FIFAワールドカップ・カタール大会で、日本代表は、またまた、ジャイアント・キリングをやってのけた。
グループリーグEは、「死のリーグ」と言われ、この中で勝ち残り、決勝トーナメントに出場するのは至難の業なのである。優勝経験のあるドイツにスペイン、そしてかなり強いコスタリカの入っている組に日本代表はいる。上位2チームしか決勝トーナメントに行けないので、最低でも勝ち点で2位に入らねばならないのである。胃が痛くなるような、絶悪の環境!!
しかし、日本代表は、ドイツを破り、本日、スペインを撃破し、グループトップの勝ち点で通過したのである。なんと頼もしい日本代表。本日も、前半の状況からは、到底スペインに勝てないような状況だったが、後半、立て続けに2点をもぎ取り、2-1でスペインを撃破!!勝ち点6でグループトップとなり、来週からの決勝トーナメントに行けることになったのである。
【記事】
FIFAワールドカップ カタール大会 グループリーグ(E組)日本2-1スペイン(2日・日本時間、ハリファ国際スタジアム) サッカー日本代表は強豪スペインを2-1で下し、W杯2大会連続(4度目)の決勝トーナメント進出を果たした。この日、自力でグループリーグ突破を決めるには勝利が条件となっていた日本は、前半にスペインに先制されるが後半に堂安律(24)の同点弾、田中碧(24)の勝ち越しゴールでドイツ戦に続く逆転勝利を飾った。 日本は今大会、これまで1度も勝ったことのないドイツ、スペイン相手に2つの大金星を挙げ、コスタリカには敗れたがグループリーグ2勝1敗で勝ち点6。過去7度のW杯で最難関と言われたグループEを、下馬評を覆す首位で突破した。 これで日本は5日深夜(日本時間)に行われる決勝トーナメント1回戦で、史上初のベスト8進出を懸け前回準優勝のクロアチア(グループF組2位)と対戦する。 先発は1トップで前田大然(25)。MFは伊東純也(29)、田中碧(24)、鎌田大地(26)、守田英正(27)、久保建英(21)。DF谷口彰悟(31)、吉田麻也(34)、板倉滉(25)、長友佑都(36)。GKは権田修一(33)。今大会で初めて3-4-2-1と3バックでのスタートとなった。
試合は序盤からスペインペース。攻撃では得意のパスサッカーで日本を翻弄し、日本ボール時では積極的な守備で自由を与えない。それでも、久保がゴール右サイドへドリブルで切り込む場面や、伊東がシュートを放つもゴール右に外れるなど苦しい流れの中でも日本も見せ場を作る。 だが前半11分、アスピリクエタの右からのクロスにモラタがヘディングで合わせ、スペインに先制点を奪われた。モラタは3試合連続のゴール。 追いつきたい日本は、敵陣で素早いパスをつなぎチャンスを作るが決定機には至らず。スペインがゆっくりとボールをつなぐ時間が長く続いた。前半終了間際はスペインに攻め込まれ、板倉、谷口、吉田のセンターバック3人がイエローカードを受けるが、身体を張ったプレーで何とか守り切り前半を0-1で折り返した。 後半は長友に代わって三笘薫(25)、久保に代わって堂安律(24)が入った。後半3分、伊東が身体を張った守備でボールを奪うと、堂安がペナルティエリア右手前から左足を一閃するとキーパーの手を弾き飛ばしゴールを決め同点に追いつく。堂安はドイツ戦に続く同点ゴールで流れを変えた。 勢いづく日本は後半6分、堂安がペナルティエリア右からグランダーのパスを入れると、三笘がゴールライン際ギリギリで折り返し、飛び込んだ田中が身体ごと押し込んでゴール。ボールがゴールラインを割ったかVARチェックが行われたが、ゴールが認められ日本が2-1と逆転に成功した。
【W杯】日本対スペイン《歓喜!決勝トーナメント進出へ》FIFAワールドカップ カタール (2022年12月2日)
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