久々に驚愕のドラマシリーズを購入した。ディアゴスティーニ社が発刊した「円谷プロ特撮ドラマシリーズ」である。特撮黎明期に放映された革新的な連続ドラマシリーズ『ウルトラQ』、『快獣ブースカ』、『怪奇大作戦』等の作品群をもれなく網羅したシリーズの発売である。
"特撮の神様"円谷英二が手がけた『ウルトラQ』の大ヒット以降、円谷プロは高度経済成長期のTVの普及と足並みをそろえるように、特撮ドラマの数々をお茶の間に届けてきた。『ウルトラQ』に続く、ウルトラマンシリーズという空想特撮ドラマシリーズを手がけたのである。また、SRIの活動を追った『怪奇大作戦』は、この世のものとも思えない怪奇事件を、科学の目で解き明かしていく素晴らしいドラマであった。
幼少の頃、この円谷英二の作品には、本当に惚れ込んでしまった。東宝の「ゴジラシリーズ」を手がけたことで、自身の特撮撮影や精巧なミニチュアを作ることに長けていた円谷英二が、特撮を駆使し、怪獣を活用した歴史に残るドラマを作ったのである。ウルトラマンシリーズは、ウルトラQ以降50年もの間、多くの少年に支持される作品シリーズとなったのである。
この素晴らしい特撮ドラマが、シリーズ全部をDVD化したことで、当時の感動が蘇ったのである。幼き頃、心をときめかせて、TVに食い入るように見入っていた当時の作品を、今こうして再度見れることに感動なのである。もちろん、「ウルトラQ」や「ウルトラマン」シリーズは、市販されているDVDでも見れるが、「快獣ブースカ」、「マイティジャック」、「怪奇大作戦」等は中々市販のDVDにはない。これが復刻版として見れることに感動なのである。
先ごろ、第28回サラリーマン川柳のBEST10が発表された。このサラリーマン川柳は、毎回その時代を反映した内容が詠まれていて、非常に面白いのである。
サラリーマンの悲哀、家庭での悲哀や愚痴、そんな内容が散りばめられていて、納得したり、共感したり、感動したりなのである。
最近、不倫による芸能界のスキャンダルが連日報道されている。まあ、このような事件は、「週刊文春」によるスクープ記事によるところが多い。
あの清楚な女性であるハーフタレントのベッキーは、ロックバンド「ゲスの極め乙女。」の川谷絵音(えのん)との不倫、略奪愛をスクープされたことから、契約CM10社すべてが、CMからの悪印象を毛嫌いして降板させられた。しかも、ベッキーがMCを務めていたTV番組、ラジオ番組全てが出演見送りということになってきた。このような状況のベッキーは心身衰弱激しく激やせ状況という。一方、妻がありながら隠してベッキーと付き合ったゲスの極みと言える川谷絵音は、妻からの離婚届に署名・捺印することを回避し、妻とのヨリを戻そうとしているらしい。LINEでの゜卒業(離婚を意味する隠語)゜を断念し元の鞘の戻そうということなのであろうか?ベッキーは、このような状況を知ってか知らずか、川谷との結婚を進めたいと一途な気持ちであるようだ、例え、すべての仕事が無くなっても川谷とのゴールインを目指す、凄まじい気持ちのようだ。初めての愛が、既婚者だったことから燃えてしまった愛の火を消すことはできないようなのである。そんなに川谷という存在は、ベッキーにとって重要な存在なのか?「痘痕も靨」と言われるくらいに、燃え盛った愛は全てを盲目とさせてしまうものなのか?清原の覚醒剤中毒以上のものなのかも知れない。芸能界を暴力団との付き合いをスクープされ引退した島田紳助は言う。「全てを失ってもその人に愛を注ぐベッキーは、純粋なものであり、誰でもできることではない。素晴らしいことではないのか」と。全てを失っての愛は、本当に素晴らしと感じるが、ゲスの極み乙女。の川谷絵音は、それに値する人物なのであろうか?こともあろうに、売れない時から支えていたファンと昨年結婚したにも関わらず、ベッキーに好かれたことから、その妻と離婚しベッキーと一緒になろうと画策していた。そのやりとりがLINEに記載されていたが、この全てが公になってしまった。このような輩を好きになってしまったベッキーにとって事故であったと言えるのであろうが、どう見ても純粋な愛の対象ではないような気がする。また、ベッキー自体にも、純粋な乙女という側面ではない、相当なドロドロとした暗部を持っている女だという指摘もある。どれが正確に言い当てているのかは皆目分からないが、不倫はダメである。純粋な男女の愛には、拍手を贈りたいが・・・・・・。
そんな世相とは違って、男女の愛や恋をジュエットする歌を聞いてみたいと思うのである。確かに、不倫や略奪愛も含まれるが、そんな中で、かけひき無しで人を好きになることは、大事なことなのではないだろうか?
<劇画「愛と誠」より>
愛――
人を愛することだけはこの世を支配する法則とは別世界のものです。
この世の法則――
それは人間が幸福に生きていくことです。
幸福に生きるために利益をあげ、不利益をさけることです。
でも愛だけは愛する人のために、自分の不利益をも選ばせる力をもちます。
事業は利益追求の代表です。
ですから形成に応じて変化する必要もあるでしょうが、真の愛は不変です。
真の愛は報酬を求めぬ故に。
「愛は死よりも強し」
この言葉を最近ずっしり実感できるようになりました。
どうかしばらく旅立つことをお許しください……。