メリー・ポピンズの制作秘話を扱った『ウォルト・ディズニーの約束』(原題:Saving MR. BANKS)を見た。今では、アニメ作品以外にも多くの実写版の映画を手がけるディズニーではあるが、この作品に描かれていた時代では、そんな実写版での扱い作品はなかったのではないかっと思う。ディズニーといえば、ミッキーマウスが代表であるように、アニメ制作会社であるという、イメージが強かった。そのため、「メリー・ポピンズ」の著者であるパメラ・トラヴァースも、映画制作に納得しなかった。しかし、ウォルト・ディズニーは娘に、大好きな「メリー・ポピンズ」の映画化を約束していたのである。トラヴァース女史に何度も交渉するも作品にすることの了承が得られず、20年以上の歳月が流れてしまっていたのである。
米ウォルト・ディズニーが、自社の映画製作の裏側を初めて描いた作品で、1964年の名作ミュージカル映画「メリー・ポピンズ」の製作秘話。ウォルト・ディズニーは娘が愛読している児童文学「メリー・ポピンズ」の映画化を熱望し、原作者パメラ・トラヴァースに打診するが、トラヴァースは首を縦に振らない。やがてイギリスからハリウッドへやってきたトラバースは、映画の製作者たちが提案する脚本のアイデアをことごとく却下。なぜトラヴァースは「メリー・ポピンズ」を頑なに守ろうとするのか。その答えが、幼い頃の彼女と父親との関係にあると知ったディズニーは、映画化実現の最後のチャンスをかけ、トラバースにある約束をする。
映画のタイトル、原題は"Saving Mr.Banks"です。"バンクス氏の救済"です。バンクス氏とは『メリー・ポピンズ』に出てくる銀行員のお父さん。これはパメラ・トラヴァースの父親を投影しているものなのです。なので映画化において原作の改変は彼女の思い出への侮辱でもあるわけです。私たちが映画を通して『メリー・ポピンズ』映画化の苦節を知っていきます。いや、原作者パメラ・トラヴァースの苦節を知っていくのです。
この作品には、素晴らしいウォルト・ディズニーの思いが痛烈に出ています。映画にしようという、本当に力強い思いが・・・。
寒い時期には、本当にラーメンが良いのです。
ということで、今日は、仕事で荻窪にやってきた。ここは、ご存知のラーメン激戦区。渋谷や恵比寿、品川もそうであろうが、ここ荻窪も古くからのラーメン店が多く存在する激戦区なのである。ここでの、一番の店は、やはり東京ラーメンを標榜する醤油ベースのあっさりスープがうまい「春木屋本店」であろうと思う。13:40の時刻ではあったが、やはり数人、店の前で並んでいた。美味しい店の前には、行列ができるのである。どんなに寒くても、美味しいラーメン店では、寒い戸外であろうとも行列ができるのである。美味しいものには目がない日本人、特にラーメンについては、この意気込みがみなぎるのである。
ちょっと待った後、前列に並んでいた人達と、店内へ入店できた。私は一人だったので、カウンター席の空いている椅子に、2人連れの先客は奥まったテーブル席へ。お兄さんが、「注文決まったていたら、お聞きします」と。すかさず「チャーシューメンの大盛りに、玉子をお願いします」と私。ここは、ご飯ものがないので、大盛りが良い上、味付け玉子が絶品であるため、これも注文したのであった。
厨房で元気な兄ちゃんたちが、威勢良くラーメンを仕上げている。実にコミカルに動きながら、注文に対応しているのである。これだけ頻繁にお客が入っているのに、注文を間違わないのは流石である。大盛りチャーシュー麺、大盛りワンタン麺、中華そば等注文がいくつもに分かれていても、順番に用意される。この点は、流石に素晴らしい。時々注文も間違えそうなものなのであるが、全くそんなことはなく、忠実に注文通りに品物が提供されるのである。
ほどなくして、大きな丼に入ったチャーシュー麺の大盛りが到着。味付け玉子は別便で先に提供されていた。先ずは春木屋特性のスープを飲んでみる。出汁スープに醤油が実に味わい深くマッチしている。大きな丼なので、全部スープを飲むのは至難の技となる。醤油の奥行が深く、しかも、しょっぱくない、さっぱり味に仕上がっているのである。そして、太いちじれ麺が、すする時にスープを適度に押し上げてくれる。実にうまい。さっぱりした東京ラーメンである。とんこつや魚介ラーメン、鳥だしの白湯スープ等もあるが、やはりラーメンは、醤油出汁の東京ラーメンが最高。あっさり醤油味のラーメンが良いのである。恵比寿にも東京ラーメンがあったが、いつの間にかなくなってしまっていた。そんな意味でも、ここのラーメンは最高の東京ラーメンなのである。そして、今回はチャーシュー麺にしたので、大きくカットされたチャーシューが6~7枚もついている。これまた美味のチャーシューである。シナチクも歯ごたえがあり、実に味わい深い。味付け玉子も、黄身がとろとろで美味しい。
さすが、春木屋本店のラーメンは最高にうまいラーメンなのであった。
昨日は本当に楽しかった。家族、親類が沢山集まり、池袋の「パセラリゾーツ」で新年会が開催されたのである。ここは、カラオケもできるパーティールームを多く完備している料理店。10名程度なので、こじんまりとはなってしまったが、バリ島を思わせる雰囲気の店舗設計にしていることもあり、十分にエキゾティックな感覚を満喫できる。今回は、新年会コースという、コース料理にしたので、飲み放題でコース料理を堪能できた。しかも、13:00からのスタートということもあり、最大18:00まで同一料金で利用できるという、おすすめプランなのである。
喫煙者は皆無なので、孫も参加できた。多くの親類たちに抱かれ、孫も楽しそうであった。初めて見る顔も多かったのだろうと思うので、随分と興奮していたようである。まあ、5ヶ月の乳児なのでお話はできないが、実に良く笑い皆に愛想を振りまいていた。貸切の部屋なので、大声で孫が泣いても周りに気遣うことは不必要なところも、非常に安心できる。新年の集まりなので、色んな話を思い思いにできたので、非常に楽しかった。また、カラオケも相当数の楽曲が映像とともに用意されているので、これまた、メイメイが自分の好きな持ち歌を披露できる。演歌よし、歌謡曲よし、アニメ主題歌よしと、思いに任せて楽しく歌って、飲んで、食べて、談笑したのであった。
こうして、2015年が力強く始動されのである。今年1年がどんな年になるかは分からないが、皆が幸せに楽しく過ごすことが出来ればと、お祈りをしたのであった。
2015年、平成27年元旦である。「新年 明けましておめでとう!!」と声高らかに言いたい。先ほど、初日の出を見ながらの初詣に行ってきた。初日の出は、雲にかかってしまって見られなかったが、近隣の神社にて、「初詣」を行い、今年の無事安泰の祈願を行った。
昨年のように、NHK紅白歌合戦終了後、行く年来る年放送時に「初詣」の実行は、今年止めにして初日の出の時間に初詣を行うことにした。やはり、ご来光を見ながらの参拝が意味があると感じたからである。しかし、雲が地平線を隠していたため叶わなかった。
今年は、どんな年になるのだろうか?昨年は自然災害等多くの出来事が起こった。今年は、静かに安寧な年となってもらいたいものである。