さすがスティーブン・キングの『デスペレーション』

さすがにスティーヴン・キングの『デスペレーション』である。
恐ろしい恐怖感が充満している映像展開に、度肝を抜かれる。
監督はミック・ガーリス（MICK GARRIS）、主演はトム・スケリット（TOM SKERRITT）スティーヴン・ウェバー（STEVEN WEBER）。
　デスペレーションは「絶望」の意味であり、この保安官が統括する町は、死体の山。いたるところに死体が点在している。保安官は、悪魔の化身なのか・・・・？
廃墟のような不気味な町デスペレーションを舞台に、人々を拉致監禁する無法警官と囚われた人々の戦いを描く、スティーヴン・キング原作・脚本のホラー作品。
監督は『スリープウォーカーズ』のミック・ガーリス。出演は『エイリアン』のトム・スケリットと『ジェフリー！』のスティーヴン・ウェバー。【ストーリー】無法警官エントラギアンの横行で廃墟のように荒れ果てた町デスペレーション。ある日そこに、バイクで旅行中の老作家マリンヴィルが連行されてくる。彼が監禁された留置場には、彼と同じようにエントラギアンによって拉致された人々がいた。その中のひとり、デヴィッド少年は敬虔な祈りによって神の声を聞くことができるという不思議な力を持っていた。そして、すでに殺された妹の夢を見た少年は、夢の中の彼女から脱出するヒントを与えられる。一方その頃、音信普通になったマリンヴィルを探すマネージャーのスティーヴは、道中で拾ったヒッチハイカーの女性シンシアとともにデスペレーションの町に近づいていた…。★
　殺された妹の霊と交信した少年は、牢獄からの抜け出る手法を教えられた。一方、人質として連れ去られた婦人に今度は、保安官から悪霊が乗り移って戻ってきた。保安官は重度の病気で、悪霊は肉体を変えたのだった。助かった人たちは、少年、作家の付き添い青年と共に悪魔と対峙するのである。この町では、古い採掘場を掘り始めたため、この恐ろしい出来事は、それが原因と人々は捉える。２００６年アメリカ制作の映画、やはり恐怖とスリル一杯である。

『ナイトライダー』５６話

　『ナイトライダー』ー５６話第「ハイジッャク！人質ボニーを救え!!」ー
　マイケルは、姉の結婚式に出席するためボストンに向かうボニーを
ロサンゼルス空港まで送る。ボニーは、大の飛行機嫌いだったが、
空港のロビーで一人旅を続けている少年ニックと出会ったボニーは、
ニックに勇気付けられ、彼と二人で機内へ向かった。だが、その直後、
搭乗口の荷物検査で、カバンの中から爆弾が見つかり、ロビー内はパニックに。
マイケルは、その場を逃げ去った不審な男達を捕まえる。
ボニー達が乗り込んだベータ航空３２便は、ボストンに向け離陸するが、
まもなく、機内にいた数人の男達がスチュワーデスと乗客に銃を向ける。
ＮＤＭの革命戦士のリーダー・チャールズ・ズーリックがコクピットを占拠し、
機長に、コースの変更を指示する。 ボニーの乗った飛行機がレーダーから消え、
空港で発見された爆弾は、おとりで、本物は３２便に積み込まれている
可能性が出てくる。やがて、テロリスト達からの犯行声明が出され、
現金３００万ドルと刑務所に収容されている１９７人の政治犯の釈放が要求される・　

やるせない！死の商人『ロード・オブ・ウォー』

ニコラス・ケイジ主演の『ロード・オブ・ウォー』。
史上最強の武器商人と呼ばれた男。実話に基づく映画であり、随所に戦争・虐殺への怒りがこみ上げてくる。実際に手を下さなくとも、武器（カラシニコフ機関銃等）を売りさばくことで、結果として、死に加担していることになる。全編を通しての、語り口調による回想仕立てが、より現実の重さを彷彿とさせる。悲しく、苦しい感情が、ずっと流れていくようだ。この閉塞感は『ミュンヘン』を観ている時と似ている。オリンピック選手を殺害された報復に、イスラエルが放った特殊暗殺者。この物語と同じく、重苦しい空気が充満している。ニコラス・ケイジが演じるユーリーが言う。「人生における破滅的状況は、２種類ある。夢が破れたとき、と、夢がかなった時だ」。実に重い言葉である。どちらに転んでも結果は同じなのか？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ひょんなことから国際武器売買事業に乗り出し、やがて世界的武器商人へと成り上がっていった一人の男の実像をシニカルかつリアリスティックに描いたアクション・ドラマ。監督は『ガタカ』のアンドリュー・ニコル。出演は『ワールド・トレード・センター』のニコラス・ケイジと『トレーニング デイ』のイーサン・ホーク。【ストーリー】ソ連崩壊前のウクライナに生まれ、少年時代に家族とともにアメリカに渡ったユーリー。彼はギャング同士の銃撃戦を目撃した時、武器を必要としている者に武器を提供する仕事が求められていると気づき、弟のヴィタリーと共に武器売買事業を始める。そしてその仕事に天性の才覚を発揮した彼は、やがて世界有数の武器商人へと成り上がっていく。ソ連崩壊によって大量に余った武器をアフリカへ売りさばき莫大な富を築いていった彼は、反面、商売に伴う危険も増し、さらにインターポール（国際警察機構）のバレンタイン刑事から執拗に付け狙われるようになるが…。

生命とは？『アイランド』

　生命とは？『アイランド』
　生命とは、何か？を考えさせられる映画『アイランド』。 近未来に人類はクローン技術を使い、商品化させる製造物を製造し、提供する時代に突入。肝臓、腎臓等必要に応じて製造するのだが、その中に、突然変異の人種が・・・。
アイランドとは、まさに臓器を取り出す工場で、ここに行く事が楽園に行く事と記憶にインプットされた臓器提供クローンたち。この楽園には、毎回抽選が行われ、当選者は大喜びをするのだが・・。
　命とは？人間とは？を痛烈に考えさせられる映画だ。一人のクローンが、この非人間的な仕組みに対峙する。
　ストーリー：近未来のアメリカを舞台に、徹底管理されたコロニー都市に暮らす
男女が自らの恐るべき境遇を知り、その非情な運命に逆らって逃亡するさまを
スリリングに描いたＳＦアクション。監督は『アルマゲドン』のマイケル・ベイ。
出演は『スター・ウォーズ』シリーズのユアン・マクレガーと『ロスト・イン・トランスレーション』のスカーレット・ヨハンソン。【ストーリー】近未来のアメリカ。大気汚染で生命が死に絶えたという外界から隔絶され、徹底的に管理された安全なコロニーで暮らす青年リンカーン。彼ら住人にとって、汚染されていない地上最後の楽園“アイランド”へ行くことだけが唯一の夢で、毎日のように行なわれる抽選会で当選することを首を長くして待っていた。だがある日、リンカーンは、コロニーの中に迷い込んで来た蛾のような昆虫を発見、外界が汚染されているという話に疑いを抱く。そんな中、彼が親しくしていた女性ジョーダンが抽選会で当選、彼女は喜び勇んで荷造りを始めるが…。　

『ＪＡＧ』１６５話

　今回の『ＪＡＧ』は、ＣＩＡとの対決です。国家機密における駆け引き
が、本当にスリリングでした。機密と共に葬り去られた潜水艦乗組員
１２９名は浮かばれるのでしょうか？
　『ＪＡＧ　第165話「封印された真実」』
　　　　　　　　　　NEED TO KNOW
★潜水艦エンジェル・シャークが消息を絶ってから34年の月日が流れた。エンジェル・シャークの艦長の娘、ドーニング議員は海軍長官に情報開示を迫るが、エンジェル・シャークはCIAの極秘任務中だったため海軍の独断では公表できない、レベル２の国家機密。捜査を開始したハーモンはCIAのウェッブに相談するが、この件に首を突っ込むなと言われている、と一蹴される。しかし、遺族の真実究明の要請にラブは奔走する。真実は、CIAの中にスパイがいて、巡航ミサイル潜水艦シャークの行動がつつぬけだった。追われるシャークに、ソ連の原潜が近づく、やがて２つの潜水艦は衝突。この影響で、シャークは致命的な損傷を受け、限界深度へ。１２９名の乗員と共に、海の藻屑と消えてしまった！！

やっとの試写会！

　　やっとのことで、試写会の試写状が当選されてきた。最近、夜遅い仕事のため、平日の参加が難しいので、あまり応募していなかったためでもある。
　当選作品は、『ピーターパン』『ブラッド・ダイヤモンド』の２作品。ピーターパンはＤＶＤ制作記念として、特別放映されるもの。息子の彼女が、声優を目指していて、いくつかのゲームソフトの声を担当しているためか、観たいとのことで、息子カップルに譲る事にした！
　もうひとつは、レオナルド・ディカプリオ主演のブラッド・ダイヤモンドである。彼は今回の「アカデミー賞」でも、主演男優賞を獲得できなかった。本当に
かわいそうではあるが、次に奮起してがんばって欲しいものだ。「タイタニック」
では、本当に好青年（多少不良であるが、純真な愛にまっしぐら）を演じ、「アビエーター」も大富豪家を好演したと感じたが、賞には届かなかった。今回、試写会に行くこの作品も、そんな恨みが篭っていそうな感じがする。
　ストーリー：1990年代後半のアフリカ、シエラレオネでの激しい内戦を描いた社会派アクション映画。“ブラッド・ダイヤモンド”というダイヤモンドの不正な取引をめぐって起きる不毛な争いをサスペンスフルに描く。元傭兵の密売人にレオナルド・ディカプリオ、やり手の女記者にジェニファー・コネリー、家族を愛する猟師役には実際にアフリカ出身のジャイモン・フンスーがふんし、緊迫感あふれる迫真の演技でみせる。地域紛争が激化する“ブラッド・ダイヤモンド”の現実問題に
言及した内容について、米国務省が批判したことでも話題となった問題作。

感動の映像『決断』『ミュンヘンへの道』

　今日は、前に住んでいたところに、安くておいしい中華料理店があり、ここが３月いっぱいで店じまいするとのことで、是非とも食べに行こうと家族で出かけた！本当に、おいしかった。かに玉あんかけ、棒キョーザ、ふかひれチャーハン、ジャージャー麺等、色んなものを最後だからと思って頼んだ。家族みんな、おなかいっぱい、幸せいっぱいで帰宅した。
　心の幸せ状況にまかせ、You Tubeの画像を見ていたら、なんと！！
大発見である。これまで、どこのDVD屋にも無かった、私の本当に観たかった映像があるのではないか・・・！！本当にたまげたし、感激した。
　そのひとつが、TBSで放映されていた『決断』である。私は、軍国主義者でも天皇攘夷でも無く、国粋主義者でもないが、中学生の時に、この実写＋アニメのこのドラマを観て、ひどく感動したのを覚えている。歌も、冒頭のナレーションも感激の作品。この映像が、残っていたとは！！感謝・感激雨あられである。
ー決断ナレーションー
　「人生で最も貴重な瞬間　それは決断の時である。
　　太平洋戦争は、我々に平和の尊さを教えたが
　　また、生きるための教訓を数多く残している　」

ー決断の歌ー（歌：幹　和之）

♪　智恵をめぐらせ　頭を使え
　　　悩み抜けぬけ　男なら
　　泣くも笑うも　決断ひとつ
　　　勝っておごるな　敗れて泣くな
　　男涙は　見せぬもの　♪

　本当に、感動の作品です。山本五十六が、敵機に待ち伏せされ、撃墜されたときは、涙が出ました。単なる戦争ものではなく、人生を教えてくれた作品なんです。この作品を、あの「吉田竜夫とタツノコプロ」が制作していたとは、驚きです。「てんとう虫の歌」を制作していた会社ですもの。
　それでは、映像をご覧ください＞＞http://www.youtube.com/watch?v=SPQV63Ca-sI&NR

　そしてもうひとつの感激映像は『ミュンヘンへの道』です。
中学生のころ、私もバレーボールに打ち込んでいた。その時、このミュンヘンへの道に本当に励まされた。あの大砲の大古、名セッターの猫田、ドライブサーブの森田、一人時間差アタックの横田・・・。ミュンヘン・オリンピックで、全日本男子バレーボールは、金メダルを取った、輝かしい戦果である。

　－ミュンヘンへの道　ナレーションー
　「これは、バレーボールに青春をかけた男たちの
　　　血と汗と涙と、そして、心の記録である　」

　ーミュンヘンへの道の歌ー

　♪　何かで燃やすのが　若い命　何かに掛けるのが　一度の青春さ
　　　　コートの中には　涙もあるけど　それは胸にしみこむ　熱い涙
　　　　　覚えておくがいいよ　一途に燃えた日々
　　　　　覚えておくがいいよ　二度とない日を

　　　　火のようなスパイクに　体をぶつけ
　　　　　　　　　　飛び散る汗にさえ　生きてる輝きが　♪　

　それでは、この作品も映像で確認しよう＞＞http://www.youtube.com/watch?v=oOM9Y20CPBk&NR

『花より男子２（リターンズ）』ー最終回ー

　中々いいドラマが、本日、最終回を迎えてしまった！
『花より男子２（リターンズ）』である。
花より男子2（最終回）◇つくし（井上真央）は無事退院した道明寺（松本潤）
に会いに行く。道明寺は相変わらずつくしのことを思い出せず、2人は言い争い
になってしまう。道明寺をかいがいしく世話する海（戸田恵梨香）は、つくしが来ると道明寺がいら立つから来ないでほしいと言う。つくしのクッキーを自分が作ったと道明寺にうそをつく海に、つくしはショックを受ける。そんな折、美作（阿部力）が道明寺の快気祝いとして自分のスキーリゾートに皆を誘う。複雑な思いのつくしだが、類（小栗旬）に励まされて一緒に行くことに。しかし、そこには思いも寄らない大波乱が待ち受けていた。
　最終回は、道明寺の最愛の人のみを忘れたしまうショック性健忘症雪・・・・。なんか、かの有名な「冬のソナタ」を連想させる展開でしたね。記憶の戻らないまま、雪山につくしを救出に行く道明寺の純粋な愛、山小屋で二人は、あのエレベーター内に閉じ込められた時を彷彿とさせる展開に・・・。

『ナイトメアー・ビフォアー・クリスマス』

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
THE NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS


監督 ヘンリー・セリック
HENRY SELICK
主演 声：クリス・サランドン（ジャック）
CHRIS SARANDON
声：キャサリン・オハラ（サリー）
CATHERINE O'HARA
制作 1993 米

愛情や優しさを知らずに育ったカボチャ大王ジャックが本当の愛に目覚めるまでを、美しい映像と音楽でグロテスクかつメルヘンチックに描いた、ティム・バートン原案・製作のファンタジー・アニメ。監督は『ジャイアント・ピーチ』のヘンリー・セリック。声の出演は『フライトナイト』のクリス・サランドンと『ホーム・アローン』シリーズのキャサリン・オハラ。【ストーリー】一年に一度、人間界にハロウィンのお祭りを送り込むハロウィン・タウンの住人たち。今年も人間たちを
怖がらせるのに成功して大はしゃぎをしていた彼らだったが、カボチャ大王ジャックだけは浮かぬ顔。ハロウィンの騒ぎに嫌気がさしていたのだ。ある時、ジャックは幽霊犬ゼロとともに墓場をさまよっているうちに、クリスマス・タウンに迷い込んでしまう。そこには悲鳴も恐怖もなく、彼は笑いと音楽の楽しさにすっかり魅了されてしまった。そしてハロウィン・タウンに戻ったジャックは、サンタに代わってクリスマスを行うことを決意するが…。
　不気味な骸骨やオバケたちの愉快なお話。心洗われるストーリーです。さすが、ティム・バートンらしい映画ですね！！

『ハケンの品格』最終回

　『ハケンの品格』が、本日最終回の放映となった。
　最終回は「契約終了！…スーパー派遣最後のンスキル」！
　　　日本テレビ（2007年3月14日 22時00分）

　辞意を撤回した東海林（大泉洋）は、名古屋の子会社に転勤になる。
賢介（小泉孝太郎）は正式発売が決定した”ハケン弁当”のすべてを任され、大忙し。しかし、春子（篠原涼子）と美雪（加藤あい）は、弁当の発売前に退社することが決まっていた。東海林は名古屋から賢介に春子を引き留める策をメールするが、それも失敗に終わる。契約終了日、賢介が準備した送別会を断った春子は、淡々とマーケティング課を去る。ハケン弁当の第一号店オープンを控え、当日の新潟の悪天候により、特注の弁当箱（何度も使える）の到着が困難に・・。こんなときに、やはりスーパーハケンの大前が登場！新潟の工場からハケン弁当箱を空輸、自らもスカイダイビング！！
　各地を転々と旅行後、クルクルパーマの東海林の子会社に、スーパーハケンとして、やってくる！