粗忽な夕べの想い

落語の演目(粗忽長屋)とモーツアルトの歌曲(夕べの想い)を合成しただけで深い意味はありません

韓国人の言論の自由

2013-08-12 15:29:13 | 厄介な隣国

テレビのコメンテーターでおなじみの青山繁晴氏がネットテレビで視聴者の質問に答えていた。内容は韓国の言論事情についてだ。

<質問>韓国で有名な方でしたら発言できないのはわかるのですが、一般人であれば発言する方がいてもいいと思いますが、私の周りには見当たりません。思っていても発言すると国賊扱いされて駄目なのでしょうか?

これに対して青山氏は答える。アジアで本当の民主主義を実現しているのは日本だけであり、韓国はまだ王朝の交代する国で新王朝の正当性を主張するために前王朝を全面否定する。こうした世界では、民衆には言論の自由は保障されていない。

たとえば韓国で居酒屋、会社、家庭、ネットなどで「日本にもいいところがある」などといったら非難囂々どころか生きていけない状態になるという。

朴槿恵大統領が反日をいうのは自分のの保身だ。父親の大統領のような親日家で日韓併合時代を肯定する発言をすると現在の韓国で人間扱いされない。野党から生まれてはいけない(親日の)子どもだと言われたくらいだ…と青山氏は韓国の閉鎖性を厳しく批判している。

実に恐ろしい「反日国家」である。たとえば、サッカーの日韓戦でも「歴史を忘れた民族に未来はない」という日本の歴史認識を非難した横断幕に韓国人の誰もが批判しない不思議。その後の韓国の報道でこれに異をとなえる動きが全く見られない。ネットでもこれを問題にする記事を見たことがない。逆に当時の日本側の旭日旗が問題だと言い出す始末。

さらにもっと酷いのは1昨年のこれも韓国で行われた日韓プロサッカーチーム同士の試合でのこと、なんと韓国の観客席に「日本の震災をお祝いします」という弾幕が掲げられた「事件」があった。問題はこれが掲げられたこと以上に、これを誰も制止しなかったことだ。さらに韓国のメディアやネットも全くというほど沈黙した。

「これはおかしい」と韓国民の素朴な意見が聞けないほど、韓国では反日の言論統制が過酷なのか。ひどく空恐ろしさを覚える。

したがってこんな韓国の言論事情では、安倍首相の靖国参拝などはどんな反発があるか想像すらできない。青山氏は韓国を王朝時代のままと喝破しているが、どうもここ1年ぐらいで日韓関係が一段と悪化したような印象が強い。やはり、一年前の李明博前大統領の竹島訪問が大きいと思う。

今の韓国経済は非常に困難の時期を迎えているという。経済を支える金融がガタガタのようだ。この原因を作ったのは前大統領に他ならない。挙げ句の果ては反日パフォーマンス。王朝交代ごとに繰り返す前大統領の逮捕や自殺。それを免れるための免罪符があの竹島訪問なのか。困った隣国には今後も心しなければならないだろう。



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