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スズキ・SV400S。(番外編vol.731)

2015年01月31日 14時25分49秒 | Weblog
オートバイが悲しいほど低迷していた1998年に登場したスズキ「SV400S」です。

エンジンは水冷式4ストV型2気筒DOHCで排気量は399cc。

最高出力は53psで、中型排気量ではリアタイヤに160/60-17を履かせた最初のバイクです。

カワサキ・ゼファー400以降、140/60-17サイズがそれまでの主流でしたからね。

V型エンジンを搭載していることで、スリムな車体を実現しており、

乗りやすくスタイリッシュだったのですが、残念ながら人気車種ではありませんでした。

そもそもバイク人口が劇的に減り始めた時代だったことや、

バイクファンの大半がアメリカンやカスタムバイクのみに注目が集まり、

この手のスポーツバイクは本当に売れなかったですからね。

最終モデルで2006年式まで。

全てキャブ仕様です。

ノーマルのポジションはやや前傾姿勢でですが、

どちらかと言うと街乗りよりツーリングに向いてるバイクだと思います。

V型ながら振動を抑えた作りになっており、

比較的疲れないというデータになっています。

新車当時の価格は「SV400S」で646,000円でしたが、

現在の中古市場では30万円から40万円までが相場のようです。

大きくは前期型と後期型に分かれていますが、

フロントブレーキがダブルディスクになってる後期モデルがおすすめです。

不人気が故に、ほとんど見かけることのないバイクですので、

逆に、人と違うバイクを求める人にはもってこいの1台じゃないでしょうか。