今日は懐かしい写真をいただいたのでご紹介いたします。
画像は昭和60年国鉄明知線最後の年、国鉄の車両と明知鉄道の車両が阿木駅で並んでいる所を撮影したものです。
なぜ国鉄の車両と明知鉄道の車両が並んでいるのかというと、当時「アケチ型」が富士重工業から納品?された後、定期列車の運転時刻の合間を利用し試運転及び乗務員の訓練運転を行っていたためで、定期列車だった国鉄の「キハ52」と試運転の「アケチ型」が並んだわけです。
当時の阿木駅は交換可能駅で、画像からわかるように大きな桜の木があったのです。今とは違いますよね?(笑)
車両の事で少しお話しますと、画像右側の国鉄製造「キハ52」は昭和40年製造で画像左側の「アケチ型」は昭和60年製造です。何が言いたいのかというと「キハ52」はこのブログで何回も出てきているように今も現役でJRで活躍していますが、昭和60年に製造された「アケチ型」は平成11年には全廃となっています。これにはいろいろな理由があるのですが…また後日お話しましょう
※「アケチ5」と「キハ52-122」阿木駅
撮影者 荒巻克彦 氏