Movieな空間

映画大好き人間の気ままな空間です!!

迫力あるCG 『D-WARS』

2010年01月31日 20時33分55秒 | Weblog
   
 韓国映画であるが、飛び切りの迫力CG映像に度肝を抜かれた。今回の映画は、500年前のファンタジー・アクション『D-WARS』(2007年韓国制作)である。兎に角、CGの迫力が半端ではない。巨大蛇龍が、アメリカ。ロサンゼルスを闊歩するさまは、凄まじいし、恐竜軍団と軍隊の戦闘シーンも凄まじい迫力なのである。本当にこれが、韓国映画なのかと疑ってしまう。ハリウッド張りの迫力映像、CG特殊映像は、群を抜いているのである。
 韓国のシム・ヒョンレ監督が作り上げた本格的なSFアクション作品。古来よりの伝説に記された世界の危機に立ち向かう男女と、彼らに襲いかかる巨大なモンスター軍団を、最先端の映像技術を駆使して描く。注目すべきはやはりCGで表現されたクリーチャーたち。ファンタジー感とリアルさを兼ね備えたデザインのドラゴンの大群がLAの空を覆い、街には砲台を取り付けた地竜と兵士を乗せた小型竜の大群。そしてその中心たる巨大竜が蛇のようにうねりながらLAを破壊していく。中でも飛竜と戦闘ヘリのドッグファイトシーンは圧巻だ。作品全体としては現代を舞台にしたファンタジーに災害映画のエッセンスを加えた形に仕上がっている。
 「大怪獣ヤンガリー」(99)で、ハリウッドに殴りこみをかけた韓国出身のシム・ヒョンレ監督。再びアメリカを舞台に怪獣映画を作り上げた。出演は「THE JUON 呪怨」のジェイソン・ベア、「ジャッキー・ブラウン」のロバート・フォスターだ。
 ロサンゼルス郊外のリゾート地区で、広範囲にわたる地面陥没が起こる。テレビ・レポーターのイーサンは、現場で発見された鱗状の化石の映像を見るうち、忘れていた少年時代の記憶が甦る。15年前に父親と訪れた古美術の店で、同じようなものを見たのだ。さらに店主のジャックから「500年に一度、この世に誕生する運命の女性をめぐり、人類は滅亡の危機に立たされる」と聞かされた。イーサンは「ジャックの話がまさに今、現実に起ころうとしている」と悟り、“運命の女性”を探しあてるが、突然巨大なモンスターに襲われる──。
 物語は現代アメリカから始まり、古美術商が語る500年前の回想シーンでは韓国へ舞台が移る。人類滅亡のカギを握る女性を探す邪悪な「アストロックス軍」の兵士たち、悪の大蛇・ブラキと怪獣軍団に村は襲撃される。話は再び現代アメリカに戻り、運命の女性・サラをめぐり、時空を超えたアストロックス軍、ブラキ、怪獣軍団がロスの町を破壊し尽くす。大筋は「ターミネーター」(84)の変化球バージョンといったところ。人類の運命のカギを握る女性を、処刑人=ブラキが執拗に追い詰める設定や、女性の名前がサラで共通しているのもご愛嬌。大々的なロス市街での戦闘撮影を許可したのは、“ターミネーター”を演じたアーノルド・シュワルツェネガー現カリフォルニア州知事……というのも何かの縁だろう。
 怪獣が町を破壊する映画は、日本のお家芸で「ゴジラ」「ガメラ」などがある。日本の怪獣は基本的に人間が着ぐるみに入り、部分的にコンピューター・グラフィックス(CG)を使うくらい。怪獣の動きにも制限があるが、今回の怪獣たちはフルCGで作られ、縦横無尽に町を破壊する。一番近い作品はローランド・エメリッヒ監督のアメリカ版「ゴジラ」=「GODZILLA」(98)だろう。小さい怪鳥軍団が最新鋭戦闘ヘリを相手に、ビルとビルの間での空中戦を繰り広げる。「GODZILLA」を思い出させる描写で、町が崩壊して人々がパニックになる場面にはエメリッヒ監督「インデペンデンス・デイ」(96)の影響を感じる。高層ビルの屋上に逃げたサラを追い、ブラキがビルの外壁に体を巻きつけて戦闘ヘリと戦う。力尽きてブラキが落下する描写は、「キングコング」へのオマージュであろうか。
 多くの怪獣映画が特撮のアラを隠すため、夜を舞台にする場合が多い中、本作は白昼堂々に怪獣が町を破壊。クオリティーの高い映像だ。監督の自信の表れだろう。もう一つの特徴が、怪獣軍団とともに現れるアストロックス軍の兵士。銀の甲冑に身を包み、怪獣軍団を引き連れた兵士たちが現代人に戦いを挑む。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの影響を感じるが、最新鋭の軍兵器とアストロックス軍の凄まじいバトルはかなりの迫力である。クライマックスではロスから古代神殿のような建造物が建つ異空間に突如移動。サラの守護神となる善の大蛇・イムギと悪の大蛇・ブラキと一騎打ち。イムギはドラゴンへ変身し、さらなる大バトルを繰り広げる。
 韓国の民話をベースに、輪廻転生という荒業を使い、ロスに舞台を置き換えている。突っ込みどころは満載だが、怪獣による徹底した都市破壊、ラストのイムギとブラキのバトルにカタルシスを感じた。ドラゴンに変身したイムギの姿は、ハリウッド主流の翼のある西洋型と違い、翼のない東洋的な蛇型だ。伝説のドラゴンの造形にこだわり、映像化させた監督に東洋人のプライドを感じた。

仮想空間

2010年01月31日 00時30分45秒 | Weblog

      

        

 「酒」を飲むことで、仮想空間に入り込むことが出来る。現実とは異なる、不可思議な世界なのである。現実から離れることは、人間にとって非常に重要なことであろうと思う。ちょっと違った世界に自分を浸すことは、心身ともにリフレッシュ出来ることでもある。
 映画で『アバター』(2009年アメリカ制作)が、大変な人気である。現実から、仮想空間に入り込むこの映像の世界は、巨匠ジェームズ・キャメロン監督が4年の歳月をかけて完成させた、超異次元空間なのである。3D映画『アバター』が、大ヒット記録を更新中であり、1月10日時点での北米興行収入ランキングは4週連続で首位をキープし、全世界での累計興収も13億ドルの歴代2位に浮上。歴代トップの『タイタニック』(同監督作)に迫る勢いを見せている。また海外では、3Dで描かれている世界があまりにも美しいため、映画を観終わったあと、現実世界に絶望する人やうつ状態になる人まで出ているとか。
 レビュー掲示板などを見ると、日本でも3D映像の美しさを高く評価している人は多い。緻密な情景に加え、見たこともない想像上の生物たちが織りなす世界は見ごたえがあるもののようだ。「現実とCGの融合が完璧」「今までみた3D映画とは全く別物」と、素晴らしさに感動する人が多数。
 だが一方で「ストーリーがありきたりでイマイチ」「3Dメガネかけての3時間はきつい」と、物語や物理的なことに不満を抱く声も。『HotTrash.com』のレビュー記事では架空の異星人“ナヴィ”を「変にリアルすぎてウソっぽい」と評するなど、課題もまた多くあるようだ。
 「すごいのは監督のやりきり度」と語る『C.S.C.NAOMIEオフィシャルえにっき「HABBAHABBA-WOO!」』のブロガーは、「こんな実験的な要素が多い映画は途中で悩むことだって多々あっただろうに」とその苦労を推し量っており、この作品が新しい映像時代の幕開けとなる予感がするのである。


ラーメン道⑯ 豚骨スープがうまい!「博多風龍」

2010年01月30日 19時40分49秒 | Weblog
           イメージ 1
 飲んだ後のラーメンは、本当に格別なのです。何故、日本人はこんなにラーメンを愛するのでしょうか?答えは、「そこにラーメンがあるから」・・・。そんなモンで、答えになっているとは思えないのですが、やはり、常にラーメンと一緒の世界がある日本人には、欠かせない食べものです。もちろん、主食ではないのですが、主食の後、飲んだ後に欠かせない逸品なのです。
 そんなことで、神田で飲んだ後は、ラーメンなのです。神田はラーメンの激戦区になってきている。恵比寿に匹敵するぐらいラーメン店が多いのも確かなのです。今回は、博多ラーメンを食べるの巻き。博多といえば、豚骨スープに細麺が定番。そんな博多ラーメンを食べさせる店が、神田にオープンしたての「博多風龍ラーメン」なのです。やはり、ラーメンは庶民の食べものなので、おいしいことも当然ですが、安く食べれなければ意味が無いのです。安くておいしいからこそ、庶民の食べもの、庶民のラーメンなのです。
           イメージ 2
 この「博多風龍」の豚骨ラーメンは、非常に美味。癖の無い豚骨味のスープに、歯ごたえのある細麺がおいしい。しかも、値段は500円。トッピングの半熟の味玉は、100円で、濃厚な味が白身の大半をおっている程、味の深い仕上がりなのです。しかも、この風龍ラーメンは、替え玉が2杯まで無料なのです。3杯食べれることになり、大食漢でも納得のラーメンなのです。トッピングも多いが、テーブルには、辛子高菜、紅しょうが、生にんにく、ゴマが用意されていて、入れ放題。ヤッホー!!なのである。生にんにくを山盛りいれて、食したのでありました。

酒に関するウンチク

2010年01月30日 10時15分14秒 | Weblog
               
                
 「」は、人間を楽しくもさせるが、思いのたけで悲しくもさせる。笑う上戸が居たかと思えば、泣き上戸も居る。なんで、こんなに人間を変えてしまうのか、不思議な飲み物が「酒」なのである。こんな酒を、昔から人間は愛し続けてきた。酒とのかかわりは、実に長い。人類の進歩と共に、酒との繋がりも進歩してきているのかもしれない。こんな思いから、酒についてのウンチクを集めてみた。

ビールが生んだ古代文明
 
お酒にまつわる話は、どこまでが本当の話か解らないところがあります。
今から1万年前に栄えたメソポタミア文明は、ビールによって発展したという話があります。
その頃の我々の先祖は野生の小麦や大麦を水につけたお粥のようなものを常食としていました。
偶然、ほっぽらかしておいたそのお粥に天然の酵素が混じり、お酒のようなものになったそうです。
それを口にしたメソポタミア人はきっといい気持ちになったのでしょう。
これがビールの起源と言われています。彼らはビールを作るためにそれまでの狩猟生活から大麦や小麦を栽培する農耕生活をするようになり、文明を誕生させていったのだといいます。

徳利と銚子の違いがわかりますか?
 居酒屋さんでお店の人が「お銚子入りましたあ」と言っていることがあります。
これは本当は間違っています。そう言って出てくるボーリングのピンのような容器は「徳利」です。
本当の銚子というのは、「銚」という字がカネヘンであるように金属製のもので、取ってのついた鍋形の結婚式で三三九度で使うような容器のことを言います。
また、徳利が使われるようになるのは江戸時代の終わりからですから、元禄時代を舞台にしたTVの時代劇で徳利が出てくるのは時代考証が間違っていると言えます。


なぜ、飲んべえを”左党”というのか
 最近はこの言葉を使う人はめったにいなくなりました。
「左党」(サトウと読む)があるなら、「右党」があるかというと、それは「下戸」という。
こちらはゲコと読みますが、なんか漢字の試験のようになってしまいました。
本題に戻して、これは昔、江戸時代の武士は酒を飲むとき、左手で杯を持っていたからです。
いつでも刀が抜けるようにしていたかったからだそうです。物騒な時代だったのでしょうね。
今の時代ではそんな心配はありませんが、左手で杯を持つ人が多いようです。飲んべえはいつでも自分でお酌ができるように右手を開けているのかもしれません。

ゴルフ場が18ホールの訳
 ゴルフの1ラウンドが中途半端な18ホールに定められたのは1858年のこと。
全英オープンが行われる世界初のゴルフクラブ「セントアンドリュースクラブ」の会議で1ラウンドを何ホールにするかが話し合われました。議論は長い時間行われましたが、最後はある長老会員の一言で決まってしまいました。
「ホールを回るには気付け薬がわりにウイスキーが必要である。私も1ホール回る毎にグラスに一杯飲むことにしている。そうやってグラス一杯づつ飲むとちょうど18杯でボトルを一本開けるとなる。したがって1ラウンド18ホールとするのが一番だ。」
実にいいかげんな理由によるのですが、ラウンド中にウイスキーを飲み18ホール回ってしまうスーパーお爺ちゃんがいた事の方が私にとっては驚きです。

昔は日本酒が濁っていた?
 今では日本酒のことを「清酒」と書きますが、昔は日本酒といえば、
濁ったどぶろくを指しました。江戸時代の始めある事件を境に濁った酒から澄んだ現在呑まれている清酒が生まれました。
その昔、摂津の国(今の近畿地方の一部)に鴻池新六という濁り酒の行商人がいた。
その新六の店の奉公人が失敗をして、うっぷん晴らしに店の醸造中の酒樽に灰汁を投げ込んで逃げてしまった。これが怪我の功名で、翌朝樽を見てみるとすっかり透明になっていたのです。
それからというもの、この新しい「清酒」が大評判となり、新六の店は大繁盛。そうして財を成し、後の鴻池財閥、いまの三井グループの基礎となりました。


酒を飲み干す!!

2010年01月29日 22時32分55秒 | Weblog
           
 人間は、「」と言うものが必要なのだろうと思う。現実とちょっと違う世界を覗ける酒は、気分転換や思いを高めることに役立つのである。昨日届いた「鬼ころし」を飲みながら、酒について考えてみた。
 酒に関する面白い話は、゛落語゛の世界に多い。酒を飲みながら、店員をからかうなんて酒の飲み方は、江戸時代は多かったのかもしれない。時代劇に出てくる居酒屋は、本当に庶民的な感じがして、実にいいものである。映画にも、酒は登場する。カンフーの達人、ブルース・リーの後継者であるジャッキー・チェンの「ドランクモンキー(酔拳)」なんかは、酒を飲めば飲むほど、拳法の達人に変身していくというもので、実にありえない架空の話らしくて、面白いのである。

 落語散歩 『試し酒』

病気が治った近江屋が、見舞いに来てくれた返礼に坂倉屋を訪ねた。
近江屋が、唯一の飲み友達だった坂倉屋は、喜んでお祝いに一献やりましょうと、すすめたが、近江屋は、近頃すっかり飲めなくなったと、断った。
「大酒飲みの近江屋さんが、、そんなことはないでしょう。」となおも食い下がった。
近江屋は、連れがいるからと断ったときに、大酒飲みといえば、今日共をしている下男が、大酒飲みでして、この間も床上げの際、好きなだけ奉公人に飲ませたところこれが、そばにいた者の話ですが、五升は、飲んだ想だと言うと、

坂倉屋は、「そりゃあ、大げさだね。一升や、二升ならまだしも、五升は無理でしょう。」
すると近江屋が絶対に五升は飲むと言い張るので、坂倉屋は、その下男に会ってみたいから、ここに呼んでくれと言う。

最初は、近江屋は、礼儀を何もわきまえない者ですから、失礼があってはいけないのでと、ためらったが坂倉屋が、どうしても会いたいというのでおもてで待たせていた下男を呼んでもらう。

呼ばれた男は、田舎から出てきたばかりというような、素朴な男で、身体は小さいので、坂倉屋は、、これでは、五升の酒を飲むとは信じられない。内心近江屋の見栄だと思い、この人には五升は無理だという。しかし、近江屋は、どうしても飲むと言い張るので、二人で飲めるかどうか、賭をすることになった。


呼ばれた下男に、
「今から、おまえさんに、五升のお酒をご馳走するが、飲めるか?」と聞いてみた。
下男は、「五升と決まった酒を、計って飲んだことがないので、わからねぇだ」という。
坂倉屋は、「もし、今ここで、見事五升の酒を飲み干したら、褒美をやる」
それを、聞いて下男が喜んだが、飲めないときは近江屋が、坂倉屋をご馳走すると言うことになった。

下男は、飲めないときは、旦那が損をする。飲めるかどうかおもてに行って考えさせてくれと言う。

主人思いの下男に、坂倉屋はいくらでも考えておいでと、おもてに行かせる。

やがて、にこにこしながら下男が帰ってきて、「五升飲む」というので、早速賭が始まった。

坂倉や自慢の一升はいる大きな杯で、やることとなった。近江屋と坂倉屋が見ている目の前で、一升、二升、三升と飲み干して上機嫌な下男が、ついで四升も飲み干した。

坂倉屋は、「物事何でもあとひといきと言うところで、案外苦しくなるものさ、だからまだまだ勝負は、わからないと、」下男の飲みっぷりに感心しつつ最後の一升を飲めるかどうか、見守っている。

下男は、双方に気を持たせたままでは、悪いから、一気に片付けると、言って残りの一升も飲み干してしまう。

驚いた坂倉屋は、下男に質問した。
「おまえさん。酒のうーんと飲めるまじないか何か知っているんだろう。それを、是非教えてくれと、頼みこむ」

下男は、
「そんなものは、何もねぇーだ!」

坂倉屋は、不思議な顔をして
「それじゃあ、何だって、おもてに行って考えていたんだい?」

すると下男は、笑い出して
「なぁに、五升と決まった酒が飲めるかどうか、わからねぇから、さっきおもての酒屋で、五升飲みに行ってきたんだ」


【解説】

六代目の春風亭柳橋師匠・五代目の柳家小さん師匠・七代目の春風亭柳橋師匠などの音がおもに残っている。
下男が大きな杯を飲み干すところにおもしろみがあり、さらにサゲが、その飲みっぷりで生きてくる。酔っぱらいを演じる落語は意外に多いが、禁酒番屋や、かわりめほどやり手も少ないのが、残念である。


当選しました!有難うございます、清洲桜醸造さま!

2010年01月28日 23時46分23秒 | Weblog

          清洲城信長 ミニ鬼ころしパック 180ml
 今日、家に帰ると、うれしいものが届いていた。「清洲城信長ミニ鬼ころしパック 180ml」が1ケース(30本入)。これは、清洲桜醸造さまが、「公認ブログモニター」を募集していたものに、応募した結果、当選した商品だったのです。何よりも、酒が大好きな私、これは応えられない喜びなのです。「本当に、有難うございました。清洲桜醸造さま」と叫んでしまったのです。
 公認ブログモニターに選ばれたからには、毎日、「清洲城信長 鬼ころし」を楽しんで飲みながら、日記ブログを綴って行きたいと誓いました。毎日1本、お酒を飲みながら、その日の思いを、徒然に綴っていくことは、最高の喜びです。
 さて、「酒」と言うことで、強い印象に残っているものがあります。それは、漫画「はじめ人間ギャートルズ」なのです。この漫画には、必ず、ゴンのオヤジが、猿が口で造った酒を飲みながら、マンモス(漫画内ではマンモーと称している)の肉をほおばるシーンが良く出てきます。この、なんともおいしそうなシーンは、鮮明に今でも記憶に焼きついています。当然30年以上前の漫画ですので、私は未成年の時代。酒を飲めるはずも無く、大人になったら、必ず、こんなオヤジみたいに、おいしい酒を飲みながら、巨大な肉をほおばってやると、強く心に誓ったのでした。
            はじめ人間ギャートルズ - 第3話 ピカピカイシンの巻 第4話 キビキビシラーの巻   はじめ人間ギャートルズ - 第33話 エンヤコラハチンの巻 第34話 オンギャハーンの巻

<!-- 「はじめ人間ギャートルズ」 -->


ラーメン道⑮ 神田・油屋製麺のラーメン

2010年01月24日 00時40分41秒 | Weblog
            
           つけ麺専門店 油屋製麺 - 外観写真: つけ麺専門店 油屋製麺 - 外観写真:
 神田は、ラーメンの激戦区となってきている。低価格のラーメンも出現し、生き残りをかけた熱い戦いが繰り広げられている。その中で、JR神田駅に近い場所に、「油屋製麺・本店」がある。十数人が入ればきつきつの狭い店なのだが、お客はひっきりなしに入ってくる。時間帯では、店の前に行列のできる場合も多い。何処かで飲んだ後に、ここで締めなおす輩も多いのである。それと同類の私たちは、この店に入った。いつもの友人の勧めで、このラーメンが実にうまいというのである。この店は、つけ麺や油そばで有名ではあるが、ここはラーメンを食すのである。何故かと言えば、寒いから・・・。ちじれ太麺、魚介系のだしスープが絶妙なのである。また、サービスクーポン持参で、味玉が無料。しかも、ラーメンの並・大盛りが同価格の750円は、安い水準である。他の客は、ほとんどが油そばを注文していた。今度は、是非食そうと思うのである。
 つけ麺といえば、ラーメン界に旋風を巻き起こした「大勝軒」がある。一旦は閉店したが、愛弟子にて再復活を池袋で遂げている。しかも、大勝軒の主人に弟子入りし、そのかたくなな味を伝播している。この神田にも、同様の弟子による大勝軒が存在する。太麺に魚介系スープが美味なのである。               
          つけ麺専門店 油屋製麺 - 料理写真:
  つけ麺専門店 油屋製麺 - その他写真:

クリント・イーストウッドという役者

2010年01月24日 00時10分06秒 | Weblog

                
 クリント・イーストウッド(CLINT EASTWOOD)と言う役者は、実に味のある役者である。最近では、『グラン・トリノ』で、偏屈な頑固者が、移民者に心を許していく、心温まる人物を好演した。俳優でありながら、監督でもある。実に、渋くてうまい役者である。彼を一躍全世界に踊り出らせたのは、「ダーティー・ハリー」シリーズの豪傑刑事ハリー・キャラハン役であろう。強力な銃S&W M29は、44マグナム弾を使用する、天下無敵の銃なのである。この銃をぶっ放し、悪人を撃退する様は、感動ものなのである。また、マカロニ・ウェスタンも得意分野。アメリカTVシリーズ「ローハイド」では準主役を演じたし、「荒野の用心棒」では、主役を演じた。また、正義とは何かを痛切に訴えた「許されざる者」(原題UNFORGIVEN)も、主演(ウィリアム・マーニー役)・監督の二役を演じ、豪傑な主人公だけではない、渋いガンマンを演じてもいる。
       ARCH
 本名はクリント・イーストウッド・ジュニア。子供時代は父の仕事の関係で、北カリフォルニア州内で引っ越しと転校を繰り返す。45年にオークランドで一家が定住すると、チャーリー・パーカーの演奏を生で聴いたのがきっかけでジャズに傾倒。トランペットとピアノを始める。オークランド高校では、高校演劇に参加し、舞台に立つ。高校卒業後、木材伐採工、トラック運転手、地元のクラブでピアノの弾き語りのアルバイトなどをした。51年に徴兵のため、陸軍に入隊。モンテレー半島にあるフォート・オード基地に3年間駐留。入隊中に知り合ったマギー・ジョンストンを追って、除隊後、南カリフォルニアへ。53年、ロサンゼルス市立大学入学し、経営学の演技論を学ぶ。同年12月にマギーと結婚。
 54年にユニバーサル映画のスクリーン・テストに合格。ユニバーサル主催の俳優養成所で演技、発声法、歌、ダンスなどを習う。週給75ドルと薄給だったため、妻マギーが水着モデルとして生計を支える。
55年「半漁人の逆襲」で映画デビュー。2年間で7本の映画に端役出演。57年「二人の可愛い逃亡者」の時、撮影で初来日。
 57年、ユニバーサルとの雇用契約期間が終わり、大学も中退。プール掘りの仕事などで生活資金を稼ぐ。
 58年CBSのテレビ西部劇「ローハイド」で準主役ロディ・イエーツ役を得て、人気に。そこから、スペインで撮る西部劇の話が舞い込み、64年イタリア映画「荒野の用心棒」に出演。「夕陽のガンマン」「続・夕陽のガンマン」と出演し、一躍、西部劇スターとなる。「ローハイド」で知り合ったロクサーヌ・チュニスとの子キンバーが生まれる。
 67年、製作プロダクション「マルパソ・カンパニー」設立。68年、長男カイル誕生。71年「恐怖のメロディ」で初監督。同年「ダーティハリー」のハリー・キャラハン役で主演し、大ヒット。72年、長女アリソン誕生。77年「ガントレット」で共演したソンドラ・ロックと同棲。79年から別居状態にあった妻マギーと85年に正式離婚。86年、客室乗務員ジョセリン・リーブスとの間にスコット誕生。89年、ソンドラ・ロックと破局。92年「許されざる者」でアカデミー賞監督賞受賞。93年8月、フランシス・フィッシャーとの間にフランチェスカ・ルーカス・フィッシャーが生まれる。96年3月、テレビ・キャスター、ダイナ・ルイスと結婚。同年12月、娘モーガンが誕生。2004年「ミリオンダラー・ベイビー」で2度目のアカデミー賞監督賞受賞
      49d4097e.jpg   


                                                 
  <出演映画作品>
1955年「半魚人の逆襲」「タランチュラの襲撃」
1956年「全艦発進せよ」「底抜け西部へ行く」
     「最初の女セールスマン」
1957年「二人の可愛い逃亡者」
1958年「壮烈!外人部隊」
1964年「荒野の用心棒」
1965年「夕陽のガンマン」
1966年「続・夕陽のガンマン」
1967年「華やかな魔女たち」
1968年「奴らを高く吊せ!」「マンハッタン無宿」
                             1969年「荒鷲の要塞」「ペンチャーワゴン」
1970年「真昼の決闘」「戦略大作戦」
1971年「白い肌の異常な夜」「恐怖のメロディ」「ダーテ ィハリー」
1972年「シノーラ」
1973年「荒野のストレンジャー」「愛のそよ風」「ダーティハリー2」
1974年「サンダーボルト」
1975年「アイガー・サンクション」
1976年「アウトロー」「ダーティハリー3」
1977年「ガントレット」
1978年「ダーティーファイター」
1979年「アルカトラズからの脱出」
1980年「ダーティファイター燃えよ鉄拳」「ブロンコ・ビリー」
1982年「ファイヤーフォックス」「センチメンタル・アドベンチャー」
1983年「ダーティハリー4」
1984年「タイトロープ」「シティヒート」
1985年「ペイルライダー」
1986年「ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場」
1988年「ダーティハリー5」
1989年「ピンク・キャデラック」
1990年「ホワイトハンター/ブラックハート」「ルーキー」
     「許されざる者」(アカデミー賞監督賞受賞)
1993年「ザ・シークレット・サービス」「パーフェクト・ワールド」
1995年「マディソン郡の橋」
1997年「目撃」
1999年「トゥルー・クライム」
2000年「スペース・カウボーイ」
2002年「ブラッド・ワーク」
2004年「ミリオンダラー・ベイビー」(アカデミー賞監督賞受賞)
2008年「グラン・トリノ」


週刊雑誌が面白い!!

2010年01月17日 11時22分10秒 | Weblog

 最近の週刊雑誌が非常に面白い。週刊誌とは多少異なるシリーズ化された雑誌は、現在非常に多く出版されている。先般、本ブログでも紹介したが、アシェット・コレクションジャパン㈱が隔週で発刊していた「ジェームズ・ボンド公式DVDコレクション・シリーズ」(全22巻)及びデアゴスティーニ・ジャパン発刊の「週刊 歴史のミステリー」(全101巻)の全巻収集は完了した。その間にも、中々と思えるような週刊雑誌があった。ゴジラを手がけた東宝による「東宝特撮映画DVDシリーズ」、歴史を漫画で解説する「週刊 そーなんだ!」等面白い企画が多い。
   写真:東宝特撮映画DVDコレクション Vol.1~Vol.7の画像
 私の場合は、全部を制覇することは出来ないので、限られた雑誌に限定し収集しようと思っている。現在購入している週刊雑誌は、講談社発刊の「週刊 世界百不思議」のみ。この雑誌は非常に面白い。因みに、最新刊は、「遺骨で造られた霊力豊かな阿弥陀様 骨仏」を特集している。異星人やUMA、超常現象、歴史上の異常な人物、事件の真相等企画が素晴らしく、ついつい見入ってしまうのである。
                 最新号・表紙

[H.264]【怖いCM】講談社 週間世界百不思議


 上記に加え、またまたデアゴスティーニ・ジャパン発刊の「週刊 江戸」が中々のものとして、購入を検討している。創刊号は、非常に面白い。
                 

 どうして、徳川家康は、江戸に移ったのか。当時の江戸と言う地域は、どんなところだったのか。江戸庶民の生活はいかなるものだったか等興味が尽きない話題が満載なのだ。浅草寺を中心とした江戸当時の地図と現代の地図比較も面白い。当時と現代は、こんなに違うんだということも分ってくるのである。暮らし大全のコーナーでは、江戸初期は、蕎麦よりもうどんが食されていた。それがやがて、蕎麦が主流となっていったのである。よく落語の「時そば」の中で、客が蕎麦屋に「何が出来るんだ」と聞くと、「゛花まきと゛しっぽく゛です」と言う言葉を聴く。゛花まき゛は、海苔をそばの上にふんだんに散らしたもので、当時24文だった、また、゛しっぽく゛は、蕎麦の上に玉子焼き・かまぼこ・しいたけ等を乗せたもので、同じく当時24文だったと解説されている。江戸庶民の文化を覗いたようで、大変興味をそそる。
          週刊 江戸

【解説】
「週刊 江戸」は、大河ドラマや歴史小説などでもなじみの深い「江戸時代」に焦点を当てたマガジンシリーズです。7つの章からなる本誌は、歴史上の主な出来事の解説に加え、当時の諸国事情、庶民の暮らしなど、様々な視点から江戸時代を楽しめる構成です。
歴史好きにはもちろんのこと、大河ドラマなどで歴史に興味を持った方にもおすすめの歴史マガジンです。誌面では、貴重な資料と詳細なデータをもとに、江戸時代265年の中で起きた歴史的な出来事、その背景やこぼれ話なども含め、丁寧な本文解説で多角的に紹介します。また、江戸時代の社会のしくみや衣食住・職業など人々の暮らし、文化や当時の流行などを豊富なイラストや図表などで詳細に解説。現代にもつながる江戸の様子が鮮やかに蘇ります。
 創刊号は、江戸時代の始まりに焦点を当てて紹介。家康が江戸を選んだ理由や家康の政治、その人生を豊富なビジュアルを用いて徹底解説します。また、創刊号には永久保存版資料として、1590年~1868年までの出来事を網羅した江戸年表、全国に点在した藩の位置がひと目でわかる江戸300藩全国MAPを掲載します。


最高に面白い『Xファイル ザ・ムービー』

2010年01月16日 19時49分14秒 | Weblog

                
 「Xファイル」は、FBIが所有する未解決・未解明事件を記録したファイルの総称。この題名で、TVドラマがシリーズ放映されたのであるが、さすがに素晴らしい内容のものが多い。異星人、未知のウィルス、超常現象、変異等を扱ったもので、不可思議な世界を垣間見させてくれる。
 今回、観賞した映画は『Xファイル ザ・ムービー』(1998年アメリカ制作)。FBI捜査官が宇宙人などの怪事件を真相究明していくSFミステリーの人気テレビシリーズの初の映画化版。同シリーズの監督のロブ・ボーマン、製作のクリス・カーター、音楽のマークスノーのトリオが結集。脚本はカーターフランク・スポットニッツの原案を基にカーターとダニエル・サックハイムが共同で執筆。製作総指揮はラタ・ライアン。撮影は「バーチャル・ウォーズ2」のワード・ラッセル。美術はクリストファー・ノワック。編集はスティーヴン・マーク。衣裳はマーリーン・スチュワート。特殊メイクアップはアレック・ギリスとトム・ウッドラフ・ジュニア。視覚効果スーパーヴァイザーはマット・ベック。出演はテレビ版でおなじみの「カリフォルニア」のデイヴィッド・ドゥカヴニーと「マイ・フレンド・メモリー」のジリアン・アンダーソンの名コンビ、ミッチ・ピレッジ、ウィリアム・デイヴィスのレギュラー陣をはじめ、「ケロッグ博士」のジョン・ネヴィル、「エド・ウッド」「訣別の街」のマーティン・ランドー、「3人のエンジェル」のブライス・ダナーなど個性派が顔をそろえる。
 テキサス北部で少年(ルーカス・ブラック)が謎の死を遂げ、彼を助けようと現地の消防団員も姿を消すという不思議な事件が起きた。1週間後、FBI捜査官フォックス・モルダー(デイヴィッド・ドゥカーヴニー)とダナ・スカリー(ジリアン・アンダーソン)は、一連の事件と宇宙人たちと内通する謎の組織が関連していることを突き止めるが、スカリーは何者かに誘拐されてしまう。モルダーは、謎の組織の中心人物(ジョン・ネヴィル)にスカリーの居場所が南極だと知らされる。南極には人間を栄養にし宇宙人を育てるシステムが稼働した基地があったのだ。スカリーを助け出すと、その基地はUFOに姿を変え、飛び去ってしまうのだった。
             
 モルダー捜査官が口癖のように言う、「真実は、そこにある」と。この言葉の意味するところは深い。何が真実かを見極めねばならないし、決して類推や憶測で判断してはならない。事実を積み上げてこそ、「真実」が見えてくる。そして、結果として、その「真実」が意味していることが分かるのである。今回のXファイルは、ドラマシリーズと違って劇場版あり、異星人・UFOを扱っている。人類が生誕するはるか以前の数百万年前から生存していたウィルス的異星人。彼らは、人類を食物として、コロニーを作ろうとしていた。そして、それを側面支援している秘密組織の存在。実に面白い構成である。

<!-- 「Xファイル ザ・ムービー」 -->