粗忽な夕べの想い

落語の演目(粗忽長屋)とモーツアルトの歌曲(夕べの想い)を合成しただけで深い意味はありません

自由報道協会の解散?

2013-04-01 09:39:54 | 煽りの達人

これは、エイプリルフールなのだろうか。池田信夫氏の本日のプログに「自由報道協会の解散について」とある。上杉隆氏を除く自由報道協会の理事たち11人が協議して協会の解散を決議したというものだ。理由は、代表の上杉氏が読売新聞記事を盗用したとされる疑惑に対して、他の理事たちに誠意ある対応を示さず、逃げの一方であることだ。そんな上杉氏に愛想が尽きたということのようだ。

なんと、理事たちは上杉氏の疑惑を指摘した池田信夫氏にお詫びのメールを送っていて、それが池田氏の記事につながったわけだ。ただ、メールには「理事一同」とだけになっているのが気にかかる。本当に、上杉氏を除く理事たちが集まって解散を決議したのか、そのメールだけでは確認できない。本当なら、ホームページ上にでも正式表明すれば、納得ができるのだが、それもない。

まさか、池田氏がジョークで記事を書いたとは考えられない。上杉氏と係争中なのでそんな不謹慎なことをやるはずもない。もしかして、自由報道協会に批判的な人物が、協会を陥れるために池田氏に偽メールを送ったのか。しかし、すでにネットのツイッター上では「自由報道協会解散」が拡散している。ならば協会の当事者が否定するなり反応するのだが、それもない。上杉氏、岩上安身氏、おしどりマコ氏や自由報道協会自身のツイッターをみてもなんらそれに関するつぶやきがない。

すでに自由報道協会は事務局を解散してペーパーカンパニー状態になっている。実質的にはもはや崩壊状態である。自分の疑惑に対して理事たちに満足な説明がなく、逃げ続けている上杉氏に少なくとも理事たちが見放しているのは明らかだ。おそらく、彼らは上杉氏と「同列」に見られたくはないと思っているはずだ。今回の騒動での彼らの沈黙がそれを物語っている。

追記:結局池田信夫氏のエイプリルフール、失礼しました。池田氏には一杯食わされた。ただ協会自体死に体であることは間違いない。(言い訳がましい?)