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B級グルメ道128 抜群にジューシーな美味しさ 韓国焼肉「土古里(トコリ)」

2012年08月31日 22時30分12秒 | Weblog

 本日は、月末日。8月もついに今日を持って終了してしまうのである。8月の終了は、夏の終了を意味するようで、なんだか淋しい。ロンドン五輪、高校野球も終わってしまった。プロ野球も、セ・リーグでは、読売ジャイアンツのに優勝マジックが表示され、終盤に突入している。色んなものが、終わっていくことは、本当に寂しいものなのである。
 ということには関係なく、夕刻になってしまったので、例の肝臓の悪い友人と食事をして帰ることにした。すぐそばに立つビルの地下1階、「モグモグ キッチン」というレストランモール内の韓国焼肉店土古里(トコリ)」にやってきた。金曜日ということもあって、満席に近い状況である。「二人なんですが・・・・」と店員に聞くと、「少々お待ちください」。また、予約でもいっぱいで、入店できないのではないかと、不安がよぎった。「それでは、こちらにどうぞ」と店員の指示に従って入店。やったあ、今回は満席のため入店できないという最悪の状況は無くなったぞ。テーブル席に着く。メニュー表から、「飲み物は、ホッピーセットとマンゴジュースをお願いします」とオーダー。今回の私は、禁酒継続中でもあるため、通常ならウーロン茶であるが、韓国焼肉ということもあり、マンゴジュースを初めて注文したのである。
 ここは、韓国焼肉であるが、山形牛肉をメインにした美味しい肉を提供する焼肉店。そんなこともあって、割りとお客が入っている人気店でもある。焼肉は、「上カルビ、ロース、ネギ塩タン」を注文。そして、サンチュを中心としたネギサラダも注文。程なくすると、七輪がやってきた。中には炭火が赤々と燃えている。その上に網が被されて、いよいよ焼きに入る態勢。煙を吸収する換気扇もノズル状になっていて、すぐそばまで引き寄せれるので、煙にむせることもない。非常に細部まで気を使ってくれる店である。
     土古里 八重洲一丁目店のおすすめ料理2 山形和牛ローストビーフ握り
 ネギ塩牛タンがやってきた。韓国人風の若いお姉ちゃんが「焼き方わかりますか?」と聞いてきたので、「お願いします」と委託。牛たんに塩ネギを山ほど乗っけて焼き始めた。片面が焼けると、ネギ塩を丸め、たんの上からどけて、裏返す。そしてまた、山盛り状態のネギ塩を乗っける。「焼けました」と言って、各人の皿に取り分けてくれた。付けるタレは、甘醤油とレモン汁の2種類。「レモン汁につけて、お召上がりください」とのこと。言われた通りに、レモン汁にネギ塩たんを付け口へ。「うまい!!」。唸ってしまった。これは、絶品である。やはり、和牛国産の牛肉は、最高にうまい。しかも、ブランド牛である山形牛であるので、不味かろうはずがない。その間に、「牛ロースにぎり寿司」も到着したので、これも醤油でいただく。「うますぎる」。生の牛ロースが、実に甘く、寿司シャリに絶妙にマッチしているのである。牛ロースは、口の中でとろけていくようである。久しぶりに、美味しい牛肉寿司を堪能した。続いて、ロースや上カルビも到着。上カルビは、「トロカルビ」と表示されている。見るからに、マグロの大トロのようなサシが入っている絶品。これを網の上で焼く。さほど時間もいらず、実に香ばしく焼けていく。甘だれに付けて、いただく。「まいう~!!!」。思わず、゜通りの達人゜の石塚(ホンジャマカ)になってしまった。調子に乗って、ホルモン類「ミノ、レバー、ハラミ」も追加注文。ここの牛肉は、本当に最高のうまさがある。ちょっと寄ったつもりが、破格に素晴らしい店へ来たことになってしまった。韓国の焼肉は、脂っこいものが多く、辛いという感じを持って入店したが、ここはまるで別世界のようである。肉のパラダイス(桃源郷)である。
 最後に、友人は、「野菜サラダ冷麺」、私は「カルビ・クッパ」で〆に入る。これは、やはり唐辛子が効いていて、結構辛かった。友人の冷麺も辛かったらしい。しかし、最後まで、十分に堪能できたおいしい焼肉に、「感謝、感謝!!」である。                              

   料理メニュー写真     カルビクッパ


ヤングなでしこ 韓国戦に快勝しベスト4へ(W杯)

2012年08月30日 22時46分44秒 | Weblog

 「ヤングなでしこ(U-20)が、W杯準々決勝で韓国と対戦、3-1で快勝した。つい先日のロンドン五輪で、本家「なでしこジャパン」は、決勝進出しW杯に続き、オリンピックでも金メダルを狙える位置に進出したが、今回は米国に敗れ、準優勝の銀メダルに終わったことは、記憶に新しいい。その下の、ヤングなでしこが、今度はベスト4に進出するという、大活躍を演じたのである。
 30日、東京都・国立競技場でU-20女子ワールドカップの準々決勝、日本対韓国が行われ、3-1で日本が勝利を収めた。
 試合は序盤から点を取り合うシーソーゲームになったが、日本は常にスコアを先行しながら順調に追加点を重ね、そのまま試合をクローズした。日本の先制点は前半8分。MF猶本光がインターセプトしたボールをMF田中陽子がつなぎ、FW西川明花のスルーパスに走り込んだMF柴田華絵がチャンスを迎える。柴田は韓国GKチョン・ハヌルの飛び出しよりも一瞬早くボールを突っつき、先制点をゲット。
 高い技術を有する日本はボールを支配しながらリズムをつかむものの、15分にはディフェンスのすき間を突かれて失点。日本の密集を突破され、右サイドへ展開されたボールからMFイ・グミンのクロスをFWチョン・ウナに頭で叩き込まれた。早い時間帯に試合は1-1の振り出しへ。しかし自信を持って試合を進める日本はすぐに韓国を突き放す。19分にMF田中美南から中央へ送られたパスを柴田が受け、左足でミドルシュート。ボールはゴールポストをかすめてゴールの枠の中へ。柴田のスーパーゴールが日本にとって貴重な2点目を挙げた。
 その後、前半途中からイージーミスが続き、うまくゲームをコントロールできなくなった日本だが、37分にはさらに追加点。DF高木ひかりが田中美との連係で右サイドを突破すると、そのままドリブルでゴールライン付近までえぐり、マイナス方向への折り返し。これを田中陽が無人のゴールへ流し込み、ゲームを決定付ける3点目を挙げた。
 後半は日本の運動量が落ちたこともあり、ある程度、韓国の攻撃を受け止める展開となったが、GK池田咲紀子を中心にディフェンス陣が奮闘。1対1の対応力を高めるためか、田中陽を左サイドバックに下げる采配も功を奏し、後半はゴールを許さず。3-1で試合を終えた。
 日本は同大会史上初のベスト4へ進出。試合後、吉田弘監督は「もともと頂点を目指して戦っている。コンディションを整えて優勝を目指したい」と語った。


面白い解説「江戸の人気浮世絵師」(幻冬舎)

2012年08月28日 23時10分15秒 | Weblog

 江戸時代の庶民の娯楽と言ったら、どんなものを想像するだろうか?人形浄瑠璃、歌舞伎、落語、見世物、草双紙・洒落本・読本・滑稽本・人情本・咄本・狂歌本などの読み物、丁半・花札・双六・相撲・囲碁将棋、隅田川花火大会等、現代にも通じる多くの娯楽が形成された。中でも、海外からも非常に注目されているものがあった。それは、「浮世絵」である。この浮世絵も、時代によってしっかりしたものが形成されていったのであるが、現存している浮世絵は、今見ても、非常に個性的で、色使いといい、非常に優れたものであると思われる。この浮世絵は、巨匠・ゴッホも相当に注目していたようである。
 この浮世絵について、著名な絵師15人を当時の具体的な作品と残された文献等で、俗世間的に解説した面白い本が「江戸の人気浮世絵師ー俗とアートを究めた15人ー」(幻冬舎)という内藤正人が著作した本である。この本は、これまでの絵師の解説のみならず、当時の世相や背景、庶民の動向等を網羅的に捉えて、できるだけ当時の風評に近い形で解説しているところが面白い。

 
江戸文化の華、浮世絵。
今でこそ芸術的評価も高いが、当時は庶民の娯楽。
絵師の給料は安く、副業として描くのは当たり前、春画で生活をしのいだ者も多い。
それでも描きたい絵師たちは、売れるために、「風俗の最先端」を追い求めた。
その影響力は大きく、幕府から処罰を受けた絵師もいる。
本書では、ブランディングに成功した師宣、万物を描き尽くした超人・北斎、体臭も漂うような妖艶美人画を描いた英泉など、大胆に15人を選出。
華やかな浮世絵の背後で繰り広げられた、絵師たちのスキャンダラスな人間ドラマを描いている。

目次
菱川師宣―落款を入れるブランド浮世絵師/奥村政―版元も兼業した知略家/西川祐信―都のはんなり美人の衝撃が江戸に/鈴木春信―カラー版画の革命児/北尾重政―挿絵大好きの異端児/勝川春章―大名パトロンを抱えた人気者/鳥居清長―役者絵界からの逆襲/喜多川歌麿―浮世絵美人画の代名詞/鳥文斎栄之―旗本絵師の酔狂が、歌麿美人画のライバルに!/東洲斎写楽―一瞬の煌きを残して去った、浮世絵界随一の謎/歌川豊国―役者絵・美人画・死角のない安定派/葛飾北斎―万物を描き尽くす画狂人/渓斎英泉―幕末退廃美の極み/歌川広重―風景版画の開拓と定着/歌川国芳―面白浮世絵なんでもござれ

                        

                       


AKB48卒業 前田敦子

2012年08月26日 17時18分47秒 | Weblog

 「身近な、いつでも会えるアイドル」というコンセプトの元、秋元康プロデュ-スによって組閣された「AKB48」。昔、組閣された「おニャン子クラブ」という素人アイドル集団を作り上げた秋元康ならではの、これまでにないアイドル路線の創造でもあった。
 そのAKB48の人気NO.1の前田敦子が、同グループからの卒業によって、単身で芸能活動を行うことになった。その卒業式という意味で、念願の東京ドームで「AKB48卒業公演」が8/24に行われた。前田敦子が卒業し、NO.2の大島優子がAKB48の中心となったやっていくとになる。
 
 AKB48が24日、東京ドームで初のコンサート「AKB48 in TOKYO DOME~1830mの夢~」を行った。アンコールではチーム替えのサプライズ人事が発表され、総監督に高橋みなみ(21)、チームAのキャプテンに篠田麻里子(26)、チームKのキャプテンに大島優子(23)、チームBのキャプテンに梅田彩佳(23)が就任。一方、宮澤佐江(22)が中国・上海を拠点とするSNH48に完全移籍するなどグループ全体に激震が走った。
 
東京ドーム公演終了後の27日に、AKBからの卒業が決定している前田敦子(21)。最初で最後となる“夢の舞台”は、第1期からメンバーを率いてきた前田を送り出すための、粋なセットリストが組まれた。
 
最初の曲は「PARTYが始まるよ」。2005年12月8日、秋葉原48劇場(現在のAKB48劇場)での初公演で、最初に歌った曲だ。収容250人の劇場に来場した当時のファンは7人。この日、観客はAKB史上最多となる、約6800倍の4万8000人に膨れ上がった。
 
MCでは「今日を入れて4日間で卒業するが、卒業したいなあと心の底から思ったことはなかった。AKBは大事な場所だったと思う」。仲間たちに囲まれながら、笑顔で振り返ったが、本編の最後にクライマックスシーンが待っていた。
 
出演者全員がタワー形のステージに上がって歌ったのは「青空のそばにいて」。インディーズのセカンドシングルのカップリング曲で「PARTYが始まるよ」と同じく、最初の公演で披露した曲が選ばれた。デビューから駆け抜けてきた6年8か月と17日。その記憶が頭の中をよぎったのか、前田の目には涙が光っていた。


純真な思いに圧倒される「崖の上のポニョ」

2012年08月25日 07時39分53秒 | Weblog

 昨日は、日テレの金曜ロードショーで「崖の上のポニョ」(2008年スタジオ・ジブリ制作)が放映された。このアニメ映画がロードショーで流れていた頃は、主題歌を歌う大橋のぞみの人気がすごかった。また、゜♪ポニュポニョポニョ、魚の子・・・・・゜という歌のフレーズが耳にこびりついてしまうほど、インパクトもあった。そのため、作品を冷静に見る機会がなかったので、今回じっくりと作品に対峙できたのである。
 本作品は、アニメ界の巨匠宮崎駿が手がけたジブリ・スタジオ作品。宮崎が制作するアニメ作品には、毎回大きなテーマがある。今回の作品のテーマは、自分の思いにまっしぐらに、思いの丈をいっぱいに表現するというもの。人魚姫伝説をモチーフに、魚の子として生まれたポニョが、人間の子宗介に出会い、恋をする。大好きな宗介と一緒にいたいが為に、海底の世界を抜け出て、人間になろうとする。この強い一途な気持ちが、海の神である父(龍神?)や母(海の女神?)の心を動かし、本当に人間の子へとなるという、活路を見出していくのである。映像全体にみなぎる、ポニョの強い思いが迫力の映像となる。大きな波のうねりを魚に見せ、その上を元気よく滑走するポニョ、宗介はこのポニョの動きに驚くのである。
 「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」の宮崎駿監督が、アンデルセン童話の『人魚姫』をモチーフに描くハートフル・ファンタジー・アニメーション。“人間になりたい”と願ったさかなの子・ポニョと5才の男の子・宗介の愛と冒険を、CGを廃し、手描きアニメーションにこだわった迫力とイマジネーション溢れる映像表現で描き出す。
 海辺の小さな町で崖の上の一軒家に暮らす宗介はある日、頭がジャムの瓶にはまり困っていたさかなの子・ポニョを助け出す。ポニョはクラゲに乗って家出してきたところだった。それ以来、彼らは互いを好きになる。しかしポニョは、人間をやめて今は海の住人となっている父フジモトによって海の中へ連れ戻されてしまう。それでも、“人間になって宗介に会いたい”という気持ちが抑えられないポニョは、父が貯めていた生命の水を海中にまき散らしながら、いもうと達がつくりだす大津波に乗って再び宗介のいる崖の上へと向かうのだった・・・・・・・。


高校野球春夏連覇!大阪桐蔭

2012年08月23日 20時58分14秒 | Weblog

 
 素晴らしい。史上7校目の春夏高校野球連覇校が誕生した。大阪桐蔭である。2010年、沖縄の興南高校が春夏連覇して以来の偉業なのだ。春の大会に続き、夏もその力を見せつけることは、中々できない。あのKKコンビ(清原、桑田)のいたPL学園時代でも叶わなかった偉業である。今回の決勝は、春の決勝と同一校(大阪桐蔭VS光星学院)の戦いとなった。これまた、春と同一校の決勝戦は、史上初めてのことである。
 第94回全国高校野球選手権・最終日(23日、大阪桐蔭3-0光星学院、甲子園)決勝は、4年ぶり6度目出場の大阪桐蔭(大阪)が、2年連続6度目出場の光星学院(青森)を今春のセンバツ決勝に続き下し、史上7校目の春夏連覇を達成した。
 序盤は両校の先発投手が粘りを見せた。一回、大阪桐蔭先発の藤浪は2三振を奪い三者凡退で終えた。光星学院先発の金沢は二死満塁のピンチを招くが、笠松を三ゴロに打ち取り、無失点で終えた。二回、光星学院は二死二、三塁の先制機をつくるが、木村が左飛に倒れ無得点。三回、大阪桐蔭は無死満塁のチャンスをつくるが、4番・田端は三ゴロで三塁封殺、三走もタッチアウト。その後、二死満塁とするも笠松が一邪飛に倒れ先制ならず。
 大阪桐蔭は四回、先頭の白水が中越えに本塁打を放ち、1点を先制し均衡を破った。五回には、無死一、二塁から笠松の三塁前へのバントが一塁への悪送球を誘い、2者が一気に生還し3点目を挙げた。

 大阪桐蔭先発の藤浪はわずか2安打に抑える圧巻の投球で、準決勝に続き完封した。

 光星学院は先発の金沢が再三のピンチに粘りを見せていたが、本塁打と味方のエラーで失点。打線も二回の先制機を逃し、その後は反撃の糸口をつかめなかった。昨夏、今春センバツに続く準優勝で、東北勢初の甲子園優勝はならなかった。

 しかし、今回の夏の甲子園は、話題性の多い選手や学校が多かった。神奈川の桐光学園・松井投手のドクターK振りも圧巻だった。現野球解説者兼タレントの板東英二が持つ記録を抜き去るのではとの期待も大きかったが、結局は届かず。また、決勝にも進出できなかった。決勝は、既に述べた通り、春の選抜大会の決勝戦と同一の組み合わせ。こんなことが本当に起こってしまうのである。そして、大阪桐蔭が7校目となる連覇の偉業達成。
 オリンピックによって、高校野球は関心が薄らいでいたが、内容は素晴らしいものがあった。まんざら、野球も捨てたものではない。まあ、プロ野球は、人気度も低迷しているのは事実ではあるが・・・。


凄い高校球児、甲子園に散る。

2012年08月20日 22時53分42秒 | Weblog

 第94回全国高校野球選手権大会12日目の20日は準々決勝がスタート。2試合が行われる。第1試合は夏春連続準優勝の光星学院(青森)が、3試合計53奪三振の快投を続ける桐光学園(神奈川)の左腕・松井投手と対戦。15三振を喫しながらも八回に連打で挙げた3点を守り、3-0で準決勝進出を決めた。
 
           ○光星学院(青森)3-0桐光学園(神奈川)●

 光星学院が桐光学園の2年生左腕・松井投手を攻略して投手戦を制した。八回、木村の中前打と四球などで2死一、三塁とすると、田村の左前適時打、続く北條の左中間2点適時二塁打で3点を挙げ、これを守りきった。先発・金沢は140キロ台前半の直球に変化球を織り交ぜた投球で相手打線を散発3安打に抑えて、103球で完封。桐光学園の松井は一回無死二塁のピンチを3者連続三振で切り抜けると、低めの直球とスライダーで相手打線を封じ計15奪三振。ただ、連投の疲れもあって終盤に力尽きた。打線もつながりを欠いて援護できなかった。

 ▽光星学院・仲井宗基監督 3、4番がよく打ったが、金沢の好投に尽きる。松井投手は素晴らしい投球だった。ただ、選手の執念が少しだけ上回った。

 ▽桐光学園・野呂雅之監督 再三のチャンスで得点できなかったのが残念。松井はいつも通りの投球をしてくれた。奪三振記録は大きな財産になるはずだ。

 ◇「奪三振王」松井、力尽きる

 それまで効果的に使っていた右打者の内角を攻める球がわずかに甘く入った。八回2死一、三塁、マウンドには桐光学園の松井。光星学院の田村に投じた140キロの直球を詰まりながらも力で左前へ運ばれ、1点を失った。続く4番・北條にも変化球を左中間へ運ばれ、計3失点。それまで、ほぼ完璧に抑えていた「奪三振王」は、ここで力尽きた。

 一回、先頭打者の天久にいきなり左翼線二塁打を浴びたが、冷静だった。続く右打者には徹底して内角を攻め、村瀬、田村、北條を3者連続三振。そこからは力を抑えながらも毎回奪三振を続ける力強い投球を見せた。

 今大会4本塁打の強力打線を相手に「自分がどこまで通用するのか楽しみ」と語っていた松井。敗れはしたがこの試合でも15個の三振を奪い、4試合で計68奪三振。1958年に板東英二(徳島商)が記録した個人最多奪三振83に迫る勢いを見せた。まだ2年生。大記録更新の夢は終わらない。【細谷拓海】

 ◇「人生最高の投球」…光星学院(3年)金沢湧紀投手

 記録的三振奪取で注目される桐光学園・松井との対決。目の当たりにした変化球の落差に「びっくりした」。でも、「気迫では負けない」と決めていた。

 140キロ前後の速球にスライダーを効果的に織り交ぜ、要所を締めた。四回は松井の向こうを張る3者三振。五回は振り逃げ(暴投)から2死三塁のピンチを招いたが、「絶対にそらさない」と捕手の田村を信じて、大きく沈む「ドロップカーブ」。空振り三振で切り抜けた。

 3回戦は中盤に打ち込まれ、初戦で完封した城間の救援を仰いだ。悔しさから、前日は猛暑の中、40分間走って試合に備えた。そのかいあってか、九回までテンポの良い投球は衰えず、最後の打者を9個目の三振に仕留め、被安打3、103球で甲子園初完封。田村に「人生最高の投球」と絶賛された。

 レギュラーで唯一の青森県出身。「地元の星なんて言われて……」と照れながらも、東日本大震災の被災地でもある地元が「笑顔になってくれるなら、うれしい」。八回は決勝点につながる犠打も決め、最上級の笑顔を届けた。【藤倉聡子】

 ○…桐光学園は、エース松井をはじめ3番・水海、4番・植草ら投打の要が2年生。水海は九回の安打1本に終わり、「頼り切りだった松井を援護できなかった」と悔しがったが、「ワンプレーで流れが変わる野球の怖さを知った」。植草は昨夏、当時2年生だった光星学院の田村、北條の甲子園での活躍をテレビで見て「すごいなと思っていた」という。だが、同じ舞台で戦い「今の自分たちも負けていなかった」。野呂監督も「最後に若さが出た代わりに、計り知れない経験を得た」と、松井らが上級生となる新チームに期待を寄せた。


B級グルメ道127 豪華ランチに感激 「安楽亭ランチ」

2012年08月19日 20時21分02秒 | Weblog

 毎日、本当に暑い。もう、8月の中旬であるから、そろそろ秋の気配がしてきても良さそうなのに、相変わらず、暑い日が続く。こんな時は、巨大な積乱雲の出現で、ゲリラ豪雨となることが多いのである。数日前には、近畿地方でこのゲリラ豪雨が降り注ぎ、またしても河川の決壊が起きてしまった。京都の宇治地方に起こった集中豪雨と同様の豪雨に、愕然としてしまう。国宝である宇治平等院も大きな被害を受けたと聞く。全く、異常気象によって引き起こされるゲリラ豪雨は、やっかいなものなのだ。
 今日は、暑さを吹き飛ばすために、焼肉に行こうと、妻と出かけた。行った場所は、焼肉の「安楽亭」である。生レバーやユッケの提供で食中毒が起きた事件以来、焼肉屋は敬遠されているようだ。死者が出たことで、焼肉=危険な食べ物という構図が出来てしまった感がある。しかし、暑さに対抗するためには、パワーをつけてくれる肉料理が最高なのである。しかも、焼肉は、しゃぶしゃぶや蒸し焼きよりも、脂分を大幅に落とせるらしい。(世界一受けたい授業より)
 安楽亭の焼肉は、夕刻時に豪華な肉盛りを頼むのも良いが、ここは、ランチメニューが充実している。しかも、ランチメニューは、17:00までの時間でOKなので、昼過ぎの、混まない時間帯で十分に堪能できるのである。本日は、「ランチメニュー」の中から、「トリプルBIC180ランチ ¥1,000」を注文。ファミリーカルビ以外の肉を2種類選べる上、ご飯の大盛りも無料、野菜サラダかキムチをチョイスでき、ドリンクバーと杏仁豆腐のデザートが付いているのである。また、このセットに各種スープを格安でセットできるのである。
 私どもは、ファミリーカルビ+ファミリーロース+牛ハラミを選択。ご飯の大盛りにサンチュを追加、野菜玉子スープとカルビスープも注文。これだけでも、二人で食べるには、相当の食い出がある。しかも、カルビースープにご飯を入れれば、カルビクッパに早変わり。これがまた、美味なのである。焼肉を網の上で焼く。ジュージューと、美味しく焼けていく音が、また、たまらなく良い。これをタレにつけ、口に運ぶ。「うまい!!」。焼肉はなんといっても、焼いたそばから食べていけるという、醍醐味が魅力。白米に絡めて食べても、非常にうまい。ドリンクバーで飲み物をたらふく飲みながら、サンチュで肉を巻き、味噌をつけて食べる。「うまい、うますぎる!!」。本当に応えられない味なのである。焼肉はこうでなければいけない。食がどんどん進むのである。
 こうして、楽しい焼肉の宴は、終焉を迎えるのであった。


B級グルメ道126 実に繊細で美味い手打ち蕎麦「満留井」

2012年08月17日 00時31分33秒 | Weblog

 本日行った軽井沢で、昼食を食べそびれたため、ほとんど夕食に近い時間の16時に、車を走らせている中で、一軒の蕎麦屋を見つけた。どうしても蕎麦が食べたいという妻のため、やっと探し当てた店なのであった。
                
          満留井 - 料理写真:旬菜天ざる
 蕎麦屋は所々にあるのだが、中々駐車場が併設されている店が少なく、また、空車の場所が無く、車を留めることができなかったが、ここ中軽井沢駅を過ぎた道路沿いに、雰囲気から美味しそうな手打ち蕎麦屋「満留井」を発見。すぐさま、店に入ったのである。この夕食時に近い時間なのに、店内は多くのお客でごった返していた。蕎麦屋があまり無いからかとも思ったが、これだけ人が集まる店なら、間違いなくおいしい店だろうと確信した。

 お品書きを見て、息子は「旬菜天ぷらざるそば」、娘は「温かい旬菜天ぷらかけそば」、妻は「かき揚げつけそば、熱いつけ汁」、私は、「かき揚げ天丼」を注文。
 これが非常に美味しいのである。「かき揚げ天丼」は、どんぶりに入らないくらいの大きなかき揚げが乗った天丼なのである。しかも、かき揚げがサクサクしていて、非常に香ばしい。その上、かかっているタレが、過度に甘くなく、非常に上品。これは抜群にうまい。家族同士で、それぞれの注文料理を味見したが、ここのそばは実にコシがある細いそばで、美味。また、鰹だしが十分に取られているスープやつけ汁が最高にうまい。
 十分に調べた上で入ったわけでもなかったが、この蕎麦屋「満留井」は、最高においしい蕎麦屋である。寿司屋として修行をした大将が、そばにもこだわって造った店だということである。これだけの味のこだわり、大したものである。

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375㌔の軽井沢の旅

2012年08月16日 23時31分26秒 | Weblog

 一週間の休暇中ではあるが、当初よりあまり予定していなかったせいもあって、全くの無計画の状況が続いていた。本来は、「夏休み」なので、故郷に里帰りをするとか、故郷のお墓参りをするとか・・、の計画を普通は立てるのであろうが、毎年のことで、予定した休みが取れるかどうかの問題もあり、綿密に休み時の計画を練ってこなかったことが、この状況となっているのである。
 とはいえ、毎日、イベントもなくすぎてしまうことは非常な苦痛となるので、家族から声が出た。「どっかいかないの??」。この一言で、大きく動揺してしまい、避暑地への日帰りのドライブを決定した。兎に角、暑い東京を離れ、涼しい地に行こうということになって、妻・娘が「軽井沢」を選択。息子も、京都から帰ってきたので、一家4人で、軽井沢へのドライブを決行したのである。軽井沢に行き、自然の゜涼゜を満喫し、美味しいものを食べ、最後には温泉に入ろうという、壮大な計画が練られた。これだけのイベントを、日帰りで実行するなんて、とんでもないめちゃくちゃな計画であることは分かっていたが、この機に及んで尻込みするわけにも行かず、ほとんど強引に実行に移されたのである。
 本日は、午前5時に起床し、5:30には出発しようとしたが、子供たちの寝起きが悪く、出発は予定より1時間遅れて、いざ出発。愛車「MARKⅡ」に、食べ物、飲み物を詰め込み、出発したのである。本日は、お盆の真っ只中、しかも、Uターンラッシュの時期なので、こちらが遠方に行く場合は、支障はないはず・・・、との思いがあった。関越自動車道から上信越自動車道を滑走し、碓氷軽井沢I.C.にて高速を降りる。この間2時間強の時間で到達。軽井沢駅に到着した頃は、まだ、時刻は8:45a.m.。本当に順調にやってきたのである。こんなに早い時間なので、どこに行くにも問題無い。とりあえず、おおよその地理は頭に入れてきたにしても、軽井沢の名所や名物には触れねばならないから、ローソンに入り、軽井沢の紹介雑誌「まっぷる軽井沢」を購入。この中から、めぼしいものを探し、その場所に行くことを家族全員で合意。
 自然を満喫しようと、「白糸の滝」に行った。この滝は、流水が豊富で、水しぶきがすごい。しかも、白糸状に滝がカーテンの様に落ちているので、圧巻である。しかも、マイナスイオンが充満しており、非常に清々しく感じられる。日頃の疲れも吹っ飛んでしまった。また、この白糸の滝の入口には、新鮮なももをカッティングして食べさせてくれる店や、ヤマメの塩焼きを食べさせてくれる店、五平餅やおやきを食べさせてくれる店が軒を連ねているので、単なる自然探索だけでなく、食についても充実しているのである。300円の五平餅と400円のもものカッティングを注文し、食す。桃は、冷水で冷やされているので、みずみずしくうまい上、甘い。五平餅も、塗った味噌が非常に香ばしく、実に美味。多くの観光客も、笑顔の人が多かったのも分かる。久しぶりに、自然の中に入った感じがした。
 次にやってきたところは、「浅間牧場茶屋」。ここは、馬や牛が放牧されている牧場。新鮮な牛乳も飲めるし、新鮮な牛乳から作られたソフトクリームも美味。今日は、暑く、雲ひとつ無い晴天なので、浅間山も綺麗に見える。最近、浅間山も噴火しているので、山頂は噴火の火山灰で、灰色に変色。でも、絶景が楽しめるのである。
       
  軽井沢に別荘を持つ人たちの御用達という存在が、「森のパンやさん」。ここは、北軽井沢のおいしい水を使い、安全な素材と製法にこだわったパンが人気の店。くるみドイツパンとふわふわクランベリーパン、食パンを購入。その場で、カットしたパンをオーブンで焼いて食べれるので、非常に楽しい。店の前にあるテラス席で、森のかぐわしい香りを楽しみながら食事もできる。併設している「森のサンドウィッチやさん」も併せて利用すれば、この上なくおいしい時間が持てるのである。渋滞等もあり、ブランジェ浅野屋には行けなかったのが残念だった。
                         森のパンやさん - 店内写真:  森のパンやさん - 店内写真:
 そして、次も自然を満喫するために、「浅間大滝」に向かった。この軽井沢は、滝が多い。この自然にどっぷり浸ることが最高なのである。この滝は、白糸の滝ほど有名ではないらしく、観光客も少な目。こういうところこそ、絶好の場所なのである。先ずは、手前の「魚止の滝」に行く。急斜面を下りていくと、大きな滝に遭遇。これまた、マイナスイオンが豊富。身もココロも洗われる感じがする。そして、「浅間大滝」。こちらもスケールの大きな滝である。感動いっぱいの光景である。
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 途中、沿道には新鮮な野菜の即売所が多く設営されていた。その中で、品数の多い店に車を止め、物色。トマトやきゅうり、生でも食べれる「とうもろこし(サニーショコラ)を購入。北海道のホワイトコーンのように、実に甘くて新鮮な味なのである。
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 このようなことで、時間を費やしてしまったため、温泉に入って帰ることは断念し、帰路に着いたのであった。走破した距離は、375㌔。実に充実した軽井沢の旅であった。