グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

少雨傾向で “害虫”が活発化。

2016-08-09 11:47:22 | Weblog
少雨傾向で “害虫”が活発化。

台風の発生が少なく少雨傾向 と いうことで、2013年の回の再掲
載です。同じく増加傾向のハチの巣の回と あわせてよろしかったら。

 ↓

『少雨で“害虫”が活発化。』

“観測史上最も降雨量が少なかった春〔3~5月〕であった”という気象
庁の観測結果が発表された今年の西日本。そんな西日本では、降水量
の減少により局地的にとくに 毛虫が大発生する傾向 にあります。

そんな毛虫の一種であるマイマイガやアメリカシロヒトリが、街路樹や
庭木そして、果樹園などさまざまな樹木で大発生しているようすを全国
の新聞が伝えていますね 。

そんな毛虫類の大発生傾向は、ここ宮崎県でも顕著で、とくにツバキ科
につく チャドクガ が多い傾向にありますよ。その発生状況ですが、個人的
な見解としては・・・

 例年の 5倍から10倍の 個体数の増加

ではないかと、みています。

ということで、西日本在住の皆さまや、これから西日本に旅行される方
へのアドバイスですが、樹木〔街路樹を含めて〕の下を通過されること
が多い場合には 帽子の着用 が安全だと思われますよ〔おりからの高
温による熱中症対策にもなることですし
〕。

そしてもちろん、ご自宅での樹木の剪定を計画されている方は、ツバの
広い帽子をはじめとして、長袖シャツ・長ズボンに手袋に腕抜き という
完全装備で作業に臨まれてくださいね。

ということで今回は、

 大発生した場合には、じつに意外な場所にも侵出してくる毛虫

についての、おはなしでした。


◎ 農業関係では、サツマイモにつくイモムシの 成長の
  すさまじさ
に、おどろかされています。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染