Movieな空間

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『タイフーン』を観賞してきました。

2006年12月07日 22時55分20秒 | Weblog
 『タイフーン』を観賞してきました。クァク・キョンテク監督、チャン・ドンゴン、イ・ミヨン、イ・ジョンジェ出演のアクション映画です。北朝鮮から両親、親戚一同で脱北・亡命をしようと韓国の仲介業者に頼み実行しようとするが、この韓国仲介組織に裏切られ、北朝鮮の秘密警察に取り押さえられる。しかし、集団で逃亡を図ろうとしたため、次々に射殺され、姉弟の子供二人だけが、逃亡に成功。弟(チャン・ドンゴン)は、この恨みを増幅し、海賊の首領にまで上りつめて行く。いよいよ、裏切り者の韓国人を壊滅させるため、放射能物質を大量に極秘ルートから集め、20年に一度来る大型のツイン・タイフーンの気流に乗せ、風船爆弾化し、投下させようとタイフーンの目に貨物船を走らせるのである。これに対し、アメリカ国防省より選任された大尉が阻止しようと、動くのだが・・・。
 しかし、南北問題等に焦点を当てた映画であるが、脱北時の韓国の裏切りで、これほど大規模な放射能爆弾を用意し、韓国人の殺戮に動いたり、しかも、タイフーンに爆弾を風船化して、投下させようとは、あまりにも話が飛躍しすぎであるし、戦略自体がチャチであるように感じた。タイフーンの中に突進する貨物船や軍事用ヘリコプターの映像は迫力あるが、内容とのチグハグは否めないように思う。再会する姉弟、貨物船の中での、決闘シーンも映像が凄いだけに、ストーリーに比して、何でと感じざるを得ない。
もう少し、映画の内容を重厚にすべきだと強く感じた。

今年の映画観賞実績

2006年12月07日 22時14分30秒 | Weblog
 愕然としたことがあった。
ムービー・ウォーカーが、今年封切された映画の中で、自分が最高だと思った映画の投票を行っている。今年1月から12月までに上映された洋画・邦画全358作品の一覧があった。この機会に、自分で観た映画(試写会、鑑賞券によるもの、DVD他)をすべてマーカーしてみると、「えっ!」と思うような結果になった。
今年封切り映画で、観賞した作品数は、50作品しかなかった。
確かに、来年封切りの映画の試写会や昨年以前に公開された映画をDVDで観たりしているため、今年の映画ではないものもあるのだろうが、しかし、自分的には、もっと観ているように思ったのだが、結果は、14%の観賞率に留まってしまった。
 なんとなく、この結果を受けて、落胆してしまった。意外にも、今年の作品
をあまり観ていないのであった。来年は、もう少しこだわって、年内上映の
映画を一生懸命観ていこうと強く決意した。