世紀
第2章 究極の素粒子を探せ!
皆既日食で証明されたアインシュタイン理論
なぜ見えない暗黒物質の「地図」がつくれるのか
遠くの宇宙を見るとは昔の宇宙を見ること
光も電波も届かない、宇宙誕生後38万年の厚い壁
物質の根源を調べることで宇宙の始まりに迫る
電子の波をぶつけて極小の世界を観測する
光は波なのか粒子なのか - 量子力学の始まり
原子核のまわりを回る電子は波だった!
電子の波長を短くして解像度を上げる電子顕微鏡
加速器で誕生直後の宇宙の状態をつくりだす
私たちの体は超新星爆発の星くずでできている
原子が土星型であることを明らかにしたラザフォード実験
これ以上は分割できない素粒子、クォーク
「標準模型」は20世紀物理学の金字塔
第一世代のクォーク、「アップ」と「ダウン」
誰も探していないのに見つかってしまった謎の素粒子
クォークには3世代以上あると予言した小林・益川理論
物質は構成せず「力」を伝達する素粒子もある
第3章「4つの力」の謎を解く - 重力、電磁気力
重力、電磁気力、強い力、弱い力
力は粒子のキャッチボールで伝達されると考える
質量はエネルギーに変えられるという大発見
「質量保存の法則」の綻びにブリタニカ執筆者も興奮
性質は同じで電荷が反対の「反物質」
毎秒50億キロをエネルギーに変える太陽の核融合反応
不確定性関係 - 位置と速度は同時に測れない?
エレクトロニクス技術として実用化された「トンネル現象」
コペンハーゲン解釈 - 神はサイコロを振るらしい
同じ場所に詰め込めるボソン、詰め込めないフェルミオン
原子と原子は電磁気力でくっついている
電磁気力は粒子が光子を吸ったり吐いたりして伝わる
電磁気力の届く距離も不確定性関係で決まる
物理学史上最も精密な理論値
第4章 湯川理論から、小林・益川、南部理論へ - 強い力、弱い力
未知の粒子の重さまで予言していた湯川理論
湯川粒子はアンデス山頂で見つかった
新粒子発見ラッシュで研究者たちは大混乱
「なぜか壊れない粒子」の謎をどう説明するか
陽子の寿命は宇宙の歴史よりとんでもなく長い
思いつき自体がストレンジなストレンジネス保存の法則
陽子・中性子はクォーク3つ、中間子はクォーク2つ
3つの色がついている? 単独では取り出せない?
クォーク理論を裏付けた「11月革命」
強い力を伝えるのはグルーオン
クォークを取り出せないのはグルーオンの色荷のせい
クォークが元気だから体重が増える?
太陽が燃えているのは弱い力のおかげ
月とTGVまで発見してしまった大型加速器
弱い力を伝えるのはWボソンとZボソン
パリティを保存しない「タウ-シータの謎」
「右」と「左」には本質的な違いがあった!
「CP対称性の破れ」を説明した小林・益川理論
「クォークは2世代でなく3世代以上ある」ことが肝心
「三角形」をめぐる日米の激しい実験競争
素粒子に質量を与える? 正体不明のヒグス粒子
右利きが多いのは「自発的対称性の破れ」?
第5章 暗黒物質、消えた反物質、暗黒エネルギーの謎
ゴールに近づいたと思ったらまた新たな謎
暗黒物質がなければ星も生命も生まれなかった
「超ひも理論」は夢の「大統一理論」を実現するか?
本当の時空は10次元まである?
暗黒物質検出、一番乗りはどこか?
反物質のエネルギーは0・25グラムで原爆並み
物質は10億分の2の僅差で反物質との生存競争に勝利
イチゴ味がチョコ味に? ニュートリノ振動の正体
東海村から神岡へニュートリノビームを飛ばせ!
収縮? 膨張? 宇宙に終わりはあるのか?
宇宙の将来をめぐる仮説は「何でもアリ」の状況
一人一人の人生とつながる素粒子物理学

        


B級グルメ道112 広島名物 藤い屋「もみじ饅頭」

2012年05月26日 12時19分38秒 | Weblog

 広島と言えば、安芸の宮島、牡蠣が有名。和菓子では、藤い屋の「もみじ饅頭」が定番。広島に行けば、ほとんどの人がこの「もみじ饅頭」を買って帰るのである。
 私も、今回の出張で時間がないながら、家族へのお土産として、藤い屋の「もみじ饅頭」を購入した。通常のこしあんのみではバリエーションが無いため、5色のもみじ饅頭の詰め合わせを選定。
 もみじ饅頭は、この藤い屋ではなくとも、最近ではスーパーの店頭にも並んでいるほど色んなところで造られているが、私はこの藤い屋が一番美味しいと思う。周りのカステラのもちもち感と軽やかな歯ざわり、餡も甘さが強くなく、品の良い味に仕上がっている。最近では、「生もみじ饅頭」なるものも売り出されているが、こちらはイマイチ。京都の定番「生八つ橋」は、生の方が焼き八橋よりも美味しいのとは、ちょっと違う。やはり、焼かれたもみじ饅頭の方が、数段うまいのである。
                


B級グルメ道111 流石にうまい!新鮮!「瀬戸内料理 源蔵」

2012年05月26日 00時35分23秒 | Weblog

                                      源蔵ランチ
 もう日付は変わってしまったが、昨日は、広島への日帰り出張だった。仕事の中で、この日帰り出張が一番こたえる。まして、広島という遠隔地であれば、それは尚更ということになる。エネルギー保存の法則の通り、大きく移動すればそれほどエネルギーは消費するのである。当然、このエネルギー量は、距離にも比例するのであるから、遠くへ行くほどエネルギーは多大に消費していくものなのである。イコール、それは疲労につながる。近くよりも、遠くへの旅行の方が、多大なエネルギーを消費するので、疲労も大きくなるのである。今回は、夕刻に会議等が入って、しかもその延長線での仕事があったため、広島バスセンターからの空港リムジンバスには、帰京する飛行機の直前に到着する時刻のバスにしか間に合わなかったこともあり、空港での夕食の時間も捻出することができない、タイトな状況だった。そのため、楽しみにしていた空港でのお好み焼きを食べることは叶わなかった。非常に残念である。と言う事で、広島発東京行きの飛行機は、最終便となってしまったので、自宅に着いたのも午前零時近くという状況。いやはや、疲れましたなあ~!という感じなのであった。
 しかし、今回は昼にちょっとした店に入れた。それは、広島バスセンタービル7Fにある「瀬戸内料理 源蔵」である。ここは初めて入った店なのであるが、相当にお客が溢れていた。まあ、昼のランチタイムだったということも影響していたのかもしれないが・・・。この「源蔵」に入ってみると、お客でいっぱいな上に、従業員のおばさんたちが忙しそうに動いていた。お客の様子を見てみると、ほとんどの人がビールや酒を飲みながら料理を食べている。これにはビックリである。確かに、空港リムジンバスも含め、市街に回るバスの終着点であるから、多くの人が集まり易いということもあるが、しかし、この地方都市での昼の混みようは、東京に匹敵するような感じを受けた。
 外のサンプルを見ると、源蔵ランチがお得感いっぱいという感じである。ワンプレートに刺身や天ぷらが盛られ、ご飯にデザートまで付いている。そして、魚汁は別個についてくる。これにしようと思ったが、どうも「源蔵御膳」に目がいってしまい、結局はそれを注文。料理がほどなく到着する。にぎり寿司に天ぷら、野菜サラダ、つぶ貝、茶碗蒸し、デザート、魚汁がついて1,280円なり。これは中々お得な料理。そして、食べてみると実にうまい。天ぷらはカラッと揚がっているし、寿司の味も良い。鮮度も抜群なのである。茶碗蒸しも程よい味に仕上がっており、魚を煮詰めた汁もうまい。飛び込みで入ったわりには、中々の店である。これだけ混んでいる理由も納得である。 
             


B級グルメ道110 程よい甘さの「芋きん」

2012年05月24日 22時43分12秒 | Weblog

 本日は、東京駅にて家族向けにお土産を買って帰ろうと考えた。浅草で、昔から庶民に愛された味がある。それが、浅草満願堂が製造する「芋きん」である。これは、゜芋きんつば゜で、適度に甘味のある芋をきんつばの皮で包んだもの。きんつばは、あずきのあんこを皮で包んだものを言うが、芋を皮で包むところから「芋きん」という愛称になったのである。浅草の名物の一品である。
 江戸明暦の頃より吉原の花魁や浅草の芸者衆達の心をとらえたのが、この“芋きんつば”なのである。浅草の下町らしく、気取らない庶民的な味、食べやすさがウケて、今日まで名物として君臨しているのである。

             
 箱を開けてみると、四角い物体。これが「芋きん」なのです。外の薄皮はもっちりな食感、中味は芋にもかかわらず飲み物なしでも十分に食べれる程、ぱさつき感はない、食べやすいきんつば。味は自然な甘さで、素朴な芋そのもの。シンプル感が、たまらなく美味しい「芋きんつば」なのです。
            


大阪の幸福の神ビリケンの世代交代

2012年05月23日 22時05分55秒 | Weblog

                                  引退する2代目ビリケン
 大阪の新世界のランドマーク「通天閣」に鎮座している幸福の神「ビリケン」が、本日、世代交代をした。3代目ビリケンとバトンタッチしたのである。このビリケン、大阪では道頓堀にあった「太郎人形」と共に超有名人なのである。体をなでると御利益がある、特に足の裏をなでるとビリケンが喜ぶので、大きな御利益があるという大阪人の信仰から、参拝者が多かった。多くの人に撫でられたことで、体は茶褐色に変色し、足の裏は4cmも抉られたような溝が出来てしまったのである。そこで、通天閣100周年の機会に世代交代をさせたものなのである。
 交代するビリケンは2代目で、1980(昭和55)年に設置された。以来32年、゜幸福の神様゜として親しまれた。足の裏をかくと願いがかなうといわれ、訪れた多くの人にかかれた足の裏は大きくくぼんでしまった。2005年には東京・渋谷の百貨店で公開され、全国的に知名度が上がった。初代は新世界の基になる遊園地「ルナパーク」の名物だったが、閉園したときに行方不明になった。ビリケンは、もともとはアメリカの女性芸術家が夢に見た神様がモデルなのである。
 1908年にアメリカ合衆国の芸術家フローレンス・プリッツが制作した像で、彼女が夢の中で見た神秘的な人物の姿がモデルになっているという。これが「幸福の神様」として世界中に流行した。当時のアメリカ大統領であったウィリアム・タフトの愛称が名前の由来とされている。また、セントルイス大学のマスコットにもなっている。
日本には1909年頃渡来し、1911年大阪の繊維会社・神田屋田村商店(現:田村駒株式会社)が商標登録を行い、販売促進用品や商品キャラクターとして使用した。雑誌などに掲載された広告では、世界的福神として紹介。5寸5分の石膏製の像に一体1円85銭という値付けがされていた。
 当日は、地下のスタジオ210で毎週月曜日に催される「通天閣歌謡劇場」に出演している演歌歌手・吉野悦世さん、新世界の串カツをPRするキャラクター「くしたん」のテーマソングを作詞作曲したシンガー・ソングライターのむんむさんや地元商店主らがビリケンさんに最後の別れを告げに訪れた。
営業終了前には、通天閣観光・西上雅章社長からビリケンさんに感謝状と花束が贈られた。ビリケンさん(3代目)への交代は翌23日の営業開始前に実施。西上社長は「(2代目ビリケンさんを)大阪観光大使として旅に出したい」と話す。
         ファイル:Slu billiken.jpg
          アメリカ・セントルイス大学内のビリケン像


東京スカイツリー開業

2012年05月22日 22時49分48秒 | Weblog

 本日、電波塔としては世界第一位に輝く「東京スカイツリー」がオープンしたのである。高さは、なんと634mの超高層の鉄塔構造体。しかも、この高さは、東京である゜武蔵の国゜(ムサシ=634)を意味している語呂合わせでもあるが、これだけの構造体を造る日本の技術は素晴らしい。
 また、この構造体は、日本の伝統文化を受け継いだ構造を有する。
法隆寺の五重の塔を参考にして、心柱(鉄筋コンクリート造の高さ375m直径約8mの円筒で内部は階段)により地震などによる揺れを抑える心柱制震構造となっている。また、アンテナが取り付けられる「ゲイン塔」の上には制振装置(総重量約100tで、バネの上に乗った重りでアンテナの揺れを抑える)が設置される。ゲイン塔外周の直径約6m、アンテナ外周直径約8m。タワーの水平方向の断面は地面真上では正三角形であるが、高くなるほど丸みをおびた三角形となり地上約320mで円となる。概観は「起り」(むくり)や日本刀の緩やかな「反り」(そり)の曲線を生かした日本の伝統建築の発想を駆使し、反りの美的要素も盛り込まれている。このため、タワーを見る方角によっては傾いているようにも裾が非対称になっているようにも見える。2009年2月26日にカラーデザインが公表され、「スカイツリーホワイト」と決定された。これは日本伝統の「藍白」(あいじろ)をベースにした独自の命名のオリジナルカラーで、青みがかった白である。なおエレベーターシャフトはグレー、展望台はメタリック色、頂部は鮮やかな白である。
 
2009年10月16日にライティングデザインが公表された。江戸で育まれてきた心意気の「」と、美意識の「」という2つの異なるライティングを1日毎に交互に替えるライティングである。このライティング機材や調光コントロール全般は東京スカイツリーのオフィシャルパートナーのパナソニック(当時・パナソニック電工)が請負い、ライトアップの全てをLED照明とした。