eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

撤去した無方向性SOG制御装置を持って来る。

2022年12月24日 | eつれづれ

本日、PAS開放停電したがSOG制御装置もゴミにせず持ってきて100V入れてテストしてみる。

このSOG制御装置の注意点はSO表示が無く、地絡表示が出て無くPAS本体が動作、停電すると色々推測しなければならない。

1.短絡事故なのか、外観、臭い他の調査。

2.他からの、もらい事故で動作したのか。

3.高圧絶縁抵抗測定でも確認する。

4.電力配電に電話してVo発生なったのか問い合わせする。

5.後はエィ、ヤーでPAS投入...夜間は、調査が困難となる...真っ暗、照明とPAS電源をインバータ発電機にて供給、万全の体制をとる。

6.一人作業は危険を伴う要注意。

同じ仕様で別の事業所のSOG制御装置で短絡事故でもGR表示、地絡.短絡同時事故。幸い、過電流ロック蓄勢が働き波及事故は免れた。

これは高圧ケーブル端末の施工不良事例...降雪ない所の工事業者orノーテンキか。


天候最悪当たりクリスマス寒波到来で、バケット車他の通路確保で除雪から始まる。

2022年12月24日 | eつれづれ

クリスマス寒波予想は当たり、40cmは積もったか...現場へは車が入れない。右の埋め戻し用の重機があったので、先ずは除雪から始める。

新旧、切り替え用のハンドホールの穴明け。

耐圧試験後、昨日に装柱し高圧電源もPAS電源側まで供給なった。左は既存柱で明日の工事切替で撤去となる。

既存キュービクル、PAS開放前に低圧動力の検相を個別にて確認。

その後PAS開放して検電、印加電圧無しを確認後、短絡接地取付。

当方の任務は終了し工事業者に後の施工は任せて帰宅...明日は、新設キュービクルの受電開始となる。