Movieな空間

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歌うま王者??本物の歌とは!!

2016年04月11日 21時46分49秒 | Weblog

 最近、TVを見ていると、「歌うま王者」とか「歌うま選手権」なるものが多く番組として放送されている。妻などは、この番組が大好きで、毎回録画しては聞き入っている。この番組の根幹は、素人の歌の上手い男女が、カラオケ採点機によって、得られた特典を競い、優勝を決めるものなのである。このカラオケ採点機なるものが曲者なのであるが、本当に良い歌を評価できるのであろうか?と疑問なのである。採点の項目を見ると、楽譜に忠実な声が出ているか、抑揚等が多く盛り込まれているか、歌の強弱はどうか等数種類の項目で採点し、得点を表示するというものなのである。確かに、このカラオケ採点機で高得点を取るのは至難の業なのである。私も歌が好きで良くカラオケに行くのであるが、75点~85点程度で、90点台の点数が出るのは稀である。しかし、TVに出てくる素人の歌うまさんは、90点は楽々で、中には100点満点を叩き出す人もいる。驚きである。確かに聞いていてうまいのであるし、音程もしっかりしているが、同様に歌っている演歌歌手の方が数段に心が揺さぶられる。所詮、機械の判定では、人間の評価はできないということなのであろうが。とはいえ、AIが発達してきたことで、これまで人間を越えられないと考えられていた分野で、人工知能(AI)が抜きに出ている光景をしばしば見かける。将棋の電王戦では、将棋のプロ棋士をコンピューターが負かしているし、囲碁の世界でも、世界的な強者に囲碁コンピューターが勝つということまで起こっている。こう考えると、あながち機械も人間以上の資質があるのかもしれないので、カラオケ採点機も優秀なものなのかも知れない。
 しかし、人間には人間としての大事なエリアがあり、それを機械が代わってやることは不可能なのであることは確かなのである。





















桜は素晴らしい!!!

2016年04月02日 23時30分15秒 | Weblog

 桜は日本の国花であるのではあるが、本当に良いものなのである。江戸時代に植木職人によって作られた「ソメイヨシノ」。種々の苗木の掛け合わせであるが、この淡いピンク色の桜の色が、日本人だけではなく多くの人間(海外の人も含む)の郷愁や感動を呼んでいるのである。
 この時期、桜の花は九州から関東、北陸までも含め満開の状況なのである。開花宣言から1週間足らずで、この花は煌びやかな競艶を醸し出しているのである。
 私ごとではあるが、先月末には、上野の恩賜公園で桜を堪能し、本日は、靖国神社で満開の桜を堪能してきて帰ってきたのである。桜という花は、それとなく咲く本当に日本美人の花なのである。色は淡いピンク色。海外の人に言わせれば、桜の花は色がないといことなのであるが、この薄いピンク色に、日本人の思いが集約しているのである。あまり主張しないが、それなりにほのかに色がつき、しかも花が咲いた後に葉を付けるいう、奥ゆかしさがこの「ソメイヨシノ」には感じられるのである。チューリップ等の色艶やか花に比べれば、いたって存在を主張しない奥ゆかしい花なのであり、ここが日本の伝統的な思想を反映したものなのである。はっきりさせないことの美徳を、この花は常に演出しているのである。
 ソメイヨシノ(染井吉野)は日本産のサクラの園芸品種であり、日本原産種のオオシマザクラとエドヒガン系の桜との交配により生まれたと考えられています。桜の中ではもっとも多く植えられている品種で現在では「桜の開花」と言えばソメイヨシノを指すほどで鑑賞用の桜の代表です。ソメイヨシノの名前の由来は、千本桜で有名な桜の名所として名高い「吉野山」にちなんで「吉野」「吉野桜」と名づけられたのですが、のちの調査によりヤマザクラとは違う品種だと分かったので、吉野桜の名称だと吉野山に多いヤマザクラと混同される可能性があるので、最初に育成された「染井村」の名称と合わせて「染井吉野」と日本園芸雑誌によって命名されました。ソメイヨシノの開花は平均的には3月の終わり頃から開花して、4月の初めに満開を迎えます。
 桜は、3月から4月上旬にかけて咲く花であるので、ちょうど社会の改編期にまたがる花としても、重んじられています。卒業、入学、就職、転出等、社会の節目に当たる時期に、この淡いピンク色に咲き誇るので、多くの日本人の心の中に染み込んでいるのである。