カワサキ・Z1。（番外編vol.10）

72年に販売開始されたカワサキの「Z1」です。

世界のバイクシーンを大きく変えたバイクですよ。

今でも国内外を問わず伝説的なバイクになっています。

この「Z1」の出現を期に、

世界中のバイクメーカーはこぞってパワーや操縦性など、

それまであまり追究してこなかった部分に力を入れ始めるんですよね。

レース経験から市販車へフィードバックされることもなされていきます。

この「Z1」は世界初の4サイクル並列4気筒DOHCエンジンを搭載いてて、

排気量は900cc、最高出力は82psありました。

当時では、他のバイクを圧倒する性能だったんですよね。

カワサキが世界で初めて大型バイクのメーカーとして、

認められた瞬間だったと言えます。

国内仕様としても、

この「Z1」を750ccにスケールダウンした「Z2」が大人気になります。

今ではこの「Z1」や「Z2」をベースにカスタムするのが一部で流行ってて、

フルカスタムされたものは中古でもかなり高額に取引されています。

特に足回りの強化、今の時代に合わせた17インチホイルに太いタイヤ。

アップハンドル、セパハン、バックステップ、FCRキャブ、ブレーキホース、

マフラー、シート、リアサス、などなど。

あえて古いバイクを最新モデル風にカスタムするのが良いみたいです。

「あいつとララバイ」などマンガの影響も大きいと思いますね！