そんな事で、YouTubeから、野球応援歌を掲示しよう!!
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<!-- 1974年燃えよドラゴンズー坂東英二ー -->
<!-- 闘魂こめて -->
<!-- 巨人の星 -->
<!-- 侍ジャイアンツ -->
<!-- タッチ -->
<!-- 野球狂の詩 -->
<!-- 六甲おろし -->
<!-- ドカベン -->
<!-- 一発貫太くん -->
<!-- アパッチ野球軍 -->
<!-- キャプテン -->
「007ジェームズ・ボンド」シリーズが、発売された。アッシェット・コレクションズ・ジャパン社の創刊で、007の紹介記事とDVDのセットである。007シリーズは、かなりの古い映画なので、過去のシリーズを観ると映像が鮮明ではなく、イマイチ物足りない作品もある。しかし、今回発売されたDVDは、全巻デジタル・リマスター版として製作されているため、非常に映像が綺麗である。最近では、トム・クルーズ主演の大ヒット作品「TOP GUN(トップガン)」が、このデジタル・リマスター版として甦り、迫力満点の映像になった。
世界で最も有名なスパイ、英国海外秘密情報部員007号ジェイムズ・ボンドが巨大な国際犯罪組織と戦うアクション物語。スリリングなオープニングと華麗な主題歌。暗躍する強敵、魅惑的な美女。さまざまな秘密兵器とボンドカー。1962年に始まった「007シリーズ」は現在までで全21作。私を虜にしています。ベスト5を選ぶとすれば、「ゴールドフィンガー」(64)「女王陛下の007」(69)「オクトパシー」(83)「消されたライセンス」(89)「トゥモロー・ネバー・ダイ」(97)でしょうか。「007」は当初は「ゼロゼロセブン」でした。映画では初めから「ダブルオー」と言ってますが、日本で「ダブルオー」と言うようになったのは第8作「死ぬのは奴らだ」(1973年)からです。00ナンバー部員は任務中に敵の殺害を許されていて、「殺人許可」を与えられています。第1作「ドクター・ノオ」に「007は殺しの番号」とはうまい邦題をつけたもので、第16作「消されたライセンス」は、命令違反により、その許可を取り消される話です。
【歴代ジェームズ・ボンド】
■ショーン・コネリー Sean Connery
1930年8月25日、エジンバラ生まれ。007号ジェイムズ・ボンドといえば、「やはりコネリーだね」という人が多いと思います。野性的でありながら礼儀正しく、上流社会(カジノなど)でも違和感のない格好良さ。
「サンダーボール作戦」(65)の時にはまだ35歳でしたが、老け顔なのでしょうか、ラブシーンが似合わなくなった感じがします。
「ボンドのイメージに固定されたくない」として第5作「007は二度死ぬ」(67)を最後に降板。でもその後、第7作「ダイヤモンドは永遠に」(71)に、一作だけど復帰したのはいただけません。
現在まで大物スターとして活躍(2006年4月俳優を隠退宣言)を続けていたのは、さすがです。
[代表作] 「史上最大の作戦」(62)「風とライオン」(75)「ザ・ロック」(96)
■ジョージ・レイゼンビー George Lazenby
1939年9月5日生まれ。オーストラリア人。ボンド役を降りたショーン・コネリーに代わり、第6作「女王陛下の007」(69)で二代目ボンドに抜擢されました。
モデル出身ということで、演技がぎこちないけど、長身でハンサム、上品さや健康的な体格を備えてボンドのイメージに近いと思います。人気のあったコネリーの後を継ぐという不利な役でしたが、私は気に入ってます。1作だけでなく、あと2、3作あれば、彼なりのボンドキャラができたでしょうに。
「女王陛下の007」では、敵のアジトからスキーで脱出。麓の町で開催中のスケート競技の群衆に紛れ込み、追っ手から隠れるシーンは、無敵のスーパーマンではなくて現実的です。
■ロジャー・ムーア Roger Moore 1927年10月14日、ロンドン生まれ。
コネリーが「ダイヤモンドは永遠に」(71)に1作のみ復帰したが、次の第8作「死ぬのは奴らだ」(73)から三代目ボンドとなる。シリーズ中、最多の7作品に出演。
コネリーやレイゼンビーと異なって、顔が甘すぎて冷酷さに欠けると思います。役では、野性味を感じない都会的な紳士であり、ユーモアを強調した愉快なオジさん。その反面、敵に対しての非情さを意識的に入れている感を受ける。女性との関係も図々しいけど、コネリーのようなイヤらしさがなくて、笑って許せる良い感じ。
歴代ボンド俳優では最年長で、「死ぬのは奴らだ」は46歳、「美しき獲物たち」(85)は58歳である。
[代表作] テレビ「セイント」。 「ゴールド」(74)「北海ハイジャック」(80)
■ティモシー・ダルトン Timothy Dalton 1946年3月21日ウェールズ生まれ。
ロジャー・ムーアに替わって第15作「リビング・デイライツ」(87)からボンドを演じる。41歳の精悍で重厚、硬派で渋いボンドになった。
英国王立演劇芸術学校で演技を学んだシェイクスピア俳優である。英国紳士でありながら、殺し屋としての冷酷な感じもあって、彼のボンドは良いですね。
故ダイアナ妃が「彼のボンドは、最も原作のイメージに近い」と絶賛したそうです。
[代表作] 「冬のライオン」(68)「嵐が丘」(71)「フラッシュ・ゴードン」(80)
■ピアース・ブロスナン Pierce Brosnan 1953年5月16日、アイルランド生まれ。
ティモシー・ダルトンが2作で降りて、第17作「ゴールデンアイ」(95)からボンドを演じる。42歳のボンド。
ブロスナンは二枚目でスマートだけれど、重厚なダルトンの後では軽い感じがします。でも2作目の「トゥモロー・ネバー・ダイ」(97)では、
役も板について、すっかりボンドになりきっています。タイプとしてはロジャー・ムーア系に戻ったようです。
ブロスナンは子供のときに「ドクター・ノオ」を見て、すばらしい作品だと思ったそうですが、「電撃フリントGO!GO作戦」(66)のジェイムズ・コバーンの方がお気に入りだったそうです。「フリントはもう最高にカッコよかった。あんなヘアスタイルにして、あんな歩き方をして、ともかくあんな風になりたかった」といっています。
[代表作] テレビ「探偵レミントン・スティール」
■ダニエル・クレイグ Daniel Craig 1968年3月2日 チェスター生まれ。
16歳の時にロンドンへ移り、ナショナル・ユース・シアターとギルドホール音楽演劇学校で演技を学ぶ。舞台で経験を積み、TV作品にも数多く出演、映画もいろいろあるそうですが、私は「トゥームレイダー」(01)しか知りません。
ピアース・ブロスナンに代わって最新作「カジノ・ロワイヤル」で新ボンドを演じる。「ボンドが007になるまでの物語」ということで、初々しく活動的。
でも時代が現代の設定ということは、これまでの作品はなかったことになる?。本作から新スタートという意味かしらん?
これまでの歴代ボンドとはイメージがずいぶん変わった感じで、英国紳士でも愉快なオジさんでもなく、マジメなボンドになりました。
彼のボンドが、もしかして最も原作小説のイメージに近いのかもしれない。次回作に期待です。39歳、金髪碧眼。
長寿アニメ『サザエさん』は、毎週見ているのだが、本当に飽きないアニメ作品である。このアニメは、元々新聞連載の4コマ漫画としての発祥なのだが、今日では、4コマ漫画と言うよりも、アニメといった方が馴染みになってしまっている。4コマ漫画は、新聞・雑誌連載用が多く、海外でも掲載された有名な漫画も多い。「ピーナッツ」と親しまれている『スヌーピーとチャーリーブラウン』も同様である。こちらは全世界に配信されていた。原作は、M.シュルツであり、今はこの世に居ない故人になってしまっている。日本でも、「コボちゃん」「かりあげクン」も日本では有名な4コマ漫画であり、原作は植田まさしである。これらに共通の点は、日常を色んな角度から捉えている視点の面白さにある。長寿の秘訣を考えてみた。
<長寿の秘訣>
1.誰でもが接している日常を題材にし、視点が面白い。
2.登場人物に個性があり、飽きがこない。
3.見たり、読んだりすることで、爽やかさを感じる。
4.ある種の憧れを伴う親密感がある。
5.登場人物の人格に一貫性があり、言動に安心感がある。
6.毎回、同じような展開であり、安心して見ていれる(水戸黄門等もこの
類)。
7.成る程と思う知的情報がある(時節、風物等)。
8.会話に勘定の機微が感じられる。
9.登場人物に、年代差があり、その年代のオーソドックスな思考を代弁して
いる。
10.軽快な音楽が受け入れ側を和ます。
アニメーションの原作である漫画『サザエさん』は、昭和21年に、九州の『夕刊フクニチ』という新聞に連載されたのがはじまりです。作者の長谷川町子が、仕事を依頼されてから、どんな内容にするか、妹さんと一緒に毎日海岸を散歩しながら考えていたので、登場人物が、みんな海産物の名前(サザエ、タラ、マスオ、イクラ等)になったということです。そして、昭和24年から49年まで、なんと25年もの永きに渡り、サザエさん一家は、東京の朝日新聞に4コマ漫画として連載されました。アニメ『サザエさん』が生まれたのは、昭和44年10月5日、フジテレビで第1回が放送されたのがはじまりです。番組開始当初は、ドタバタ喜劇の色合いが濃く、画風も現在のものとは、かなり異なっていました。
2008年10月5日で放送開始40年目を迎え、放送回数も1820回を超え、話数(1回の放送で3話)にして、6,050話を超えるまでになりました。視聴率は、昭和54年9月16日に39.4%を記録したのを最高に、現在も平均25%をキープし続けています。
<!-- 「サザエさん 40周年記念」 -->
<!-- 「サザエさん 第1回放映」 -->
<!-- 「サザエさん(日曜版)」 -->
<!-- 「サザエさん(火曜版)」 -->
『トムとジェリー(英語原題 Tom and Jerry)』は、アメリカ合衆国の映画会社メトロ・ゴールドウィン・メイヤー (MGM) に所属していた、ウィリアム・ハンナ (William Hanna) とジョセフ・バーベラ(Joseph Barbera) が制作したアニメーション、カートゥーン。略称は「トムジェリ」(ワーナーHPより)「TJ」など。その後、ジーン・ダイッチ (Gene Deitch) やチャック・ジョーンズ(Chuck Jones) らによって続編が制作されたが、ハンナ=バーベラの2人による初期の作品に対しての評価がずば抜けて高い。人気が非常に高い上、子供からも親しまれるキャラクターのため、イメージキャラクターとして使用する企業も多い。
体が大きく凶暴だが、おっちょこちょいでどこか憎めない部分のあるネコのトムと、体は小さいが頭脳明晰で、追い掛けてくるトムを事も無げにさらりとかわすネズミのジェリーのドタバタを、ナンセンスとユーモアたっぷりに描いた作品で、アカデミー賞を幾度となく受賞。日本でも、1964年にTBS系列で地上波初公開されて以来、幾度も繰り返し再放送(2007年現在は地方の民放やCSなどで放送されている)、ビデオとDVDも数多くリリースされ、非常に馴染みの深い作品である。プレイステーション・ポータブル向けのUMDとしてもリリースされており、こちらはワーナーのUMD980円キャンペーン時に最も高い売り上げを誇っている。なお日本のテレビ放送ではトムとジェリーの双方に声優が付いたが(テレビ朝日版の「新トムとジェリー」を除く)、元々は例外的な一部作品を除いて明確な台詞はなく、ナレーターの他は叫び声や効果音・音楽のみ(まれに歌声)で構成されていた。劇中のパイの投げ合いなど、このアニメに於けるドタバタは、後年製作されていくテレビのお笑いバラエティ番組などにも、少なからず影響を与えていると見られる。『8時だョ!全員集合』では、日本のバラエティ番組で初めてパイ投げが用いられるなど、特にザ・ドリフターズの番組にそれが見受けられるようである。また、現在ではぬいぐるみや文房具など、キャラクター商品でも人気が出ている。最近では、作品をモチーフにしたCM(日本生命の保険口座「生きるチカラ」)も放映されているほか、みちのく銀行(青森県)・十六銀行(岐阜県)等一部の金融機関、西日本旅客鉄道(JR西日本)のコーポレートキャラクターにも採用されている。キャラクターゲームとしても度々題材に選ばれるなどしている。
1930年代後半、当時アメリカでアニメーション、正しく言うならカートゥーンの分野では、ウォルト・ディズニー・カンパニーが人気面で先頭を走っており、これに目を付けた他の映画会社が負けじと、カートゥーンを手掛けることとなった。MGMも例外ではなく、新しいカートゥーンを創るべく、先述のウィリアム・ハンナ、ジョセフ・バーベラの2人のアニメーターに製作を依頼。こうして誕生したのが「トムとジェリー (TOM and JERRY)」であった。だが当初、この猫と鼠の追い掛けっこをモチーフにしたカートゥーンは、現場サイドでの評判は決して良くなかったと言われている。そういった背景の中、1940年に第1作目「上には上がある (Puss Gets the Boot) 」をアメリカで公開。ただしこの作品が初めて公開された当時、"TOM and JERRY"というタイトルは付けられておらず、トムは別名の「ジャスパー (Jasper)」、ジェリーに至ってはまったく名前が付けられていなかった。製作も、お馴染みのハンナ=バーベラの2人の連名ではなく、ルドルフ・アイジング (Rudolf Ising) という、全く別の製作者の名前が冒頭で公開されていた。このあたりに、当初置かれていた「トムとジェリー」の立場というものが窺い知れる。しかし、いざ公開すると、この作品の人気が瞬く間に上昇し、ハンナ=バーベラの2人のアニメーターの名をアメリカ中に轟かせる結果となった。なお、現在ではなかった話になっているが、もともとトムとジェリーは、大人向けのコミカルな風刺映画として公開されていた(新聞の4コマ漫画や風刺漫画のような)ものである。 当時のアメリカの映画館では、典型的な娯楽映画以外にも、テレビを持てない労働者向け、あるいは戦時中にはプロパガンダも兼ねてニュース映画なども上映されており、これらの上映時のフィルムの架け替えの時間を埋める作品として製作された。 1話の時間が短いのはそのためである。なお日本では、毎週・毎日放送する連続テレビアニメとして放送されたが、原作は不定期で年に数本の製作である。従って、公開年次と内容をよく観察すると、作品一つ一つにその当時の社会風俗の描写、あるいは社会風刺が入っている。 風刺には、大都会へ上京したジェリーが、結局は都会に馴染めずに郊外の田舎に戻るといった分かりやすい物から、閑静な住宅街に住む黒人が飼い主として描写されているエピソード(当時のアメリカの状況を考えると、これは殆ど不可能)といった、現代の視点では一見気づき難いが、実は微妙な描写まで様々である。そもそも、タイトルの「トムとジェリー」自体が、アメリカ(あるいはイギリス)とドイツの当時の俗称である(* トムとジェリー (曖昧さ回避)も参照のこと)。現代では、アメリカでも、普通のスラップスティックなアニメとして鑑賞されることも多いが、ある程度の年配者やアメリカの社会風俗を学んでいる人に対して、トムとジェリーを幼年向けのアニメ文化という前提で話すと困惑されるので、話題にする際は注意が必要である。
<!-- 「トムとジェリー 夢と消えた百万ドル」 -->
<!-- 「トムとジェリー 海のバカンス」 -->
<!-- 「トムとジェリー 夜中のつまみ食い」 -->
人間というのは本来残酷なものが大好きな生き物なのではなかろうか。それを見抜き、見世物にした娯楽が19世紀末から20世紀半ばまでパリに存在した大衆芝居グラン・ギニョールだ。アブノーマルな登場人物が演じる、荒唐無稽で血生臭い物語。けれん味たっぷりの演目を、人々は大いに楽しんだ。「スウィーニー・トッド」はもともとは大人気のブロードウェイ・ミュージカルだが、鬼才バートンは自分の波長に合わせてグラン・ギニョール風に映画化してみせた。倒錯的でおぞましい物語に、独特の“間”を与えるのは、今までミュージカルとは無縁だった俳優たちの力強くて美しい歌声だ。人気と実力がパーフェクトに結びついた俳優ジョニー・デップが、異様なルックスで初めて歌を披露するが、これが実に魅力的なのである。映画は、残酷描写が満載なので万人向けではないが、完成度はかなり高い。
物語の主人公は剃刀で喉をかき切る殺人鬼で、人間を殺した上にその肉を加工してパイに詰めて売りさばくというからすさまじい。だが、猟奇的な話を、どこかポップでコミカルにするのがバートンとデップのゴールデン・コンビの得意技だ。そして根底には愛を仕込む。映画の両輪は、妻子を奪われた男スウィーニーの狂気と、彼を秘かに愛するラベット夫人の妄想だ。殺人の共犯者でありながら全く心が通じ合わない関係性は、物語の重要なメタファーとなる。この二人のズレが小さな秘密を生み、大きな勘違いとなって、取り返しの付かない悲劇へとつながる仕組みだ。映像はすべて殺伐としたグレートーンで統一され、ただならぬ雰囲気を醸し出している。ただし、幸福な過去の回想シーンは美しい花園のような色調で、その対比が絶妙だ。美術はフェリーニ作品を多く手掛けたイタリアの名手ダンテ・フェレッティによるもので、主人公の心理を雄弁に物語るビジュアルは、作品のレベルを確実に上げている。
実在したとも伝説とも伝えられるスウィーニー・トッドの物語から立ち上ってくるのは、肥え太った近代都市への強烈な嫌悪感だ。時代はまさしく産業革命の渦中。スウィーニーの愛用する特製の回転椅子よろしく、世の中の価値観は逆転した。人々は他人に無関心になり、物の生産はスピードと規格と効率のみを追求するようになる。理髪店の椅子で命を断たれ、ズルリと階下に落ちた死体はあっという間に処理され、パイの中身になって店頭へ。ロンドンで一番マズいラベット夫人のパイ店は、人肉を使うことでたちまち大繁盛となった。鮮血に染まったスウィーニーの陰惨な合理主義に、人間性など無用なだけである。しかし、復讐とはすこぶる人間的な行為ではないのか? これが主人公の運命のパズルの最後のピースだ。デップの優れて有機的な演技は、私たちにこの都市伝説の皮肉と哀しみとを語りかけてくる。
最後のシーンは凄まじい。死んだものと思っていた妻は、精神障害者となっており、しかも、浮浪者のなれの果て。そんなことも知らず、この世に妻は居ないものと思っていたスウィーニー・トッド(いや、ベンジャミン・バーカー)は、自身の殺戮を気づかれたと思い、この浮浪者の老女を殺害した。しかし、この女性こそ、自身が愛した妻だったのだ。これに気づき、嘘をつれた復讐に、ラベット夫人をパイ焼き釜に放り込んで殺害。一部始終を見ていたラベット夫人の使用人である少年は、大事な夫人の仇討ちのため、背後からトッドの首を剃刀で切る。おびただしい鮮血が首から流れ、抱きかかえていた妻の死に顔に滴り落ちるのであった。とても悲しい結末だ。
しかし、この映画は、香港映画「八仙飯店之人肉饅頭」に、スプラッター的映像は似ている。本当に、こんな映像でいいのであろうか?あまりにも、どぎつい殺戮シーンは、疑問を感じる部分である。
<!-- 「スウィニー・トッド」 -->
ニコラス・ケイジ主演の歴史ミステリー『ナショナル・トレジャー2』(2007年アメリカ制作)は、大変興奮する、「宝探し」の物語。過去のアメリカ大統領にしか引き継がれない「秘密の書」に、驚くべき内容の極秘事項が記されている。ケネディ暗殺の真相、エリア51に秘められた真実等・・・。しかし、この映画の中心ストーリーには、黄金伝説、黄金都市の秘密が隠されている。
無尽蔵の歴史的知識と、天才的な暗号解読能力と推理力、そして歴史的遺産に限りなき情熱を注ぎ込む、ベン・ゲイツ(ニコラス・ケイジ)。今回、彼が追うのは歴史上最も謎に満ちたリンカーン暗殺事件。その暗殺者、ジョン・ウィルクス・ブースの日記から失われた、陰謀が秘められた18ページの一部が発見された。しかし、そこにはゲイツの祖先の名が、暗殺者が加味する秘密結社「ゴールデン・サークル騎士団」の一員として載っていたのである。何者かによって汚されたゲイツ家の名誉を守るため、ゲイツは再び立ち上がる! ベンの相棒で天才ハッカーのライリー(ジャスティン・バーサ)、国立公文書館の美人責任者・アビゲイル(ダイアン・クルーガー)を始め、前作の主要人物が再結集し、アメリカの究極の謎をめぐり、壮絶な戦いと推理劇を繰り広げる。
【ストーリー】
家族の名誉を守るため、リンカーン暗殺に秘められた宝を追う! 大ヒットトレジャーハントムービーの第2弾
歴史学者で冒険家のベンジャミン・ゲイツは、父パトリックと共に公演をしている最中「ゲイツの祖先がリンカーン暗殺の首謀者である」と指摘された。指摘した人物・ウィルキンソンはその証拠である“日記の一部”を持つ一族の子孫だった。ベンは祖先の無実を証明するため、ライリーと共に行動を開始。まずは博物館に寄贈されている日記を手に入れるために、今や破局寸前の恋人アビゲイルを再び口説き落とすが……。
全世界で大ヒットとなった『ナショナル・トレジャー』に続く、宝探しアドベンチャーの第2弾。今回はリンカーン暗殺の影に眠る秘宝を追うベン・ゲイツたちを、よりパワーアップした謎解きとアクションで描いていく。オリジナルキャストがほぼ勢ぞろいする中、ニューフェイスとして加わったのがウィルキンソン役のエド・ハリスとベンの母親役のヘレン・ミレン。実力派の2人が期待通りの演技を見せ、シリーズに新たな魅力を加えた。監督も前作同様ジョン・タートルトーブが担当。製作はもちろんジェリー・ブラッカイマーが手がけた。ブラッカイマー作品らしいド派手な爆破はないが、終盤の鉄砲水のシーンはそれに比する迫力だ。
<!-- 「ナショナル・トレジャー2」 -->