feel.

レンズを通してみえたもの。感じたこと。

ライカが人生に仲間入り。

オガンを目指せ!三日目.

2018年05月10日 | 旅行
さーて三日目。朝6時ころに目覚めたら天気はそこそこ。早速外にでてドローンを飛ばしてみた。

いい感じ。海は穏やかだ。

これはムービーからクロップした一枚で、お手軽にこういう写真を撮れるのはいいね。


さて、いよいよだ。雲は少なめ、風は穏やか。これはいけるのではないか。ドキドキ

迎えに来てくれたオーナーさんに恐る恐る聞いてみると、「行けそうです」とのこと!

やった!オガン!!

二日目であるし三本目のポイントでそこそこ深度を稼いでしまうので、一本目は西表の浅めで慣らし&二本目はオガンで浅めにし、三本目で本番行きましょう!とのこと





まずは白浜港から少し移動したGスポットというセクシーなお名前のエリア。

下が砂地になっており、なんとも美しい🌟

珊瑚の上を舞う小さくてカラフルな魚たちに癒やされる。

浅さが原因なのか、昨日より浮いたので次に備えてウェイトを調整。


潜った後はちょっと時間を頂いてドローンで皆さんと記念撮影。

この頃になると一緒に船に乗ってる方は一緒にノリノリになってくれていて、撮ってくれとってくれとリクエストしてくださる。嬉しいねぇ(^o^)♪

ドローンって、愉しい


さーていよいよ、いよいよオガン。

西表島を離れ、真っ青な海を1時間ほど突き進む。

今日は海は穏やかで船は跳ねることもなく快適にオガンに近づいていく。

見えているのになかなか近づかない。結構遠いな。

16kmを1時間ということはチャリンコでのんびり走るくらいか。結構スピード出してるようにも見えるけどね。

遠目にはとても小さいしイメージとしてはちょっとした岩場なのかなというイメージであるが、近づいてみると相当に、でかい。

山というか、岩? 高いところでは100m有るそうな。

とにかく鳥が沢山飛び回ってて、木はなく岩と草原だけの孤島でどうやってあれだけの鳥たちは食料を確保しているのだろうと不思議でならない。

通常なら鳥の楽園だねとお気楽気分でいられるのだが、ドローンを飛ばすとなると奴らに攻撃されないか不安で不安で、鳥の鳴き声が悪魔の雄叫びのように聞こえる。


さてオガンに到着するとまずは西の穏やかなポイントに船を停め、二本目をスタート。ホットマングローブさんオリジナルのく・ヒルギというポイントだという。

船の上からでも一目瞭然であったがオガンも素晴らしい透明度で、海の中にいるだけで嬉しくなる。



岩場をくぐり、吹き抜けのようなところに出ると岩場をくぐり抜け降り注ぐ光のカーテンの素晴らしいこと!なんと神々しい…


ダイブを終えたら昼ごはんを食し、食後はタンクチャージの間にお楽しみのドローンタイム。鳥に襲われないかドキドキだ。

悪魔城よろしく鳥が飛びまくっている島に近づきすぎないように気をつけながら、遠めから島を鳥瞰するように撮影を敢行した。





素晴らしい…

写真左側の船から撮影。オガンを独占



もう、素晴らしすぎる!!ドローン買ってよかったと心から思った。ここまで素晴らしい写真が撮れるとは…


しばらくの休憩を入れ(この間に流れが収まるのを待ってくれていたらしい)いよいよオガンの本番。

東の根に向かう…も流れが強すぎて無理だった_| ̄|○

さて次、島の南の方に移動し、天馬崎というポイントならいけるとのことで潜行を開始。

ここも流れは強いから気をつけろということで、アンカーロープをつたって慎重に潜る

移動しているとびっくりするくらい広い空間が広がっている。不自然なくらいなにもない。そして何m有るのだろう、球状の不思議な岩がいくつもごんごん並んでいる。自然の力でこんな事なるもんか?これは…?



オーナーのうめさんもここは遺跡だったりするのかな?などと仰っていた。

壮大な浮遊感を嬉しみ、後半はイソマグロも見て、本で読んだオガンとは異なるもののこれまた素敵なオガンを堪能させていただいた。

自身撮りそこねてこれはいただきものの写真

二年目でここまで楽しめれば十分だろう。またリピートする楽しみができたというものだ。


一通り終えたらお肌はすでに黒焦げ。いやーよく焼いた。焼けるほどの天候を味わえて本当に幸せだ。

さて、実はこの後もミッションが有りまして、ショップさんには無理かもしれないと忠告されていたイベントが、もしかしたら間に合うかもしれない…

カツオドリが船に沿って飛び、びっくりして飛び跳ねるトビウオを見事にキャッチしていた。

オーナーさんはとても親切な方で、僕の予定に合わせて色々と急いでくださり、石垣島に戻るフェリーが出る10分前に乗り場へ僕を送り届けてくださった。ありがとうございました!

で、その予定というのが

ウフフなかなか予約を取れない”やまもと”の

焼きしゃぶ(・∀・)ガッツリー♪ 2回転目の1830なら焼きしゃぶはまだ残っているようだ

二日間とも天候に恵まれたダイブを心地よく完了し、半分あきらめていた焼き肉も堪能でき、最高の一日だった。


ルート

オガンを目指せ!二日目.

2018年05月09日 | 旅行
いよいよダイビングを愉しめる西表二日目。

朝の天気は…晴れ間がちらほら見えるレベルで天気予報は正直良くないけど、予報がアテにならないことは経験上わかっているので不安視はしていない


マリウドさんの健康的な朝ごはんをいただき、ホットマングローブさんにお迎えをしていただきいざ出発。

オーナーうめさんは穏やかな雰囲気のナイスガイだ。

海況は良くなってきているという。明日になれば更に良くなっているのではということで今日は別の所、明日が狙えたらオガンを狙うとのこと。

舟に乗る頃には空にはずいぶんと青い空が覗いており、楽しめそうである。

一本目:アザミサンゴ

素晴らしい珊瑚!すごい量!なんて貴重な!

魚影がとても濃い



水深18mの地点にはここにしか無いらしいリュウキュウイソバナも


それとオガン級の大きなマグロ(らしい)の群れも通っていってかなり見ごたえのある一本目だった

二本目:リトルインディー
中の瀬からほど近くで中の瀬が混んでいたからいわば暇つぶし。波状に広がった砂地が面白かったかな。
通常というか南国は白化した珊瑚が砂浜を形成しており白い砂浜がデフォルトというかんじであるが、ここは裏手がすぐ山であるため、そこから崩れてきた土なり砂なりが砂浜を形成しているようで、割合普通の砂浜であった。

この頃には天気はすっかり良くなっており陽光を浴びて輝く海面の光が海底に降り注ぎ美しかった。

終わった後は昼休憩。ご飯を食べた後はドローンを飛ばして対岸の砂地でキャンプを張ってる謎の集団(留守中)を偵察に行ったり楽しく過ごすことができた。

青い海に浮かぶ船ごと自分たちを撮影できるってとても新鮮。人の手では不可能なアングルから撮影を楽しめるし、手や脚のとどどかぬ所を見に行ったりと、今までできなかったことが色々とできるようになり、想像以上の楽しさを味わえることがわかってきた

三本目:中ノ瀬

マンタ天国!

いま時期は石垣島のマンタスクランブルにあまりマンタがいないらしく、ここに集まるとか。石垣島のダイブショップもここに来てた。

潜るなり岩の4枚の群れ、2枚、2枚、次から次へと述べ二桁に迫るマンタが優雅に泳いでおり終始テンションが上がりっぱなしであった。


西表島・中の瀬 マンタ

撮影はcanonG7X mk2 水中モードにしてるのに、くすんだような青色になるのがちょっと残念。静止画はRAWで撮っておけばなんぼでも補正できるのだけどね。

何より青い、青い海。素敵すぎる…

天気予報に反して好天にも恵まれ、初日にして今日帰っても満足できると思ってしまったほど素晴らしい西表島の海。

美しい青って素敵( ´ ▽ ` )


移動ルート

オガンを目指せ!一日目

2018年05月08日 | 旅行
2018年のGWは西表島に行くことにした。

毎月の様に西表島へ通っている狂人に誘われたのもあるが、前回初めて行った時(それも彼のお陰です)に”オガン”というダイブポイントを知ったのが大きな理由の1つ。

その後ダイビング雑誌を読んでいたら大々的に取り上げられていたし。

仲之御神島という西表島から南西に16kmほどのところに浮かぶ島で、現在は野鳥繁殖地として特別な許可無い限り上陸が許されていない島なのだという

黒潮の流れに乗ってイソマグロなどの群れが勢いよく流れてくるダイナミックな地形だと。

常時40mを超えるような透明度であるというのが僕の心にジャストミート(古い)

流れが早く初心者お断り、様々な条件が揃わないと連れて行ってもらえないというのも逆に心をくすぐってくる。

これは狙うしか無いということで虎視眈々と機会を伺っていたわけであるが、今回なら目指せる!

ただし今回は色々とあって直前2週間で予定が変更になったり云々カンヌンで結果とすれば二日目三日目はガッツリ潜れる素敵なスケジュールを組み直すことができた。

お願いしたショップはオガンを愛するとネットに掲げる”ホットマングローブ”さん

前回は夫婦漫才風ギャグが飛び交うまったり穏やかダイビングであったため今度こそはという願いを込め、メールのやりとりではしつこいくらい(ごめんなさい)「オガンに行きたい」とリクエストをしてきた。

でもあそこは一人が行きたいといったからと言っていけるわけではないのは重々承知であるため、第二希望でマンタを見れたらな♪と緩衝材を


今回はたまたまANAのプレミアムクラスというのが前日の夜になって空きが出たのでリクエスト。てか数ヶ月前から前日まではまったく座席が空いておらず座席指定どころではなかったのに、際の際になって何故。

プレミアムクラスとはいかがなものか、メリットはざっと以下のようなものであった。乗った時に知った内容ですが
・搭乗前にラウンジが使用可能。※お酒飲み放題
・優先搭乗
・機体前方2+2の広々座席
・ご飯がついてここでもお酒飲み放題
・はよ降りて、荷物は優先的に出てくる
といったもの。さてここに値段なりの価値が有るかと言われるとその判断は人それぞれ。

そもそも空港の駐車場に到着したら駐車場が全て満車というとんでもない状態であり、いきなり心拍上がりまくりのどうしたもんか状態であった。
朝のはよから絶望感に襲われながら駐車場の列に並んでいたら第一駐車場の従業員スペースを開放してくれたため、そこに滑り込せることができた。
そんなほっと一息を朝ビールでつけるというのは無常の喜びであったことはいうまでもない。


教訓。GWに飛行機に乗ってお出かけの際は駐車場を予約しましょう今までこんな事なかったのにな…

そして飛行機に乗りメニューリストを眺めてみると、ラウンジ以上に揃ったメニューに値段が書かれていない。つまり飲み放題。

沖縄についたらビールと泡盛ばっかり飲んでることは想像にかたくないので、ここは一発朝からスパークリングワインを飲むことにした。


機内で出た朝ごはんも酒のツマミとして美味しくいただき、極楽の往路であった。




とそんな極楽体験もここまで。石垣空港に到着してからが大変だった。

もともとはダイビングはライトプランで済ます予定であったため器材はレンタルで済ませてしまおうと思っていたのだが、急遽ある程度ガッツリ潜れることになったのでダイビング器材一式を持っていくことにしたのだ。

これが重い。その重量14kg。

空港の中はカートが有るので簡単に運べるのだがそこから先が地獄。旅行のスーツケースに加えてダイビングのメッシュバッグ。キツイっす。

石垣空港→離島ターミナル→西表島のターミナル→宿

最後の宿へのルートが肝でもって歩くにはキツすぎる、でもタクシーなんてなさそうだしどないしよと悩んでいたら

なんと西表島の最寄りのフェリーが欠航_| ̄|○ il||li

この日は鳩間島音楽祭が鳩間島で開かれているはずなのに、そこに行くフェリーも全便欠航というまことに残念な状況であった。

僕の旅も欠航になるのかと一瞬肝を冷やしたが西表島南東側の大原港へは船が出ており、そこからバスで運んでくれると救いの手

しかも大原港からは宿へ直接運んでくれると!むしろ代替便の方がありがたい


西表島に到着すれば本気の雨がザーザー降っておりこれは正直観光どころではない。

単純な移動日で本当に良かった。この日は予約が一杯で到着ダイブは無理と断られたのだよね。うん、それでよかった。寒いし。







てことで16時前には宿に到着し雨がやんでるスキを見計らってドローンを飛ばして練習&島散策し

後は友人と合流して酒盛りの夜であった。

雨は今日だけでありますように!

つづく!

ちなみに後から感じたことであるがドローンを飛ばしていると男の人から声をかけられます。女の子なら嬉しいのに…

銀座久兵衛.

2018年05月01日 | グルメ
大阪に遊びに出ると、阪急うめだ本店の催事イベントにて銀座久兵衛なる鮨屋が出張でイートインスペースを開いていた。

以前一緒に青木という鮨屋へ行った友達に聞いてみたら相当に評価の高いお店だそうで、その人も行った事が無いらしい。

これはめったにない機会だと思いお勉強することにした。お昼なら夜のような殺人的なお会計ではないし。


たまたまオープン前の時間についたためデパートの入り口でのんびり本を読んでいると、開店直前には後ろがザワザワしていて振り向いたらビックリ人だかり

鼻息を荒くした闘牛の前に間違って立ち塞がってしまった感じで、ゲートが開くと後ろから踏み潰されてしまうのじゃないかと思うくらいであった。

どうやら催事の中には限定個数販売の代物があるようで、そいつが目当てであるらしい。

開店と同時に皆様やっぱり突進。押されるように催事場に運ばれると僕を吐き出し皆様一目散に巻きずしと大福を目指して走り去ってしまった。

どんなもんやねんと覗きに行ってみると、僕は確か第一便で催事場に上がったはずであるのにもう100人単位で並んでらっしゃる。

凄いなおい…なんならついでに買っといたろかという好奇心が一瞬で潰れてしまった。



さて銀座久兵衛は催事場のすみっこに店舗を構えており、一番静かにお鮨をいただけるロケーションでないだろうか

中は木のカウンターやネタケースは勿論、壁など店の内装までを再現するセットを使った凝りよう。

聞くと今回のようなイベントを全国でちょいちょいやっておられるらしく、セットまで用意されておられるらしい。



本当の鮨屋さん同様、眼の前で一つずつ丁寧に握ってカウンターの台に寿司を置いて下さる。

小ぶりのシャリに艶々なネタが載せられ見事な完成度を以て気品すら感じる

中トロと鯛からスタート。ほとんどの握りはすでに味付けをされているとのことで、手に取りそのまま口に運ぶ。

烏賊 塩で

コハダ

車海老

赤身

雲丹

大トロ

煮蛤

穴子

鉄火巻 3つあったのに先に食べちゃった。

口直し梅肉と紫蘇を大根で挟んでる

美味しい…

うーん、なんでこんなに違うのだろう。

ネタに対する仕事がとても繊細で丁寧。語彙力がないので筆舌に尽くしがたいという言葉の次元が落ちてしまうが、

実際尽くしがたいのでしょうがない。自分の枠を超えてる食べ物には素直にこの言葉で終わってしまおうと思う。

そんな中で今回特に感銘を受けたのが煮蛤

貝系統の握りって正直あまり良いイメージがないのだが、以前銀座で頂いた青木しかり今回のも鮨としての一体感が素晴らしい

柔らかくて、噛めば噛むほど味が出て。シャリとの相性も抜群で。噛みごたえが有るので長続きして嬉しいではないか。

とろけるような穴子、ほんとにとけてしまう大トロは全然くどくない、つやつやなめらかな赤身…

コハダの追加が216円って本当ですか?これだけでお腹いっぱいになるくらい追加したいわ。

大いに価値があったと思う。