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2009年最後の日

2009年12月31日 20時28分04秒 | Weblog
        
               総勢72人で歌うAKB48NHKホール(撮影・大橋純人)
 2009年も、最後の1日になった。1日と言っても、もう後、数時間で「大晦日」も終わろうとしている。今、楽しみにしていた「NHK紅白歌合戦」を見ながら、このブログを記しているのだが、今年は本当に早かったし、この「大晦日」で最後となることが信じられないくらいに思う。「2009年」が本当に終了してしまうのである。これは、紛れも無い事実なのである。そして、「2010年」という新しい年が始まるのである。
 大みそか恒例のNHK「紅白歌合戦」が31日午後7時15分、人気グループSMAPの中居正広(37)と女優、仲間由紀恵(30)の司会で始まった。“還暦”の60回目を迎えた今回は「歌の力∞無限大」をテーマに掲げ、11時45分まで過去最長となる4時間半にわたり放映する。注目の初登場組としては、人気グループ嵐とNYC boys、木村カエラ、ヒップホップグループFUNKY MONKEY BABYS、flumpool、レミオロメン、水樹奈々、遊助(上地雄輔)の計8組。このほか、矢沢永吉と英国人歌手のスーザン・ボイルが“サプライズ出演”する。白組・紅組の59回までの対戦成績は、紅組28勝、白組31勝。紅白にとってメモリアル・イヤーの今年、勝利の女神はどちらにほほえむのか?
         リハーサルで熱唱する水樹奈々=NHK(撮影・大橋純人)     
紅白歌合戦のトップで登場した浜崎あゆみ=東京・渋谷のNHKホール(撮影・大橋純人)
 中でも、今回「赤組応援歌手」として紅白歌合戦に出演したスーザン・ボイル。YouTubeで紹介されて依頼爆発的な人気となった、普通のオバサンなのである。オーディション番組に出演し、一夜にして世界的な人気者になった英スコットランド地方出身の“普通のおばさん”、スーザン・ボイルさん(48)のデビューアルバム「夢破れて」が23日に英国で発売され、この1週間で41万1820枚の売り上げを記録、英アルバム・ヒットチャートの1位に輝いた。BBC放送などが伝えている。ボイルの歌声は、透き通る声で、シーナ・イーストンを彷彿とさせる歌声なのである。
                  来日し、笑顔で報道陣に手を振るスーザン・ボイル =29日、成田空港(川口良介撮影)
 また、メンバー全員が還暦を迎えた「アリス」。再結成したアリスの歌は、「チャンピオン」。NHKホール会場の全員が立ち上がって、手拍子をする活気なのです。

<!-- アリス「チャンピオン」 -->

「歴史のミステリー」完結!

2009年12月29日 19時43分00秒 | Weblog
               歴史のミステリー  第101号
 007DVDシリーズ全22巻の完了に続いて、デアゴスティーニ社発行の『歴史のミステリー』(全101巻)が完結した。この「歴史のミステリー」は、本日発行の第101号で完結し、この号は、これまでの週刊各号の総目次的なもの。この巻により、第○○号には何が記載されているかが分かる仕組みである。しかし、101巻を欠号無く全てを集めるのは、相当な苦労の連続であった。中盤では、中々本屋に置いていない場合もあり、何件かの本屋を梯子することもあった。この手の週刊本は、次第に購入者が少なくなるため、本屋にとっては、自分のところのスペースの関係上、店頭に置かない等の措置がとられやすくなるのである。この苦難にも打ち勝ち、全号集積完了したのである。本当にご苦労様である。
 週刊雑誌で101号と言うことは、707日間を費やしたことになる。2年弱の月日がかかっているのであるが、毎週集めるのは、並大抵の努力ではかなわないものである。
 『週刊 歴史のミステリー』は誰もが知っている史実から、いまだに解明されていない謎に満ちた出来事まで、歴史に潜む数々の謎を取り上げ、これまで通説とされてきた歴史認識を再検証し、歴史の真相を読み解くマガジンシリーズ。
▽歴史的な事象、芸術、人物、遺跡など歴史の全貌をフルカラーで検証!
「歴史検証ファイル」では毎号2つのテーマを取り上げ、今までの認識を揺るがす衝撃の異論や大胆な仮説などを多角的に検証します。その他、遺跡・遺構、歴史に足跡を残した人物の謎、絵画や彫刻などの芸術作品に秘められたメッセージ・暗号の解説、世界中に点在する伝説の考察を、貴重な写真やイラストと共に紹介。

          

時代の変遷

2009年12月23日 14時23分00秒 | Weblog
   天皇誕生日の一般参賀
 天皇陛下が、本日76歳を迎えられた。そして、現天皇が即位した1989年1月8日にそれまでの元号「昭和」に変って、新元号『平成』の時代となった。後数日で平成も21年が終了しようとしている。時の官房長官・小渕恵三が、毛筆で書かれた「平成」の文字を掲げながら、新元号を発表した時が、昨日のように思い出される。今は、その小渕氏も故人となってしまった
 「平成」の名前の由来は、『史記』五帝本紀の「内(内平かに外成る)」、『書経』大禹謨の「地(地平かに天成る)」からで「内外、天地とも平和が達成される」という意味。元号に「成」が付くのは初めてであるが、「大成」「成化」など外国の年号や13代成務天皇
の諡号にも使用されており、「平成」は慣例に即した古典的な元号と言えるのである。
 この「平成」の時代は、いつまで続くのであろうか?また、昭和と比較して、「平成」とは、どんな時代と位置付けられるのであろうか?
 「昭和」は、激動の時代だった。そして、日本が奇跡の高度経済成長を為し遂げた時代でもあった。第二次世界大戦を敗戦国として向かい入れ、恐ろしく窮屈な戦後を経験した日本。その後、重厚長大産業を中心に、飛躍的な経済発展を遂げた日本。多くの国民の力が結集された時代であった「昭和」。しかし、高度経済成長の名の下に、多くの負の遺産も背負い込んだのも事実。そのほころびが、「平成」の時代に露見してきているのである。これまで当たり前と思われたことも、根底から見直されなければならない場面も多い。これからの時代は、どのような価値観によって動いていくのかも、はっきり分からないのである。昭和を激動の時代と位置付けるなら、平成はどんな時代なのだろうか?


<!-- 中島みゆき「時代」 -->

感動のM-1グランプリ覇者『パンクブーブー』

2009年12月20日 20時30分55秒 | Weblog

       「M-1グランプリ」決勝進出で8組が決意(17)
 今回の『オートバックスM-1グランプリ』は感動の漫才決戦だった。実力の常連者、復活組、新人とバリエーションのある構成で決勝が開催された。決勝進出の8組に加えて、敗者復活から勝ち上がった「2008年覇者NON STYLE」が加わり、9組で行なわれた。中でも、M-1決勝の常連である「笑い飯」は最高の出来で、島田紳助審査員は、M-1史上初めての100点満点の評点を行なった。実に、素晴らしい戦いである。毎年、この時期に行なわれる「M-1グランプリ」は、年末の風物詩になっている。大晦日好例の「NHK紅白歌合戦」「K-1」と並んで、最高に面白い企画になっている。「笑い」に対する飽くなき追及は、凄まじいものがある。新人が多く排出する中、ベテラン陣も非常に内容の濃い漫才を披露している。「笑い飯」の題材゛鳥人゛は、夜店のひよこ売りをおかしく漫才題材にした秀作で、絶えず笑いが起こった。これ程、素晴らしい出来の「笑い飯」は久ぶりであった。また、敗者復活から決勝に進出した「NON STYLE」も昨年の覇者らしい風格を持った漫才をテンポ良く演出し、ひょっとして、2連覇か?の期待も醸し出していた。しかし、最終審査では新人の「パンクブーブー」に軍配が上がったのである。

記事】
 漫才日本一を決める「オートバックス M-1グランプリ2009」の決勝戦が20日、東京・六本木のテレビ朝日で行われ、「笑い飯」と「パンクブーブー」「NON STYLE」が最終決戦進出を決めた。「M-1グランプリ」は01年にスタート。9回目を迎えた今年は過去最多の4629組が参加した。司会は昨年と同じく今田耕司さんと上戸彩さん。島田紳助さんや松本人志さん、東国原英夫・宮崎県知事らが審査員を務めた。「笑い飯」は02年から8年連続決勝進出を果たしながら、優勝には手が届かず、2位2回、3位1回に終わっていた。「パンクブーブー」は01年から8年連続出場しているが、準決勝進出5回で今回が初の決勝進出だった。「NON STYLE」は07年、「爆笑オンエアバトル」の年間王者を決定するチャンピオン大会で優勝、08年にM-1グランプリ初優勝を果たした。この日の決勝戦には、ナイツ▽南海キャンディーズ▽東京ダイナマイト▽ハリセンボン▽笑い飯▽ハライチ▽モンスターエンジン▽パンクブーブーの8組と敗者復活の「NON STYLE」を加えた合計9組が出場した。

<最終決戦>
 
3組(笑い飯、パンクブーブー、NON STYLE)の最終決戦の末、M-1グランプリ2009の覇者は「パンクブーブー」に決定した。しかも、審査員7人全てが「パンクブーブー」を覇者として認定した全会一致の快挙だった。全員が1組を選定したのは、今回で2回目。

漫才日本一を決める「オートバックス M-1グランプリ2009」の決勝戦が20日、東京・六本木のテレビ朝日で行われ、「パンクブーブー」が悲願の初優勝を果たした。「NON STYLE」の連覇はならなかった。「M-1グランプリ」は01年にスタート。9回目を迎えた今年は過去最多の4629組が参加した。司会は昨年と同じく今田耕司さんと上戸彩さん。島田紳助さんや松本人志さん、東国原英夫・宮崎県知事らが審査員を務めた。佐藤哲夫さんと黒瀬純さん(34)のコンビで、。「パンクブーブー」は01年から8年連続出場しているが、準決勝進出5回で今回が初の決勝進出だった。この日の決勝戦には、ナイツ▽南海キャンディーズ▽東京ダイナマイト▽ハリセンボン▽笑い飯▽ハライチ▽モンスターエンジン▽パンクブーブーの8組と敗者復活の「NON STYLE」を加えた合計9組が出場。「笑い飯」「パンクブーブー」「NON STYLE」が最終決戦に進出した。
 パンクブーブーはボケの佐藤哲夫(33)とツッコミの黒瀬純(34)の2人組で2001年にコンビを結成。今回が初の決勝進出だったが、審査員全員一致の満票で見事に“笑いの祭典”を制した。大会史上最多の4629組が参戦し、ナイツ、南海キャンディーズ、東京ダイナマイト、ハリセンボン、笑い飯、ハライチ、モンスターエンジン、パンクブーブー、さらに敗者復活戦の勝者NON STYLEを加えた9組によって決勝戦が争われ、得点上位の笑い飯、パンクブーブー、NON STYLEが最終決戦に駒を進めた。
 決勝戦の模様は20日午後6時30分からテレビ朝日系列で生放送され、司会はタレントの今田耕司(43)と、女優の上戸彩(24)が務め、審査員は島田紳助(53)、宮崎県の東国原英夫知事(52)、ダウンタウン・松本人志(46)、上沼恵美子(54)、オール巨人(58)、渡辺正行(53)、中田カウス(60)が担当した。

【雑感】
 M-1グランプリを見ていて、いつも感じることがある。この大会は、5,000組近い漫才コンビが応募して出来上がっている大会であるのに、賞金は、優勝者にしか渡らない。優勝賞金1,000万円+オートバックス・カー用品券100万円は、優勝者にしか授与されない。要するに、2位以下には全く賞金が無いのである。ゴルフは、優勝者の半分の賞金が準優勝者に贈られる。3位以下にも賞金はあるのだが、このM-1には、優勝者以外全て全くの最下位者なのである。2位等の概念は、賞金と言う見地からは無いのである。2位以下は全て敗者であり、賞金は無い。しかし、ここに、次への挑戦意欲が芽生えるのも、必然なのである。最高の賞は、その栄冠を得た1組のみのもの。この地位を目指して、多くの敗者が挑むのである。そして、素晴らしい再決戦が始まるのである。妥協を許さない「笑い」の中に、真の覇者が存在するのである。笑いは、人それぞれに千差万別ではあるが、真の笑いを提供できる1組のみ「最高の覇者」としているM-1の大会には、賛同できる。「笑い」に妥協を許さないところに、素晴らしさと厳しさを感じるのである。


動物との絆

2009年12月19日 20時58分51秒 | Weblog
             
               photo 
 本日放送の「志村どうぶつ園特別編ー動物の不思議な力ー」(NTV19:00~21:30)は、動物と人間の絆による感動実話が満載だった。動物は、不思議な力を持っているし、何らかの見えない力によって、人間との太い絆が結ばれているのだろうと感じる。アテネオリンピックでアーチェリーにおいて銀メダルを獲得した山本選手と愛犬の結びつき、女社長の危機を救った野良犬ポチ、キャッシー中島の亡くなった長女と愛猫ニウ(椰子の木の意味)の絆等、見ているだけで感動の物語だった。単なる動物との出会いであるが、その動物との出会いには、゛運命的なもの゛を感じる。その動物に出会うことが、まるで必然だったかのような出会い、そこから生じる不思議な人間と動物の絆を感じる。
 
 
★45年越しの再会 飼い主を待ち続けていた忠犬コロ
 今から40年以上前、幼稚園に入ったばかりの女の子が、両親に頼んで、待望の犬を飼うことになった。コロと名づけられたその雑種のオス犬は、性格も穏やかで、女の子の友達になる。
そんなコロの日課は、幼稚園に通う女の子を駅まで見送ること。駅に着き、改札を一緒にくぐり抜け、電車の中までお見送りする。そして、発車ベルが鳴ると、コロは電車を降りて、自宅へ帰るのだ。
そんな日々が一年以上続いていたある日、コロが降りる前に電車が発車してしまう。「君の犬?」と車掌さんに問われた女の子は、とっさに、首を横に振ってしまった。すると、コロは、電車から追い払われてしまう。それっきり、コロはいなくなってしまった。
必死で探すが、コロは帰ってこない・・・、どうして嘘をついてしまったのか?
幼心に後悔と罪悪感を抱えた女の子。しかし、月日は流れ、ある偶然の再会が訪れる。

 ★九死に一生の大事故から飼い主を救った愛犬ポチ
 貧しい生活から起こした会社が地元の有力企業となり、年下の夫と幸せな日々を送っていた女性は、ある日、家の前に野良犬がいることに気づく。最初は気に留めていなかったが、犬が雨にぬれ汚れた姿を見て、仕方なく家にあげた。その日以来、ポチとしてこの家でエサを与えられるようになった。
仕事と日々の生活で忙しい女性は、ポチに時間を割く気持ちもなかったが、ポチは、いつも彼女の側にいた。
そんな幸せな日々に、突然終止符が打たれる。夫の浮気が発覚し、彼女は、家を出る決意をしたのだ。ポチを連れて家を出た彼女には、さらなる試練が待ち受けていた。
しかし、ポチの存在が、彼女の運命を左右することになる。




大晦日恒例『NHK紅白歌合戦』

2009年12月13日 21時03分05秒 | Weblog

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 12月も、もうすでに13日が過ぎようとしています。本当に、「師走」とはよく言ったもので、先生も走らなければいけない程駆け足で時間が過ぎていくようですね。のんびりしていたら、あっと言うまに新年を迎える羽目になってしまいます。何の準備も出来ていない中で・・。それだは避けたいのです!家の中の掃除に片付け、年賀状書き、年末年始の食材の準備、お年玉の準備等「師走」ならではの催しは、目白押しなのです。
 こんな忙しい12月の、「大晦日」に、『NHK紅白歌合戦
』は開催されるのです。今年も、昨年同様に。昨年は、一曲たりとも見逃さず、全てを見た「紅白歌合戦」でした。今年も、昨年同様の司会者で、この年末の大きな番組は運営されるのです。まあ、一度でいいから、この「紅白歌合戦」をなまで見てみたいですね。NHKのスタジオで、大河ドラマ撮影は見学したことがありましたが(役者のすぐそばで。しかし、凄く緊張しました)、この紅白歌合戦は無いのです。今年の年末で、第60回を数える、恐ろしい長寿番組なのです。今年も、大好きな黒人演歌歌手・ジェロが出演しますので、絶対に見ようと思っています。

      <出演歌手一覧>    

<赤組>

aiko
秋元順子
絢香
アンジェラ・アキ
いきものがかり
石川さゆり
AKB48
大塚愛
GIRL NEXT DOOR
川中美幸
木村カエラ
倖田來未
伍代夏子
小林幸子
坂本冬美
天童よしみ
DREAM COME TRUE
中島美嘉
中村美律子
浜崎あゆみ
Perfume
平原綾香
水樹奈々
水森かおり
和田アキ子
   <白組>

   嵐
   アリス
   五木ひろし
   EXILE
   NYC boys
   北島三郎
   北山たけし
   コブクロ
   ジェロ
   SMAP
   東方神起
   TOKIO
   徳永英明
   氷川きよし
   FANKY MONKEY BABYS
   福山雅治
   布施明
   flumpool
   細川たかし
   ポルノグラフティ
   美川憲一
   森進一
   遊助
   ゆず
   レミオロメン
        
 ここで、紅白ウンチク試しです。
 【紅白歌合戦ウンチク・クイズ】
①大晦日恒例の「紅白歌合戦」ですが、第1回目の開催は、大晦日では
  ありませんでした。では、いつに開催したのでしょうか?
②1967年の第18回に出場した坂本九(故人)は、客席に下りて行き、
  あるものを配った。一体何を配ったのでしょうか?
③紅白で、トリを飾ったのが最も多い歌手は、それぞれ誰?
④これまで紅白でグループ(デュオを含む)連続出場が多かったのは、
  紅組ではザ・ピーナッツの16回ですが、白組ではどのグループ?
⑤2008年の紅白に出場した大橋のぞみちゃんは、ある記録を塗り替え
  ました。どんな記録でしょうか?



<クイズの答え>
①1951年第1回大会は、1月3日に開催されました。
②1967年第18回大会で坂本九は、自身の歌う「エンピツが一本」を
  歌いながら、客席にエンピツを配ったのでした。
③紅組ー美空ひばり(16回)、白組ー五木ひろし(16回)
④TOKIO(10回)
⑤大橋のぞみちゃんは、「崖の上のポニョ」を歌い、9歳で出場史上
  最年少記録を樹立しました。


今年を表す漢字『新』

2009年12月12日 22時03分35秒 | Weblog
         写真
 今年を表す漢字が、発表された。今年を表す漢字は、『』である。漢字検定協会の不祥事が発覚し、今年の漢字の発表は中止されることが懸念されていたが、無事発表となった。『新』と言う漢字の意味は・・・。鳩山首相による「内閣」の発足、米大リーグ・マリナーズのイチローは、200安打を9年連続で達成すると言う記録を樹立、プロゴルフでは史上最年少の賞金王に石川遼選手が輝いたと言う記録達成、型インフルエンザの大流行、制度として「裁判員制度」スタート、環境に優しい技術開発等、色んな「新」しいものがありましたね。因みに、昨年の漢字は「」でした。今年の漢字は、今年1年を的確に言い当てているような気がしますね。

  【記事】
 日本漢字能力検定協会は11日、世相を最も反映した「今年の漢字」に「新」が選ばれたと発表した。京都市東山区の清水寺で行われた発表イベントでは、同寺の森清範貫主が大型の和紙に力強く揮毫(きごう)した。
 
協会を巡っては今年、自らが代表を務める会社との取引で多額の損害を与えたとして前理事長親子が背任容疑で逮捕、起訴される事件が発生。イベントの存続も危ぶまれたが、協会の改革が進んでいるとして寺側が開催に応じた。
 
今年は過去最高の16万1365通の応募があり、そのうち「新」は14093通(8・73%)を占めた。協会は政権交代し新内閣が発足したことや、アメリカでも新大統領が就任、イチローの新記録などを象徴したとみている。2位は芸能界、大学などの薬物汚染問題や新型インフルエンザのワクチンなどで「薬」(10184通)となった。3位は政権交代が実現し国民が政治に関心を寄せたことから「政」(5356通)になったと分析する。

007DVDシリーズ、完成!!

2009年12月09日 21時26分24秒 | Weblog
 
  007/慰めの報酬
 
 本日で、ついに集めてきた「007DVDシリーズ全22巻」が完成した。本日の発売が、22巻目となり、「ジェームズ・ボンドDVDコレクション」(アシェット・コレクションズ・ジャパン社が出版)が完結したのである。DVDは、古さを改善したデジタル・リマスター処理を施している。007シリーズが映画となったのは、1962年の「007ドクター・ノオ」が最初の作品だったが、年数を経て、主役のジェームズ・ボンド役も6人が交代し、2008年「007慰めの報酬」という最新作まで22作品が制作されてきたのである。初代のジェームズ・ボンド役のショーン・コネリー(6作品)、2代目ジョージ・レーゼンビー(1作品)、3代目ロジャー・ムーア(7作品)、4代目ティモシー・ダルトン(2作品)、5代目ピアース・ブロスナン(4作品)、そして、現ジェームズ・ボンド役として6代目ダニエル・クレイグ(2作品)が主演する壮大な作品が継承・制作されてきている。何故、007シリーズがこれほど人気があったのかということは、多くの点で人々を魅了したからに他ならない。イギリス諜報部員という実体の無い存在、常にユーモラスと知的さを兼ね備える主人公、しかも英国の好男子が主役、ボンドガールという魅力的な女優が必ず脇を固める、ストーリーの展開が素晴らしい(激しいアクションや機知に満ちた内容等)、その時々のスーパー・アイテムが登場(全て技術者Qの制作)、目を見張るロケ地が多数映像化された等である。この作品群が、全て目の前にある。しかも、007専用ラックに入っている。どれも、素晴らしい映像と、目を見張る展開の作品ばかりである。しかも、古い映像独特の曇った感じは、デジタルリマスター処理で鮮明になっている。この処理をしていない作品を観ると、映像の迫力が全く異なるのである。
 この007シリーズを集めだした当初は、007の全作品を観賞していた訳ではなかった。しかし、この作品を隔週の出版毎に集めだしてからは、本当にこの007シリーズが大好きになってしまった。大きな要因は、現ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグの魅力的な演技によるものだった。「カジノ・ロワイヤル」は、007の「殺しの許可証」を得るまでの人間ボンドの苦悩を、見事に表現していたのである。この作品を観てから、007とういう作品に非常な興味を持ったのである。そして、全作品DVDが解説書と共に出版されだしたので、これを集めないではいられなくなった。そして、本日「完結」したのである。007といえば、初代のショーン・コネリーが最も当てはまる存在だったのである。そして、ロジャー・ムーアは、ニヒルなボンドに、ユーモアを調和させた主役を演じ、大きな興行収入を上げた。ロジャー・ムーアの時代に、興行最高額を達成してもいる。宇宙をテーマにした作品では、開発中のスペース・シャトルまで実物大で登場したのだった。007シリーズは、スパイ映画であるため、米国・ソ連の対峙を背景にしていることが多い。しかし、現在は、この冷戦が終結しているので、全く新しい背景の作品を制作する必要に迫られているのである。

<!-- 「007慰めの報酬」 -->

【ミステリー】驚異の再生力『プラナリア』

2009年12月08日 23時02分51秒 | Weblog
           ventral
 今、再生研究で再び注目を浴びる生物、それがプラナリアだ。プラナリアは川や池といった淡水にすむ生物で、きれいな環境さえあれば日本中どこにでもいる。一見ヒルのようにも見えるが、よく観察すると、2つの眼(寄り目がかわいい)をもっており、なかなかキュートな顔立ちだ。実は、眼だけではなく、筋肉や消化管、脳までももつ、れっきとした動物だ。このプラナリアの何がすごいか。それはイモリ、トカゲやミミズを凌駕する高い再生能力だ。例えば、メスのような物で10個の断片に切る。すると死ぬどころか、全ての断片が一週間ほどで完全な個体へと再生し、10匹のプラナリアになるのだ。
 しかし、何も人に切られるために高い再生能力を備えているわけではない。彼らにとっては増殖の手段なのだ。プラナリアは、通常、ある一定の大きさまで育つと、胴体の中央にある咽頭の少し下でくびれを生じ、2つに切れてやがてそれぞれが個体となる。つまり無性生殖、言い換えればクローン増殖するのだ。さらに驚くべきことは、栄養条件や温度などの環境が悪化すると、自らの体の中に精子と卵子をつくり、受精して新たな遺伝子セットをもった子孫を残すのだ。つまり、無性生殖と有性生殖を使い分け、個体の数を効率的に増やすと同時に、遺伝的多様性も維持することのできる、生命力あふれる生物なのだ。
 この高い再生能力は何によって実現しているのか。プラナリアの再生メカニズムを、細胞、遺伝子レベルで研究しているのは、京都大学生物物理学教室の阿形清和教授だ。約14年前にプラナリアの研究に着手して以来、目覚ましい成果を遂げてきた。その一つが、プラナリアの再生力を支えている全能性幹細胞の同定だ。プラナリアの体には分化全能性を備えた細胞が存在し、それが体中に新たな細胞を供給するとともに、失った組織や器官を再生する源になっていると考えられていた。阿形博士は、その細胞の具体的な同定を目指してきた。
 幸運にも布石は既にあった。プラナリアの組織を電子顕微鏡で観察すると、核が大きくて細胞質が小さい、といった未分化な状態を示す細胞が多数見つかっていたのだ。そしてもう一つの重要な特徴は、放射線によってこれらの細胞が消失する、ということだった。一般的に、分化した細胞は増殖せずに特定の機能を果たすが、未分化な細胞ほど増殖能力が高い。増殖中の細胞は盛んにDNAを複製しているため、放射線を当てられると変異を生じ、死滅する傾向がある。プラナリアはX線を照射されると再生能力を失うことも知られていたため、この細胞こそが、再生力を与えている全能性幹細胞である、と強く確信したのだ。
 この幹細胞を何とか分離したい。そこで阿形博士が用いたのはセルソーティングという最新の技術だ。X線照射の前後でプラナリアの組織から採取した細胞を比較し、照射によって消失する細胞集団を同定、分離することに成功したのだ。ところが、一つ想定外のことがあった。幹細胞らしき細胞がどうやら2種類あるのだ。そこで、これらの細胞をX1およびX2と命名し、それぞれの特徴を詳細に解析した。すると、X1は細胞が大きく、DNAを多く含んでいるのに対し、X2は小さく、細胞質も少ないことが分かった。また、DNAの材料となる分子を与えると、X2はほとんど取り込まなかったが、X1は盛んに吸収した。つまり、X1は盛んに分裂する活発な細胞で、X2は静止期にある冬眠型の細胞らしいのだ。これらの細胞は体内で異なる分布を示し、X2はより表皮側にあり、X1はすぐその内側に存在することも分かった。これらの細胞を合わせると全細胞の10%以上にもなるという。
 また、X1およびX2それぞれに特異的に発現している遺伝子を調べると、それまでに知られていなかった遺伝子を含め、多数の遺伝子が同定された。このうちの一つ、piwiをノックダウンすると、幹細胞が維持できなくなり、再生しなくなることも分かった。
 阿形博士はこれらの結果から、プラナリアの幹細胞には静的な細胞と、活発に増殖する細胞の2種類があると考えている。例えるなら、前者はマスターコピーのような存在で、後者はダビング用のテープだ。マスターコピーは傷つけたくないから必要な時だけダビング用にコピーをとる。そのコピーから沢山の複製をつくり、必要な細胞を供給しているという。また、これらの2種類の幹細胞のほかに、もう一つの役者を想定している。静的な幹細胞を増殖シグナルや分化シグナルから守る微小環境、「ニッチ」の存在だ。幹細胞は一般的に、単独では幹細胞としての性質を維持できない。つまり周囲のさまざまなシグナルから隔離して眠らせておく「ゆりかご」のような存在が必要なのだ。

今年の10大(重大)ニュース?!

2009年12月05日 13時41分10秒 | Weblog

      皆既日食の画像(画像処理済み)
 早いもので、今年も残り1ヶ月を切りましたね。2009年、平成21年も終わろうとしています。1年は本当に早く過ぎ去ってしまいますし、その短い1年でも、実に多くの出来事が起こったのです。
 「2009年の10大(重大)ニュース」として、どんなものがあったのかを回顧してみたいと思うのです。第1位は、先日ユーキャンの流行語大賞にも選ばれた「政権交代」の旗印の下、自民党政権を倒し、新政権を発足させた「民主党 鳩山由紀夫」でしょうね。アメリカの大変革と同様に、ずっと続いてきた自民党政権を覆した功績は大きいですね。このことで、既往の権威や権力から派生しているものは大きく変化しなくてはならないことになったのです。当たり前の予算も、「事業仕分け」によって、ことごとく見直しを余儀なくされており、本当に゛今゛必要なのかを真剣に考える機会も得られたことは、新政権の発足による大きな成果だと感じるのです。
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第2位は、「新型インフルエンザの大流行」でしょうね。多くの人がこのインフルエンザに罹患しています。確かに、鳥インフルエンザほどの強毒性は無いのですが、新しい分子構造のウィルスであるため、人間に免疫が無いことが驚異となっているのです。そのため、かかりやすく発熱しやすいことが大きな危険なのですね。新型ワクチンの接種が始まっていますが、これからは、核兵器等の驚異より、目に見えない微生物からの驚異を心配しなければならないのではないでしょうか。
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第3位は、スポーツにおいてです。世界一の野球は何処かという結論を、日本が示しました。「WBC日本連覇」です。世界最強野球の位置に、日本は2度も着いたのです。本命のアメリカやキューバを破り、日本が世界1位の座を守ったことは、大きな功績だったと思うのです。この時の監督は、巨人の原監督でした。原監督の下、巨人はセ・リーグを制し、日本一にもなったのです。ついでに言わせていただければ、「巨人!万歳!」です。米大リーグにいる日本人で、ヤンキースの松井秀喜は世界一となった上に、日本人初のMVPを受賞しました。マリナーズのイチローは、9年連続200本安打を記録したのです。やはり、世界一クラスの選手を多く排出しているのは、日本であることが立証されたのです。第4位は、米国に初の黒人大統領「バラク・オバマ米国大統領」が誕生したことです。純粋な白人ではない人種で、大統領になったことは、大きな歴史的転換であったと言えます。人種差別もこれからはなくなるのではないでしょうか。「Yes,
We Can.」。
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第5位は、芸能界での「薬物汚染」ですね。清純なアイドル歌手・女優だった酒井法子、押尾忍、中村雅俊の子供までが、麻薬に汚染されていた。なんとも短絡的な状況なのです。第6位は、世界的なポップ界のスーパースター「マイケル・ジャクソンの死」ですね。幼児へのセクハラ等色んな噂があったマイケルが、薬の過剰摂取?によって死去してしまったのです。音楽界のスターが亡くなった事には、本当にショックでした。第7位は、「皆既日食」という天体ショーでしょうか。日本で観測可能となったのは、46年ぶりのこと。しかし、当日は天候が悪く、一部の場所でしか、この天体ショーは観測できなかったのです。でも、この観測時間は6分以上と観測時間も長かったことが感動でした。太陽のコロナやフレアー現象も確認が出来ましたね。第8位は、「裁判員制度スタート」でしょうか。これまで、裁判とは、被告・原告に法曹関係者のみが参加して行なう密室型でしたが、一般人が裁判員として、裁判に参加することで、一般常識による裁判が運営されることになったのです。これは、専門家のみで運営された裁判を大きく変えるものとなりました。
       
第9位は、アカデミー賞外国映画賞に、日本映画「おくりびと」が選ばれたことです。これは、アカデミー賞長編アニメ賞に選ばれた「千と千尋の神隠し」以来の快挙でした。しかも、日本独特の死にかかわる「納棺士」という職業がクローズアップされたのです。死んだ人を、綺麗に黄泉の世界に送り出すこの仕事が、価値観の異なる外国人にも理解されたことは、本当に大きなことであり、偉業であったと思うのです。第10位は、「天皇即位20周年」でしょうか。天皇が即位し、「平成」に元号が変りました。昭和から平成に時代は変ったのです。高度成長期から、低位安定期を迎えた経済・社会は、今後どうなっていくのでしょうか。リーマンショック等で世界的な経済危機に直面した昨年からは、多少戻ってきましたが、今後の世界はどうなっていくのでしょうか?非常に心配です。