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ヤマハ・YBR250。(番外編vol.123)

2012年12月18日 09時01分25秒 | Weblog
主に南アメリカ、東ヨーロッパでの需要が高いヤマハ「YBR250」ですよ。

生産はブラジルと中国で行われてて国内では輸入車になります。

なぜ国内生産されてないかというと日本ではこの手の需要が低いことや、

逆にブラジルやアジア、ヨーロッパでは人気があることが要因です。

もちろんコストのこともあります。

エンジンはヤマハ・セロー250の4スト単気筒が搭載されて最高出力は21ps。

ガソリンタンクの容量が19リットルも入り、

スチールフレームながらフォルムは近代的なデザインが施されています。

海外に旅行に行ったことがある方はよく分かると思いますが、

アジアやブラジルあたりではバイクの台数がハンパじゃないですよね。

クルマの間を縫うようにたくさんのバイクが走る光景がよく見られます。

自動車が買えない家族のメインの乗り物だったりするんですよね。

特にあちらでは125ccモデルが人気のようですが、

この「YBR250」も手軽でかつ力があるのでそこそこ人気です。

昨年の11年からヤマハYPS店で取り扱われるようになり、

輸入車ではありますが、所助に国内での需要を伸ばそうとしてるようです。

新車価格も比較的お安いので、

手軽に乗りたい人にはちょうど良いバイクだと思いますね!


スズキ・アクロス。(番外編vol.122)

2012年12月17日 09時10分37秒 | Weblog
89年に登場したスズキ「アクロス」ですよ。

同時期にあったGSX-R250からの派生モデルでジャンルはツアラー系に属します。

そのため250ccと小排気量ながら車体は大柄で、

今の新車で買える250ccバイクと比べるとかなり人とのバランスが良いです。

で、最大の特徴はタンクにヘルメットが収納できることですかね。

当時はまだレーサー系に見られるようなダミータンクなるものは存在しなかったので、

かなり画期的とも言えますね。

シートの中に収まる原付の発想に近いですが、

ある種、ツアラー系ということを明確にしてるバイクです。

当時のバイク人気はレーサーレプリカ系かネイキッド系に集中してたため、

そんなに人気はなかったのですが今見ても良い感じです。

今と違ってこの時代はバイクの需要が高く、

そのためか、いろんなジャンルのバイクを各社こぞって開発してたので、

こういったバイクも登場したって感じがします。

とにかく作って売ってみて世間の反応を見るという余裕があったんでしょう。

存在すら忘れてる人も多いと思いますが、

実はこんなバイクもあったんですよね。(笑)



カワサキ・ZZR250。(番外編vol.121)

2012年12月15日 10時51分14秒 | Weblog
90年から07年までの17年間ほとんど変わらず売られた国産でも珍しい、

ロングセラーバイクがこのカワサキ「ZZR250」ですよ。

元々「ZZR」シリーズ自体が人気モデルなんでそうなったのかもしれませんね。

残念ながら07年からの新規排気ガス規制にクリアできなかったため、

廃盤車となってしまいますが、今でも根強い人気を誇ってるバイクです。

兄弟車はすべて水冷式4スト4気筒エンジンを搭載していましたが、

この「ZZR250」に関しては2気筒エンジンが搭載されています。

これは小排気量をトルクでカバーしようという試みですね。

さすがにツアラー系ということで250ccとしては大柄で、

それなりに迫力を持たせています。

本来この手のツアラーバイクは大排気量であることが必須条件みたいなところが

ありますが中型免許という法律を考え開発されたと考えられます。

これはあくまで個人的な意見ですが新車でニンジャ250を購入するより、

この「ZZR250」を中古で買って乗る方をボクなら選びますね。

まぁ、これは好みですけど最近の小柄な250ccレプリカはなんともイケてない気がして、

どうも好きになれないんですよね。

ボクはかつての大柄な250ccの方が好きです。


ホンダ・ブロス。(番外編vol.120)

2012年12月14日 09時02分42秒 | Weblog
88年に登場したこのホンダ「ブロス」はネイキッド系の初期モデルとして、

NV400カスタム/SPのV型2気筒エンジンを搭載したモデルです。

同時期にカワサキからゼファー400が登場してることもあり、

流行始めたネイキッド系バイクの需要を広げるため、

並列4気筒でない路線を狙っていたようです。

他にリアは片持ちのサスアームになってたことや、

アルミフレームに極太のリアタイヤを装備してるあたりが特長です。

しかし、世間が求めるネイキッドはあくまで古き良きかつてのバイクであり、

最新スタイルではなかったため不人気車になってしまうんですよね。

これは同時期に出したCB-1にも言えて2台まとめて失敗作となってしまいます。

このことでCB400スーパーフォアが登場するまでホンダはこのジャンルに苦戦します。

ただこの「ブロス」自体は最新技術を注いでるため、

高性能で乗りやすいバイクだったです。

足つき性も良く小柄な女性でも手軽に乗れるバイクで、

250ccでは物足りない人にもってこいのバイクであったりします。

知り合いが乗ってた「ブロス」に何度か乗ったことがありますが、

速さを求める方向にカスタムすればカッコ良いバイクになる気がしてました。

もう少し後に登場してれば売れたかもしれません。

なんとも残念なバイクですね!



ヤマハ・XS650。(番外編vol.119)

2012年12月13日 09時09分58秒 | Weblog
70年にヤマハ初の4サイクルエンジンを搭載したモデルがこの「XS650」ですよ。

当時の650ccは大排気量とされていたため国内より海外を狙って作られたバイクのようです。

すでにホンダから4気筒エンジンのCB750ドリームが登場していましたが、

この「XS650」は空冷式2気筒エンジンが搭載されていました。

どちからと言うとカワサキW1をターゲットとして開発された感じで、

W1同様に垂直に立ったエンジンが特長です。

初期モデルはヨーロピアンスタイルだったのですが、

78年に登場した「XS650スペシャル」はアメリカンの雰囲気に変更されてます。

もう随分昔のバイクですが、

近年になって海外でカスタムベースとして見直されているようですね。

国内でも同じことが言えてチョッパー風やカフェレーサー風にカスタムされた

この「XS650」を見かけることが時々あります。

特にプレミアム的なものはありませんから、比較的中古で安く仕入れて、

カスタムにお金を注ぎ込むことが出来るバイクなんですね。

ノーマルのスタイルはどうってことない感じですが、

改造された「XS650」は70年代の雰囲気が伝わる良い感じのバイクに仕上げられています。

新車当時より人気が高いバイクの代表のようなものですね!


スズキ・サベージ。(番外編vol.118)

2012年12月12日 08時59分45秒 | Weblog
まず86年に「LS650サベージ」が登場し、

その翌年の87年に「LS400サベージ」が販売されます。

国産アメリカンの仲間ではありますが、エンジンはV型ではないく、

空冷4スト単気筒が搭載されたバイクです。

スズキの独創的な発想で生まれたこの「サベージ」ですが、

当時はあまり人気がなく、3年ほどで生産中止となってしまいます。

しかし、90年代後半からこのアメリカンで単気筒というスタイルがウケ始め、

中古市場でかなり人気のバイクになっていたようですよ。

特に「LS400サベージ」は中型免許で乗れるためたくさん出回ったようです。

低速にトルクを振ってることで加速が鋭く、立ち上がりでは、

当時のレーサーレプリカにも負けない速さも持っています。

今ではカスタムのベース車として人気ですが、

様々なスタイルに進化しながらシティーバイカーに愛されているようです。

このバイクが登場した頃のことをボクよく覚えていますが、

意外にスタイルがまとまってて良かったイメージがあります。

アメリカンとしてバランスが良い感じでしたね。

直立した単気筒エンジンは確かにカスタムするベースとしては持ってこいな気がしますしね。

ボクは良いバイクだと思いますね!


カワサキ・KR-1。(番外編vol.117)

2012年12月11日 09時01分41秒 | Weblog
カワサキの貴重な2スト250ccレーサーレプリカの「KR-1」ですよ。

84年に初代「KR250」が登場しその後継モデルとして88年から販売されたバイクです。

他社の2ストレーサーレプリカに比べ販売期間が短く不人気車だったため、

現存するものはかなり少ないです。

で、この「KR-1」ですがエンジンは2スト水冷式並列2気筒で最高出力は45ps。

当時のスペックとしては他社の同等車種と同じ性能を誇っていたのですが、

どうもカワサキの2ストはレースマシンがなかったためか、

はたまたそこからのフィードバックがなかったためなのか売れませんでしたね。

カワサキは2ストエンジンが苦手なんですかねぇ。(笑)

当時、大排気量の4ストでは国内トップを誇るメーカーだったのですが、

このジャンルに関してはまったくダメでした。

またこの頃はホンダNSR250RやヤマハTZR250RやスズキRGV250Γなど、

強力なライバルがいたのですが、

個人的な印象では、それらに遅れをとったというより開発しなかったという感じがします。

モトクロスでは2ストで好成績だったカワサキなので、

なんとも言えませんが、なんか不思議でしょうがなかったですね。

1年後の89年にモデルチェンジされ「KR-1S」が登場しますが、

結局、構想はあった「KR-1」の後継モデルのV型エンジン搭載車は、

お蔵入りになったようです。


ホンダ・NSR250R。(番外編vol.116)

2012年12月10日 09時16分52秒 | Weblog
88年式のホンダ「NSR250R」ですよ。

パワー規制前で最後のリミッター無しのモデルです。

型式はMC18で「88モデル」とも言われていましたね。

初代のMC16からの進化版ですがかなり劇的なものでした。

エンジンは出力特性を制御するコンピューターのPGM-IIが搭載されていましたが、

トルクが極端に上にふられ2ストの特性であるパワーバンドからの加速力が

唐突だったため「NSR」シリーズの中でも一番ピーキーなモデルとして有名です。

89年式以降の「NSR」はそこを改善してどんどんマイルドになっていきます。

しかし逆にそのピーキー感が良いって人も多く、

新型が登場しても好んで「88モデル」に乗ってた人たちも多かったですね。

ボクが峠を走ってた頃はこのバイクが一番多かった気がします。

仲の良い友だちもこれに乗ってて彼はこのバイクで大事故を起こしてしまいます。

車体は大破、本人は救急車で運ばれ、鎖骨骨折、内臓破裂で重傷でした。

一命は取り留めましたが一部身体に障害が残り障害者になってしまいます。

とは言っても鎖骨がちゃんと付いてなったというもので、

その後もバイクに乗ってましたし、ジェットスキーも一緒にしてましたけどね。(笑)

とても障害者には見えませんでした。

しかし、ボク的にはなんとも怖いバイクというイメージがありますね!


バイクビルダー・インディアン・ラリー。

2012年12月07日 21時28分34秒 | Weblog
この人の名前を知ってる人はかなりのハーレー好きか、

カスタム好きの人になりますね。

元々はスタントマンや雑誌モデルをしていたのですが、趣味のバイクカスタムが高じ、

80年代から「インディアン・ラリー」というハーレー専門の

カスタムショップをニューヨークで開業します。

彼はアーティストであり、そのカスタムは独創的でオールドスクールタイプの先駆者として、

多数の作品がアメリカのカスタム雑誌に掲載されるほどです。

バイクビルダーとしてカリスマ性を持つ人物で同じ同業の仲間からも尊敬されてたようですね。

しかしアメリカのTVショー「BIKER BUILD」というカスタム対決を取り上げた番組中、

不慮の事故で亡くなっています。

10年前の04年、享年55歳でした。

死んでしまったことで、現在はまさにカリスマ・バイクビルダーとして、

ハーレーカスタムファンから敬意を払われているのですが、

実はこの「インディアン・ラリー」のお弟子さんにあたる人物の一人に

日本人がいるんですよね。

名前は佐々木敬之介さんといって現在独立してニューヨークの

ブルックリンでカスタムショップを経営しています。

この「インディアン・ラリー」さんはスタントマン時代から数々のケガをしてるのですが、

有名なところでは左手の指が4本しかないことですかね。

これで繊細な仕事が出来てたから驚きです。

カラダ一杯にタトゥが入ってるのがトレードマークで、

それらのすべてに意味があるようです。

彼のカスタムしたハーレーのオーナーになれたら最高なんですけどね!(笑)



ヤマハ・TDR250。(番外編vol.115)

2012年12月07日 10時37分37秒 | Weblog
ロードトラッカー系の元祖とも言えるヤマハ「TDR250」ですよ。

88年に登場しました。

エンジンは当時販売されてたTZR250と同じ水冷式2スト並列2気筒で、

タイヤはオンロード用が装備されていました。

見た目はオフロード車のようですが、

オフロードではなくデュアルパーパスというカテゴリーに属するバイクです。

というか、その祖先のようなバイクです。

今はモトクロの車体にロード用のタイヤをはいたモタード系が

かなり人気を博していますが、

この時代ではそんなバイクはほとんどありませんでしたからね。

ただ、今どきのモタードと違うのは、

エンジンが2ストということでかなり速く加速が鋭いあたりです。

しかし残念ながら、設計が古いので車体バランスが高く、

コーナリングに関しては乗り手を選ぶバイクでもあるようですね。

そこは最新モタードとは随分違うところです。

この「TDR」にはこの250ccの他に125cc、80cc、50ccとあり、

一応「TDR250」はフラッグシップモデルとなります。

レーサーレプリカが大人気の時代のバイクなので、

ほとんど見かけないバイクですが、一部の好きな人たちは

たまらないバイクのようですね!(笑)