富士電機QHA-OC1過電流継電器(OCR)の瞬時動作version。

富士電機QHA-OC1過電流継電器(OCR)P1490732

瞬時動作電流整定20Aに対して150%の30Aを試験器より流して動作時間をみる。

瞬時動作カウンター(秒)240514 070119

動作範囲は50ms以下(3サイクル)なので問題ない。

使用した（株）双興電機製作所OCR-50CK試験器。

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継電器の内部リレー接点が荒れるので30A程度に抑制する。

要するに50msに入れば良いアバウトなもの．．．40．50A流しても変わりない。

二次電流引外し方式での継電器b接点の接触不良による遮断器等の突然の遮断の原因は、これが多い．．．大きな電流を額面通り流して継電器内部を壊したのでは本末転倒となる。

 

富士電機QHA-OC1過電流継電器(OCR)の限時動作version。

富士電機QHA-OC1過電流継電器(OCR)P1490730

先の誘導型過電流継電器試験と同じにするには、整定を反限時に切り替える。

昔はこの整定しか作れなかったが、デジタル式になってからは超反限時他、色々な動作整定が可能となり、その保護協調に合わせる事が出来る。

一般的には超反限時整定が多い。

富士電機QHA-OC1過電流継電器限時動作カウンター(秒)

                 

タップ3Aの200%、6Aを流した時のレバー(ダイアル)10整定は10(秒)で動作する事が判る。

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誘導型過電流継電器(OCR)と反限時動作整定としたので≒(近傍一致)している。