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B級グルメ道⑪ かりんとうの「日本橋錦豊琳(にしきほうりん)」

2009年06月30日 22時48分30秒 | Weblog
         9個入り
 久しぶりのB級グルメ道の投稿である。今回は、グルメというよりは、駄菓子と言った方が適切かもしれない。TVでも話題となった「かりんとうの日本橋錦豊琳(にほんばしにしきほうりん)」である。ここのかりんとうは、すこぶるおいしいと言う噂だった。かりんとうと言えば、甘い駄菓子であるが、ここ錦豊琳のかりんとうは、そんなに甘くなく、また、七味唐辛子味、きんぴらごぼう味、むらさきいも味、竹炭味等、そこらへんに或る黒糖のかりんとう味のものとは、ちょっと違った味のものも取り揃え、14種類の味が楽しめるのである。店は、ここにしかなく、通販もやっていないので、東京八重洲のJR中央口改札内のこの店に買いに来るしか、手に入れる術がない。しかも、いつも行列が出来ており、1時間程度は並ばなければならないので、時間に余裕のある人でないと購入は困難である。今なら、季節限定の「珈琲かりんとう・よもぎかりんとう」の2種類セットが購入できる。
 今日は、全種類のかりんとうを購入した。14種類で、1個330円なので、相当な金額になってしまい、家に帰ると、かみさんにえらい叱られた。(シュン・・・)しかし、むらさきいものかりんとうを食してみると、絶妙に気品ある味である。これは、駄菓子とは呼べない代物。高級菓子と言った方がいいかもしれない。B級グルメの範疇ではないかもしれないのであるが、やはりおいしい。

***紹介記事****************************
 かりっとした食感と、素材本来の自然な風味を大切に生地は
国内産小麦粉を100%使用。じっくりと熟成発酵させたのち、
軽やかに揚げています。野菜や穀類のほか、きんぴらごぼう、
ねぎみそなど日本伝統の味わいをいかした身体と心に優しい
かりんとうです。新しい東京土産のかりんとうを、お得意先や
大切な人へのお贈りものにぜひどうぞ。
店舗情報
〒100-0006
東京都千代田区丸の内1-9-1
JR東日本東京駅構内地下1階「グランスタ」内
[営業時間 8:00~22:00(日祝日は8:00~21:00)・・・年中無休]

今一歩の映画『グエムル -漢江の怪物ー』

2009年06月28日 13時20分56秒 | Weblog

  
 残念ながら、本当に今一歩の映画と言わざるを得ない。韓国の大河・漢江に出現した魚類的な怪物グエムルと対峙する或る家族の愛情の物語『グエムル -漢江の怪物ー』(2006年韓国制作)がそれだ。怪物にさらわれた娘を奪還するために奔走する家族愛がテーマであるのだが、あまりにもコミカル的なパニック映像に、少々嫌気がさしてしまう映画である。そんな内容なのに、放映時間が120分とすこぶる長い。怪物系のパニック映画としては、映像の緊迫感から、2時間もの長さにすることは、観衆の疲労を誘発するので、あまり制作されていないが、この映画は怪物パニック物であるのに、長すぎると感じる。しかも、グエムルそのものの気持ち悪さ、下水溝の中に自分の棲家にしている場所を設定し、獲物(人間の死体)を持ち込むのも、さらにこの気持ち悪さを増幅させ、厳しい嫌悪感さえ感じる。これまで、韓国映画は非常に優秀な出来のものが多くなってきたと感じていたが、この作品は相当に私の韓国映画評価を引き下げる結果になってしまった。
 韓国の人々のオアシスである大河・漢江(ハンガン)に突如出現した怪物を巡る事件に肉迫するパニック映画。怪物出現には、アメリカ薬物研究所が、毒性の強いホルマリンを下水に大量投棄したことで、生物に突然変異を起こさせたと言う薬物公害の側面も持つ。怪物に娘を奪われた一家の奮闘を描く。情けない父親から一変、闘うお父さんを体当たりで演じるのは『南極日誌』のソン・ガンホ。その妹役を『リンダ リンダ リンダ』のペ・ドゥナ、弟役を『殺人の追憶』のパク・ヘイルが演じている。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなどを手がけたニュージーランドのWETAワークショップが、魚に似たリアルな怪物グエムルを作り上げている。
 ソウル市内を流れる川、漢江のほとりで売店を営む一家がいた。家長ヒポンの長男カンドゥは、いい大人なのに店番すら頼りにならないが、娘のヒョンソを愛する気持ちは人一倍強かった。行楽客でにぎわうのどかな午後、人だかりのする方へ行ったカンドゥンは、橋にぶら下がり、うごめく大きな”何か”を目撃する。そして”何か”は土手に這い上がり、あっという間に人々を襲って喰い始めた。そして逃げる途中、娘のヒョンソはその怪物にさらわれてしまう。その夜、一本の電話がカンドゥンにかかってきた。「おとうさん、助けて…」。
 『ほえる犬は噛まない』『殺人の追憶』と作る作品が全て面白い、韓国のポン・ジュノ監督。その長編3作目となる作品が本作。都会のド真ん中に「怪物」が現れ、人々を恐怖に陥れるが、それはゴジラのような怪獣ではなく、恐竜ほどの大きさの動きが素早い魚類的モンスターだ。そしてそれに立ち向かうのは、軍隊や科学者、TVレポーター、ではなく、社会から落ちこぼれたような一家。笑える場面もあるが、しかし本作は決してコメディやパロディではない。残酷なシーンについギャグを入れてしまうスピルバーグ作品にも通じる、シリアスとユーモアが不思議な感じでブレンドされている、独特の持ち味がある作品ではある。平和な大河の土手が一瞬にして阿鼻叫喚の地獄絵図と化してしまう冒頭のシーンは衝撃的である。
   
   

<!-- 「グエムル -漢江の怪物ー」 -->


ロジャー・ムーア主演第1作『007死ぬのは奴らだ』

2009年06月27日 12時45分32秒 | Weblog
               
 007シリーズには、本当にはまってしまった。今回の作品は、ショーン・コネリーに継ぐ人気となったロジャー・ムーア主演の第1作『007死ぬのは奴らだ』(1973年イギリス制作)である。
 この作品は、これまでのボンドが演じてきたお決まりのものが、かなり払拭されている。これは、ロジャー・ムーアが、これまでに作られてきたボンドのイメージでは、あまり乗り気でなかったからだと言われている。ショーン・コネリーに次回作を打診したトム・マンキウィッツは、「人生で欲しかった2つのものはもう手に入れた。(ゴルフコースと自分の銀行)」と断られていたため、代わりのジェームズ・ボンド役を探す必要があり、これまで選考で何度か候補に挙がったロジャー・ムーアに依頼するしかなかったからであった。払拭されたものは、例えばマティーニの注文時。「ステアじゃなくシェイクで」とは言わなくしたり、長い葉巻を愛用するといった点がこれまでのボンドとは異なる。また、スコットランド訛りのロジャー・ムーアは、「ボンド。ジェームズ・ボンド」という挨拶時の言葉を言うのに、かなり苦労したと言うことである。また、今回の敵役は、すべて黒人俳優であることも、これまでの「007」シリーズの常識を打ち破っている。黒人の麻薬犯罪王で、スメルシュの諜報部員であるMr.ビッグ役兼政治家カナンガ役にヤフェット・コットー、ブードゥー教カルト教祖のサメディ男爵役にジェフリー・ホールダー、とぼけたCIA協力者のボンドガールにグロリア・ヘンドリー等、かなり奇抜に黒人配役を設定している。
 また、ボンド役の年齢を見てみると、ロジャー・ムーアはこの時45歳、これは最高齢の007デビューでもある。デビューの年齢を見ると、初代ボンド役ショーン・コネリーは32歳、2代目ボンド役ジョージ・レーゼンビーは30歳、4代目ティモシー・ダルトンは43歳、5代目ピアース・ブロスナンは44歳、6代目ダニエル・クレイグは38歳。しかし、ロジャー・ムーアは、最高齢のデビューとは思わせない快活なボンドを演じている。この当時、すでにショーン・コネリーより年上だったのに、若返ってスマートでかっこよく見える。その初登場からしてベッドシーン。しかも、そのとき、映画では初めてボンドの自宅にMとマネーペニーが訪問。
※キッチンで、ボンドがエスプレッソを作ったマシン。「ダイヤルM」にも登場。
『ラ・パヴォーニ(ラパヴォーニ) エスプレッソマシーン PROFESSIONAL PL 1...』
                     
今回の舞台はアメリカ!
麻薬王、片手が義手の殺し屋、呪術宗教の男爵らと颯爽と闘い大活躍。
 当時一般にはほとんど知られていなかったハングライダー(スカイカイトとも言っていた)を操ったり、ワルサーPPKだけではなく、リボルバーを使ったりするのも新鮮。(「ダーティ・ハリー」の影響といわれてます。)
もちろん秘密兵器も登場しますが、ハングライダー以外は、時計や盗聴器発見器といった小物が、リアルに使われる。
 本作でのアクション・シーンの目玉は、ジェット・モーターボートでのチェイス!!ほかの映画では見られない、モーターボートが空を飛び、地を走るチェイスシーンは必見!!しかも、秘密兵器とかではなく市販のモーターボート。
他にも、飛行場や、2階建てバスでのカーチェイスなど盛りだくさん。
 タイトル"LIVE and LET DIE"は、ことわざの"live and let live"(世の中は持ちつ持たれつ)をもじったブラックユーモアのようだ。洒落てる上に、それを「死ぬのは奴らだ」と訳したのもうまい!(原作小説の翻訳時)。

<!-- 「007死ぬのは奴らだ」 -->

悲しい訃報

2009年06月27日 00時48分47秒 | Weblog
     情報BOX:M・ジャクソンさんの訃報に悲しみの声
 本日は、実に悲しい訃報が飛び込んできた。アメリカのポップス界のスーパースターであるマイケル・ジャクソン(50)が、亡くなったという悲しい知らせである。最近は。歌よりも奇行が目立ったマイケルであったが、絶妙なダンスと歌声は、素晴らしいものがあった。しかも、ロンドン公演を控えての突然の訃報には、全世界が参ってしまったのである。

<記事>
[25日 ロイター] 米ポップ歌手マイケル・ジャクソンさんが25日、ロサンゼルスで死亡した。50歳だった。突然の死を惜しむ声が、続々と寄せられている。
 ◎故エルビス・プレスリーさんの娘で1990年代にジャクソンさんと結婚していたリサ・マリー・プレスリーさん
 とても悲しく、あらゆる感情が押し寄せて混乱している。彼や家族にとってすべてだった彼の子どもたちのことを考えると、心が痛む。あらゆる意味で大きな損失だ。言葉が出ない。
 ◎アルバム「スリラー」のアレンジを手掛けたプロデューサーのクインシー・ジョーンズさん
 この悲劇的な予期せぬ知らせに非常にショックを受けている。突然に、こんなに若くしてマイケルがいなくなってしまうとは言葉がない。完璧なエンターテイナーだった彼の功績や遺産は、世界中で永遠に残り続けるだろう。私は今日、弟をなくした。私の心の一部も彼と一緒になくなった。
 ◎友人で女優のエリザベス・テイラーさんの代理人
 (テイラーさんは)友人の死に大きなショックを受けており、今の段階でコメントできる状態ではない。
 ◎長年の友人で女優のブルック・シールズさん
 真の友であるマイケルを失い、悲しみに襲われている。彼は特別な友人であり、アーティストであり、世界中の人々に多くをもたらした。家族やファンともに、彼の素晴らしい人生を称えるとともに、早過ぎる死を悼んでいる。
 ◎ポップ歌手マドンナさん
 悲しい知らせに涙を止めることができない。ジャクソンさんを常に尊敬していた。偉大な人を失ったが、彼の音楽は永遠に生き続ける。3人の子どもたちや家族が、気の毒でならない。
 ◎米ロックバンド、ガンズ・アンド・ローゼズの元ギタリストで、「ブラック・オア・ホワイト」で演奏したスラッシュさん
 本当に悲しい知らせ。天性の才能を持った人だった。
 ◎友人で歌手のライザ・ミネリさん
 親切で純粋ですばらしい人であり、最も偉大なエンターテイナーの1人だった。大好きだったし、彼のいないことを今後ずっとさみしく思うだろう。
 ◎歌手ドナ・サマーさん
 とてもショックだった。マイケルは完璧になるまで止まることがなく、完璧になってもそれを維持する人だった。
 ◎長年の親しい友人で超能力者として知られるユリ・ゲラーさん
 子ども時代を失い、突然有名になり、伝説になり億万長者になった。大変な人生だったと思う。
 ◎歌手ジャスティン・ティンバーレイクさん
 マイケルの他界が自分にとってどれだけ悲しいことか、表現できる言葉が見つからない。われわれは天才を失い、ポップミュージックだけでなく、すべての音楽の大使を失った。彼はいくつもの世代にインスピレーションを与えてきた。ステージで一緒に過ごしたこと、彼から音楽について学んだこと、いつまでも大切に心にしまっておく。
 ◎映画監督スティーブン・スピルバーグさん
 フレッド・アステアやチャック・ベリー、エルビス・プレスリーが不世出だったように、マイケル・ジャクソンに匹敵する人はもう2度と現れないだろう。彼の才能、驚き、ミステリーがマイケルを伝説にする。
 
            70年代を代表するセックス・アイコンとして名をはせた米女優のファラ・フォーセットさん(photo:Variety)

 そして、もう一つの訃報が、「チャーリーズ・エンジェル」シリーズの初代エンジェルだったファラ・フォーセット・メジャーズ(62)の逝去である。テレビシリーズ「地上最強の女たち!チャーリーズ・エンジェル」などで、70年代を代表するセックス・アイコンとして名をはせた米女優のファラ・フォーセットが米西海岸時間25日(木)午前9時半過ぎ、カリフォルニア州サンタモニカの病院で亡くなった。62歳だった。
 
フォーセットは2006年から肛門がんと闘っていた。長い間のパートナーだった米俳優のライアン・オニールと友人が最期を看取ったという。

 「長期にわたる勇敢ながんとの闘いの末、皆に愛されたファラは天に召されました」とオニールは語った。かつて恋人だったオニールは、フォーセットさんががんに冒されてから復縁、つい先日にはフォーセットさんと結婚の約束をしたことを明かし、「出来るだけ早く結婚したい」と語っていた。

 ともに「初代エンジェル」を演じた2人からも弔辞が寄せられた。「ファラには勇気と強さと信念があった。今は、本当の“天使たち”とともに安らかに休んでほしい」(ジャクリーン・スミス)「彼女は素晴らしく勇敢だった。神は両手を広げて彼女を迎えてくれるでしょう」(シェリル・ラッド)

 フォーセットさんは1947年にテキサス州で生まれ、70年に『あの愛をふたたび』で映画デビュー。76年スタートの「チャーリーズ・エンジェル」で初代エンジェルの1人、ジルを演じ、爆発的な人気を得た。『シャレ―ド‘79』『サンバーン』『キャノンボール』など話題作にも出演、風になびくブロンドの髪と魅力的な笑顔、セクシーなスタイルをトレードマークに世界中の男性を魅了した。有名な水着姿のポスターは600万枚を売り上げたという。またレイヤードのヘアスタイルは当時、女性の間で大きな流行を呼んだ。

 80年代以降はよりシリアスな役に挑戦するようになり、84年のテレビドラマ“The Burning Bed”では特に高い評価を受けた。

 73年にリー・メジャースと結婚したが82年に離婚。85年にオニールとの間に一児をもうけている。


冒険巨編『ハムナプトラ3』

2009年06月20日 23時21分45秒 | Weblog

          
 このハムナプトラ・シリーズは、多彩なCGを駆使した冒険巨編である。対抗作品が「インディー・ジョーンズ」シリーズであるため、そうそう手を抜けない作品作りが必要なのだが、ハムナプトラの背景は「古代エジプト」であるため、ミイラの復活が中心。これまでの2作品は、すべて古代エジプトでのミイラ復活がストーリーの主要な展開であった。しかし、今回の『ハムナプトラ3』(2008年アメリカ制作)は、古代中国の秦時代がテーマ、そして邪悪な皇帝は、「始皇帝」を想定したものである。先般発掘された「秦時代の兵馬俑の兵士」が、ストーリー内に登場する。
 エジプトを舞台とした『ハムナプトラ』1、2では、エジプト側(?)の登場人物たちもハリウッド俳優で固めることができたが、舞台を中国に移すと、中国人俳優の出演が不可欠。そこで、注目されるのがその顔ぶれだが、李連杰(ジェット・リー)の出演はロブ・コーエンが監督を引き受けるについての絶対条件だったらしい。したがって、ジェット・リーの他、楊紫瓊(ミシェル・ヨー)が出演できたのは、ロブ・コーエン監督にとって期待以上の満足。
 
 1946年、ロンドン。かつてエジプトでミイラ相手に死闘を繰り広げたことが縁で結婚したリック(ブレンダン・フレイザー)とエヴリン(マリア・ベロ)のオコーネル夫妻だが、平穏な日々が流れていく中、いつしか2人は倦怠(けんたい)期を迎えていた。そんなある日、リックのもとに外務省から新たな任務が舞い込んだ。“シャングリラの眼”という巨大なブルーダイヤを上海の博物館に返還してほしいというのだ。早速夫婦そろって上海を訪れるが、彼らはそこで思わぬ人物と遭遇するのだった。
          
 その人物とは、留学しているはずの息子アレックス(ルーク・フォード)。何と彼は親に内緒で大学を中退し、中国で発掘調査に参加。2千年前の皇帝陵を発見するという考古学史上に残る偉業を達成していたのだ。そして事件が起こる。上海博物館の館長が、中国を世界最強国にしようと企てるヤン将軍(アンソニー・ウォン)と組んで、アレックスが発見した皇帝のミイラを復活させようとしていたのだ。その復活の儀式に必要なものこそ、リックが持ち込んだ“シャングリラの眼”だった。
          
 オコーネル一家の努力もむなしく、ついに復活してしまった皇帝(ジェット・リー)は、強大なパワーを取り戻そうと「不死の泉の霊水」があるシャングリラを目指していた。その入口であるヒマラヤで待ち伏せするリックたち。そこには霊水の力によって2千年間生き続けた女性ツイ・ユアン(ミシェル・ヨー)がいた。かつて呪術師の娘として皇帝に仕えていた彼女は、自分を襲った悲劇、そして皇帝の野望を打ち砕く秘策をリックたちに語るのだった。一方、皇帝も霊水を飲んでしまい……。
          


 


ラーメン道⑩北海道ラーメン『むつみ屋』

2009年06月18日 21時51分04秒 | Weblog

              
 本日は、久々にラーメンを食して帰ってきた。東京駅八重洲地下街に6月17日オープンした「東京ラーメンストリート」の中の1軒、北海道ラーメンの『むつみ屋』で、特製みそラーメン(870円)を食したのだ。合わせ味噌に、独特のダシがちょうど良く馴染んでいる、最高においしいスープ。そして、黄色く輝くチジれ麺、深いコクのある味付玉子(100円)をトッピングして、970円也。開店2日目と言うことで、4軒の店の前は、長蛇の行列となっていた。「むつみ屋」は、34席と比較的広いため、列に並ぶも15分ほどで入店できた。並んでいた時の注文なので、程なく特製みそラーメンが運ばれてきた。濃厚そうなスープも、意外にあっさりしているが、コクがあっておいしい。麺も歯ごたえのある麺で、ちじれが程よくスープをすくい上げてくれる。この「むつみ屋」の特徴は、スープは北海道の月形で作っていることが特徴。ラードを熱くし、北海道の地元の水でだしをとり、千切り玉ねぎをいためて、スープに入れ込む。この玉ねぎの甘さが、実に良いのである。大きなシナチク、とろっとしたチャーシューも絶品。味噌ラーメンは、あたりはずれが多いが、この「むつみ屋」のみそラーメンは、大当たりと言えるものである。
         
 *炒めた高菜と玉ねぎが、濃厚な特製味噌スープのアクセントに。ほんのり香る隠し味の酒粕がコクの深い旨みを演出しています。


贖罪と生きること『アイシテル~海容~』(最終話)

2009年06月17日 23時16分08秒 | Weblog
            アイシテル~海容 前編 (1) (KCデラックス) アイシテル~海容 後編 (2)
 日本TVで放映されてきた連続ドラマ『アイシテル~海容~』が最終話(連続10話)を迎えた。この10話をすべて見てきたが、本当に重い話の展開だった。殺人とは・・、贖罪と生きていくこととは・・、人を許すこと・・、家族の愛とは・・、色んなテーマが散りばめられた、最近の中では抜きん出た素晴らしいドラマだったと思う。最終回の中で、智也が、「僕なんか、生まれてこなければ良かったんだ」と言うシーンがある。この時、さつきは智也をひっぱたき、「生まれてきちゃいけない命なんて無い。生まれてくることに意味があるの。」と返す。このやり取りは、衝撃的な重みを感じた。どんな命でも、生まれてくることに重要な意味があり、とても大切なのだと言うことである。

<ストーリー>*******************************
 アイシテル(最終回)◇聖子(板谷由夏)からの手紙を読んださつき(稲森いずみ)は、清貴(佐藤詩音)の墓前で聖子と対面。土下座をして謝るさつきに、聖子は涙を流しながら清貴のためにも、智也(嘉数一星)と共に生きてほしいと告げる。そんな2人を秀昭(佐野史郎)は遠くから見守る。1年後、智也が施設を退所し、さつきと和彦(山本太郎)のもとに帰る。2人は智也をしっかり受け止めるが、智也は居心地の悪さを隠せない。智也は施設に戻りたいと富田(田中美佐子)に話し、さつきにも思いを打ち明ける。一方、美帆子(川島海荷)はインターネットで智也の退所を知り、衝動的に彼を捜そうとする。
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 日本テレビが送る連続ドラマ「アイシテル~海容~(アイシテル~かいよう~)」 2009年4月15日からスタートしていましたが、このたび2009年6月17日に最終回を迎えます。
このドラマは、息子が殺人事件の容疑者になった母親の苦悩を描いた作品で、家族の在り方や子供との向き合い方に迫るストーリーに仕上がっています。 伊藤実による漫画「アイシテル~海容~」(下記参照)をもとに制作されており、タイトルの「海容」には過ち・罪を広い海のような心を持って接していくという想いが込められているとのこと。 暗くて重いテーマですが、被害者と加害者というそれぞれの家族の物語が余すところなく描かれています。
 キャストでは、稲森いずみが主役の母親・野口さつきとして登場~ 日本テレビの連ドラ主演は「探偵家族」以来約7年ぶりとなる稲森さんですが、今回は加害者家族の母親という難しい役どころをどのように演じていくのか注目した人も多かったでしょうか。 その他、板谷由夏・山本太郎・川島海荷・嘉数一星・佐藤詩音・田畑智子・佐野史郎・田中美佐子・ダンカンなどのキャストが脇を固めていました。 個人的には、稲森いずみの妹を演じる田畑智子さんに注目したかな♪ また、被害者家族の娘役を演じた川島海荷さんもフレッシュな演技を披露しており、今後の活躍ぶりが期待されるところでしょう。
 なお、視聴率は常に10%半ばをマークしており、今クールのドラマの中ではまずまずの数字を叩き出しました。 

興奮の水中戦『007サンダーボール作戦』

2009年06月13日 13時16分00秒 | Weblog
         007/サンダーボール作戦
 またまた、楽しみなジェームズ・ボンド主演の復刻版DVD『007サンダーボール作戦』(1965年イギリス制作)の紹介です。このシリーズは、本当に楽しんで映像を観れる点が素晴らしい。ジェームズ・ボンド役のショーン・コネリーは、まさに歴代ボンドの中でも、ミスター・ボンドと言われるくらいに、この役を的確にこなしている。今回は、NATO軍のヴァルカン爆撃機に積まれた2発の原子爆弾が、爆撃機ごとテロ組織スペクターに奪われる物語。全「00(ダブルオー)」諜報部員に命じられたのが、原爆探査の「サンダーボール作戦」である。この作品では、海の中が舞台の中心である。多くのシーンが、水中での格闘シーンなのである。今回も多彩な新兵器が登場する。ロス五輪で使用されたベル社のジェット・パック(正式名称は、「ベル・エアロシステムズ・ロケットベルト」)は、ジェットボンベを背中に背負い、空中を時速100kmで飛行可能な優れもの。ボンドカーは、「アストンマーチン D85」で、可動式防弾壁を装備する。
 主題歌には当初 “Mr. Kiss-Kiss Bang-Bang” という曲が用意されており、
シャーリー・バッシーでこれを録音までしていた(後に同じ曲をディオンヌ・ワーウィックであらためて録音している)。ところが公開日が近づくにつれプロデューサーが「曲名が映画のタイトルと異なり、歌詞で映画のタイトルを一言も言わず、しかもボンドの色男ぶりが女性の視点から語られる」という歌に不安を抱くようになり、急遽 “Thunderball” を書かせてこれと差し替え、“Mr. Kiss-Kiss Bang-Bang” の方はインストゥルメンタルとして劇中に挿入した。
             


 原子爆弾2発を搭載したNATO空軍のヴァルカン爆撃機が訓練中に消息を絶ち、その後犯罪組織「スペクター」が奪った原爆と引き換えにNATOに対して一億ポンド相当のダイヤモンドを要求してきた。英国情報部は00要員全員に調査指令「サンダーボール作戦」を発令。ボンドはバハマのナッソーへ飛び、そこで爆撃機に搭乗していたNATO空軍少佐の妹ドミノに接近する。ドミノの後見人ラルゴは、実はスペクターの幹部として爆撃機奪取を指揮した男だった。ボンドは命がけで核爆弾を捜索する…。多数の秘密兵器でラルゴに挑むボンドの活躍を描いた作品。
 
       
007/サンダーボール作戦 007/サンダーボール作戦 007/サンダーボール作戦 007/サンダーボール作戦

<!-- 「007サンダーボール作戦」 -->

【ミステリー】真実の話?『ノアの箱舟』

2009年06月09日 23時35分35秒 | Weblog
             
 人間が神の怒りを買ったことが、人類史上2回ある。それは、「バベルの塔」建設と、「ノアの箱舟」神話における大洪水である。
 旧約聖書では、紀元前2000年頃、バビロニアにおける「バベルの塔」建設の話が出てくる。バビロン人たちは粘土を焼いてレンガを造り、天まで届く塔を建てようとした。人間が神の住処の高みに到達し、神と肩を並べる野心を抱いたことを意味していた。神はそれを反逆と受け取り、彼らの言葉を混乱させ、互いに通じ合わないようにするという手段に打って出た。人類は様々な言語をしゃべることで意思が通じなくなり、人々はここを去ったという話である。
 もう一つが、『ノアの箱舟』における洪水伝説である。これも旧約聖書の物語である。神がアダムとイヴを創造して10世代が過ぎた頃、地上には悪がはびこるようになった。「世は神の前に乱れ、暴虐が地に満ちた」と創世記は記している。巷に暴力や争い、盗みが溢れた。人々は淫乱にもなり、男色や獣淫に耽りもした。その様子を見た神は、人間を創造したことを後悔した。しかし、神はバビロニアに住んでいた正義の人ノアにだけには、世にも恐ろしい「人間リセット計画」を打ち明ける。「私は地の上に洪水を送って、命の息のある肉なるものを、みな天の下から滅ぼし去る」と。そして、箱舟を造り、彼の家族とあらゆる種類の鳥と哺乳類、爬虫類などを一つがいずつ集めるように命じた。オーク材の箱舟の建造に取り掛かるノアを見て、人々は嘲り笑った。時が来ると、神は箱舟の戸を閉めた。凄まじい量の雨が地上に降り始めた。紀元前2500年頃の事と言われている。大雨は40日間続き、地上の生き物は溺れ息絶えた。水が引くまでに、さらに150日かかり、漂流の果てにたどり着いたのが、800km先のアララト山だった。
      
 ノアの箱舟が到着したとして知られるアララト山はトルコ東部に位置し、ヨーロッパや中近東でもっとも高い標高5,166mです。休火山で最後の噴火は1840年6月2日でした。上部3分の1が常に雪に覆われており、頂上付近は氷の状態です。 昔からアララト山にノアの箱舟の存在が信じられていた。そして近年になりいろいろな発見がされ、紀元前3000~4000年前の糸杉でできた巨大構造物が発見され、聖書に描写される箱舟と非常に似ているとして調査が開始されている。

迫力満点!!『007ワールド・イズ・ノット・イナフ』

2009年06月07日 15時29分25秒 | Weblog
      007/ワールド・イズ・ノット・イナフ   
 007シリーズの19作目がピアース・ブロスナン主演の『007ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999年イギリス制作)だ。この作品は、ピアース・ブロスナンがジェムーズ・ボンド役となって3作品目となり、かなり、過激なボンド役になってきている。今回は、見所が多い。先ず、英国女王陛下が創設した情報機関「MI6」の建物(本物)が映る。荘厳な石造りの立派な建物であるが、石油王キングの爆弾による暗殺の場所となる。そして、「Q]の作ったジェット・ボート(サンシーカー34パワーボート)に乗ったボンドが、この建物から犯人シガー・ガール(マリア・グラツィア・クチノッタ)を追いかけるために、飛び出て登場するシーンも、中々のもの。このジェット・ボートは、水面だけではなく、路地も高速で滑走するほどのもので、オープニングのこの追跡シーンは、度肝を抜かれる。(このジェットボートは、当時のお金で4,600万円の代物)また、ボンドカーも凄い。BMW-Z8のスポーツカーで、遠隔操作で始動する優れもの。ヘリコプターへは、地対空ミサイルで迎撃できる高性能スーパーカーなのであるが、ヘリコプターにぶら下げられた巨大カッターで、真っ二つにされてしまう哀れな車でもある。最後には核兵器化する原子力潜水艦まで登場するのである。この作品の題名である「ワールド・イズ・ノット・イナフ」は、「世界を手に入れても、まだ足りない」との意。しかし、残念なのは、発明技術者「Q」役のデスモンド・リュウェリンは、007シリーズ17作品に出演するも、この作品が最後となった。1999年12月に自動車事故で他界してしまったのである。
 娯楽映画の金字塔、007シリーズ第19作。5代目ボンド、ピアース・ブロスナンが石油パイプラインを狙うテロリストと攻防戦を繰り広げる。冒頭のモーターボートチェイスから海や雪山を舞台に、手に汗握るアクションシーンが満点。ソフィー・マルソー、デニース・リチャーズ共演。MI6本部で石油王が暗殺される。その影に国際的テロリスト集団の影を感じたボンドは、彼に誘拐された過去を持つ石油王の娘の護衛に就く。
    007/ワールド・イズ・ノット・イナフ 007/ワールド・イズ・ノット・イナフ 007/ワールド・イズ・ノット・イナフ 007/ワールド・イズ・ノット・イナフ

<!-- 「007ワールド・イズ・ノット・イナフ」 -->