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天才『アマデウス』

2006年12月19日 01時52分55秒 | Weblog
 今日は,アマデウス・モーツァルト生誕250周年ということもあって、その生誕を祝したピアノ・リサイタルに行って来た。ピオノ演奏は、菅野潤氏によるもので、約2時間の独演ピアノを聞いた。最近、あまりクラシックを聞く機会の無い私にとっては苦痛の時間と思いきや、そんな事は無く、無難に時間の享受が出来たように思う。日ごろでは、映像・音楽が一対の世界での鑑賞が多いためか、かなり、眼に余裕があったといえる。音楽だけの聴取は、あまりにも時間をもてあます羽目になる事が十分自身理解できた。やはり、映像の無い世界には、多少の物足りなさを感じざるを得ない。「幻想曲 二短調」「ピアノ・ソナタ ハ短調」等楽譜も見ないで演奏し続ける奏者には驚かせられた。俳優でいえば、映画の全台詞を、台本丸暗記で対応したことになる。非情に恐ろしい状況である。
 アマデウス・モーツァルトは、宮廷音楽家サリエリと常に対峙させられて述べられる。一方は、幼少にして、すでにハイドンをしのぐほどの天才、片やサリエリは宮廷に持てはやされるのみの、常人。対決は、眼に見えて明らかである。
『アマデウス』の映画をご覧になった方は、十分にそアマデウス・モーツァルトの才覚の違いからも分かるだろうし、かなり、サリエリが、アマデウス・モーツァルトにしっとしていた事も理解できよう!疑問は、あれだけの天才だったA.モーツァルトが、何故その天賦の才能に応じた評価が当時されず、しかも、サリエりを実質しのぎ得なかったか?ということである。しかも、早くに他界していることも疑問と言わざるを得ない。今尚、彼の音楽の天賦の才能は、万人の知るところである。アマデウス・モーツァルトの音楽は、Amor(愛)で私たちを満たすのである。

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