Movieな空間

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マイクロチップ市場への驚異『007美しき獲物たち』

2009年11月29日 13時16分11秒 | Weblog
                  美しき獲物たち アルティメットED MGBUC-29266
 2代目ジェーム・ズボンド役で頂点になっていたロジャー・ムーア主演の最後の作品となったが、『007美しき獲物たち』(1985年イギリス制作)である。今回は、出生に秘密を持つ天才マックス・ゾリン(クリストファー・ウォーケン)が、マイクロチップ市場を独占しようと計画し、アメリカ・カリフォルニアにあるIT研究・生産の中心地シリコン・バレーに地震を起こさせ、すべての設備を崩壊させようとする野望に、ボンドが戦いを挑むもの。この当時の時代背景は、ソ連にゴルバチョフが大統領になった年であり、レーガン米大統領が2期目に突入していた年でもあった。また、マイクロソフト社のビル・ゲイツが、OSシステムとしてウィンドウズ・システムを発売した年でもあった。
 地球破壊を狙う実業家ゾリンとイギリスの諜報部員ジェームズ・ボンドの対決を描くスパイ・アクション。“007"シリーズ第14作目。製作はアルバート・R・ブロッコリ。エグゼキュティヴ・プロデューサーはマイケル・G・ウィルソン。監督は「オクトパシー」のジョン・グレン。イアン・フレミングの原作を基にリチャード・メイバウムとマイケル・G・ウィルソンが脚色。撮影はアラン・ヒューム、音楽はジョン・バリー、主題歌はデュラン・デュランが担当。主演はロジャー・ムーア。
 【ストーリー】
 極寒のロシア氷河からの脱出に成功してイギリスに戻った諜報員“007"ことジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)は、休む間もなく、M(ロバート・ブラウン)と国防相に呼ばれた。英国が開発した防衛システムに不可欠のマイクロチップが奪われたが、どうやらKGBが関係しているらしいというのだ。早速調査を依頼されたボンドは、その事件に、大富豪のマックス・ゾリン(クリストファー・ウォーケン)が関わっていることをキャッチ、ゾリンをマークすることにする。彼は石油で大もうけし、それを基にエレクトロニクスと高度技術を開発し、さらに競馬で巨大な財産を築いた実業家であり、一方では反共産主義者として知られていた。ロイヤル・アスコット競馬場でゾリンの持ち馬が次々と勝ち続けるのを目にするボンド。フランスの競馬クラブが、ゾリンの勝ち方に疑問をもち探偵オーベルジン(ジャン・ルジュリ)を雇って調査にのり出すが、オーベルジンは何者かの手によって殺された。Mから紹介されたチベット(パトリック・マクニー)と共にゾリンの種馬飼育場に乗り込むことに成功したボンドは、そこでゾリンの忠実な部下、スカーピン(パトリック・ボーショウ)や飼育コンサルタントのカール・モートナー博士(ウィロビー・グレイ)等に会った。ゾリンの所有する豪華な城での種馬オークションが終了すると、ミステリアスなアメリカ美女、ステイシー・サットン(タニア・ロバーツ)が到着。ボンドは彼女に500万ドルの小切手が渡されるのを見た。その夜、ボンドとチベットは、ゾリンの馬が勝つ秘密を知り、さらに木箱につめられたマイクロチップを目撃する。しかし、チベットは、ゾリンの片腕、メーデー(グレース・ジョーンズ)に殺され、ボンドもピンチに遭う。一方、ゴーゴル将軍(ウォルター・ゴテル)は、ゾリンが反ソに転向したもとKGBのスパイであることをつきとめた。サンフランシスコ郊外にあるシリコン・バレーを破壊して、一挙に電子科学の分野を制圧、世界を征服しようと企みアメリカに渡ったゾリンを追うボンド。ステイシーは市の地質に関する資料をゾリンに提供していたのだが、ゾリンの正体を知らされた彼女はボンドの目の前で13億円もの小切手を破り捨て、二人はシリコン・バレーへと急ぐ。シリコン・バレーの地下鉱山では、大爆発の準備が進められていた。ゾリンはそこで側近以外の部下をすべて射殺。裏切られたと知ったメーデーはボンドらに協力し、自らは爆裂死を遂げる。ステイシーを人質にしたゾリンは飛行船で逃げるが、金門橋上で遂にボンドと格闘することになり、激闘の末、ゾリンは滅びた。

 今回の作品の見所は、サンフランシスコの金門橋(ゴールデン・ゲイト・ブリッジ)での、ボンドとゾリンの死闘が面白い。また、この橋に飛行船が絡み、中々のスケール感の映像が楽しめる。また、ボンドガールとして登場するタニア・ロバーツ(ステイシー・サットン役)や黒人兵器グレイス・ジョーンズ(メイデイ役)も随所に絡み、息を呑む展開がたまらない。サンフランシスコ市庁舎の大規模火災のシーンなど、どのように撮影したかが注目されるのではないだろうか。ゾリンの鉱山発掘現場は、巨大なセットをスタジオに作っての撮影なのだが、そんなことを感じさせない大規模なものである。これだけの大規模な撮影を許可したサンフランシスコのダイアン・ファインスタイン市長への感謝の意味で、初回封切りは通常英国ロンドンが当たり前だったが、今回の作品は、サンフランシスコで行なったのである。

         007/美しき獲物たち 007/美しき獲物たち 007/美しき獲物たち 007/美しき獲物たち


<!-- 「007美しき獲物たち」 -->

迫力あるCG『インクレディブル・ハルク』

2009年11月28日 22時54分28秒 | Weblog
   
 さすがに、CGのは迫力ある映像は、アメリカ映画が本家であろうと感じる。スター・チャンネルで、超人ハルクの活躍を描く『インクレディブル・ハルク』(2008年アメリカ制作)を観た。アメリカン・コミック誌「マーヴェル・コミック」のスーパー・ヒーローの一人が、この超人ハルクなのである。強大な緑色の筋骨体で、恐ろしいほどのパワーを見せ付ける超人なのである。
 研究実験の事故で心拍数が200を超えるとと緑色のモンスター“ハルク”に変身してしまう、科学者のブルース。彼はその体質の軍事利用を狙うロス将軍から逃れながら、ミスター・ブルーなる謎の科学者と連絡を取り、元の身体に戻る方法を模索していた。潜伏していたブラジルからアメリカに戻ったブルースは、最愛の女性ベティと再会。しかしロス将軍とその部下のブロンスキーが再び彼の捕獲作戦を実行し……。
          インクレディブル・ハルク
 マーヴェル・コミックの代表作であり、アメコミ界の人気キャラクター「ハルク」。かつてアン・リー監督によって実写映画化がされたが、今回はルイ・レテリエ監督の手によってそれがなされた。超人的な力を手にしてしまった男の苦悩と、彼を支える女性との絆を描いていくアクション作品だ。主人公のブルースを演じるのは名優エドワード・ノートン。憂いの雰囲気を漂わせつつも力強い演技をみせ、悩める科学者を見事に表現した。その周囲を固めるリヴ・タイラー、ティム・ロス、ウィリアム・ハートら豪華演技派俳優陣の演技にも注目だ。変身後のハルクは全てCGで描かれ、激しいアクションを披露。ラストには迫力バトルを見せてくれる。
 

緑の巨人ハルクの正体

『スパイダーマン』や『X-MEN』シリーズなどで有名なマーベル・コミック。彼らがこれまでに生んだ数々のヒーローたちの中でも、ハルクは異色のヒーローだ。怒りが頂点に達すると目の色が変わり、筋肉が盛り上がって制御不能な超人へと変貌を遂げるハルクは、自分のパワーを嫌い、誰も本当の自分を理解してくれない。深い悲しみを抱えた孤高のヒーローは、1962年の原作出版以来、多くのファンに愛されてきた。そんな悲劇のヒーローも、これまで何度かの映像化が試みられた。しかしながら、それらの作品群においてダントツの最高傑作と評されるのが、本作『インクレディブル・ハルク』である。そして、その最大の原因だと広く言われているのが、ハルクを演じたエドワード・ノートンという俳優の存在だ。

演技派俳優が体現する、ハルクの悲しみ  
 近年のハリウッド映画界において一つの大きな潮流と言われているのが、アクション映画への演技派俳優出演。『スパイダーマン』のトビー・マグワイアや『ダークナイト』のクリスチャン・ベイル、ヒース・レジャーといった繊細な演技力と大きな存在感の持ち主が、こぞってアクション映画に出演を始めているのだ。それはつまり、革新的に進歩し続けるド派手な映像を散々見せられた観客は、アクション映画にも優れたキャラクターとドラマを求めたということ。エドワード・ノートンも、そんな近年の潮流の中で本作に抜擢された一人なのだ。映画デビュー作となった『真実の行方』で、多重人格者を演じていきなりオスカーにノミネートされた演技派は、本作への出演を一度は断ったのだという。しかし、マーベルから脚本を書き直す許可をもらうという条件で出演を決めたノートンは、脚本はおろか編集作業さえも自ら行い、影のプロデューサーだと自ら断言する程、作品のすべてに濃密に関わっていった。そんな経緯の果てに生まれた本作『インクレディブル・ハルク』は、超人ハルクの壮絶なパワーを見事に映像化した一級品のアクション映画と同時に、ハルクという怪物が深い悲しみの果てに生まれた悲劇のヒーローであることを雄弁に物語る濃密な名作ドラマとして、高らかに産声をあげた。


B級グルメ道⑰ 高松・讃岐うどん「鶴丸」のカレーうどん

2009年11月28日 10時47分15秒 | Weblog

              手打ちうどん 鶴丸-店舗写真           
 いやあ、疲れましたね。香川県高松への急な出張があったのです。1泊の出張ながら、高松到着時、東京帰郷時も、遅い時間であったので、非常に疲れました。しかし、地方はいいですね。高松は、温暖ですし、こんな11月に行っても、スーツだけでOKなのです。コート等は必要なかったのです。
 そして、食がうまい。四国・高松と言えば、有名な讃岐うどんを食しないわけにはいかないのです。到着時間が10時過ぎだったこともあって、飲み屋はパスして、うどんを食べに行きました。こんな時は、カレーうどんの有名な「鶴丸」(高松市古馬場町)が良いのです。
 「飲んだ後にはラーメン」という通説をくつがえす、うどん大国・讃岐ならではの現象が“夜うどん”。なぜか夜中にうどんが食べたくなる…。そんな讃岐人の胃袋を満たしてくれるお店でもあるのです。午後8時の開店直後は観光客、時間が下がると仕事や飲み会帰りの地元客を中心に、一晩中客足の途絶えない人気店。実際に、当夜も出張風サラリーマンが並んでいました。午後10時過ぎなのに・・・。しかも、片手にはグルメ・ガイドブックを持っている人が多かった。こんな光景は、札幌の人気ラーメン店「けやき」に行った時以来の経験なのです。しかも、店内では、ビール飲みながらなので、中々回転が悪い。(この店には、瓶ビールしかありません)
               鶴丸   
 数あるメニューの中でも、うどんファン御用達の一杯が「カレーうどん」。深夜にカレー?、と違和感を感じたのもつかの間、豊かなカレーの香りに、食欲は急上昇!。ほんのり甘いのに後口はピリリと辛い独特の味わいは、ご主人・鶴見康夫さん特製のスパイスによるものなのです。のど越し抜群の麺、シャキシャキの玉ネギとの相性もバッチリで、どんどんはしが進むから驚きです。このカレーうどんは、注文が入ると鍋で作り始めるので、少々時間がかかる。作り置きし、風味を損なうことを嫌ってのことらしい。それだけ、この一杯のカレーうどんを本気で作っていると言うことなのです。客席からは麺の打ち場が見渡せ、いつでも打ちたて麺を出してくれるのも嬉しいもの。「大変ではあるけど、徹底的にお客さん目線で考えたら、このやり方になったね」と鶴見さんは言う。味はもちろん、ご主人にほれ込むリピーターが多いというのも納得なのです。
                鶴丸 - 料理写真:カレーうどん
 そして、この「鶴丸」には、うどんのほか、「おでん」もやっている。このおでんが実にビールに合うのです。一見、静岡おでんのように、具が串に全て刺さってダシに沈められている。しかし、この串が菜ばしのように長く、具が巨大。勝手に好きなだけ皿に取り、横においてある味噌からしを脇に沿えるのです。この味噌からしも、大変な美味。白味噌のように甘い味噌味に、洋風からしのピリっとした感触がたまらないうまさなのです。


日米のCM考

2009年11月23日 16時28分50秒 | Weblog
             

 リーマンショックで、多くの資産を消失したアメリカ経済が持ち直してきている。一方、日本は、そのあおりを受けたまま、一向に経済が改善しない苦しい状況にある。こんなアメリカとの格差が、CMにも出ているようなのである。
 アメリカで好調な売り上げを記録している「バドワイザー」ビール。最近このCMが特集を組まれて放映された。単に、ビートルズの「All Together Now」の楽曲に併せて、電車の窓から沿線を淡々と映していくものであるが、これが、素晴らしいのである。このCMは一切CG等の特殊撮影を使用していない。沿線の住民の全面協力で、電車通過時に演技をしてもらい、全てがOKになるまで、相当な人の協力と多くの時間をかけて撮影したものらしい。僅かに1秒程度映った人たちが、どんなことをやっているのかをじっくり見ると、いろんな発見があるのだ。木にチョップをしている空手家、bee(蜂)の着ぐるみを着た人、花嫁・花婿のかけっこ等にんまりとする映像が満載なのだ。そして、最後に「バドワイザー・ビール」のロゴ。最後まで見ないと、何のCMかは全く分からないのである。アメリカのCMの構成は、こういったものが多い。このCMが、アメリカの広告CM大賞に選ばれた。因みに、日本のCM大賞は、地球に調査に来たジョーンズのペーソスが滲み出る「ボス缶コーヒー」(地上の星編)のCMだった。これも、アメリカ人参加のCMだったのである。こんなCMの、日米比較も、世相を反映しているようで、面白いものなのだ。

All Together Now -the Beatles->
One, two, three, four
Can I have a little more?
five, six, seven eight nine ten I love you.
A, B, C, D
Can I bring my friend to tea?
E, F, G H I J I love you.
Sail the ship, Jump the tree
Skip the rope, Look at me
All together now....
Black, white, green, red
Can I take my friend to bed?
Pink, brown, yellow orange blue I love you
All together now....
Sail the ship, Jump the tree
Skip the rope, Look at me
All together now....

<!-- 「バドワイザーCM」 -->



<!-- 「ボス缶コーヒー、宇宙人ジョーンズ地上の星編」 -->

下町商店街の笑いと涙『なくもんか』

2009年11月22日 09時49分23秒 | Weblog
            
             なくもんか
 下町商店街に、あるきっかけで生きていかねばならなくなった主人公の笑いと涙の人情喜劇が『なくもんか』(2009年東宝制作)である。父親にも捨てられ、家族を失った中で、ハムカツ屋「デリカの山ちゃん」の主人に育てられた。しかも、店の売り上げを持ち逃げした親の子であるにもかかわらず、2代目として受け継がせてくれた人情ある初代主人の意思に応えるため、常に、必死にハムカツを毎日揚げ、しかも、周り商店街の人たちからの頼まれことを一生懸命、笑いながら行なう2代目ハムカツ屋主人・祐太の生き様に感銘を受ける人情映画作品なのだ。
 東京・下町。ハムカツで人気の「デリカの山ちゃん」の2代目店主・祐太は、誰の頼みも断らない究極のお人よし。彼は親に捨てられ、弟と生き別れた過去がある。そしてその弟こそ、人気お笑い芸人「金城ブラザーズ」の祐介だった。祐太は先代の娘・徹子と結婚、婚姻届を出すために手に入れた戸籍謄本で祐介が実の弟だと知る。早速祐介に会いに行く祐太。しかし偽の兄弟芸人として売り出していた祐介の態度はすげないものだった…。
 『舞妓Haaaan!!!』の監督:水田伸生×脚本:宮藤官九郎のコンビが再び作り上げたのは、笑って泣けるホームドラマ。両親の離婚後父親に捨てられ、それでも笑顔を絶やさずに生きてきた兄・祐太。母親の死んだ後イジメられないよう、お笑いを頼りに生きてきた弟・祐介。そんな複雑な過去を持つ生き別れの兄弟の関係を軸に“家族”というものを真っ正面から描いていく。宮藤脚本らしいアクがあって活きのいいキャラクターを、主演の阿部サダヲはじめ、瑛太、竹内結子らがそれぞれ特徴ある演技で表現。それを水田監督のテンポのよい演出が支える。観た後に家族とハムカツが恋しくなる作品である。
 しかし、今回の阿部サダヲの演技も、「舞妓Haaaan!!!」の時以上にスケールアップしていく。常に、周りとの差しさわりを起こさないために、いつも笑顔で事に当たる兄・祐太。人気お笑いで生きている弟・祐介、しかし、母親が死んでからは親戚の家や児童所を転々としなければならず、しかも、転校の度にイジメに会わないためお笑いで新しい環境に入り込む術を身につけた祐介にとって、お笑いは生きていくための護身術であっただけで、心底お笑いを好いてはいなかった。「なんでそうな風にいつも笑っていられるんだ」と兄・祐太を責める弟。しかし、偽兄弟として売り出していた相方の疾走で、沖縄のコントライブを一人でやる窮地に追い込まれる祐介。デパートの屋上で、サルの着ぐるみで一人コントとをやって、全員にシラケられ、子供にもバカにされた売れない時代の悪夢が甦ってくるのである。そこを、女装してピンチを救う兄・祐太。この時、初めて兄弟と言う、強い絆が発揮されるのである。最後の兄弟でのコントは、まるで映画「手紙」の刑務所慰問のシーンを彷彿とさせるようで、涙が溢れ出てくるのでした。苦労を笑いに変える天才の兄・祐太は、「なんくるないさ~!」(どうってことないの意の沖縄方言)と涙ながらに言うのであった。

祝3周年!!Movieな空間

2009年11月21日 11時17分55秒 | Weblog
 明日で、このブログ「Movieな空間」も3周年を迎える。3年と言うものは、本当に早いものだったとの印象がある。このブログを立ち上げたのは、人間の英知と感性で作り上げる芸術作品とも言える『映画』について、もっと多くの人に、その素晴らしい映像や作品の物語性、主張や意味していることを知ってもらいたいとの強い思いからだった。3年間に、多くの映画を紹介してきたし、映画のみを扱うのではなく、同様に素晴らしい『(海外)ドラマ』や『アニメ』も紹介してきた。若干古い作品が多かった感はあるが、作者自身の年齢によるもので、その点はご容赦願いたい。また、不思議空間を演出したいとの思いもあったため、【ミステリー】と題して、様々な不思議空間を覗いたりもした。神との口述対話をまとめたニール・ドナルド・ウォルシュ「神との対話」についての思い、キリストと日本の神道の類似性・ダビデ紋の共有、UFO(未確認飛行物体)やUMA(未確認生物)について、人生の生き方や考え方(藤村操の「巌頭の感」等)もご紹介してきた。単なる映画作品の批評のみではなく、興味のある全てのことを、この短いブログの文章の中に落とし込み、そして写真や映像等補助的に分かりやすいツールも駆使してきた。そして、食についての思いから、「B級グルメ道」「ラーメン道」とのタイトルの元、数々の食べ歩きも実践してきたし、そのご報告も、本ブログに掲載してきた。こう考えると、「Movieな空間」ではないではないか、とのお叱りも受けるだろうが、単なる映画の紹介ではなく、映画によってもたらされる素晴らしい空間(感性や思い)は、「ドラマ」「アニメ」のほか【ミステリー】「B級グルメ」「ラーメン」の世界にも当然醸し出される。その総じた「居心地の良い独特」の感覚が、「Movieな空間」ということなのである。こんな思いで作られたのだという映画作品と同様、ドラマもアニメも、食の文化であるB級グルメもラーメンも、バックグラウンドには、素晴らしいものを作りたいという創作者の思いが充満しているのである。そこから来る受け手側の感動が、独特の、なんともいえない居心地の良い空間として形成されるのであろうと思う。そこに「Movieな空間」が存在するのである。
 私が感銘を受けているブログが、gooブログにある。以前も紹介したが「特殊清掃ー戦う男たち」(http://blog.goo.ne.jp/clean110)である。このブログは、読む度に、感動を覚える。作者の思いやユーモラスさが非常に伝わってくる作品で、このブログに影響され、自分自身もgooにブログ開設をしようと言う動機付けになったのも事実。多くの人に、作者の思いが伝わっているんだと感じた。このブログは、gooブログの上位に常にランキングされている。作者は、ケイタイから投稿しているのであるが、実に実直に感性を伝えることができている。素晴らしいブログだと感じる。「電車男」や「恋空」も投稿の中で出来上がった作品であるが、「特殊清掃ー戦う男たち」もそれらに匹敵するものだと感じている。
 「Movieな空間」ブログも、多くの人が閲覧している。gooブログは、現在140万件が登録されているが、本ブログの1日の閲覧数は500~700件、閲覧しているアドレスは300~500アドレスであることを考えると、月間の閲覧数は相当なものである。日本全国はもちろん、海外の邦人にも閲覧されているようである。gooブログの毎日のランキングが掲載されるのであるが(順位のみ)、140万件中6,000番台前後に位置している。ブロガーとして、この状況を十分に意識し、内容のある、感動を共有できるブログ作成に、今後も努めていきたいと強く思うのである。「Movieな空間」に相応しい内容を、多くの人に発信していきたいと思うのである。
 

祝40周年!! サザエさん

2009年11月15日 18時35分11秒 | Weblog
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 「サザエさん」が40周年記念を迎えた。フジTVで放映され、東京芝浦電機(現・東芝)が根幹スポンサーとなって始まった初回放映から、もう40年の歳月が経ったのである。これ程愛されているアニメ番組は無い。かの「巨人の星」も数年という年月だったことからすると、この40年を維持し、老若男女からあまねく愛されている番組は他に無い。昭和44年に放映開始されてからの歴史を感じる。
 「カツオ!待ちなさい!」ある日曜の朝、サザエがいたずらをしたカツオを追いかけ大騒ぎの磯野家。そんなところへ電器屋がやってきた。待ちに待ったカラーテレビを届けに来たのだ。カラーテレビに色鮮やかな映像が映し出されると、アポロの月面着陸が見られると沸き上がる磯野家。「バカモ~ン!」ある日のこと、波平の怒鳴り声が磯野家に響いた。カツオが届いたばかりのカラーテレビをうっかり壊してしまったのだ。カツオは、波平に怒られた上に、サザエに「落ち着きがない、うっかり、おっちょこちょい。通信簿にもいつも書かれているでしょ」とさんざん小言をもらう。
 アニメーションの原作である漫画『サザエさん』は、昭和21年に、九州の『夕刊フクニチ』という新聞に連載されたのがはじまり。作者の長谷川町子が、仕事を依頼されてから、どんな内容にするか、妹さんと一緒に毎日海岸を散歩しながら考えていたので、登場人物が、みんな海産物の名前になったということなのです。そして、昭和24年から49年まで、なんと25年もの永きに渡り、サザエさん一家は、東京の朝日新聞に連載された。
 
アニメ『サザエさん』
 アニメ『サザエさん』が生まれたのは、昭和44年10月5日、フジテレビで第1回が放送されたのがはじまり。番組開始当初は、ドタバタ喜劇の色合いが濃く、画風も現在のものとは、かなり異なっていた。2005年10月5日で放送開始37年目を迎え、放送回数も1,820回を超え、話数(1回の放送で3話)にして、5620話を超えるまでになっていた。視聴率は、昭和54年9月16日に39.4%を記録したのを最高に、現在も平均25%をキープし続けている。いつも暖かさと楽しさと、そして平和な家族の代表のように、誰からも愛され、親しまれてきた“いい家族サザエさん”。

    フジテレビのドラマ「サザエさん」に出演する(左から)筒井道隆、観月ありさ、竹下景子。観月が抱くのが庄司龍成=平成21年8月11日、都内のスタジオ(草下健夫撮影)
 1969年10月5日からスタートし、昨年10月に40周年を迎えたアニメ『サザエさん』。この誰もが知っている国民的アニメが、実写版のスペシャルドラマとして登場!アニメの放送がスタートした1969年(昭和44年)当時を舞台に、“家族だんらんの大切さ"をオムニバス3本立てでアットホームに描く。また、アニメでは、『サザエさん』の40年の移り変わりを紹介するなど、スペシャル版ならではのアニメと実写が楽しくリンクしたスペシャル版でお送りする。【ドラマの物語】■第1話「カラーテレビがやってきた!」 ある朝、待ちに待ったカラーテレビが磯野家に届けられた。カラーテレビに色鮮やかな映像が映し出されると、アポロの月面着陸が見られると沸き上がる磯野家の面々。ところが、カツオ(荒井健太郎)が届いたばかりのカラーテレビをうっかり壊してしまった。カツオは波平(片岡鶴太郎)に怒られた上に、サザエ(観月ありさ)に「落ち着きがない、うっかり、おっちょこちょい。通信簿にもいつも書かれているでしょ」とさんざん小言をもらう。「姉さんだって書かれていたくせに」と悔しがるカツオは、こっそりサザエの日常を観察して通信簿をつけることに…。 【ドラマ】「カラーテレビがやってきた!」「磯野家大戦争!」「磯野家にようこそ!」【アニメ】「ワカメの七五三」「磯野家のアルバム」「サザエ万博へ行く」
  • 出演 フグ田サザエ:観月ありさ  フグ田マスオ:筒井道隆  磯野波平:片岡鶴太郎  磯野フネ:竹下景子  磯野カツオ:荒井健太郎  磯野ワカメ:鍋本凪々美  フグ田タラオ:庄司龍成  波野ノリスケ:田中裕二(爆笑問題)  波野タイコ:白石美帆  サブロウ(三河屋):勝俣州和  電気店店員:オードリー  老紳士:永井一郎(特別出演)  社員:加藤みどり(特別出演)
  • スタッフ 【原作】 長谷川町子  【脚本】 田中一彦  水橋文美江 【企画】 松崎容子  【プロデュース】 浅野澄美  【演出】 中江功

    <!-- 「サザエさん 40周年記念」 -->

  • 石油採掘櫓での死闘『007ダイヤモンドは永遠に』

    2009年11月14日 17時37分22秒 | Weblog

                    007/ダイヤモンドは永遠に デジタルリマスター・バージョン(初回限定生産)
     ジェームズ・ボンド・シリーズ7作目であり、主演が2代目ボンド役ジョージ・レーゼンビーから、またまた初代のショーン・コネリーに変更されたいわくつきの作品が『007ダイヤモンドは永遠に』(1971年イギリス制作)である。まあ、レーゼンビーによるボンド役が不評であったことを受けて、初代に戻した作品なのであるが、やはり、ボンド役はショーン・コネリーが適役である。かなり年齢はいっているが、コネリーの魅力ある役どころは良いものである。今回も、かなりの場所でロケが行なわれている。007がマリーを訪ねるシーンは、フランス・アンティーブ岬のエデンロック・ビーチ、棺に付き添うシーンは、ドイツのフランクフルト空港、米国ではロサンゼルス国際空港、ホワイト邸はパームスプリングス、砂漠はネバダ州、カジノのシーンはラスベガス等各地での撮影が、臨場感を盛り上げる背景演出になっている。また、今回は、ダイヤモンドを多数使っての衛星レーザー砲が登場したり、砂漠を滑走する月面走行車も目を見張る。赤のマスタングを、4輪から2輪にアクロバット走行させたり、ブロフェルドが海上基地からの脱出を図る時に小型ボート風の脱出カプセルが登場したりと、面白い構成満載なのである。また、カリフォルニアの海上に浮かぶ石油採掘櫓での戦闘シーンは中々のもの。戦闘ヘリが何機も登場し、ミサイル攻撃をするのだが、激しさは極上の演出効果を上げている。
     “ジェームズ・ボンド・シリーズ"の第7作。製作はハリー・サルツマン、アルバート・R・ブロッコリ、監督は「007/ゴールドフィンガー」のガイ・ハミルトン、脚色はトム・マンキーウィッツ、撮影はテッド・ムーア、美術はビル・ケニー、音楽はジョン・バリー、編集はジョン・W・ホームズが各々担当。出演は再びボンド役にカムバックしたショーン・コネリー、ジル・セント・ジョン、ナタリーの妹ラナ・ウッド、チャールズ・グレイ、ブルース・キャボット、カントリー・ウエスタン歌手のジミー・ディーンなど。


     【ストーリー】
     200万ポンドにのぼるダイヤモンドが密輸され、しかもそれが闇市場にも出回っていない。もし何らかの意図で貯めこまれるとすれば、ダイヤモンド産業は一挙に危機にさらされてしまう、とダイヤモンド協会が恐れている。イギリス秘密情報部の上官Mは007号ジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー)にこう前置きし、現在計画されているダイヤ密輸の運び屋に変装し、アメリカ密輸シンジケートに潜入せよと命じた。ティファニー・ケイス(ジル・セント・ジョン)という女にロスにダイヤを運ぶよう頼まれたボンドは出迎えた敵をかわし、ティファニーに腕によりをかけてサービスをほどこし、彼女を味方に引き入れた。しかしダイヤは知らぬ間に失せていた。ナイトクラブ“ホワイトハウス"の支配人バート・サクスビー(ブルース・キャボット)の仕業だ。しかもダイヤが持ち込まれたのは“ホワイトハウス"の持ち主ウィラード・ホワイト(ジミー・ディーン)の工場だ。そこにはダイヤモンドを一面に散りばめたチョウチョウ型の人工衛星があった。ボンドはホワイトハウスの最上階のホワイトの事務所に忍び込んだが、厳重な警戒網にキャッチされて捕らえられてしまった。しかもこの密輸組織の黒幕は数々の事件で挑戦した宿敵スペクターのブロフェルド(チャールズ・グレイ)だったのだ。だが超人的な能力を発揮して危地を脱したボンドはブロフェルドに利用されていたウィラード・ホワイトに会い、見事な推理力でホワイトの断片的知識をつなぎ合わせ、スペクターの陰謀を読み取ってしまったのだ。レーザー光線の発明はダイヤによって行なわれたこと、ダイヤからダイヤへ屈折し反射する光線は最後に強力なレーザー光線を放射すること、そしてダイヤを一面に散りばめたチョウチョウ型の人工衛星が打ち上げられ、そこからレーザー光線が放射されたら、地球上のあらゆる場所が危機にさらされること。ボンドの予感は的中した。人工衛星は打ち上げられ、世界各地の軍事基地等が次々と破壊されていった。ボンドとホワイトは急ぎ、工場を調べ、衛星がコンピューターに収められたテープのある音波によって操作されていることを知った。更にブロフェルドがカリフォルニアのバージャ沖にある石油櫓から操作していることを知った。送油管を伝って櫓内の司令室に忍び込んだボンドは、ブロフェルドに捕らえられていたティファニーの協力を得て、コンピューターのテープを取り換え、危機一髪ワシントンDCの爆破を防ぐことに成功した。

    <!-- 「007ダイヤモンドは永遠に」 -->


    消失したドラマ

    2009年11月12日 22時21分26秒 | Weblog

     放送業界では、かなり有名なドラマでも、現存して無いことがあるのである。これは、古いドラマは、当時高額なビデオテープに収録されていたため、相当な本数を維持することは、予算圧迫に繋がっていた。そのため、ある程度放映されたドラマのビデオテープは、後進のドラマが制作されると、上書きされることが当たり前に行なわれていた。このため、有名にして人気のあったドラマが、消去され現存していないと言う事態が起こっている。たかがビデオテープというが、昭和の初め頃は相当に高価な代物だったのであるから、当然のことだったのかもしれない。ビデオテープではなく、上書きできない8mmテープの画像の方が、現存している可能性が高いのである。これも、当時の価値観と方針によるものなので、やむをえないのかも知れない。
     このような状況に追い込まれたものに、花登筺の脚本による大ヒットドラマ「細腕繁盛記」、関西の工具卸業を創業した実在の人物を描く「どてらい男(やつ)がある。どちらも、相当な人気のあったドラマなのだが、現在では観賞できない状況になってしまっている。本当に残念なのだ。

    1.細腕繁盛記
    花登筺の脚本による大ヒットドラマ

        「 
    銭の花の色は清らかに白い
                だが蕾は血がにじんだように赤く
         その香りは汗の匂いがする 

                                ---花登筺
     このナレーションを、当時主役だった新玉三千代が行なっていた。実に深い語らいなのである。

         
     
    なぁ おばあちゃん ほんまにこのうち一人で建てたん?

    「そうや おばあちゃん 植木屋の娘やったんやけどな
    おじいちゃんとこ御嫁入りしましたときはな
    布団屋やった。ちいさいちいさい布団屋。
    もう庭も耳くそほどちいさい庭やった。
    おばあちゃん そこに植木、植とうてな
    なんとか植木、植えたいと思うて そや、同じ植えるんやったら
    匂いの高いキンモクセイ植えてやろうと思うてな
    このキンモクセイの植木、そこに植たんや
    すると うちの隣がな、柳亭という大きなお料理屋さんやった。
    そことうちと庭つづきでしてな そこのおうちは柳亭いうさかいに
    庭いっぱいに柳の木植えてありました。
    そしたらキンモクセイこんなん植えられたら目立ってしょうがない。
    そやから むこうのおうちから それ抜いてくれってゆうてきはった。」

    そんなん 何植えようと勝ってやないの!
    「そや おばあちゃん おこってやったの。
    よその庭になに植えようと勝手やゆうてやったらな。
    そしたら そのあくる日になってな
    大家さんが出てきはってな その庭
    植木抜かんのやったら ここのうち出て行ってくれ
    こういうてきはった。」
    なんで?」
    「その柳亭は お金がうんとあるさかい
    大家さんをお金で買収しはったやん
    そやさかいに、おばあちゃん いややけれども
    そこのうち出て行ったら 行くとこおまへんですがな
    しょうがない悲しいけれどキンモクセイ抜きました。
    けど おばあちゃん思いました。
    このキンモクセイは抜くけれども
    今に見てみい! この木よりももっと大きい大きい木を植えて
    ええ匂いのする花咲かせてやるぞとこない思うた。」
    なんの花
    「どんな花やと思う」
    さくら
    「いや」 違います」
    梅の花
    「いいや 銭の花」
    銭の花?

    「世の中 お金さえあったら どんな自由でも通る
    そやさかいに おばあちゃんの手で どんなことあっても銭の花
    咲かしてやろうと思って おばあちゃん
    お父さん死にはってから おじいちゃん死にはって
    あんたのお父さん大きいしもって おばあちゃん銭の花咲かせました。」

    「言うとくけどな 銭の花咲かそと思うたら
    お金もとうと思うたら どんな悪いことしたかて お金ができる。
    それでは、ええ花が咲きまへん。
    きれいな花、咲かそと思うたらな
    その 汗水という水をどんどんやりますのや
    それから 苦労という肥やしをどんどんやって
    ひとつひとつひとつひとつ 大きしていく
    そうすると きれいな美しい花が咲く
    あんたも大きいなったらな このおばあちゃんのこころの中に咲く
    銭の花を あんた枯らさんように気いつけてくれな あきまへんでっせ」


    <!-- 「細腕繁盛記」 -->




    2.「どてらい男(やつ)
     1973年から1977年まで関西テレビの企画・制作によりフジテレビ系列で放送された花登筺脚本のテレビドラマ。全181回。もともと関西テレビ放送の開局15周年を記念して制作された連続ドラマだったが、3年半に渡るヒットシリーズとなり、西郷輝彦が俳優としての地位を確立したドラマとなった。しかし、VTRの現存状況については上書きされて残っていないとされている。 ... どてらい男 は西郷輝彦が主演。山善創業者がモデル。

      

    <!-- 「どてらい男(やつ)-->



    3.「ひょっこりひょうたん島
     これも、白黒時代の映像が紛失している名作人形劇のドラマなのである。こちらは、ビデオテープの上書きではなく、ローカル局に送付している中で紛失してしまったものらしい。この映像が全巻残っていたなら、これは相当な高額の値が付くしろものである。これまた残念。
    『ひょっこりひょうたん島』と言う歴史的人気こども人形劇番組は、1964(昭和39)年4月6日<第1回「ライオン王国の巻(上)」>~1969(昭和44)年4月4日<第1224回「流れ流れての巻」>の期間、毎週月曜~金曜日のPM5時45分~6時(15分間~本編正味14分30秒)、NHK総合で約5年もの長期間に渡って人気放映されておりました(凄)…。今、振り帰って考えて見ますと「ひょっこりひょうたん島」と言う長寿番組に関しては、土・日曜日を除いてほぼ毎日毎夕、放送され続けていたのですが、おおよそ約3ヶ月単位くらいで、訪れる王国や個性の強いゲストキャラ達やエピソ~ド内容を違和感無く変更しながらシリ~ズ放送されていた事と、お馴染みの人気レギュラ~キャラ達は、ある意味ワンパタ~ンで変わらなくとも物語展開内容がなんでもあり~だったので、本当にその当時のこども達が毎日楽しく新鮮に視聴できていたように思います。
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    <!-- 「ひょっこりひょうたん島」 -->