eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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台風でパネル流され火災か

2019年09月09日 | eつれづれ






強風の影響か 千葉のメガソーラー発電所で火災
9日午後、千葉県市原市のダム湖にある水上メガソーラーのソーラーパネルが台風の強風で吹き寄せられ何らかのきっかけで火災が発生した。
市原市の山倉ダムにはおよそ5万枚のソーラーパネルを湖面に浮かべたメガソーラー発電所があるが、映像からは本来、規則正しく並んでいるはずのソーラーパネルが吹き寄せられているように見える。
消防では台風の強風が火災の原因とみているが、消火作業のためにはソーラーバネルへの通電を止める必要があり、消火のめどは立っていない。
また、市原市内ではおよそ6万5000軒が停電しているが関連はわかっていないという。

東電「9日中の全面復旧困難」 最大93万軒停電で
東京電力は9日、台風15号の影響により関東地方などの最大約93万軒で発生した停電について「千葉県南部など台風被害の大きい地域では、9日中の全面復旧は難しい見通し」と明らかにした。
東電によると約10万軒に電力を供給する千葉県君津市の鉄塔2基が倒壊したほか、各地で電柱や電線が損傷したことが停電の原因。
倒木で道路がふさがれ現場に近づけないなどの理由で千葉県と神奈川県の南部、茨城県沿岸部、静岡県東伊豆の各地域では、9日中の全面復旧が困難という。
停電は千葉や静岡、神奈川などの7都県で最大約93万4900軒発生した。

鉄塔倒壊、パネルから火災も=「最強級」の爪痕深く-台風15号
関東上陸では最強級とされる台風15号は、鉄塔や木々をなぎ倒し太陽光発電所で火災を発生させるなど猛威を振るった。
9日、ヘリコプターで千葉県上空を飛ぶと各地に深い爪痕が残っていた。
住宅街などを流れる河川の水は茶色く濁り、水位を増して荒々しく波を打っていた。
田畑に並ぶビニールハウスは破れ、倉庫らしき建物の周りには箱のような物が散乱。
山間部では強風になぎ倒されるように木々が折れるなど、記録的な暴風の激しさを物語っていた。
千葉県君津市では電線をつなぐ鉄塔2基が倒壊。
強い風圧で根元から折れたとみられ、地上近くまで垂れ下がった電線の下を多くの車両が通行していた。
同県市原市ではゴルフ練習場を囲む3辺の緑色のネットの1辺が倒れ10戸ほどの家に広範囲に覆いかぶさっていた。
巨大な支柱約10本が家屋の屋根にめり込み、瓦がバラバラに崩れていた。
国内最大の水上メガソーラーがある同市内の山倉ダムでは湖面に大量に整然と敷き詰められていた太陽光パネルが強風でバラバラにめくれあがり、無残な姿をさらしていた。
消防によると吹き寄せられたパネルから火災が発生し数十枚以上が延焼。
一時、黒煙も激しく立ち上ったといい、同日午後になっても消火活動が続いた。


湖上にある太陽光発電パネルか...コリャー全滅、もう使いものにならない?。
ヘタに湖に入れば感電するし、そのまま放っておくしか無いだろう。
太陽光発電パネル自体、大きなバッテリーバンクでも有り、夜のパネル発電停止を待つ何れにしても闇の中ボートで向かうのか。
自然に優しい触れ込みの自然エネルギー発電も自然にしっぺ返しではこれも甘くないリスクがある様だ。
専門家も湖上に設置、海と異なり波など立たない、おとなしくしている?と思ったか。
そんなこんなで太陽光発電など針金電気ヤはトント受託しない...これが正解。


人材不足の対応、急がなくては

2019年09月09日 | eつれづれ
電気保安人材の確保へ、きょうWG初会合/経産省
経済産業省は電気保安に関する人材確保や技術の維持・向上を目指した詳細検討を始める。
今後は電気設備の数が増える一方で将来的には保安人材が不足する見通し。
現状の保安水準を満たしつつ、人材をどう維持していくかが鍵になる。
このため、電気保安業界への入職促進につながる方策や、既存の電気主任技術者の技能を高める手だてを検討する。
ドローンなどを活用した電気保安の高度化についても具体化を図る。
11月にも方向性を示す。
きょう9日に「電気保安人材・技術ワーキンググループ(WG)」の初会合を開き、検討に着手する。
座長には渡邉信公・関東職業能力開発大学校校長が就き、この他8人の委員で構成する。
11月には取りまとめを行い、年内をめどに親会議である電力安全小委員会に報告する予定だ。

現在の電気保安も色々な業種の管理となるので多岐に渡る。
一般的な高圧事業所の受電設備は特に何も難しい所など無いが...手間暇かかる、各種ある自然エネルギー発電管理、ほか重要設備云々、我々と異なり、どんな設備の管理もNGは出来ない保安協会さんは大変だ。
所詮、定年後の第二の職場的感覚で社会貢献、経験だけのジジィ多数が現実なのか。
御大80才まで保安管理やり8年経過した...暫くぶりで電話したら定年なって実家へ戻った息子さんが出て、もう昔の事は判らず認知症となった話、8年前に合ったのが最後となった...残念、やっぱり思いついた時に直ぐ行動しなければと悔やむ。
これ、檀家まわりも無くなり張り合い無く、すること無く家でボーと過ごしていた結果なのか!。
かといって現役で死ぬまでヨタヨタと、やるのも事業所側がハタ迷惑となる。
オリンピック近づき、波及事故で会場の停電発生など御法度、既にまじめに電力供給、設備の保安管理やってとお上より通達も...。