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大型自動二輪車。(番外編vol.717)

2015年01月14日 08時28分54秒 | Weblog
ボクが中型免許を取得した昭和の時代は運転免許試験場での技能試験、

または自動二輪免許(中型限定)からの限定解除審査に合格した人のみが、

大型バイクに乗ることが出来た時代でした。

とにかく一部の人にのみ許された特別な免許だったんですよね。

1996年から教習所で大型自動二輪車の免許が取得可能になってからは、

それまで難関だった免許が簡単に取得出来るようになり、今に至ってる訳ですが、

この背景にはハーレーダビッドソン社やBMW社など、

国外メーカーから「日本で大型輸入バイクが売れないのは免許制度が原因で、

非関税障壁となっている」という声があったからです。

海外に比べバイクの免許が複雑なのは、日本独特の道路事情にあります。

曲がりくねって、細い道が多い日本は大型バイクに適しておらず、

それなりの運転技術を持った者のみに許されるという考えがあったからです。

まぁ、大型トラックや牽引車両の免許と同じ発想ですね。

また、緩和された要因にバイク性能の向上も挙げられます。

昔の重く、制動距離の長い大型バイクは危険というリスクが高かったのですが、

90年代以降の大型バイクは随分良くなっています。

特にブレーキシステムやトルクのコントロールが出来るものは、

それまでの運転技術を必要とせず、だれでも安全に運転出来るようになっています。

さらに素材のおかげで車重も随分軽くなり、車体バランスや足つき性も良く、

小柄な人でも乗りやすく作られています。

ただし、これが価格に反映されて高額化してるというのもありますけどね。(笑)

大型バイクが簡単に取得出来るようになり、

衰退していた需要も随分良くなっています。

大型バイクが売れることでライダーの数も増え、バイクブームの復活に貢献してます。

類にもれず、ボクもそうです。(笑)

今の制度になっていなかったら多分、ボクは返り咲きを果たしていなかったと思います。

ありがたい話ですね!