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ホンダ・NSR50。(番外編vol.753)

2015年02月26日 08時39分59秒 | Weblog
まず、1986年にスズキから「GAG」、ヤマハから「YSR50」が登場し、

次いで1987年にホンダからも「NSR50」が登場します。

これによりミニ・レーサーレプリカというジャンルが新たに確立したことになります。

このタイプのバイクはスポーツレプリカを50ccのマメタン発想で作ったもので、

それまでのフルスケール版50ccスポーツとは全然違うものです。

また「GAG」と「YSR50」に関してはあくまで外見だけの

レーシングマシンの縮小版というパロディ指向の強いモデルだったのですが、

この「NSR50」に関しては走りを意識した完全なレーサーバイクで、

その後始まるミニバイクレースの主役となっていきます。

兄貴分にあたるNSR250Rの改良と共に進化を続け、最終で1995年モデルまで、

生産されていました。

また、30km規制を気にせず乗れる80ccモデルもありました。

当時は若い世代に人気のバイクで、峠でも多く見られたバイクです。

ボクがちょうど学生時代をおくった京都から地元に帰省して、

地元の有名な峠を走り始めた頃、このバイクがたくさん走っていたんですよね。

乗ってるのは、ほとんど10代の子たちで、ある意味命知らずが多くいました。(笑)

タイトなコーナーが続く峠だったので、うまい人なら中型バイクより速かった印象です。

トップスピードこそありませんが、見てても旋回性が良く、

激しい走りが可能だったようです。

ただボク個人の印象としては、とにかく「NSR50」は数が多く、

中には下手な人もいて、一緒に攻めてても邪魔な感じでした。

立ち上がりが遅くぶつかりそうになるんですよね。

高校生らしき人も多かったので、20歳を超えてたボクには、

うっとうしい連中という感じでした。(笑)

しかし、ボクの印象は置いといて間違いなく優れたバイクではあったですね!