Movieな空間

映画大好き人間の気ままな空間です!!

天才!!

2017年05月04日 23時01分53秒 | Weblog

 天才とは??かの有名な発明家トーマス・エディソンは、「天才とは99%の努力と1%の閃き(霊感)である」と言った。天才という言葉を辞書で調べると、「努力では行き着くことのできない才能の持ち主」としるされていた。人間の努力で到達できる領域に達することができるのが秀才、その人間でも到達できないのが天才の領域ということになるのかもしれない。
 天才と言われた人達がいる。ヘミングウェイ、ヴァン・ゴッホ、スウィフト、ニーチェ、ニュートン、ダヴィンチ、アインシュタイン・・等の人たちが天才と言われる人達である。アインシュタインの「相対性理論」は、発表された当時では、世界で数人の物理学者しか理解できなかった難解な物理学の理論だったとうことである。やはり、天才と言われる人達には、常人では到底見ることのできない世界を見ているのかもしれない。
 将棋界にも天才が出現した。藤井四段である。将棋界には、先ず奨励会というプロ棋士になるための研修機関がある。これはいわゆるアマチュアの育成的な機関であるが、ここを突破し、プロ棋士として将棋を指すには四段という、プロ棋士の資格を保有することからスタートする。この資格は、プロの中では若輩の資格であるから、そうそう上位の棋士には対局では勝てない。そこで修練をして、上位に上り詰めていくことが大事なのであるが、この藤井四段は、プロになってからの対局勝利数が16勝にもなっており、現在負け知らずの連勝街道を突き進んでいる。単にプロ初級の棋士に勝っていての連勝なら大したことはないのであるが、この勝利の中には、元A級順位のプロ棋士も含まれているのであるから凄い。当時飛ぶ鳥を落とす勢いの加藤一二三九段や公式戦ではないが(16連勝には入っていない)、羽生名人にも勝利しているのである。しかも、この藤井四段は、14歳の中学生なのである。恐ろしい世界を現出しているのである。
 私も、小学生・中学生当時将棋にはまっていたが、この当時活躍していたのが、大山永世王将、中原名人、加藤一二三八段、米長邦雄八段、内藤國雄王将等であった。要するに、このような人たちに、中学生が勝っていく姿が、今の藤井四段の状況なのである。これはすごい。まさに、将棋界の天才である。ただし、本人はもの凄く勉強熱心であることから、天才というより将棋の秀才だということを言う人もいる。その分析にかける勉強努力が半端ないということなのである。これからの活躍が楽しみである。このまま、名人位についてしまったら、世間は驚愕すること必至であろう!!