一番目、という言葉はあいまいで分かりにくい言葉。
なにの一番目なのか、いつからの一番目なのか。
一番目、は基準があって、それから一番目という相対的な言葉。
基準はなにか?
停止位置まで行って待機、それから一番目ということになる。
着陸機よりも先になる。
着陸機の後に、一番目なら、そう言わないと、着陸が基準とはわからない言葉。
それ言ってないから。
能登半島地震で、緊急離陸が必要なので、管制官が配慮してくれたのだ、と解釈したのだろう。
だから「一番目、ありがとう」
基準をはっきりさせるなら、「JAL機着陸後、C滑走路へ入ってください」とか「17:47 離陸許可」とか言えば、あいまいではないので、今回のような事故は起こらなかっただろう。1番目、が不要な言葉だっただろう。
もしかすると、管制官は2人いて、それぞれの機を誘導していて、連携が取れてなかったのかもしれない。1人とか2人とかは、はっきり言ってないから。
テレビでプレバトみてますが、一言一言、適格か、あいまいか、いつもはっきり指摘されてますよ。
特に、仕事や実務ではあいまいな表現や考えさせる表現は使わないようにしてますけど。
海保は日ごろから指示通りに行動する訓練をしているから、今回も指示通りに行動したはずですよ。
海保は人命にかかわるような事案とか、国際問題になるかもしれないような事案が日常的にありますから。
能登半島地震で、家が崩れたり、焼けたり、人が亡くなったり、水や食料不足で、大災害が起きている。それを救援するための海保機。
新千歳発羽田着JAL516便 。かたや年末年始を北海道ですごした人たち。
世界をみれば、ロシアとウクライナ、イスラエルとパレスチナ、朝鮮半島の緊張状態など。
個人の自由とはいえ、この温度差を考えさせられる衝撃的な事故だった。
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