eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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回転羽根位置角度制御システム動画...再UPする。

2024年05月08日 | eつれづれ

回転羽根位置角度制御システム

説明:

回転する羽根は8枚ありピッチは45°となる。

羽根直結のステッピングモーター軸の後にロータリーエンコーダ1回転、1800パルスで回る。

この1800パルスをCP1Lシーケンサで4逓倍しているので1800×4=7200パルス/1回転で比較整定、計算する。

これは1°当たり7200/360=20パルスで角度制御の整定が可能となる。

つまり1°当たりのパルス数は逓倍により、いくらでも分解能を高めて精度を上げることが出来る。1°当たり20パルス→2°で40パルス→3°で60パルス...。

つまり羽根45°の空間の制御は45×20パルス=900パルス内で直線スライダーを

前進<>後退のタイミングを得る事が出来る。

例として前進させる角度を0~10°でスタート、横切って次の羽根が来るので後退させる角度を45+10°=55°となったら後退スタート信号を送る。

羽根は常に同じ回転なので、これの繰り返しとなる。

ステッピングモーター回転制御は別途ドライバに整定してステッピングパルスを順次(バイポーラ)送る。

 


P1490703回転角度制御カウントモニタversion動画...。

2024年05月08日 | eつれづれ

P1490703回転角度制御モニタversion

羽根角度の位置はロータリーエンコーダ1800パルス回転でパルスカウントで割り出す。

羽根ピッチ45°の間隔なので、その間のパルスカウントで直線スライダーを前進、後退させる。0位置はロータリーエンコーダZ相の原点位置で1回転した事になる。

位置制御としては面白いシステムデモ機だ。


ユーチューブ動画ステッピングモーター3軸位置制御システムP1490701version...。

2024年05月08日 | eつれづれ

P1490701version

ユーチューブにUPした動画を見られる様に進化しました。

ステッピングモーターで3軸の位置制御、クランプでチャッキングして指定箇所に挿入、位置決め精度は0.1㎜程度か。

停止精度が出ないと挿入も掴み上げる事も出来ない。これも全てオリジナルのハード、CP1Lシーケンサプログラム、タッチパネルで動作。

ステッピングモーター、ドライバ、スライダーX.Z軸は中華製の安物。


昨日の回転角度制御タッチパネル画面の一部...。

2024年05月08日 | eつれづれ

直線スライド用ステッピングモーターの整定、台形制御パルスで制御している。

回転羽根用ステッピングモーター整定。軸直結のロータリーエンコーダパルス数は1800、1回転当たり。1800/360=5パルス→1度当たり5パルス。45度羽根なので225パルス内で接触しない様、直線スライダを移動させる。パルスカウントの比較は現物に合わせて決めている。

このパルスカウントの内でIN/OUTを制御している。

カウンターは2千万回突破している。

この制御システム、ハード、プログラム、タッチパネル、ステッピングモーター駆動だけでも1冊の本が出来る...もっとも定年も無い、化石化した電気保安管理も趣味の一つだが。