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スズキ・RG50Γ。(番外編vol.752)

2015年02月25日 08時26分29秒 | Weblog
1982年に登場したスズキ「RG50Γ」ですよ。

ボクにとっては超懐かしいバイクです。

実は、有名なRG250Γより1年早く登場したことはあまり知られていません。

また約10年間ほど生産されていたのですが、

ほとんど変わることなく売られ続けたバイクで、

初期モデルはリミッターなしのフルパワー仕様。

水冷式2スト単気筒で7000回転まで吹け上がり最高速は95kmまで出ました。

今では考えられませんね。(笑)

80年代中盤、ボクが峠で走っていた頃、よ〜く見かけました。

下りでとてつもなく速いヤツがいたんですよねぇ。

RZ250Rを86式TZ仕様にして乗っててもついていくのがやっとという感じです。

そいつは旋回性が半端なく早く、

さらに切り返しが超速いので直線のみ近ずくという屈辱的な思いをしたことを思いだします。

登りは相手になりませんでしたが、下りはとにかく超速い!

原付がチンタラ走ってんじゃねーよ!なんて絶対言えません。(笑)

当時の峠は250ccの2ストか400ccの4ストが主流でしたが、

中には125ccや50ccのかなり速い連中がいたんですよね。

この「RG50Γ」に乗ってた彼もそうで、毎日必ず来てました。

知らないうちにボクが走り出すと彼が後からついてくるし、

彼が走り出すとボクが後を負うという構図が出来上がっていました。

一回も話しをしたことがありませんでしたが、

なんとなくお互いライバル心を抱いていたことは間違いないです。(笑)

その後、彼がRG250Γに乗り換えてからもそれは続きました。

たくさんのライダーがいたのですが、なぜか彼とバトルするのが当たり前になってて、

そのおかげでボク自身も速くなっていった感じです。

思い出すんですよねぇ。

ワインディングでの速さは排気量じゃないってことを教えてくれたバイクだったです。