スズキ・グース。（番外編vol.23）

他のメーカーではあまり見かけないネイキッド系で単気筒エンジンを搭載した、

スズキの「グース」ですよ。

排気量は350ccと250ccの2種類がありました。

そもそも単気筒エンジンのバイクはロードスポーツとしては

昔からレトロ風なものが主流なのですが、

この「グース」に関しては当時の最新の足回りやセパハンなど、

本格的なロードバイクと同じ装備という一風変わったものです。

近いところではヤマハのSRXなどがありますが、

やや、この「グース」の方がレーサーぽいですね。

軽量でコンパクトな設計がなされてるため乗り味はとても軽快です。

友達が350ccの「グース」を乗ってたので何度か運転したことがありますが、

加速や旋回性は2サイクルレプリカのようでした。

しかもシート高が低く、女性でも比較的簡単に扱えるバイクだと思います。

ただし、そうは言っても単気筒エンジンなんで、

それなりに振動はあります。

なものだから長時間運転してると微震で手がしびれてきますけどね。（笑）

91年の発売当初は面白いバイクだと思い、どこか気になる存在でしたが、

買おうとまでは思いませんでした。

でも、面白そうで良いバイクだと今でも思いますね！