eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
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今度は通電火災に注意

2019年09月16日 | eつれづれ

停電の次に怖い「通電火災」 復旧前にブレーカーを落として対策を
今回の台風15号の影響で、千葉県を中心とした関東南部の一部地域で停電が続いています。
停電が復旧し自宅や事業所において電気が使用できるようになった際、通電火災のおそれがあるとして、自治体などから注意が呼びかけられています。
通電火災とは
1995年に発生した阪神淡路大震災では、古い耐震基準だった建物の倒壊、室内の家具の転倒に加え火災の被害が目立ちました。
なぜ火災が起きたのか?それは『通電火災』が原因だったと言われます。
大規模な自然災害が発生した際は広範囲で停電が発生する可能性があります。
このときブレーカーを落とさずに外へ避難すると…。
電気が復旧した際に地震で倒れていたり、風雨によって濡れてしまった電気製品が再び作動。
これが火元となって起こるのが通電火災です。
時間差が怖い通電火災
通電火災が怖いのが時間差で発生するため発見が遅れることです。
災害発生とともに出火した場合、人が対応できるのですが避難や外出で無人となっている際に電気が復旧し出火する事が多いのです。
これにより発見、消火が遅れ室内の物に引火。
あっという間に火災が拡大してしまうのです。
停電の次に怖い「通電火災」 復旧前にブレーカーを落として対策を
今のうちに「ブレーカー」を落として元を断つ。
電気が復旧しても通電しないように「ブレーカー」をおとしておけば通電火災は防げます。
ただ、万が一のことを考え避難時は慌てて外に出る前に「ブレーカー」をチェックするということをこころがけてください。
また、電線が切れて垂れ下がっていたり、垂れ下がった電線から火花が発生していたりする場合もあります。
発見した場合は、絶対に近づかないようにしてください。

断水、停電、猛暑に続き今度は大雨なのか...もう、どうすることも出来ない。
シート張りも転落事故多い報道だったが雨では危険で屋根にも上がれない。
室内も雨でぐしゃぐしゃだろう悲惨だ。


CVT38sq高圧ケーブル100mにして3本一括の交流耐圧試験仮version4

2019年09月16日 | eつれづれ


長さを100mにして3本一括の交流耐圧試験時は耐圧トランス容量オーバーするのでリアクトル1台を追加する。
Lリアクトル電流で相殺されるのでコンセント電流負担は軽微となる事が判る。
このリアクトル組合せで逆に1本で交流耐圧試験した場合には進み電流13.2Aが流れ負担がかかり意味がないことになる。








高圧ケーブル交流耐圧試験version3

2019年09月16日 | eつれづれ






CVT38sq高圧ケーブルの交流耐圧試験は三本一括でトランス容量ギリギリで可能。
この時の1次側コンセント電流は約15A必要となり16Aインバータ発電機が必要となる。
メーカーグラフの三本一括時の電流は1m当たり2.04Aで高圧ケーブル長さは70m推定なので70*2.04=142.8mAとなり試験器メーター読み、データロガー(144mA)と一致している。

二次側充電電流データロガーグラフ画像、他に一次側励磁電流と印加電圧10,350V.10分間グラフがある。