eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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高圧ケーブルの金属テープの抵抗をミリオームテスターで測定した...。

2024年05月11日 | eつれづれ

高圧ケーブルCV14sq3芯×約10mの接地線(銅テープ)の抵抗値をミリオームテスターで測定してみる。これはテスターのリード線。

測定は0Ω自動調整より。端末処理で当然、3本一括で接地線は出ているので1本当たり1/3Ω。

CVケーブルの金属テープ破断の場合は、竣工時とか正常時の測定と比較して判るものやら...受電柱の場合はヤルまでも無く無理な話。双方、自立型PASキャビネットと受電キャビネットなら停電してヤレルが、何もそこまでして管理する様な話しでも無い。

純然たる銅テープの抵抗値、36.69ミリオーム。

同じくデジタルテスターで測定。

0.06Ωは60ミリオームなのでテスターの分解能ではアテにならずNG...中華製の安物だが用途が異なる。

何故、この測定をやったのか...高圧ケーブル地絡事故の原因は金属テープの腐食、破断の記事を検証。よって対策として、この抵抗を定期点検で測る。

1.CVT22sq×32m、地中箇所なく建物屋測布設、水に浸る場所無し、特に環境に問題無し。

2.1本だけの地絡で他2本は何とも無し。(昔なのでPAS設置の認識も無く)

3.電力変電所と直結の受電設備。

4.波及事故後の調査、点検でCVT1本相、ビニル外装に5ミリ穴開いていた。

5.原因は例はあるもののメーカーでも不明。

針金電気ヤの見解:

施工時、ケーブルに無理な圧がかかったか...その程度?。

経験上、人間が加工したケーブル端末部分が一番、電圧ストレスには弱い箇所、それ以外の電線製造工程での製品は均一である。

もっとも、端末処理パットの説明書通りやれば、知識のない素人でも出来るが...。

 


「モバイルSuica」「えきねっと」のシステム障害、大部分が復旧...。

2024年05月11日 | eつれづれ

           

 

「モバイルSuica」「えきねっと」のシステム障害、大部分が復旧

スマートフォンなどで利用できる電子マネー「モバイルSuica(スイカ)」や、指定券などの予約サイト「えきねっと」の一部のサービスが使えなくなるシステム障害が10日午後5時半ごろ発生した。JR東日本によると、同10時ごろに大部分が復旧した。サイバー攻撃を受けたという。
JR東によると、システム障害でモバイルスイカのチャージがアプリでできなくなるなどした。既にチャージした分については駅の改札機などで利用でき、現金でのチャージも可能だという。列車の運行への影響は確認されていない。  また、PASMO協議会は10日、「モバイルパスモ」について、アプリへのログインやクレジットカードによるチャージができない不具合が同日午後6時20分ごろから発生したと発表した。
11日の朝にチャージは出来たので問題はなかった。