今月は以前お伝えしたようにお仕事ばかりの1ヶ月になりました、そのためか短く感じた1ヶ月のような気がします。
今月末、当社のある1人の駅長さん(K駅長)が定年退職を迎えられました
この駅長さん、今の私の人生にとってはとても重要な人でした。
私が中学3年生だった頃、私はなりゆきで岩村駅の1日駅長をする事になったのです、その時岩村駅へ伺うとK駅長が案内をしてくださいました。
これが私が初めて明知鉄道と客としてでなく、深く係わった時になるのです。
今から約8年も前の話です。
私が高校生になると明知鉄道で通学しお世話になり、社会人になって明知鉄道に入社すると仕事を教えていただきお世話になり、私の人生の3分の1をK駅長のお世話になっているわけであります。
そんなk駅長は国鉄時代は急行「赤倉」や寝台特急「金星」等にも乗車したことのあるベテランの乗務員
縁あって明知鉄道に来られ、私は過去のいろいろな出来事のお話をよく聞かせていただいたものです。
そんな駅長が定年退職…残念です
2007年問題という問題がありましたが、現在明知鉄道では、まさにこの問題の末期症状が発生中です
明知鉄道を利用した事のある方ならお解かりでしょう?
鉄道は技術職でもあります、正直開業から続いてきた安全のための技術も、継承する若者が居なくてはきっと会社はダメになるでしょう
また、技術継承をしっかり受け継いだ者でなければ、後輩に指導や経験を伝授することはできず、本物の鉄道マンは存在しなくなるのではないでしょうか?
当社の給与は多くありません、また仕事は半端じゃなく厳しいです。
それでも明知鉄道で働きたい
という方、当社本社の重い玄関の扉を叩いてみてはいかがでしょうか?
生半可な気持ちの気持ちの方はご遠慮します、それでもよければ、ですが…
追伸:駅長
まずは一区切り、お疲れ様でした
画像はK駅長と若かりし日の管理人です