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ヤマハ・TZR250R。(番外編vol.14)

2012年08月06日 09時17分23秒 | Weblog
当時、やや後発的な感じになってしまったヤマハの2サイクルレプリカにあって、

やっとV型2気筒エンジンを搭載したモデルとして販売されたのが、

この「TZR250R」ですよ。

91年のことです。

まぁ、それまでの「TZR250」でも十分戦闘力はあったのですが、

ホンダNSRやスズキRGVガンマがすでにV型エンジンになっていたので、

遅れをとった感はありました。

当時の走り屋でヤマハファンだった人達にとっては待ちに待ったモデルです。

特長はNSRには無かったフロントの倒立フォークや、

乾式クラッチ、クロスミッションなどを装備したSPモデルがあったことです。

初期モデルからスペシャルバーションがあったのはヤマハだけですからね。

以後、90年代の中半まで毎年マイナーチェンジを重ねながら成熟していくのですが、

世間のレプリカ人気が下火になってからは、

最高グレードの「TZR250SPR」のみとなり、

ついには99年式をもって廃盤車になってしまいます。

しかし現在はNSR同様に中古市場で高値で取引されてて、

性能の価値が再認識されたようになってますね。

トップスピードこそ200km出るか出ないかあたりですが、

コーナースピードは今の1000cc・600ccレプリカに負けない性能を誇っています。

やはり難易度の高い走行を可能にしてくれるには軽さが決め手ですね!